休憩
「でも勇者を探すと言っても大した手がかりなんて無いから流石に厳しいな」
「......もしかしたらアレならば!」
すると魔王が何かを思い出し消えて行った
「急にどうしたんだろ?」
すると何かを確信したように無名の隊長が言った
「よく分かりませんが何か手立てがあるのかもしれません」
「......まず君の事なんて呼べば良いの?」
「無名ですので」
「.....そうだけどさぁ」
「ならば無名の隊長とでも...」
「名前じゃ無いじゃん」
「無名ですので」
「.....そうだけどさぁ」
10分後...
「なんか手間取ってんのかな?」
「探し物ですかね?」
「そういえば図書館ってある?」
「ありますよ」
「なら魔王ってよく図書館って行くの?」
「魔王様は図書館の管理人なのでよくいらっしゃいますし、なんなら何処になんの本があるかは完璧に熟知しています」
「じゃあ図書館じゃないか」
「なら物置みたいな所ってある?」
「確か地下5階にあまり使われない物専用の物置があります」
「清掃員が週に1度清掃してます」
「あとよく使う物を置いてある物置もあるんですがそっちも魔王様が管理しています」
「ならあまり使われてない物がある方の倉庫の管理は?」
「あまり使わない物が少ないので整理整頓はされて清掃だけしています」
「仮にそこに行ったとしても探し物に10分は掛からないはずです」
20分後......
「長くない?」
「トランプでもします?」
「心配はしないのね」
「まぁ......」
「トランプ嫌ならUNOします?」
「心配しないのね......」
30分後
「はいUNO〜!」
「それを待っていたんですよ!」
「+4!」
「次は2部隊隊長」
「マジかよ!?」
「からの+4!」
「次1隊長か」
「せめてお前も1部隊隊長って言えよ」
「からの+4!」
「次3隊長」
「お前も言ってるじゃねーか」
「&+4!」
「ウソダドンドコドーン!」
「UNOしたばっかなのに16枚追加かよ!」
「見ましたか!偵察部隊による連携技!」
「悪質過ぎるって!」
1時間後.....
「そろそろ心配しない?」
「次3魔星様ですよ」
「えーと、6マス進む」
「1、2、3....」
「えーと、大食いチャレンジに成功した、100000貰う」
「嬉しいけど体重気になるやつじゃん」
「さっきから変に運が良いですね」
「イカサマしてます?」
「ただ運がいいだけとは思わないのね」
「元偵察部隊の隊長は第4魔星様と遊ぶんですけど、ある日隊長に誘われて一緒にやったらあの人勝つ為によくイカサマしてるんですよ」
「いや、人生ゲームでどうやってイカサマするのさ」
「どうやってやってるのかは分からないんですけどルーレットがずっと第4魔星様の思った通りの数字が出るんですよ」
「イカサマする人じゃ無いんですけどね」
「やっぱり偵察部隊全員で第4魔星様の事を裏で美魔女(笑)って呼んでることバレたんですかね?」
「なんちゅうことしてんねん」
「一瞬でもリーヴェンって卑怯者だなって思った自分が恥ずかしいわ」
「だって前の訓練の時に5時間訓練の後、偵察部隊全員を訓練所で立って待機させたまま5時間放置されたんですもん」
「途中で第7魔星様が気づいてやっと休めれたんですから」
「その後謝罪も無かったんですよ?」
「自業自得だな」
さらに30分後.....
「遅れて申し訳ございません」
「無名がトランプとか持ってきてくれてなきゃ暇してた所だったわ」
「無名?」
「偵察部隊隊長って名前無いからとりあえず無名って呼んでるの」
「あぁ......」
「その事ですか」
すると魔王がレヴェルに近づいて小声で言った
「リネイトはここ最近厨二病になっているんです」
「えっ!?」
「名前あったの!?」
レヴェルが皆に聞こえる大きな声で驚いた
「ちょっ!?」
「魔王様!」
「...申し訳ない......」
するとリネイトも大きな声で言った
「魔王様いつも物の管理はちゃんとする様にって言ってましたけど、この前図書館の鍵無くしたから気づかれないようにドアをわざと壊して新しいドアをつけてもらう時鍵穴も別の形にしてもらって新しい鍵貰って何とかしてましたよね」
今度は魔王が大声で言った
「...!!!」
「そういえばさっき相談された第3魔星様に恋心を抱いてる件ってどうなりましたかね?」
「少ししか時間は経っていませんがかなり距離を縮められたんじゃないんですかね?」
すると皆が驚愕の表情でリネイトを見た
その中でもレヴェルが1番驚いているのは言わずもがな
するとリネイトが言った
「その恋心とかはよく分かりませんが」
「その......」
「今言えるのは第3魔星様の事が好きです」
するとまさかこのタイミングで告白するとは思ってなかった魔王が戸惑い始めた
しかしそれは皆も同じ様だ
...ちょっと待てよ?
............
ダメだ
考えてもよく分からん
何があったら俺の事を好きになるんだ?
なんか言ったっけ?
そういうフラグは立ててないはずだったけど
そもそもそういう展開この作品にあるわけ...
コンニ〜チワ
ダレダオマエハッ!?
チョットシカ出演シナイカラ、ソコドウデモエエネン
マァ、ナニガ言イタイカトイウトデスネ
アリマースヨ
えっ?
チョット言ッチャッテイイノカワカランケド
コノ作品、BLヨウソアリマースヨ
マジすか?
マジッス
ナノデ好キナダケ、イチャラブシチャッテクダサーイ
トイウカ、シナサーイ
タブン、モトメテル人イルカモナーノデ
ソレデハ、サイナラバイナラ
なんだったんだよ今の
てか独り身になるのが夢なのに...
このままだとアニメによくあるハーレムってやつが俺にも出来ちまうじゃねーか
それは嫌じゃ!
なんでまた自らあんな目に合わねぇと......
いや、流石に....
.........とにかく!
この状況を何とかしないと
とりあえずさっき恋心がよく分からんとか言ってたな
でも好きって言ってるから告白をしてるってのは自覚してる訳か?
「ひとつ聞くけど自分がなに言ってるとかは理解してる?」
「っ!?」
「確かに...」
「立場からして釣り合わないのは理解しています」
「あっ、違っ...」
「そうじゃなくっ...」
「でも!」
「このまま言えないのは嫌です」
「なので今、告白をっ,..」
......
なぁ〜にぃ〜!?
やっちまったなぁ!?




