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ねじれの報酬

作者:奥田 繭
絵描きの女主人公Mの部屋に、ある日突然謎の中年男と若い女性レディ・バウンティフルが現れる。男は高圧的に長々と訳の分からない話をした後、主人公に「『完璧な美』を探してもらいたい」と依頼する。ただし、「見返りを望む前に、犠牲の心配をした方が得策かもしれない」とも告げる。

レディ・バウンティフルから一枚の素描を元にある老人を探すよう指示された後、Mは昔の絵描き仲間ワタナベ君に出会う。

別の日、Mの祖父(じいさん)と彼のイヌは、入院先で謎の女と接触する。その女はレディ・バウンティフルと名乗り、小さな包みを残していく。

ワタナベ君は、急速に老いる病によって老人の容姿をしていた。数年ぶりに会ったMとワタナベ君はしばらく語り合い、素描の老人を一緒に探すことにする。

盲目のじいさんの病室に、例の謎の中年男が現れる。じいさんと男には過去に因縁があり、その中年男の実年齢はじいさんよりも年上であることが判明する。時間と逆行する肉体を手に入れたその男は、じいさんへの復讐の仕上げをする。

空港にいるMの元に、ワタナベ君とジャックが見送りにくる。ワタナベ君はMに一冊の本を渡す。名前を変えたMは飛行機に乗り込むと、新しい本のページをめくり始めた。

※この作品はnoteにも掲載しています。https://note.com/silvery_elephant
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