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高級レストラン

少女はレストランに行きました。


少女フィユはだいすきな黒兎と二人で高級レストランに行きました。

フィユは豪華なディナーにわくわくしています。カレーが運ばれてきました。カレーの白い皿に、暖かそうな白いごはん、たっぷり具沢山のルー、そのルーにまみれた緑の大きなダンゴムシが2匹蠢いていました。

まだぴちぴちに元気なようで、緑の大きなダンゴムシたちは、お皿から逃げ出してしまいました。フィユが周りを見ると、緑の大きなダンゴムシはどのカレーからも逃げ出しています。どうやら高級食材らしく、限られた洞窟でしか採れないみたいです。


フィユは黒兎に誘われ、嫌々ながらもそれを捕獲するために洞窟へ向かいました。洞窟に行くためには、流れるプールを超えなくてはなりません。フィユは水着に着替えて流れるプールに入ります。流れるプールにはイルカやサメが流れています。フィユはイルカやサメを可愛いと思いましたが、謎の深海魚は噛み付いてくるので嫌いなようです。


ようやく洞窟につきました。赤い大きなダンゴムシがうねうねいます。フィユは怖くなりきゃあと叫びました。そしてフィユの声を聞いた水色のドラゴンがやってきました。サイズは楽園と同じくらいです。フィユは水色のドラゴンがどのくらい大きいか気になったので空を飛ぶ亀に乗って、空を上に上に上がりました。


200メートルほど上がったくらいでフィユは怖くなり、降りることにします。フィユは死にたくないので水色のドラゴンと空を飛ぶ亀を合体させ、安全に着地しました。しかし、着地したら黒兎がひよこになっていました。ひよこは心がありません。フィユはひよこの心を探す旅に出ます。


ひよこの心を探す旅に出たフィユは、まずひよこ工場に向かいました。ひよこ工場では様々な色のひよこが作られています。そこの工場長がひよこに心を与える薬を今夜取り引きするのです。

フィユは工場の地下に入ります。

地下では、秘密結社の怪しい黒服が、ひよこに心を与える薬を持って首輪で鎖に繋がれてました。


「その薬をちょうだい」


フィユは言いました。


「いやです」


秘密結社の黒服は答えました。


仕方ないのでフィユは黒服の首輪を外してあげました。黒服は喜び、フィユに感謝をしてきました。そして黒服はDVDになりました。フィユはかつて黒服だったDVDを買い物カゴに入れて、そのまま地下を進みます。


地下には様々な敵がいました。

オムツを履いたおばあさんや嫁姑戦争中のおばあさんやママ友と上手くいかない過去を持つおばあさん。フィユは無視してどんどん進みます。


フィユは自宅につきました。

自宅では息子が「おかえりなさいお母さん」と言ってきました。フィユは息子がいた覚えはありませんが、お母さんと呼ばれたので自分がお母さんのような気がしました。


フィユは息子の顔も見たことだし、そろそろ女王陛下の誕生日パーティがあることを思い出しました。フィユは近くにいたひよこを食べ、一人で楽園に行きました。楽園はカラフルなイルミネーションがとても美しいです。


女王陛下はハート型の、毒と睡眠薬と安定剤と惚れ薬を入れたケーキをみんなに配りました。そして誕生日パーティは今年も平和に終わりました。



「高級レストラン」おわり

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