プロローグ1
皆さんどうもこんにちは。このたび新たな小説を気まぐれで書こうと思い、連載を始めました。
一週間に1回ほどのペースで投稿するのでよろしくお願いします。
俺は今、豪華で広い部屋に1人で佇んでいる。
広い部屋に置いてある豪華な椅子を見るにここは王の間?だと思われる。天井を見ると大穴が空いており、空が見えている。足元には人間とは思えない禍々しい格好の化け物が倒れていた。
どうしてこうなった。それを説明するには、時間を遡る必要があるだろう。
俺の名前は西条琉依どこにでもいる普通の高校生だ。ある日俺は何事もなく家に帰る予定だった。辺りは暗く、俺は急ぎ目に帰っていた。
横断歩道に差し掛かった時、それは起きた。ふと俺の体が光に照らされた。光の方を見るとトラックが迫って来ていた。運転手は居眠りしているようだ。もう避けられない「ここで死ぬのか。もう少し生きたかったな。」そう思った瞬間俺の意識は暗転した。
目が覚めるとそこは何も無い空間だった。そこに1人こちらを見ている老人がいた。老人は「やあおはよう」そう言ってきた。「誰だ」俺は老人に聞いた。
「ワシは世界の管理者 神様じゃよ」
「は?」
俺は耳を疑った。
「信じておらぬようじゃがほんとじゃ。主は死んだのじゃ」
ああそうか。あれは夢なんかじゃなかったのか。
それで俺になんのようだ?
「主にはこれから異世界に行ってもらう。なに、たまたま主が当たっただけじゃ。まあ、チートとかは基本ないがある程度は強いはずじゃ」
「俺みたいな普通のやつが行っていいのか?」
「誰を選んでもよっぽど狂人でなければ大丈夫じゃよ。ここは運が良かったと思って二度目の人生を満喫したらどうじゃ?」
「わかった。いいぜ」
「ならよかった。ちなみに向こうは魔法や魔物がいる世界じゃからの気をつけるのじゃよ。」
「ああ、よろしく頼む。」
そう言った瞬間俺の視界は暗転した。
これからよろしくー