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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

バレンタイン

作者: 若桜

バレンタインデーの前日、授業が終わると雅弘は真っ先に教室を飛び出た。

いつも帰りが一緒の豊は卒業式の出し物の練習で帰りが遅くなっているので雅弘には都合が良かった。

そう、明日のバレンタインデーに向けてチョコを作るということに。

しかし、まだ小学2年生の雅弘にはたいしたお菓子作りなど出来やしない。

先日相談された母は息子の気持ちを気遣って簡単に作れて美味しいものを考えた。


「やっぱ、トリュフかしら」

うーんとお菓子作りの本とにらめっこをしていると愛息子が

「とりゅふ?」

と尋ねてきた。

「丸くて柔らかいチョコよ」

「おいし?」

「もちろん。これならまさくんにもすぐにできるよ」

「ほんとう?」

雅弘は瞳をキラキラさせながら嬉しそうに笑った。

「そうとなったらお買い物に行かなきゃね」

「ぼく、一人で行く!」

「うーん、気持ちはわかるんだけど…今日の晩ごはんのお買い物をしなきゃいけないの」

「うん…」

「だから、まさくんは自分の買い物かごにトリュフの材料を入れて、ママは今日の晩ごはんのおかずを買い物かごに入れるから」

「うん…あれ?」

雅弘は母の言おうとしたことがわかったみたいだ。

「ぼく一人でお買い物しているのとおなじ?」

「そうよ。でもお会計はママと一緒よ」

「うん!ね、早くいこ!チョコ売り切れちゃう」

「はいはい。外は寒いからね、あったかくして行こうね」

「うん!」


雅弘がぱたぱたと準備をしている間、母はそっと材料をメモした。


「ママ、これ、手で割って良いの?」

家に着き、材料と本をリビングのテーブルに広げ雅弘は買って来た板チョコの銀紙を剥がしていた。

「そうよ。手で割って、その銀色のボールに入れるのよ」

「うん…」

返事は聞こえてきたが、声は小さかった。

どこかわからないところでもあるのかしら、と台所から息子の様子を覗いてみるとパキパキとチョコレートを真剣に割っている姿が見えた。

「ママ、全部割ったよ」

「えらいわねー。じゃ、チンしましょう」

「うん」

「その間に…このチョコのロールケーキを一口の大きさに切るんだけど…まさくんやってみる?」

「やってみる!」

「包丁を使うから、気をつけるのよ」

「うん」

普段、母が使っているものよりも小さいまな板と果物ナイフをそれぞれ雅弘に渡した。

「あのね、まさくん。包丁を使うときは…」

母の説明に、真剣な眼で雅弘は答えた。

これがもし女の子だったらなぁ…思わず考えてしまった。

まぁお料理できる男の子なんていまどき珍しくも何ともないから良っか。

その方が将来自分は助かるかもしれないし。

そんなことを考えていると電子レンジは「チン」と温め終わったことを教えた。

「まさくーん、チョコあったまったよ」

「うん、あと、もうちょっと…」

「ママ出しておこうか?」

「ううん…良い…あ、終わったー」

まな板の上にはちょっと崩れた一口大の大きさの元ロールケーキがあった。

「お疲れ様。じゃ、このあっためたチョコをスプーンで混ぜてね。で、全体的に溶けたのがわかったらさっき切ったロールケーキを入れて、また混ぜようか」

「これ、混ぜるの?」

これ、元ロールケーキを指して雅弘は聞いた。

「そうよ。それを混ぜたら今度は丸くするの」

「へー…」

「ボールは熱いから火傷しないようにね」

「うん」

そうこうしている内に雅弘はボールの中にあるものを丁寧に丸くし始め、ココアや粉砂糖をそれに付けた。


ちょっと大きいけど、良いかな。

あ、そういえば豊くんは甘いもの苦手だっけ…でも、豊かくんちに行くと豊くんのママは甘いお菓子出してくれたりするから…だいじょうぶだよね。

がんばって、作ってるから…食べてもらいたいな。


「ママ、丸めてお皿に並べたよー?」

「まさくん、早いねー。じゃ、それにラップして、冷蔵庫に冷やしておこうか」

「うん。ね、ラップってどこ?」

「ああ、そうね」

えーっと、と母は電子レンジの上に置いてあったラップを取り、雅弘に渡した。

「ねね、まさくん。ラッピングだけママにやらせてもらえないかな?」

「え…?」

「だって、ママ一つもお手伝いできなかったから…」

雅弘は、ちょっと俯いた。

どうせならさいごまでやってみようかな、という思いがあったから。

でも、ぼくがやるよりもママがしてくれた方がきれいになるんだよな。

お弁当のかざりつけもとてもきれいだし。

「あ、やなら良いのよ。まさくんがやりたいのなら、ママはパパの分だけすれば良いし」

「ううん。ママのかざりつけ、きれいだからやってもいいよ」

「本当に?」

「うん」

「まさくんは優しいのね」

そんなことないよ、と思いながらも照れて笑っていると母は雅弘の頭を優しく撫でてくれた。

「ママ、今日の晩ごはん何?」

「今日はねー…」

雅弘は自分のことで手一杯だったため、母がどんな料理をしているのか全く気付かなかった。



そして、次の日…



朝の集団登校時、雅弘は豊に声をかけられた。

「よ、雅弘。昨日はどうしたんだよ?」

「あ、おはよう、豊くん。昨日はママと一緒に…」

トリュフを作っていたとは言えないし、何て答えようと考えていると

「ふーん、ま、良いよ。おーい、皆揃ったな?じゃ、行くぞー」

豊はそそくさと周りの人たちを並べ先頭を切ってどんどん前に行ってしまった。


あれ、良いのかな…?

豊くん、やっぱり女の子からたくさんもらうからぼくのなんていらないのかな…


雅弘より小さい1年生の向こう側に大きな背中に背負われた古くなったランドセルが揺れている。

雅弘にとって、人一人分のスペースが遠く感じた。

学校に着いて教室に入ってからでも何だかぱっとしなかった。

教室内では学校にチョコを持ってきてはいけないはずなのに甘い匂いが立ち込めていた。


やっぱり豊くんは女の子からたくさんもらっているのかな…

そして、ぼくとはんぶんこしたりするのかな…


一生懸命作った人の気持ちがわかってしまった分、雅弘は辛い気持ちになった。


ぼく、豊くんにあげてもいいよね。

この前の帰り道、ほしいって言ってくれたし。


昼休みの遊び時間、友達にサッカーに誘われたけれど、雅弘はごめんねと断った。

早く帰りたくてしょうがなかった。

帰って母が包んでくれたあれを豊に渡したくてしょうがなかった。

授業中も何度も時計を見ては俯き、時間を見ては心の中で溜息をついた。

そんな雅弘を見てクラスメイトは掃除中に言った。

「何か今日の雅弘ってそわそわしすぎじゃん?何、もしかしてこのあと誰かに呼び出されてるじゃん?」

「そんなことないよっ」

ほうきをギュッと掴みながら雅弘は対抗した。

事実、誰からも呼び出されてるわけじゃないから強気に反発しなくて良い。

なのに、どうしてかキッと相手をにらみつけた。

「そうかー?もしかしていつも一緒の豊兄ちゃんに…」

「おれがどうかしたのか?」

「豊くん!」

あれ、どうしたのと聞く間もなく豊は去ってしまった。

雅弘は目が合ったように思えたがすぐに逸らされてしまった。

「何、お前らケンカしたの?」

「ううん」

クラスメイトに聞かれて、雅弘は首を横に振った。


ケンカなんかしてない。

でも、どうして無視されたのだろう。

ぼく、何かいけないこと、したっけ…


雅弘の中で不安がこみ上げてきた。


もしかして、ぼくからチョコをもらうのいやなのかな。

どうしよう…

今日も一人で帰ろうかな。

豊くん、今日だって卒業式の練習があるだろうし…


帰りのショートホームルームも終わり、各々が校庭に走っていく中雅弘はランドセルを背負い、下駄箱に向った。

もしかして、誰かからチョコもらえてたり…という淡い期待は靴だけの下駄箱を除いた瞬間崩れた。

「ま、ふつうそうだよね」

独り言をこぼし、靴を履いた。

するといつもと違った履き心地になった。

「ん?」

一旦履いた靴を右足だけ抜き、靴の中を見た。

そこには、ノートの切れ端が1枚入っていた。

「なんだろ?」

くしゃくしゃに丸められた紙を広げると…


『もってこいよ。まっているから。』


お手本のようなきれいな字で大きく書かれていた。

「この字って…」

名前は書いていなかったが内容も照らし合わせて考えてみると

「豊くん、だよね」

あたりをキョロキョロ見渡してみるが2年生と6年生の下駄箱は場所が違うので豊の姿はなかった。

それに、この時間だとまだ彼ら6年生は卒業式に向けて歌の練習をしている最中。

ここにいるはずがない。

それでも、待ってくれる豊がいる。

今日のあの冷たい態度はこれをまだ読んでないことへの苛立ちだったのかもしれない。

雅弘はノートの切れ端をコートのポケットに大事にしまった。

早く帰って、母が包んでくれたあれを豊に渡したい。

彼のためなら、たくさん待てる。


2月だけどとってもあつい。

それは、きっと、ぼくが走っているから。

はきだす息がまっしろ。

とってもまっしろ。

豊くんは、ぼくが作ったチョコを、トリュフをもらってくれる。


嬉しい気持ちがこみ上げてきて雅弘は走りながら泣きそうになってしまった。

「ただいまー!」

「おかえり。あら、まさくんお顔が真っ赤よ。あつかった?」

「はっ、はしってかえったか、ら」

途切れ途切れに報告すると母は笑って

「手洗いうがいをしっかりするのよ」

と言った。

「うんっ。あれ…?」

下駄箱の上には今朝はなかった紙袋が置いてあった。

「ママ、これ?」

「そうよ。豊くんにあげるトリュフが入っているのよ」

紙袋の中には薄いオレンジ色の紙で包まれた小さな箱に黄色いリボンが華やかな形で結ばれていた。

「ママ、きれいだね」

「ふふ、そう?良かった。まさくん、そのまま行くの?」

「あ…」

家には上がらずランドセルを背負ったまま紙袋を持ったまま雅弘はどうしよう、と袋の中身を見た。

「ランドセルを置いて、鐘がなる頃には帰ってくるのよ?」

「う、うん…」

母はしょうがないわね、と言わんばかりの声で雅弘に早い帰宅を促した。

「行ってらっしゃい」

「うん、行ってきます」

半ば母に強制的に外に追い出されてしまった雅弘は紙袋を持っていつも豊と遊ぶ公園へ向った。


「まっていろ」って紙には書いてあったけど、豊くんのほうがおそいと思うだけどな…

いるかな…

いますように。


祈るように雅弘は紙袋を抱え公園へ入った。

そこにはすでに豊が来ていた。

ランドセルを背負ったまま。

ということはまだ帰っていないのだろうか、それにしても去年は抱えるように持っていたチョコレートの山はないし…どこに置いてきたんだろう、と雅弘の頭の中はごちゃごちゃになった。

「よう」

「ゆ、豊くん」

もらったチョコはどうしたの、練習はどうしたの……

聞きたいことは一杯あった。

でも声がうまく言いたいことを言ってくれない。

「あ、の…」

「それ?」

「え?」

「くれるやつ?」

それ、と指差された持っていた紙袋。

「そう!」

思わず、両手で差し出してしまった。

「ふーん、きれいじゃん」

中を覗きながら豊は言った。

「あ、それはママが…」

「開けても良い?」

「う、うん…」

見た目はきれい、だが、中身は全て雅弘が作った。

そっちの方は褒めてくれるだろうか、何か、言ってくれるだろうか。

そればっかり気になって仕方なかった。

気付けば豊は座ってラッピングを丁寧に剥がしていた。

雅弘は座っても良いのだろうか悩んでそのまま突っ立っていた。


どうか、どうか…


「うまそうじゃん」

「そうか、な…?でも、味は…」

「お前も手伝ったんだろ?もっと自信持てって」

「うん…」

そうしたいのは山々なのだが、どうしても気になって俯いてしまい豊がトリュフを食べている姿を見られなかった。


「うまいよ」


「え、そう…?良いんだよ、うそつかなくても」

「何でおまえにうそつかなきゃいけないんだよ」

「あまくない?だいじょぶ?」

「平気。それよりもさ、雅弘も食ってみろよ」

「ぼくは良いよ」


だってそれは豊くんのために作ったものなのだから。


「ぼくは…豊くんが他の女の子にもらったチョコ、食べるよ」

作ってくれた女の子には悪いと思いながら毎年自分がしていることを言った。

「んなもんないよ」

「ない?」

ありえない返事に雅弘は聞き返してしまった。

うん、と言いながら豊は指についたチョコをペロリとなめた。

「お前も座れって」

促されて、雅弘はベンチに腰掛けた。

「この前さ、お前がくれるって言ってくれたじゃん」

「うん」

帰り道、二人で歩きながらバレンタインデーのことを話していた。

彼は毎年のようにたくさんもらっているので今年も同じことだろうと思っていた。

だから、雅弘は…

「だから、おれ、他の女子からもらうの断った」

「ええ!?なんで…」

「何でって、お前が作ってくれるって言うから」

「え、だって、もう豊くん卒業しちゃうからって女の子たち豊くんにどんなチョコ渡そうか話してたのに」

「でも、それはおれには関係ないし。今年は雅弘からもらえたらそれで良いやって思ったから」

「…」


そんな、そんな…

良かったのかな…

でも、地元の中学に行く豊くんは来年もしかしたら…


「雅弘?」


中学校のあとにはこうこうがあって…そのあとはわからないや。

でも、ぼくはまだ小学生。

中学生になったらいま以上に豊くんはいそがしくなっちゃってぼくにかまってくれないかもしれない。

遊んでくれないかもしれない。

もしかして、パパにとってのママのような人ができてお付き合いしたりするのかもしれない。

そんなの、やだよ…

中学校にいくのは小学校を卒業しちゃうからで。

しかたないことだけど。

でも、さびしいよ…

豊くんとまだいっぱいあそびたかったのに。

ぼく、もしかして、わすれられたりしちゃうのかな。

そんなの、さびしいよ…


「雅弘?何でお前が泣くんだよ」

「ふぇ…?」

頬をこすると雅弘は自分が泣いていることに気付いた。

「ひっく…ゆたかく、ん…」


中学校にいっても、どうかぼくのことをわすれないでください


「ちゅ、…っくちゅうがっひっく…」

しゃっくりも同時に出て上手く言えない。

台詞は浮かんでいるのに。

言いたいことはちゃんとあるのに。


「ゆた…」

「… …」




言葉丸ごと、豊くんにのみこまれた。

驚きすぎてしゃっくりすら、止まった。


ぼくはいま豊くんとなにをしたの?

豊くんはいまぼくになにをしたの?


顔がすごく近くにあった。

口に、何かがあたった。


あれ、こーゆーのってなんていうんだっけ?

小さいころ、ママがよくぼくにしてくれたけど、それはほっぺで…


あれ?


ぼくはいま豊くんとなにをしたのだろう。






その答えを知ったのは中学に入学し、友達同士で「ファーストキスいつで誰だった?」という話題が出たときだった。

まさか、他人には言えやしない。

親友はそれなりにいる。

高校に入学してからも彼らとの友達との付き合いはあった。

でも、彼らにだって僕の始めてキスした人が…


同性である男性だなんて…


言えるわけがなかった。

その人を今もずっと8年間好きだなんて言える筈がなかった。


あのキスが何を意味するのかどうかなんて今もわからない。

彼に直接聞くこともできない。

今、彼は地方の大学に行ってしまい中々地元に帰ってこないから。

連絡先は家族ぐるみの付き合いをしていたから知ってはいるけど…できないまま今日まで来てしまった。

何度か手紙を出そうと思った。

でも、便箋に彼の名前を書くとどうしてもあの日を思い出して書けなかった。

伝えたいことは一杯あった。

彼の後輩になりたいために同じ高校を選んだ。

歳が4つ違いだから僕が入学したときには勿論卒業してて…。

あとで知ったことだけど彼はやっぱり高校でも人気者で卒業式のときボタン争奪戦たるものがあったらしい。

おかげで彼の学ランはもみくちゃになってしまったらしい。

でも、その学ランは…僕の部屋にある。

それは彼の母親が僕に「丁度同じ高校なんだからもらってちょうだい」と言ってくれたからだ。

だから、今も彼の学ランは僕のタンスの中で眠っている。

サイズは大きすぎて未だに着られない。

どうして、僕はこんなにも彼の軌跡を追っているのだろうか。

どうして、彼が引いた轍を踏もうとしているのだろうか。

早く断ち切って、女の子とそれなりのお付き合いをすれば良かったのに、出来なかった。

どうしても、出来なかった。

告白されたことは中学であった。

仲の良い女友達もいたりしたけれど。

でも、どうしても女の子を受け入れることは出来なかった。

それよりも男友達と一緒にいるほうが落ち着いたりした。

でも、あれ以来誰にもチョコは渡してはいない。

あげる相手が遠くへ行ってしまったから。

遠く、遠く行って、

しまったと…


「雅弘ー。豊くん、こっちに帰ってきたんだって。大学受験のこととか聞いたらどお?」


母の一言で、過去を断ち切る前に現在に戻ってしまった。

彼が、この同じ地域にいる。

それを聞いたのが2月13日の晩ご飯の時。

その夜は何故か眠れなかった。

次の日、学校で授業を聞いていても耳に入ってはすぐに出て行った。

昼休みの教室内では女の子同士が所謂友チョコということをしていた。

こーゆー時たいていクラスに一人くらいクラス全員に配る女子がいる。

そんなお情け程度のチョコを僕はありがたくもらった。

夕焼けが夜に変わっていく…そんな陽の移り変わりの時間帯になると8年前のあの日を思い出す。

家に着いたのがその時間帯だった。

自転車を家の前にとめ、鞄をかごから取り出した時、夕陽の前にぼんやりと誰かが見えた。


空が、彼を教えてくれた。


過去と現在がごちゃ混ぜになった。


「よお、雅弘」


「…豊くん」


同じ空間に、彼がいた。

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