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【別冊】加純さんのお絵描き録 2025夏のワクワク増刊号  作者: 澳 加純 


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【第四週】水にまつわる絵を描こう ②

こちらは2025年7月26日~8月31日に渡って開催されたひだまりのねこ様の活動報告での「お絵描き夏合宿」に出品した作品を集めたものです。


ep.8は第四週目の、8月16日〜8月22日の期間に描かれた作品となります。

第四週目のテーマは「水にまつわる絵」。 涼しさ、静けさ、透明感──夏を彩る“水”の表現に挑戦してみませんか?


海、プール、雨、水たまり── どんな場面でも、どんな気持ちでも、自由に描いてOKです!


<参考になりそうなモチーフ例> ・水滴/しぶき/波紋/濡れた布の質感 ・プール/海/打ち水/水鉄砲/水風船 ・コップの水/麦茶/そうめんなどの食卓の水気 ・涙/汗/シャワー/濡れ髪などの人物描写 ・水面に映る景色/水たまりと反射/雨


※ もちろん上記以外でも、“あなたにとっての夏の水”を自由に描いてくださいね(*´▽`*)


・ラフでもOK ・絵に「ひとこと」や水の表現ポイントを添えても◎ ・過去週テーマへの投稿も引き続き歓迎!





  ********




 前回のヴェネツィアの絵「潟から見る夕日」なのですが、それらしく見えるのか、娘の意見を聴いてみることにしました。

 他からの視点は大切。自分では大丈夫のつもりでも、その表現方法では、まったく第三者には伝わっていなかったってことありますもの。大抵描き終わったときって、絵が完成したという達成感で脳内ハイなので、なんでもよく見えてしまうのですよね。

 だから多くの絵師様は、描いた絵を「いったん寝かせる」という時間を設けます。絵師に限らず、クリエイターは、「寝かせる(これ)」をやっていますよね。でないと、作品が独りよがりになってしまいがちですから。


 ――で。

 娘の意見。


「普通」


 この一言。


 まあ、身内の意見というのは大方辛辣なものですから覚悟はしていましたけれど、なに、このバッサリの上段からの一撃。辻斬りにあった気分よ。

 気を取り直してもう一度聞き直してみたのですが、やっぱり「普通」。


 だから。

 その「普通」ってなによ?


 娘の性格を鑑みて、おそらく「()()に風景画に見える」という意味合いなのだと思います。でもさ、もうちょっと言い方考えてよ。母のことだから、足りない言葉は脳内で補足するだろうと考えているのだろうけれど、もう少し言葉を装飾してくれたっていいと思いませんか。


 娘は絶対食レポはできないタイプです。


 しかし、母はつまらん! 「普通」という評価が、気に喰わない。「風景画だね」とかだったら、よかったのよ。だって風景画を描いたのだから。

 もしかしたら、娘も母は「変な絵を描く」絵描きだと思っているやもしれません。テーマに対してナナメ上(の表現)を狙ってくるとか思っている。


 確かに日頃そんな絵を多々描いているので否定ができない。




 そこで、もう1枚。急遽、描き上げました。



   挿絵(By みてみん)


 うんとポップに、波をデザインしてみました。

 いかにも波な線も、海水の色も、すっきり単純化。「潟」が静ならば、こちらは動。暮れなずむヴェネツィアの静かな夕べから、夏のハワイのビーチにでも飛んできたような。

 でもこれだと、モノクロよりもカラーの方が楽しそうです。乗り掛かった舟……ならぬ波ですから、



   挿絵(By みてみん)



 カラーバージョンも作ってみました。バケツ塗りなので、簡単仕上げ! 手間もかからない。


 しかし主催様に提出する段になって、同じ絵をバリエーション違いで2枚も送り付けたら、活動報告の要領が多くなる、ひとりでスペースを占領するだけで他の絵師様方にも迷惑かもしれないわよね。

 それでなくても、もう1枚「潟から見る夕日」も提出するのですもの。


 なので2枚を並べて、ひとつの作品ぽくするのも面白いかも、と考えました。



   挿絵(By みてみん)



 同じ線画でも、色の入れ方によって見え方が変わってくるというサンプル作品みたくなって、これもまた楽しいかな? なんてね。


 カラーバージョンの方、中央に赤文字で「氷」と入れたくなるのが、なんとも。





 そして()の審査員にもう一度判定してもらいました。(←見せたのはダブルバージョン)

 娘としては、やはりこちらの「波」の方が好みだったらしく「ふんふん」とうなずいていましたが、


「あれに似てない? 浮世絵で、波がどどーんってやつ」

「北斎の富嶽三十六景、神奈川沖浪裏ね」


「富士山無いけどね」


 うるさいわ。在ったら、もろにパクリじゃん!





  ********

 



 キッチンに冷蔵庫が不在のまま週末が過ぎて。

 翌週の火曜日(3連休だった)、件の家電量販店から連絡がありました。


 冷蔵庫、在庫があったそうです。しかも、わたしが希望していた色の。(←ここ大事!)


 本当はすぐにでも運んでもらいたいのですが、運搬車両のスケジュール調整もあり、週末に持って来てくれる算段となりました。

 冷蔵庫(キッチンに)無し生活、週末3日だけで根を上げていましたから、どんなに嬉しかったことか。値を上げていたのはわたしだけではなく、家族全員。

 風呂上がりの麦茶を飲みたくとも、クーラーの効いていない階下のガレージまで行かないと、補給できないのですからね。(麦茶のポット、冷蔵庫の中!)

 水分補給もままならないとなれば、その苦労をお察しください。


 土曜日のあさイチで、今度は無事キッチンまで搬入されました。ぱちぱちぱち!

 忘れていましたが、同時購入のガステーブルは冷蔵庫騒動の前に、無事お迎えしておりましたよ。


 ガステーブルといい、冷蔵庫といい、やっぱり新品は良い。というか、性能が格段にレベルアップしている気がする。冷蔵庫もガステーブルも10年以上の現役選手だったので、当然といえば当然かも。

 次は、換気扇フードをお取替えしたい!(希望!)

 

 冷蔵庫がやって来たことに気を良くしたついでに、新商品は性能が格段に向上しているのだという確信を得た加純さんは、ずっと迷っていた板タブレットの切り替えを決意。

 例の「人気イラストレーター様おすすめ品(セール中!)」をポチっとしたのでした。


 えへへ、これは家族には内緒だよん!


ご来訪、ありがとうございます。


娘の説明下手、抽象派の絵より解釈が難解なときがあります。今回はすんなり通じたので、詳しく説明しなくても済んだ、と表情がホッとしていましたっけ。いや、問題はそこじゃないから。


この週は、同時に「#新12ヶ月の小品集2025」のイラストにも取り組んでいたので、加純さんもかなりいっぱいいっぱいだったのでした。ネタが降ってこなくってね。

どちらの締め切りも間に合わないのではないかとヒヤヒヤでしたから。


冷蔵庫は時間がかかったのに、板タブレットは週末にポチしたのに翌週明けにすぐに届きまして、家族にバレる前に速攻で新しいものに取り換えてしまいました。

やはり上級バージョンの新品はペン先の感度が段違いに良くて(そりゃ初心者用と中級者向けの違いもあるだろうけれど)、こんなことなら早く決断しておけばよかったと、旧品には申し訳ないくらい夢中になっています。本体も軽量にもなりましたし。左手バイスも欲しくなってきたぞ。次回セールで、それ狙おうかしら。なーんて。


それでは次回もお楽しみに!

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― 新着の感想 ―
ああ、家族の意見は忖度なしですからねえ。むしろ辛辣。 でも辛辣さを求めている自分もいるんですよね。 「普通」って言われるのが一番イヤだなあ、なんだか無関心っぽくって。(笑) 冷蔵庫も板タブレットも一…
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