仕事に就きたい!
ちょっと会話が多めです。
「親父、なんで俺たちに教えてくれなかったんだよ…」
そんな言葉をポツリとこぼした。
…。
親父が働けないなんて…ならこれからどうしていけばいいんだ?
生活費などのことを考えたらこれからの生活はかなりカツカツになる…。俺がどうにかしなくちゃ!そんな思いが心のなかで芽生えていた。
家に帰りほとんど引きこもりのようになっている夏鈴にそのことを相談した。
「俺働こうと思うんだけど…なにかいい仕事あるかな?」
「おにいはルックスもいいし運動神経もいいんだからなにか発信する系の仕事をしたら?」
「なにか発信する系の仕事って例えばYou Tuberとかか?」
「まぁ他にも色々あるけどね。」
(…でも俺人前に出るの苦手なんだけどな。)
「おにいは人前に出るのが苦手だから…なんて思っているかもしれないけど別に無理胃して顔を晒す必要はないし、今はダンス踊ってみたとか歌ってみた系が話題になっているから仮面をつけてやるとかでもいいんじゃない?それにうまくいけば収入がめちゃくちゃはいるしね。」
…う〜ん。
「でも機材とか必要になる資金もすごく多いだろ?」
「そこはさ、おにいの貯金と私の貯金でどうにかしようよ!」
(合わせてもそんなにないはずなんだけどな…。いつも夏鈴は優しいな。)
結局所持金をかき集めてみると俺が8万、夏鈴が2万だった。
10万円。本当はもっと必要だけど収入化できるかどうかも怪しいし、中古品を利用したら安くできた。
親父は未だに目を覚ましていない…。親父が目を覚ましたら胸を張って俺You Tuberになったんだ!もう大丈夫だよと言えるくらいには収入化ができていたらいいな。
正直ちょっと面白くなかったかも…。いまいち盛り上がりに欠けるような気がする‥。次回に期待してくれると嬉しいな♪