告白成功?
前回(ep:15)勇者が何者かに攫われたことにより魔王軍の部隊を使い捜索することにしたレヴェル
しかしなんやかんやで魔王軍偵察部隊隊長のリネイトに告白される事となりフラグを建てた覚えのないレヴェルは驚愕と困惑
そして急展開が起きたことにより皆は硬直していた
その中にレヴェルとリネイトのBLを楽しみな者もちらほら居た
しかしレヴェルは過去の出来事により誰かと付き合うなんて事はしたく無かった
そして『あれ?これ異世界物の定番の一つ、ハーレムという物が出来てしまうのではないのか?』という不安も出てきた
そしてこの事態を引き起こした一つの原因、魔王は焦っていた.......事はなくリネイトが成長して大人の階段を一つ登るのを見守っていた
さて!レヴェルはここからどういうイチャイチャ展開をするのだろうか!(BL要素が含まれているので避けられない事を承知済み)
(さーてと)
(結局前回の展開の対策思い付かなかった)
(あれ?)
(今まで面倒くさかったのか分からないけど小説とかで人物の心理描写とかに使われるカッコが使われてる!)
(そういえば心理描写で思い出したけど戦闘シーンでキャラの考えてる事を色々言ってる時の戦闘って思考を発言してる方が結構な確率で負けるんだよな)
(アニメとか見てる時考えてる事分かったらいつも『あぁ.....こいつ負けるな』ってなるからネタバレ食らった気分になるんだよな)
(まぁ相手が初めて戦う強敵感溢れる敵だったり戦闘途中で進化しても結果とか大体分かるんだけど)
(どうせなら両方が同じタイミングで進化とかしたら結構白熱するから良さそうなんだけど)
(レヴェル、今お主の脳内に話しかけておる)
(神さん!)
(簡潔に言おう)
(頼むから早く物語進めてくれ)
(あらすじとお主の脳内思考だけでこの話終わらせる訳には行かないんじゃ)
(おそらくこの後の展開待ち侘びてる人も居るだろうし)
(ただでさえ前回の物語から1ヶ月以上期間空いてるんじゃ)
(そうだった!)
「えーと」
「リネイト、一つ聞いていいか?」
「なんでもどうぞ!」
「今まで恋愛した事は?」
「無いです」
「誰かを好きになったことは?」
「多分無いです」
「今までプライベートを過ごした事は?」
「無いです」
「最初は自分の好きなようにプライベートを過ごすよう言われましたが色んな事を学習してもこれといった興味が湧かなかったので特にプライベートと言ったような事はしてないです」
「学習した事はあっても経験をした事は?」
「戦闘方法や追跡手段等の経験以外は特に無いです」
「リネイト」
「色んな事を経験をしてまた告白の事を考えてほしい」
「と言いますと?」
「例えば魔王軍として行動せず1人の人として何処かに行って色んな事を経験したりする事」
「リネイトが俺に告白してくれた事はおかしいことでは無い」
「だけど恋愛の事を詳しく知らずにその場の判断で決めるのは損するかも知れないからそうしてほしい」
「では沢山の事を経験してその時にまた告白してほしいと!」
「いや、その時になったらまた気分が変わったりして.....」
「つまりこれは花嫁修業というやつですね!」
「待ってなんか根本的に間違ってる気がする!」
「恋人という関係を飛び越えて恋人以上に愛し合う2人の関係になりたいんですね!」
「待ってちがっ....」
「そうとなれば今から色んな事を学び第3魔星.....いや、あなたに相応しい花嫁になって来ます!」
「え?」
「待って、なんかよく見た事ある時すでに遅しって展開になるんじゃ......」
「よく分かりませんが体の中にドキドキとした鼓動が止まりません!」
「ですがあなたの愛する人になるのであればこれくらいどうって事ないです!」
「ならすぐにあなたに似合う人になるので待っていてください!」
「えっと....こういう時はこれをいえばいいんですよね?」
「先にベットで待っていてくださいね、あなた♡」
「では魔王様!分からないことだらけなので花嫁修業を手伝ってください!」
「......あ、え?」
「ん?」
「花嫁?」
するとリネイトは魔王の手を掴み爆速で走っていった
「色々ツッコミたい事だらけだけどとりあえず」
「リネイトの成長手伝うとはいえまだ早すぎる学習までさせやがったな魔王のやつ」
「あの......」
「えーと、どちら様?」
「あっ、えっと......自己紹介が遅れました」
「あの.....えっと、わ、わたしは第1魔星のアンティーエといいます」
「あぁこんちわ」
「あの....おっ、お名前をきっ.....きいても?」
「レヴェルです」
「新しく第3魔星になった新人です」
「........」
「........」
(気まずっ)
「あっ......えっと」
「すきでふ」
「.......ん?」
「.......」
「.......」
「あの......多分誰かと間違えてますよ」
「あっ...あってると......おもい...ます」
「えっと.....まえにまちであいましたよね?」
「町?」
「確かに勇者達と宿屋で休むために町には居ましたけど」
「会ったことありましたっけ?」
「えっと....」
「いわゆる...ひっ..一目惚れというもので」
「まちにいた時っ.....おなっ...お腹がすいて倒れてっ...た時にたすけっ.....助けてくれましたよね?」
(そんなことあったかな?)
※実はレヴェルは根はいい人だがその影響で無意識に人助けをした事が何度もあった、しかし無意識なので礼を言われてもなんの事なのか思い出すという事自体不可能なのだ
「そっ....その優しい顔とひっ...ひとっ.....人を安心させる声でっ...わかりっ..ました」
「ほんとに知らないんだけどな」
「あのっ...」
「それっ....で、へんじっ....きいてもいぃ..ですか?」
「即答はできない....けれども」
「だけど嬉しい気持ちはありますし、その気持ちを考えて友達からでも?」
「っ!」
「はいっ..」
「ぜったいにすきにさせてみせますっ!」
(手助けってマジでいつの事だろ?)




