幼なじみお姉さんとショッピングモールデート
俺と雫姉さんは、映画を見終わり今、フードコートでハンバーガーを食べている。
「ねぇ、きーくんは映画の内容覚えてる?」
「覚えてない。雫姉さんは?」
「覚えてないよ」
雫姉さんも映画に集中出来てなかったようだ。
「でも、きーくんと手をつなげてよかったよ」
雫姉さんはニコッと笑ってそう言った。
うんかわいい
「俺もつなげてよかったよ」
「えへへ、よかった」
と笑う。
よく手をつないだ俺。と自分で自分のことを褒めてやる。
「雫姉さん、この後どうする?」
俺は、今日の予定だった映画を見終わったので、この後どうするか聞く。
「一緒にショッピングモールの中、歩きたいな……。ダメ……?」
雫姉さんが上目遣いでそう言う。
やばいすごいかわいい
「もちろんいいよ」
「ありがと!」
雫姉さんが、嬉しそうにそう、笑いながら言った。
俺たちはその後ショッピングモールの中を手をつないで歩いた。
一緒に本屋に行ったり、服屋に行ったりした。
本屋では、二人で一緒に読める本を探したり、服屋では、雫姉さんが俺の服を選んでくれた。
それが終わった後は、一緒にゲームセンターで遊んだ。
一緒にカーレースのゲームをやった。
やはり雫姉さんは勝つと「やった!」と喜んだ。
その時の雫姉さんはやばいほどかわいい。
他にもクレーンゲームをやったりした。クレーンゲームでは、雫姉さんが欲しがった、猫のぬいぐるみをとってあげた。
そうしたら雫姉さんが、
「ありがと!大事にするね!」
とすごく綺麗な笑顔でそう言った。
そんな笑顔で言われたら1500円くらい安いものだった。
最後に一緒にプリクラを撮り、ゲームセンターを出た。
その後は、また二人でぷらぷらとショッピングモールの中を歩いた。
なんでもない会話を、二人で手をつないで歩きながらする。
その時間は最高で、そんな時はいつも時間が過ぎるのが早い。
もう外も暗くなる時間なので二人でショッピングモールを出て、二人で帰るために歩く。
「雫姉さん、デートに誘ってくれてありがとう。楽しかったよ」
「私のほうこそ、ありがと!すごく楽しかった!」
「それはよかった」
「でも、映画の内容を覚えてないからもう一回見なきゃ!」
「ごめんね。映画を見てるときに手をつないで」
「ううん。私も手をつなぎたかったから、離さなかったんだよ……」
と雫姉さんが照れながらそう言った。
「そ、そっかそれはよかった」
と俺は、動揺しながらそう言った。
それは、そうなるだろう雫姉さんがこんなにかわいいのだから。
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