第六話
第六話です。また駄文です。後半は大輝の野望【もしくは欲望】が書かれています!
木宮朔はその後クラスに戻って来なかった心達は朔は早退をしてしまったと思った。そして時が経ち放課後の屋上にて。
「で、結局総長候補の木宮があれから途中早退しちまったけど、どうするんだ?これから?」
髪がオレンジ色で顔立ちが普通の男である……が彼は”少しだけ”性癖が大問題の男である。大輝と同じ1−Aの生徒である。
彼の名は西南秀である
「……ん〜そうじゃな。朔が来るまでわしらの仲間集めとの領土を広げるかのぅ。そして朔に献上してやるぜよ!!」
「おっ!!良いねぇ!?俺様の筋肉が唸るぜっ!!」
心の発言に己の右腕の膨れ上がった上腕二頭筋を皆に見せているのは勝川達幸である。
「しかし中岡君、勝川君貴方達はこの天王寺学園の今の現状を知っていますか?無意味に他のチームに喧嘩を仕掛けたら痛いめに合いますよ?」
心に話しかけた人物の外見は眼鏡をかけ、さらさらヘアーの顔は例えるなら芸能界の美形の持ち主達と同じぐらいかもしくはそれ以上の美形の持ち主である。
”遊馬と言う男の本名は中城【なかじょう】遊馬
しかし彼の性癖はバイセクシャル【両性愛】である。
「………んだな」
余り喋らず言葉口調は福島弁を話す”繁”と言う男の外見は濃紺の髪で短めの髪で眼鏡をかけていて、顔の容姿は整っているが、彼は余りにも無表情で一見さんから見れば怖い人物と思われるが、性格は優しい男である。
本名は竹中繁である。
「ん?それなら今、巧がこの学園のチームの情報を集めている所……ん?あり?そう言えば大輝は?秀おんし知らんか?」
「いや知らないぞ。」
「あれ?あいつ確か六時間目の終わった途端にどっかに行ったぞ?」
達幸がふと大輝の授業後の行動を思いだした。
「なんじゃと!!まさか放課後ここ【屋上】に集合と言い出しっぺのあいつ帰ったのかが!!あの野郎!!」
心は屋上に集合と言っていた張本人の大輝が来ない為に怒っていた。
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一方その頃大輝は天王寺学園の一階のとある教室にて
「オラッ!!」
「グボッ!!」
「佐々木!!てめぇ!!俺達にこんな事をしてただでー」
「喧しいわ!!」
「ギャアァァ!!」
とある教室にいた不良8人を潰していた。
「フゥ〜〜ゴミ掃除完了や!!……しかしまぁ教室汚いなぁ。」
大輝の顔には不良達の血が付着していたが大輝はそんなもん気にしていなかった。大輝は一旦教室を見回した。エロ本や食べ物容器や煙草の吸い殻の等ゴミ等があった。
「こりゃ一回掃除しなければいかんわ。……俺達のチームの拠点の教室とそして”日本史研究会”の集会場所にするんや!!そして顧問は、心の担任の金髪のべっぴんさんになって欲しいなぁ。そして金髪のべっぴんさんと出来れば二人きりであんな事やこんな事をクックククク。……おっと笑っている場合やないわ。屋上にいる心達に電話しとこ。……でも心なんか切れているような気がするわなんとなく。」
大輝は己の野望?を独り言を言っていい。屋上にいる心達に電話を掛けようとしていた。
”野上大輝”
幼い頃から中岡心とは友でもあり悪友でもある。中岡心が率いていた死国愚連旅団の初代副総長であまり凶暴さに付いたあだ名が”南海の虎”と言われていた。
しかし中学三年なる前に親の意図によりスペインのマルガにあるジュニアハイスクールに留学をした。
たった一年留学だったがスペインの悪童やその筋の方々から一目を置かれる存在になっていた。
皆は大輝の事をこう呼んでいた。
depredador【略奪者】
と呼ばれていた。しかし大輝は心や大輝を知っている連中は皆こう呼ばれている。
”ご婦人方から人気がある顔なのに性格がスケベで女好きな野郎”
であると。
余談が二つある。
一つは先程大輝が潰した8人の不良達は三年の不良チームのレッドスネークの傘下のあたる不良達である。ちなみに大輝が潰した不良達は……全員が最高でも骨の一本か二本程が入った程度ある。
二つめは、大輝が言っていた日本史研究会は設立の件のはを学園に申請していないのである。