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新ヒロイン?

「では、テレポートさせていただきます」


すると瞬く間に会議室から訓練している部隊が色々な武器や装備が訓練所の様な場所に置いている場所で練習していたり、軍隊が使用する兵士運送用のトラックや色々な武装を取り付けているバイクが置いてりたりする広々とした場所に瞬間移動した


「おぉ......」

「この世界にもバイクとかの乗り物あるのか」


レヴェルが驚いてる瞬間、いつの間にか大人数の黒いフードを被った偵察部隊らしき人達が目の前に現れた


「第1偵察部隊、只今到着しました」


すると少し遅れて残りの2部隊が現れた


「第2偵察部隊部隊」


「及び第3偵察部隊、只今到着しました」


すると魔王がもう1人を連れて現れた


「いきなり申し訳ございません」

「ひとつお伝えしなければならない事がございます」


「急だね、どうしたの?」


「偵察部隊副隊長は連絡が取れませんでした」

「しかし偵察部隊隊長から参加の希望がございましたので隊長でも宜しいでしょうか?」


するとそこにはかつて......というほど昔では無いがレヴェルが初めて魔王軍の部隊に出会った相手である偵察部隊3番隊の無名の隊長が居た


「別にいいけど.....」

「でもその人確か偵察部隊3番隊隊長じゃなかったっけ?」


「ご存知だったのですね」

「確かに偵察部隊3番隊隊長でしたが前の昇格試験で実力が認められ正式に今日から3番隊隊長から偵察部隊隊長になったのです」


「そりゃ凄いや」

「なら元の偵察部隊3番隊隊長は?」


「第13魔星様直々の訓練で偵察部隊より戦闘部隊の方が適性があると言う結果になりました」

「なので偵察部隊3番隊隊長の出世の件があるので偵察部隊元隊長も今日から正式に戦闘部隊3番隊副隊長に任命されました」


「今思ったけど魔王軍空席多いな」

「第3魔星や戦闘部隊3番隊副隊長だったり」


「稀に想定外のタイミングで敵軍が攻めてきたりしたのでそれぞれの部隊に被害もございます」


「つまり戦闘部隊3番隊副隊長も被害者の1人って訳ね」


「はい」

「なので被害者を減らす為に2ヶ月前から第13魔星様から第7魔星様達による各部隊の訓練が行われました」


「魔王軍も苦労してんだね」

「まぁ話を戻して」

「話をまとめると偵察部隊は第1から第3部隊まで居て、偵察部隊副隊長に代わって新しく配属された偵察部隊隊長が付き添ってくる事で良い?」


「はい」

「ですが戦闘部隊を連れずに偵察部隊だけで宜しいのですか?」


すると今まで黙っていた偵察部隊隊長が言った


「魔王様、偵察部隊ではありますが戦闘能力は申し分無いはずです」


「魔王が気にしてるのはそこじゃない」

「言って無かったけど今回皆に任せるのは勇者の捜索」


それを聞いても皆は驚かなかった

普通は敵である筈の勇者を魔王軍が捜索するなんておかしいはずだ

だがそれもそのはず魔王軍はこれと言って人類に害を与えた事は無かったのだ

それゆえ歴代勇者も敵対する事は無かった

なので魔王軍からすれば勇者という存在は勇者の称号を持つ者でしかないのだ

なので今回の勇者の捜索はただの人探しに過ぎない

だが魔王軍は敵と認識している人や王国もあるのだ

しかし魔王軍に攻撃を仕掛けたり、魔王軍に悪印象を持つ人がいても全ての人が敵と認識する事は魔王軍は一度も無かった

それによって今まで王国と魔王軍による攻防があっても大きな戦争は無かったのだ(まぁ王国と魔王軍の攻防もかなり大きな戦争だと思う人も居ると思うが...)


「宿屋で勇者が魔王軍の第1魔法部隊副隊長に攫われた」

「だけど魔王軍に関連が無いということはさっき聞いた」

「つまり別の組織の奴が第1魔法部隊副隊長に成りすまして勇者をさらったって訳」

「だから別の組織が絡んでるのがわかっても敵組織の事は何も分からない」

「もしかしたら偵察部隊でも太刀打ち出来ない奴がいるかもしれないから戦闘部隊も連れた方が良いと思ったから聞いたって事でしょ?」


「はい」

「例え第3魔星様がご同行するとしても偵察部隊3部隊の人数は75名」

「魔王軍を敵に回す事ができるという事はかなり大きな組織の可能性がありますので第3魔星様だけでは敵の対処が厄介かと思いまして」


するとレヴェルが聞いた


「リーヴェンに魔王軍の構成員の事は聞いたけど戦闘部隊や偵察部隊にも第1とか第2とかあるけどそれをまとめる人とかっているの?」


「はい」

「第4魔星様はいつもおひとりで行動しているので各部隊とはあまり関わっておらずご存知無いと思います」

「まず各部隊をまとめる隊長、副隊長がいます」

「そして各部隊に所属しているそれぞれ1部隊をまとめる隊長、副隊長もいます」

「部隊と言うほどなので各部隊の1部隊の人数は約25名います」


魔王が部隊の説明をしている最中、偵察部隊隊長は自らの異変について考えていた


クッ......何故だ?何故か第3魔星様の事を考えると変な感じになってしまう

今までこんな事は無かった

確かこの身体の構造は人間をベースに作られた

であれば人間と同じ異変が起きたりするのか?

しかし普通の人間と違って自分は作られた

ならば生物とは言えな......

いや...そもそも考えていること自体がおかしかったのか!

俺は生物では無いと思っていたがそれは自分が作られたから自分は機械と同じだと思っていた

しかし自分が人間ならば今までの異変の辻褄が合う!

しかし普通の人間とは生まれ方が違う

なら結局人間でも無いのでは?

人間でも無いなら生物でも無い事なのでは?

.........いや、確か書庫に人体錬成に関する本があったはずだ...

あまり気にして無かったが人体錬成ということは人間を生成するという事か?

あの本を元に俺は作られたのか?

しかし俺が人間だとしたらこの異変はなんだ?......

もしかして病気か?

しかし病気だとしてもなんの病気だ?

書庫で病気の詳細が書かれている本を読んだがこの異変に一致する病気はこれといって無いな


すると無名の隊長は小声で魔王に聞いた


「ひとつお聞きして良いでしょうか?」


「なんですか?」


「第3魔星様の事を考えると変な感じになるのですがこれと言って一致する病気は無いのですが何かご存知でしょうか?」


すると魔王が少し考えた後こういった


「もしかするとそれは恋と言うものかも知れませんね」


「恋?」


「少々驚きですがまぁ誰に恋をするというのは自由ですから」

「ちなみに病気では無いので安心してください」


「であれば恋とは何なのですか?」


「まぁこの任務が終われば書庫で調べれば良いでしょう」

「とにかく、応援していますよ」


「はい......?」


恋と言うものがよく分からないが病気では無い、そして応援されると言うのはよく分からないな

しかしどういうものか理解出来ないままなのはなんだかムズムズするな



色々考えてるが内容が内容なのでまさかのタイミングとまさかの人物のヒロイン?が登場したのでかなり驚きを隠せない

by 新ナレーター

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