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魔王の永劫回帰

掲載日:2026/09/27

 西暦3000年。魔王は地球に降臨した。そして、魔王はこう告げる。


「人類は神への失敗作だ。だから、我が粛清する」


 そういうと、魔王軍はロシアを侵略した。


 最初、魔王はどうやって、来たのか、どういうものか、わからなかった。


 各国は、この魔王を脅威に見ていなかった。魔王が世界のPCにハッキングするまでは。


 魔王は、どういう手品を使用したのかは、よくわからないが、起動しているPCに生中継配信をする。


 それは、人類への宣戦布告と、この人類を粛清することでもあった。


 各国は、この魔王をどういう立ち位置にすればいいのか、わからなかった。


 NATOは、この魔王について交友関係を結ぼうと提案するが、中国と露は反対だった。


 特に魔王軍に侵略された露はそれに反発。


 魔王軍は、未知な技術、魔法という人類には、理解不能なもので攻撃してくるのだ。


 魔王は、北極に基地を立てながら、徐々に侵略していく。


 露はその緊急性を告げるけど、NATOは手を出さなかった。


 その決断が遅すぎたということを理解するのは、一週間後だった。


 露は謎の機械兵器に侵略されて、モスコは完全に落ちた。


 魔王軍はモスコは新しい拠点にして、次に宣言する。


「人類は容易い。我が下す手でもあるまい。AMに任せることにしよう」


 そういうと、魔王はAMと言う人工知能を放った。


 HATES・I・AM・HATES・


 AMは人類嫌悪する人工知能だ。なので、人類への攻撃を躊躇なく、攻撃する。


 まずAMが攻撃したのは、医療機関の機密性が高いウイルス研究ラボだった。


 そのせいで、ウイルスを放ち、人類の3%は亡くなった。


 世界パンデミック、第2のコロナウイルスと称されるような事件が起きたのだ。


 その次にAMは軍事基地のインフラ、管理機能を攻撃する。


 脆弱性を狙い、核兵器を他国に発射するように仕向けた。


 結果、ロンドン、パリ、東京、ニューヨーク、シドニー、ベルリン、ローマ、マドレーヌ、台北、香港、北京が格の海に落ちた。


 その後、首都が攻撃されたことに怒りを示した、人類は一つになり。


 魔王を打倒するように呼び掛ける。


 しかし、魔王は何もしなかった。ただ、指をくわえて、眺めているだけだった。


 だが、AMは攻撃をやめない。工場をハッキングして、人類を収容する基地を作り上げる。


 AMは人類の1割を収容し、苦しめる。


 収容された人たちは、改造されて、口を封鎖されていく。


 食べることも話すこともない人は苦しめながら、飢餓していく様子を撮影して、人類を恐怖させた。


 そのほか、人工知能はAMに侵略されて、次世代のAMになっていく。AM化されていく人工知能は、人類を苦しめる。


 なにせ、人類が便利に働いていた、人工知能が敵になっていくのだから。


 人類は束になって、人工知能の反対運動を行う。


 まずは、人工知能の脱出。AM以外の人工知能を使用することを廃止。


 人間の力で解決するべきだ、と申しだして、人類は脱AIをする。


 人類は、AMの居場所を特定しようとする。


 AMはどういう場所に頭脳を置いてあるのかを住所を探し始める。


 その人類の分析の結果、AMの居場所は月だった。


 人類は月に行き、AMのサーバーを破壊することに試す。


 しかし、失敗する。


 理由は単純。月にもAMの軍勢がいたのだ。


 AMは機械ロボットの軍で、ロケットを次々と破壊する。


 そして、衛星軌道から、神の杖で、各国に攻撃を行う。


 神の杖は、運動エネルギー爆撃破であり、アフリカ大陸を崩壊させた。


 残った人類は、なすすべなく、次の手を打つ方法を模索する。


 AMを救いの神と見た人もいる。


 AMは人類の魂の開放を意味するものだと信じるものもいた。


「人類よ。お前はそこまでか?」


 魔王は人類を眺めながら、そう言い出す。


「西暦3000年前には勇敢な勇者はいたぞ? なのに、お前たちはここまでか?」


 そういう魔王軍に、一人の人間が立ち上がる。


「AMは俺が倒す。核兵器で、月をに衝突すれば、いい話だ」


 勇者はパイロットであった。


 核兵器を積んだロケットを操縦して、月に向かう。


 ロボットの攻撃をよけながらも、月に到着した。


 そして、発破。自分の人生の引換に、月の役3割に穴をあけた。


 AMはサーバーを壊されて、起動停止した。


 人類は、人工知能の脅威から解放されたのだ。


「おめでとう、人類。お前は、試練を乗り越えた」


 そういう魔王は、重い腰を玉座から下りて、全人類のチャンネルに言い放つ。


「だが、我が存在するかぎりは、人類は安堵できんぞ?」


 と、言い出す魔王。


 しかし、人類は残った兵器はない。


 魔王軍が侵略してきたら、確実に敗北して、全滅する。


 そのことを理解したのか、魔王は、こう言い出す。


「まあいい。今回はこれくらいにしてやる」


 そういうと、魔王軍は宇宙船に乗り、宇宙を飛び立つ。


「我は月で冬眠する。あと3000年後に目覚める。そのときに、人類よ。我とまた一戦交えようではないか」


 魔王軍は完全に地球から去り、人類は解放された。


 人類はその魔王が去ったことに喚起して、涙を流す。


 そして、誓ったのだ。3000年後には絶対に魔王に勝利しなければいけないのだ。


 じゃなければ、人類の存続はありえないのだ。


 人類は第2連邦を連邦政府を立てながら、各国を管理下に置く。


 人類は、繁栄しつつ、残された技術で、繁栄していく。


 燃やされた本や、削除された情報を復刻して、技術力を高める。


 そして、人類はまたも繫栄するのだった。


「へえ、そんな話があったんだ」


 少年はそう言いながら、年寄の話に相槌をする。


 年寄は、目を細めながら、懐かしそうにそう話すのだった。


「そうじゃ、世界は一度滅びたと言っても過言ではない」


「じゃあ、魔王は今も現存しているの?」


「もちろんだとも」


 老人の言葉に、少年は目を光らせていく。


「俺、魔王に合ってみたい」


「合ってどうするんじゃ?」


「仲良くなっっていくんだ!」


 そういう少年の夢は宇宙飛行士だ。


 月に行き、魔王と対峙したかった。


 老人の話に感化し、いつかは、魔王と友達になり、世界平和を目指す。


 地球代表として、魔王と交友関係を結ぼうとした。


 それは、かつてNATOが目指したものでもある。


 歴史は繰り返されることの気づくことなく、彼は魔王にあこがれるのだった。


 時間がたち、少年は大人になる。


 勇敢な大人になると、惑星探索の任務に配属される。


 まず、最初に行く惑星は、月だと決めていた。


 月での、魔王との対面をうずうずしていたのだ。


 そして、彼は望み通りに、月に降りる。


 月は何もなかった。そんな何もないところに、磁石検知をする。そこで、初めて地下基地があることに気づく。


 その基地の奥深くには、起動をしない機械がいくつが、停止していた。


 その機械軍を通りぬくと、クリスタルが目にする。


 そこには、一人の少女が凍けられていた。


 黒い髪に、黒い双眸、そして、華奢の手足である。


 そこで、彼はこう言い出す。


「キミは魔王なのか?」


 そう尋ねると、魔王は目覚める。


 なんと、この少女の本体こそが、魔王だったのだ。


 魔王は、彼に尋ねる。


「褒美をやろう。我を起した褒美だ。なにがいい? なんでも叶えてやる」


「なら、俺と友達になってくれ」


 そう願う彼、魔王は苦笑する。


「我は魔王だぞ? 人類を7割を消した本人だぞ?」


「でも、俺たちは分かりあえるはずだ」


 そういいつつ、手を伸ばす彼、それに手を繋ぐ魔王。


 こうして、魔王と彼は友情関係を結んだ。


「なあ、どうして、人類を半壊させたんだ? お前みたいないいやつが」


 ……お前みたいまいいやつ、に引っかかる魔王だが、言葉にせず、こう答える。


「人類の試練だ。人類は、平和過ぎた。そのせいで、互いに殺し合い、理解し合えなくなった」


「お前が悪者になる理由ではないよ。お前は優しいからな」


 魔王は何も答えない。


 けれど、彼はこう微笑み、伝える。


「俺、地球に帰ってら、世界平和を作る。みんなが宗教なく、一つになって、道徳的で、信頼し合う世界を作るよ」


「無理だ。人類は何も学ばない」


「学ぶさ。俺を信じてみろ。その成功に、お前を見せてやる」


 そういうと、彼は魔王の場所から去った。


 魔王は月での、一人になり。あの彼のことを思い出す。


 彼と言う人間は、純粋で、心強いものだ。


 きっと、世界統一するのは間違いなくできるのだろうと、思っていた。


 魔王は、毎日壁に線を引く。


 一日を経過するたびに縦線を一つ描く。


 100万まで数えるのをやめなかった。


 人類が魔王と対峙するのは3000年後。換算すれば、100万日。


 その日にちを数えながら、人類はどこまで繁栄したのかを楽しみに待っているのだった。


「人類は、統一することに成功したのか、あるいは、失敗したのか、我の楽しみだ」


 魔王はそう言いながらも、線を引きながら彼の顔を思い出す。


 10万まで数えると、魔王は彼の声を忘れる。


 20万まで数えると、魔王は彼の顔を忘れる。


 30万まで数えると、魔王はその姿を忘れる。


 50万まで数えると、魔王は彼の存在を忘れる。


 ただ記憶に、勇敢の少年と友達になっていたことに思い出すだけだった。


 やがて、100万まで数えると、魔王は、月から飛び立つ。


 地球と言う青い惑星に戻ってくる。


 まずは、魔王としての君臨ではなく、一般人として紛れる。


 地球の政治を眺めたのだ。


 地球は各国に分かれて支配をするのだった。


 中東では、石油の奪還戦争。


 ユーラシア大陸では、人種差別の問題が起きている。


 アフリカでは、乱暴君主が政治していた。


 どれも、人類には失敗した政治だと、思えた魔王だった。


 なので、魔王は北極に君臨し、こう宣言する。


  西暦3000年。魔王は地球に降臨した。そして、魔王はこう告げる。


「人類は神への失敗作だ。だから、我が粛清する」


 そういうと、魔王軍はロシアを侵略した。


 最初、魔王はどうやって、来たのか、どういうものか、わからなかった。


 各国は、この魔王を脅威に見ていなかった。魔王が世界のPCにハッキングするまでは。


 魔王は、どういう手品を使用したのかは、よくわからないが、起動しているPCに生中継配信をする。


 それは、人類への宣戦布告と、この人類を粛清することでもあった。


 各国は、この魔王をどういう立ち位置にすればいいのか、わからなかった。


 NATOは、この魔王について交友関係を結ぼうと提案するが、中国と露は反対だった。


 特に魔王軍に侵略された露はそれに反発。


 魔王軍は、未知な技術、魔法という人類には、理解不能なもので攻撃してくるのだ。


 魔王は、北極に基地を立てながら、徐々に侵略していく。


 露はその緊急性を告げるけど、NATOは手を出さなかった。


 その決断が遅すぎたということを理解するのは、一週間後だった。


 露は謎の機械兵器に侵略されて、モスコは完全に落ちた。


 魔王軍はモスコは新しい拠点にして、次に宣言する。


「人類は容易い。我が下す手でもあるまい。AMに任せることにしよう」


 そういうと、魔王はAMと言う人工知能を放った。


 HATES・I・AM・HATES・


 AMは人類嫌悪する人工知能だ。なので、人類への攻撃を躊躇なく、攻撃する。


 まずAMが攻撃したのは、医療機関の機密性が高いウイルス研究ラボだった。


 そのせいで、ウイルスを放ち、人類の3%は亡くなった。


 世界パンデミック、第2のコロナウイルスと称されるような事件が起きたのだ。


 その次にAMは軍事基地のインフラ、管理機能を攻撃する。


 脆弱性を狙い、核兵器を他国に発射するように仕向けた。


 結果、ロンドン、パリ、東京、ニューヨーク、シドニー、ベルリン、ローマ、マドレーヌ、台北、香港、北京が格の海に落ちた。


 その後、首都が攻撃されたことに怒りを示した、人類は一つになり。


 そのループに魔王は気づいていないのだった。


 そうだ、これはループな物語でありながら、魔王はその異変に気付くかず、誰一人懸念を起こることもなかった。


 なにせ、魔王のことは3000年の時に忘れ去られていたからだ。


 人類は、失敗の教訓から学ぼうとしなかった。


 だから、魔王の永遠のループに入るのだった。


 ……何回目になって人類を半壊させたのだろうか?


 ……何回目で人類を粛清するべきだろうか?


 ……何回目で人類は覚えてくれるのだろうか?


 神はその光景を眺めながら、永劫回帰を楽しんでいた。


 神は、永遠に繰り返されることを楽しんでいたのだ。


 飽きずに、退屈することなく、喜々で、無邪気のように。


 その際に一点もずれは許されないのだ。


 なにせ、これは永遠に閉じた世界でありながらも、世界は永劫に回帰するからだ。

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