隣の席の女の子とメールと朝
俺が家に着いて夕ご飯を食べ終わった頃、心琴ちゃんから連絡が来た。
「今日はたくさん話聞いてくれてありがとー!!!マジで感謝!!途中で泣いちゃったときも、優しく聞いてくれて嬉しかった!!後いちごくれて嬉しかった!!ゆーくんいい人だね!明日は7時に私の家の前で大丈夫かな、、?学校行く途中の道だし!改めて、今日はありがとう。明日もよろしくお願いしてくれたら嬉しいです!」
ぐっっっいい子すぎるよ心琴ちゃん!!
秒で返信した。
「こちらこそありがとう。明日朝了解です。おやすみなさい。」
心琴ちゃんから「おやすみ」と可愛らしい熊のスタンプが送られてくる。心琴ちゃんがカバンにつけてるキーホルダーと同じものだ。
このキャラクター好きなのかな、、、
―――――
翌朝
「おはよーゆーくん!朝早いね〜どれくらい待った?」
「ちょうど今来たところ。」
「絶対嘘だ!でもそう言うことにしといてあげる。ありがと!」
今日も可愛い。
「そういえば、今まで秋山くんと朝一緒に来てなかったっけ?」
「そうなの、今まで日向と来てたんだけどね。昨日の朝ね、“今日から紅葉と登校するからごめん”ってさ。私は用済みってこと?あはははー」
闇心琴ちゃんだ、、、
「俺は心琴ちゃんと行きたかったし。心琴ちゃんには悪いけど嬉しいよ?」
攻めすぎたかこれはっっ、、、
「なんて嬉しいこと言ってくれるのっっ、、きゅんっっ、、、でももうそう言う冗談は辞めてよ〜そういうのって好きな子にいうものだよ。」
その好きな人があなたなんですけどね、、
「そういえば、ゆーくんってなんの部活入ってるんだっけ?帰宅部?」
「ううん。俺は園芸部だよ。屋上の花壇とかのお世話するやつ。」
「園芸部かー!あれだよね!確か校門とかの花も園芸部だよね!いつも通るたび綺麗だなーって思うんだよね〜!」
「ありがとう。でも今二人しか部員いないんだ。だか
らそんなに花帰られてないんだけどそう言ってもらえて嬉しいよ。前は結構部員いたんだけどねー」
「そっか〜高三卒部しちゃったもんね。うちの部活も超人減った。てか、園芸部って兼部ってしていいの?」
「先輩も兼部してるしいいと思うよ。」
「え〜じゃあ私入部しちゃおうかな〜」
「心琴ちゃんは確か吹奏楽部だっけ?」
「そうだよー!クラリネット吹いてます。そうちえばゆーくんいつもコンサート来てくれてるよね。ありがとう。」
「いや別に、、、音楽好きだし。」
本当は心琴ちゃん見にいってるだけだけど。
「そうなの!?一緒じゃん!今日も部活ないし、放課後入部届出しに行くから待っててね!だから帰らないで待っててね。」
「わかった。ありがとう。」
「いやーにしてもゆーくんと話してるとあっという間だなぁ〜、、、」
「本当にそれ。ずっと話したいなって思ってたから昨日話しかけてよかった。」
「なにそれ。嬉しい〜」
「1時間目なんだっけ?」
「確か数学」
「数学か、、苦手なんだよね」
「お?心琴先生が教えてあげようか?全然得意でもなんでもないけど」
「でも絶対俺より成績良いやつじゃん」
「そうかも?」
いつのまにか校門を通り抜け靴箱へ。
「そっかゆーくんの名字“藤田”か」
「それがどうした?」
「いや、今もくじで隣の席だけど、入学した時も隣の席だったじゃん。私夜山だから後ろの方だし。」
「あーそっか」
そういえば、秋山くんとはどうやって仲良くなったんだろう。出席番号とか遠いはずなのに。




