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【別冊】加純さんのお絵描き録 2025夏のワクワク増刊号  作者: 澳 加純 


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【第三週】夏の風物詩を描いてみよう ②

こちらは2025年7月26日~8月31日に渡って開催されたひだまりのねこ様の活動報告での「お絵描き夏合宿」に出品した作品を集めたものです。


ep.6は第三週目の、8月9日〜8月15日の期間に描かれた作品となります。

第三週目は「夏の風物詩」がテーマです。 いつかどこかで過ごした夏の景色──そんなひとコマを描いてみませんか?


風鈴の音、縁側のスイカ、花火大会、麦茶の入ったコップ── 描くのはモチーフでも、空気感でも、誰かの記憶でもOKです。


<参考になりそうなモチーフ例>

 ・かき氷/アイス/スイカ/そうめん

 ・風鈴/金魚鉢/打ち上げ花火/朝顔

 ・縁側/浴衣姿/虫取り/セミの鳴き声

 ・夏祭りの屋台/提灯/夜店の金魚すくい


※ もちろん上記以外も自由です。あなたの“夏の風物詩”をぜひ教えてください!


・ラフでもOK ・ひとことや情景説明の添え書きも歓迎 ・過去週のお題に今投稿するのもOKです





 ********





 夏の風物詩。

 主催様の挙げたモチーフを頭の中で映像化していくと、なんとなく風景になると思いませんか。それも懐かしい田舎の風景。のどかな田舎の、お盆に帰省した父母の家。

 加純さんは地方都市の住宅街育ちで、父方の祖父母とは同居、母方の祖母の家も住宅街の真ん中にあったので、田んぼが広がる田園風景というのは、テレビの中で観たひとつの憧れでした。日本の原風景、冨田勲作曲のオープニングテーマ曲(←わかる人はわかるよね)が流れてきそうな。


 そこで夏の風物詩をちりばめたのんびりとした風景を描いてみたい、と思ったのです。


 まあ、そう思ったのはわたしだけではなかったみたいで、提出された参加絵師様方の作品を観ても、ほっこりと優しい気持ちにさせてくれるような雰囲気のものが多かった気がします。


 風鈴。手前味噌で申し訳ないのですが、今年の夏短歌の作品集に「風鈴」を使ったので、風鈴は描いてみたい。すると場面は縁側、ですよね。あ~、蚊取り線香入れの豚さん描きたいわぁ。それと日よけも兼ねた朝顔の棚。団扇に、スイカ……とここからは芋づる式に描きたいものが浮かんできました。

 それらを詰め込んで出来たのが、こちら。



   挿絵(By みてみん)



 縁側に誰もいないのはさみしいので、少年を座らせました。タンクトップに麦わら帽子。これも夏の定番。

 想像が膨らむのが楽しくて、どんどん描き込んでいったのですが、ふと作品を引き(画面から目線を離して作品全体を観察する)で観た時にあることに気が付きました。

 

 あれ? この少年、「海賊王になりたい子」みたいじゃない?


 作品発表後、コメント欄でたくさんの方からも指摘いただいたのですが、本当に偶然なのです。

 息子がタンクトップを着ていたのを目撃していたから、とか。顔を隠すためにつばの広い帽子かぶせてみよう、夏だから麦わら帽子よねとか。

 思い付きを重ねていっただけなのですが、総合的にこんな感じになっていたのでした。



 顔を描かない(隠す)。

 手抜きじゃなくって、あえて描かないことで、そこに意味を持たせるミニマル表現という手法があります。引き算の手法、とでも。


 絵描きはいつも「なにを描くか」ということに悩みますが、逆に「描かない」ことによって、そこに意味を持たせるの。現に顔を書かなかったから、服装や小道具を見て、某麦わら帽子を被ったキャラを連想したでしょ。「描かない」ことで観る人の想像力を駆り立てて印象を残すやり方、子供の頃に読んだ古い絵本の挿し絵とかに使われていたような気がします。


 空白に意味を持たせると言えば、ep2.で紹介した「夏の衣装」のイラストも背景は空白でした。がっつり描き込むこともできますが、あの場合空白の方が空間、静寂、風の通りが表現できるのでは? と思ったのです。観る人に視線も、自然とマオに集中しますしね。


 描かないことで描く、無彩色のモノクロ画では大いに効果を発揮する手法なのですが、一歩間違えればただの手抜きにしか見えないのが最大の問題です。


 てっ、手抜きじゃないんだからね!


 本来ミニマル表現は情報量を少なくすべきなのですが、今回はたくさんの情報量を散りばめ、それを拾ってもらうために核であるべき少年の顔をあえて隠して視線の四散(←洒落じゃないよ)を試みたのですが。


 う~ん、成功したのかなぁ??


 あ。

 そうそう。

 少年が「海賊〇に俺はなる!」とか言い出さないように、慌てて足を付け加え、下駄を履かせました。下駄も夏の風物詩になるかしら。

 でも慌てて描き込んだので、デッサンもパースも狂いまくっちゃって、こちらには修正版を貼らせていただきました。

 だって、それはもう赤っ恥モノなくらい、酷かったのですもの……。



 さ、次行こう!





  ********





 ひゃぁ!

 バグってる、バグっている。


 暑さでついに危機が機器……もとい機器が危機。バグってしまった。え、壊れた!?

 パソコンはこの間点検に出したばかりだよ。もしかして板タブレットの方か。安価な機種だけど、気に入って大事に使っているのに。

 そういえば、ペンの反応がおかしい。


 どーしよ~。

 次回からは、アナログ絵で提出か!?



 しかも、冷蔵庫が計測ミスでキッチンに搬入できないって、ど~ゆうことぉぉ~~ッ!!

 


 

ご来訪、ありがとうございます。


夏合宿の課題絵の方はそれなりに順調に進んでいるのですが、リアルの方では問題勃発。

そしてもう一つ参加中の企画の今月のお題が、超難問だったとこの頃知ったのでした(もう泣いてもいい?)

続く!

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