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座敷童と僕  作者: 黑みりん
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幸せ

 好きだと思えることは誰にでもあるものだ。私にも本を読んでみたり、ゲームをしたり、いろいろな趣味がある。好きなことを見つけて、楽しみながら生きていく。それが理想的な生き方なんじゃないかな?と、私は思う。

 「・・・・・・・。」

 誰もいない部屋で私は人生を終えようとしていた。今までのさまざまな出来事を思い出しながら、私は生きるために飲んでいた薬のびんに手をのばす。

 いつのころからか、私は苦しいと思うことの方が多くなっていた。何気ない日常の中でも楽しさより、悲しさ、虚しさの方が多くなっていた。・・・でも、それももう終わりだ。

 「幸せって、なんだろう・・・。」

 私は誰もいない部屋で、最後にそうつぶやいた。誰かが答えてくれるはずはないのに、見ていてくれる人がいるわけでもないのに、そうつぶやいた。

 しかし、その最後の言葉を聞いていた少女がいた。誰もいない部屋で。

 

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