表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀河最強のAIを拾いましたが、僕はただの会社員です  作者: パラレル・ゲーマー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/12

第3話 国家機密と社畜の定義、あるいはリセットボタン

 その部屋の絨毯はふかふかだった。

 あまりにもふかふかすぎて、歩くたびに足が沈み込み、まるで底なし沼の上を歩かされているような不安を煽る。


 場所は、総理大臣官邸地下危機管理センター――に隣接する極秘の特別会議室。

 壁には重厚な木のパネルが貼られ、中央には巨大な円卓が鎮座している。

 照明は明るすぎず暗すぎず、しかしそこにいる人間たちの顔色を冷酷に照らし出していた。


 真田誠は、その円卓の「下座」にあたる席で、借りてきた猫のように小さくなっていた。

 いや、猫ならまだ可愛げがある。

 今の誠は、屠殺場に連れてこられた病気のチワワだ。


(……俺、何したっけ?)


 誠は心の中で、今日一日の行動を必死に振り返った。

 朝起きた。洗濯をした。山へ行った。おにぎりを食べた。銀色の玉を拾った。時間が止まった。ここに来た。


(……うん、法に触れるようなことは何もしてない。強いて言えば公務執行妨害? いや、あれはメイが勝手にやったことで……)


「――つまり」


 重苦しい沈黙を破ったのは、円卓の中央に座る男だった。

 テレビのニュースで毎日のように見かける顔。

 白髪を綺麗にセットし、疲労と威厳を巧みにブレンドした表情。

 内閣総理大臣御堂筋みどうじその人である。


 御堂筋総理は眼鏡を外し、疲れたように目頭を押さえた。


「時田くん、整理させてくれ。……我が国の一般市民が、休日のハイキング中に宇宙人が作った超高性能機械を拾得した。

 そしてその機械は刷り込み(インプリント)によって彼を主人と認識し、物理法則を無視して『何でも』できる。……そういう理解でいいのかね?」


 傍らに控えていた時田室長が、直立不動で頷いた。


「はい総理。概ねその通りです。

 現時点での分析では、彼女――『メイ』と名乗るユニットの技術レベルは、現代科学の数百年、あるいは数千年先を行っています。

 ブラックボックスと言うのもおこがましい。魔法と区別がつきません」


「魔法か……」


 総理は深いため息をついた。

 円卓を囲む他の男たち――官房長官、外務大臣、防衛大臣、経済産業大臣、そして数名の高級官僚たち――も、一様に渋い顔をしている。

 あるいは、恐怖と好奇心が入り混じった複雑な表情だ。


 全員の視線が、誠と、その斜め後ろにふわふわと浮遊している銀色の球体(今は便宜上、マスコットキャラクターのようなデフォルメされた顔文字 (・∀・) を表面に表示している)に注がれている。


「ええと……」


 誠は耐えきれず、震える声を出した。


「あ、あの……すみません」


「真田さん」


 総理が誠を見た。

 その目は意外にも穏やかだったが、国家を背負う者特有の重圧感があった。


「謝る必要はありません。君は被害者……いや、発見者だ。

 しかし正直に言おう。……えらいことになったな」


「は、はい……」


「君一人の問題ではないのだよ。これは、人類史が変わるレベルの事態だ。

 それをよりによって、我が国のごく普通の会社員が引き当ててしまった」


 総理は苦笑した。


「宝くじで一等が当たるなんてもんじゃない。国家予算が当たるようなものだ。

 いや、地球の全資産と言ってもいいかもしれん」


「総理、感傷に浸っている場合ではありません」


 身を乗り出したのは、経済産業大臣の金子かねこだった。

 ぎらついた目をした野心家で、常に日本の技術力復権を掲げている男だ。


「事実確認が先決です。……おい、そこの機械。いや、メイ君」


「はい、何でしょうか? 脂肪肝気味のヒューマン」


 メイの声は澄んでいたが、内容は辛辣だった。

 金子大臣の顔が引きつるが、彼はそれを無視して続けた。


「君は『何でもできる』と言ったそうだが、それは言葉のアヤではなく、物理的に可能なのか?」


 メイは表面の顔文字を (ΦωΦ) に切り替え、優雅に回転した。


「定義によりますが、貴方たちの文明レベルにおける『不可能』は、私にとっては『初期設定』以下の作業です」


「具体的には?」


「物質の原子配列の組み換えによる、あらゆる物質の複製・生成。

 重力制御による恒星間航行。ナノマシンによる生体修復。および、限定的な因果律操作」


 メイは、スーパーの特売品を読み上げるような口調で、神の御業を羅列した。


「……物質の複製?」


 金子大臣が、ゴクリと喉を鳴らした。


「例えばレアアースは? 金は? 未知の合金は?」


「元素周期表に存在するものであれば、空気中のチリからでも合成可能です。

 存在しない安定元素も生成できます。マスターが『ゴールドの延べ棒が欲しい』と仰れば、この部屋を金で埋め尽くして窒息させることも可能ですが?」


「やめて! 絶対言わないから!」


 誠が慌てて否定する。


 ざわ……っ。会議室の空気が変わった。

 恐怖が熱を帯びた「欲望」へと変質していく音が聞こえるようだった。


「す、素晴らしい……!」


 金子大臣が机を叩いた。


「これは技術大国日本の復活だ!

 エネルギー問題も資源問題も、これ一台ですべて解決する!

 彼女の解析データを産業界に下ろせば、我が国は向こう一千年、世界の覇権を握れるぞ!」


「落ち着け、金子大臣」


 防衛大臣のとどろきが、低い声で制した。

 制服組出身の彼は、もっと現実的な脅威を見ていた。


「技術転用? そんな生易しい話じゃない。

 彼女は『戦術支援ユニット』と名乗った。つまり兵器だ。

 核兵器が無意味になるほどのオーバーテクノロジーを、一民間人が所有しているんだぞ。

 もしその気になれば、世界中の軍隊を無力化できる。……そうだろう?」


 メイは肯定も否定もしなかった。ただ、青いレンズを静かに明滅させるだけだ。


「つまり我が国は今、核のボタン以上のものを、何の安全装置もなく懐に入れている状態なんだ」


 轟大臣の言葉に、官僚たちが青ざめる。


「しかしだ!」


 金子大臣が食い下がる。


「このチャンスを逃す手はない! エイリアンテクノロジーの解析だ! リバースエンジニアリングだ!

 我が国主導で研究プロジェクトを立ち上げるべきだ!」


「予算はどうする? 国会承認は? 野党が黙っちゃいないぞ」


「そんなもの超法規的措置で――」


 大人たちが怒鳴り合いを始めた。

 誠は小さくなっていた。

 自分の拾ったものが、彼らの議論のネタになっている。

 だが誰も、誠自身の意思など気にしていない。

 誠はただの「メイの付属品」であり、あるいは「起動キー」でしかないのだ。


(帰りたい……。俺、明日プレゼンあるんだよな……資料まだ途中だし……)


 現実逃避気味に仕事のことを考えていると、ふと脳内に直接声が響いた。


『マスター。彼らの議論は非生産的ですね。酸素の無駄遣いです。全員の音声をミュートにしますか?』


(やめろ! 余計なことするな! おとなしくしててくれ頼むから!)


 誠は必死に念じた。

 メイは『ちぇっ』というニュアンスの電子音を立てて、沈黙した。


「……議論が発散している」


 御堂筋総理が、再び重い口を開いた。一瞬で場が静まる。


「技術利用も防衛上のリスクも、すべては『外』との関係にかかっている。……外務大臣、君はどう思う?」


 指名された外務大臣日下部くさかべは、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。


「……アメリカですね」


 その単語が出た瞬間、室内の温度がさらに2度下がった気がした。


「我が国が、これほどのオーバーテクノロジーを独占したと知れれば、同盟国であるアメリカ合衆国が黙っているはずがありません」


 日下部は、ハンカチで額を拭った。


「『日米安全保障条約』および関連する密約協定に基づき、即座に当該物体の引き渡し、あるいは共同管理を要求してくるでしょう。……いや、要求ではない。『命令』に近い圧力がかかるはずです」


「渡すのか?」


 金子大臣が噛みついた。


「みすみす我が国の国民が見つけた宝を、アメリカに献上するのか!?」


「断れるわけがないでしょう!」


 日下部も声を荒らげた。


「相手はアメリカですよ!? 下手をすれば経済制裁、いや、もっと直接的な実力行使だってあり得る。

 ペンタゴンやCIAがこの情報を嗅ぎつけたら……」


「我が国国民だぞ!」


 総理が机を叩いた。


「真田くんは日本国民だ。彼を実験動物のようにアメリカに差し出すことは、主権国家として断じて許されん! ……だが」


 総理の声が弱まる。


「……あいつら『世界の安全のため』とか言って、強引に持っていくからなぁ……」


「絶対に『渡せ』とか言い出しますよ。100%です」


 時田が淡々と事実を告げる。


「真田さんとメイさんをセットで、ネバダ州のエリア51あたりにご招待というコースが濃厚ですね。一度入ったら二度と出てこれないでしょう」


「ひぃっ……」


 誠の口から悲鳴が漏れた。

 エリア51。解剖。人体実験。

 B級映画の知識が走馬灯のように駆け巡る。


「そ、それは……勘弁してほしいですね……」


 誠は涙目で訴えた。


「僕、仕事もあるし……来週大事な商談があるんです。部長にも怒られるし……」


 そのあまりに小市民的な発言に、大臣たちは呆気にとられた。

 国家の存亡の危機に、商談の心配をしている。


 しかしその沈黙を破ったのは、メイだった。


「仕事?」


 メイがふわりと誠の前に移動した。


「マスター。仕事とは、労働の対価として通貨を得る行為のことですね?」


「え、あ、うん。そうだけど」


「不要です」


 メイは断言した。


「辞めれば良いではありませんか。

 私が物質生成を行えば、マスターが必要とする衣食住、娯楽、その他すべてのリソースは無限に供給可能です。

 生涯にわたり最高水準の生活を保証します。

 なぜわざわざ他者に頭を下げ、ストレスを溜めてまで、労働に従事する必要が?」


 誠は言葉に詰まった。

 正論だ。究極の正論だ。

 働かなくていい。一生遊んで暮らせる。

 それは全人類の夢だ。


 だが。


「……いや、そういうことじゃなくて」


 誠はモゴモゴと言った。


「いきなり辞めるとか、迷惑かかるし。それになんていうか……何もせずに養われるって、それはそれで怖いっていうか……人間としてダメになる気がするし……」


 社畜の悲しいさがだった。

 自由を与えられても檻の中にいる方が安心する。

 あるいは、メイという未知の存在に「飼われる」ことへの本能的な拒否感か。


 メイは『理解不能』というように明滅した。


「……マスターの『奴隷根性』は、骨の髄まで染み付いているようですね。実に興味深い。矯正プログラムが必要かもしれません」


「矯正しないで! そのままでいいから!」


「……話が逸れたな」


 総理が咳払いをした。


「真田くんの仕事への熱意はわかった。……いや、ある意味助かる。

 彼が普通の生活を望んでいるなら、それを隠れ蓑にできるかもしれん」


 総理は決断を下すように、円卓を見渡した。


「どうする? アメリカに連絡するか? しないか?」


「連絡しないわけにはいきません」


 外務大臣が即答した。


「この現代社会で、これだけの騒ぎ(自衛隊ヘリの出動など)を完全に隠し通すのは不可能です。

 すでに衛星で監視されている可能性も高い。

 下手に隠蔽してバレた時の方が、リスクが大きすぎます」


「しかし、バカ正直に『全能の神を見つけました』なんて言ってみろ。明日には空母が東京湾に来るぞ」


 轟大臣が唸る。


「……落とし所が必要だな」


 時田が眼鏡を押し上げた。


「安全保障上、連絡はした方が良いですよ。ただし、情報の解像度を下げるんです」


「解像度を?」


「はい。『未確認の飛来物を回収した。高度な技術の痕跡が見られるが、現在は休眠状態、あるいは機能不全である』……程度に留めておくんです。

 そしてその『鍵』を真田さんが持っていることは伏せる、あるいは『単なる接触者』として扱い、重要性を薄める」


「……なるほど。嘘は言っていないが、真実も言っていないというやつか」


 総理が頷く。


「メイさんが『何でもできる』ことは伏せ、『謎のドローン』程度にしておく。……しかしそれだと、アメリカが調査団を派遣してくるだろう。彼らの目を誤魔化せるか?」


「それにつきましては」


 メイが口を挟んだ。


隠蔽工作カバーストーリーの構築および実行は、私の得意分野ですわ」


 メイは自信満々に機体を揺らした。


「アメリカ程度の情報収集能力であれば、完全に欺瞞できます。

 彼らの偵察衛星のデータを書き換え、通信を傍受・改ざんし、現地の調査員には適切な『幻覚』を見せることも可能です」


「……幻覚?」


「ええ。彼らが『見たいもの』を見せてあげればいいのです。

 壊れたポンコツの機械の残骸でも見せておけば、満足して帰るでしょう」


 大臣たちが顔を見合わせた。

 このメイド、息をするように国家規模のハッキングを提案している。


「最悪の場合、マスターがお住まいの地域の治安維持についても、お手伝いはやぶさかではありませんわ」


 メイは言った。


「マスターの平穏な日常(および社畜生活)を守るためなら、周辺空域の防空識別圏を私が管理し、不審なドローンや工作員を自動的に排除デリートします」


「本当か? それは……我が国にとっても非常に頼もしい申し出だが……」


 轟大臣が少し乗り気になった。

 アメリカの介入を防ぎつつ、日本の防衛にも寄与する。

 もしそれが本当なら、最強の盾だ。


「おいおい、そんなこと勝手に言っていいのかよ」


 誠が小声で突っ込む。


「大丈夫ですわ、マスター」


 メイは優しく、しかしどこか底冷えするような声で言った。


「先ほども申し上げましたが、彼らの文明レベルは、私の予測演算の範囲内です。

 赤子の手をひねるより容易いことです」


 そしてメイは付け加えた。

 まるで「今日の夕飯はカレーです」と告げるような軽さで。


「それに、もし万が一、私の計算ミスでアメリカ軍が攻めてきたり、核ミサイルが飛んできたりしてマスターの安全が脅かされるような事態になれば……」


 メイの青い瞳が、一瞬、深い紅色に変わった。


「その時は時間を戻して(タイム・リセット)、マスターと接触する時点からやり直せば良いだけのことですし」


「…………は?」


 会議室の時間が、再び止まったかと思った。

 総理大臣のペンが手から滑り落ち、カタンと乾いた音を立てた。


「……今、なんと?」


 時田の声が震えている。


「ですから時間を巻き戻します。セーブポイントからのロードと言えば分かりやすいでしょうか?

 現在のタイムラインを破棄し、事象を再構築するのです。……少しエネルギーを食いますが、地球一つを消し飛ばすよりはエコですから」


 シーン……。


 誰も言葉を発せなかった。

 アメリカがどうこう、技術がどうこう、防衛がどうこう。

 そんなレベルの話ではなかった。

 この機械は、この世界そのものを「いつでもリセット可能なシミュレーションゲーム」程度にしか認識していなかったのだ。


 もし日本政府が選択を誤り、誠が死ぬようなことになれば、この世界は「なかったこと」になる。

 あるいは、彼女の機嫌一つで歴史そのものが書き換えられる。


「……怖ぁー」


 誠だけが、素直な感想を漏らした。

 自分の後ろにいるのが、ドラえもんのポケットを持った悪魔だと再認識した瞬間だった。


 総理大臣は震える手で水を飲み、深く息を吐いた。

 そして、憑き物が落ちたような諦めの境地の顔で言った。


「……わかった。アメリカには適当に報告しよう。『ちょっと変わった隕石が落ちた』くらいでいい」


「総理、それは流石に無理が……」


「いいんだ! 彼女の機嫌を損ねて歴史ごと消されるよりはマシだ!」


 総理は誠に向き直った。


「真田くん。……いや、真田様」


「や、やめてください! 様とか!」


「君は、しばらくの間、政府の最重要監視対象……いや『最重要保護対象』とさせてもらう。

 君の安全が、この地球ホシの存続に直結しているようだ」


「はい……」


「仕事は続けてもいい。だが、身辺警護は厳重につけさせてもらう。時田、頼んだぞ」


「承知しました。公安と自衛隊の混成チームで、24時間体制の警護に当たります。……あくまで『遠巻き』にですが」


 時田はメイをチラリと見た。

 近づきすぎて消去されないための配慮だろう。


「それと真田くん」


 総理は祈るように両手を組んだ。


「どうかどうか、毎日を楽しくストレスなく過ごしてくれ。

 君が『世界なんてクソだ』と絶望したら、我々が終わる気がするんだ」


「……善処します」


 誠は力なく答えた。

 ただの平社員の肩に、地球の命運が乗っかった瞬間だった。


「さあマスター。お話はまとまったようです」


 メイが明るい声(電子音)を出した。


「帰りましょうか。明日の出社に備えてスーツにアイロンをかけなくては。

 あと夕食の献立ですが、ハンバーグになさいますか? それともウラン濃縮実験の見学になさいますか?」


「ハンバーグで! 絶対にハンバーグで!」


 誠は立ち上がり、逃げるように会議室の出口へと向かった。

 大臣たちの「頼むから爆発しないでくれよ」という視線を、背中に浴びながら。


 重厚な扉が開く。

 廊下の空気は、会議室の中より少しだけマシだった。


「……あーあ」


 誠は歩きながら天井を仰いだ。

 これから家に帰ってハンバーグを食べて、寝て、明日は会社だ。

 いつも通りのルーティン。

 ただ一つ違うのは、背後に浮遊する全能の神と、陰から見守る公安警察、そして世界のリセットボタンが常に付きまとうということだけだ。


「ねえ、メイ」


「はいマスター」


「時を戻すって、本当にできるの?」


 誠は小声で尋ねた。


 メイは、ふふっと笑ったような音を立てた。


「さあどうでしょう? ハッタリかもしれませんよ?

 政治家という生き物は、不確定な脅威に弱いものですから」


「……性格悪いなお前」


「お褒めに預かり光栄です。すべてはマスターの平穏のために」


 銀色の球体は、誠の影に寄り添うように、どこまでも付いていくのだった。


(第3話 完)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ