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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
希望の国エステル
794/1718

#758 ユウェルの成長と冥府の番犬

宴のためにみんなで戻ると既にドワーフの住処に向かった部隊が帰っていた。


お互いに勝利を称え合ってからリアム国王様の音頭で宴を開催する。エステルの騎士たちや砦を作っているNPCたちも明るい。それだけ第四砦の防衛とドワーフの住処の解放が大きいことを意味している。


俺はこれから料理を作るつもりだが、その前にユウェルの成長とハーベラスの進化を済ませようと思う。まずはユウェルからだ。成長を実行するとユウェルの体が緑色に輝き、成長する。


『ユウェルが成長しました。絶対防御、地割れを取得しました』

『ユウェルが竜化の代償がなくなりました』


名前 ユウェル ドラゴニュート・コアLv20


生命力 166→196

魔力  124→144

筋力  256→296

防御力 342→382

俊敏性 94→114

器用値 120→150


スキル


鉄拳Lv5 万物武装Lv21 採掘Lv6 鍛治Lv18 堅牢Lv19 

強制Lv11 竜角Lv8 激突Lv17 超感覚Lv17 竜眼Lv14

高速再生Lv17 格納Lv8 練気Lv21 荷重操作Lv22 金属装甲Lv15 

金属壁Lv11 宝石投擲v3 重力操作Lv20 土魔法Lv10 土潜伏Lv15 

集束Lv5 石波動Lv14 投擲操作Lv5 地脈操作Lv6 地割れLv3 

絶対防御Lv3 逆鱗Lv3 竜魔法Lv8 竜技Lv12 竜化Lv7 

ドラゴンブレスLv10 起死回生Lv4 星核竜の加護Lv8


「成長したぞ! タク! もう行っていいか?」


「あぁ。いいぞ」


「じゃ、行ってくる!」


いつもは俺に感想を聞いてくるんだが、今回はそれどころではないらしい。その理由は子供になっているヴァインだ。


「お姉ちゃんのお肉食べる?」


「私のお魚もあげますよ」


リリーとイオンが自分の食べ物を上げる光景を見ることになるとは驚きだ。


「だ~! 俺を子供扱いするんじゃね~!」


「…いい子、いい子」


「頭を撫でるな! この! やめろ~!」


こんな感じでヴァインはずっと弄られている。ユウェルは自分も参加したいから急いでいるわけだ。因みにヴィオレたちは優しい目で見守っている。


「わたしも撫でるぞ!」


「増えるな! おい! こいつらの召喚師! こいつらをなんとかしろよ」


「今から進化させないといけないから後でな」


「先にこっちを助けろよ!? だぁ~! 引きずるな!」


ヴァインはリリーとユウェルに連れて行かれた。それじゃあ、ハーベラスの進化先を見てみよう。


ケルベロス


遂に来たな!一応説明をみよう。


ケルベロス…冥府の門を守る三つ首の番犬。死んだ者の監視と脱走の防止の役割を与えられており、寝る時は三つ首のどれかは必ず起きて監視をしている。獰猛な魔獣だが音楽や甘いお菓子が好きなど、意外な一面を持っている魔獣。


ケルベロスはギリシャ神話の冥府神ハデスが飼っていると言われている番犬だ。強いことは間違いないのだが、結構甘いところがある魔獣として登場しているんだよね。


それじゃあ、進化いってみようか。


ハーベラスが紫に輝き、進化する。


『ハーベラスがケルベロスに進化しました』

『堅牢、魔法耐性、物理破壊、先制、激突、呪滅撃、呪滅封印、戦闘高揚、衝撃波、狂戦士化、守護を取得しました』

『冥府の加護が冥府神の加護に進化しました』


名前 ハーベラス ヘルオルトロスLv30→ケルベロスLv1


生命力 134→164

魔力  200→230

筋力  255→295

防御力 84→104

俊敏性 195→235

器用値 114→134


スキル


噛みつきLv20→噛み砕くLv20 気配察知Lv14 暗視Lv12 危険察知Lv18→危険予知Lv18 堅牢Lv1 魔法耐性Lv1 物理破壊Lv1 疾走Lv20→疾駆Lv20 先制Lv1 激突Lv1 

呪滅撃Lv1 呪滅封印Lv1 猛毒Lv18→致死毒Lv18 炎の牙Lv20 火炎爪Lv16 

恐怖Lv14 戦闘高揚Lv1 灼熱Lv20 火炎弾Lv20 黒炎Lv5 

連撃Lv20→多連撃Lv20 咆哮Lv12 衝撃波Lv1 火ブレスLv14→炎ブレスLv14 闇ブレスLv10→暗黒ブレスLv10 

猛毒ブレスLv1 守護Lv1 狂戦士化Lv1 冥府の加護Lv4→冥府神の加護Lv4


進化したハーベラスは首が三つとなり、体の毛が紫色に変化した。早速恒例の毛並みチェックをするとしっとりしていた。


さて、ケルベロスの能力はチロルたちが既に召喚しているので、能力は判明している。中でも注目は冥府神の加護だ。


この加護の能力が今までの復活はそのままで追加の能力が全ての攻撃にアンデッドへの特攻と浄化を与えるもの。更に今回のイベントで鍵となっている地獄の加護に対して、冥府神の加護はどうやらレベル的には上に君臨しているためか相手を普通に倒している。


呪滅撃を受けて、死んでも復活するから先ほどの戦いでも大活躍をしていた。この話を聞いてからもっと早くに進化させてあげればよかったと思ったが、俺たちの戦いはまだ終わっていない。これから活躍してくれることだろう。


「首も増えたことだし、改めてこれからよろしくな。ハーベラス」


「「「ワン!」」」


うん。いい犬の返事だ。


その後、俺は買っておいた十割そばを作っていると早速コックたちに見つかった。


「それって、そばですか? ギルマス」


「しかも十割そばだぞ!?」


「桜花で偶然見つけて衝動買いしたんだよ」


「あ、ギルマスがそば粉から作ったわけじゃないんですね」


残念ながら違うんだよね。完成した十割そばをみんなで食べると美味しいと言って貰えた。するとノワがやってきた。


「…にぃ、とっておきのあれを出して。ヴァインたちにノワが料理出来ることを証明する」


何か言われたらしい。俺はインベントリからノワが作った料理を取り出す。


セーフリームニルのベーコン:レア度8 料理 品質A+

効果:一時間筋力アップ(究)、一時間木属性効果アップ(極)

セーフリームニルのお肉を塩漬けしてから燻製にした料理。燻製にしたことで風味が増しており、お肉が柔らかく仕上がっている。


これは俺が一からノワに教えて使ったノワの自信作だ。


「これでよかったか?」


「…ん」


ノワはこれをリリーたちとヴァインたちに見せる。


「…これがノワの自信作」


「えぇ!? ノワちゃん、いつの間にそんなお肉を作っていたの!?」


「…ノワは隠れて努力するタイプ」


「つまりタクトさんと二人っきりで料理を教わっていたわけですか?」


イオンに睨まれている。なぜだ。ノワはイオンの事を無視して、ヴァインたちにベーコンを突きつける。


「…これが証拠。文句ある?」


「う、嘘だ! 俺は絶対に認めないぞ!」


「…そう、残念。じゃあ、ヴァインにはベーコンあげない」


「ぐぐぐ…わかった。お前が作ったことを認めてやるよ」


ヴァインがノワのベーコンの前に屈した!美味しい料理に弱いのはドラゴニュート共通なのか?


「…わかればよろしい。和狐、焼いて」


「お前が焼くんじゃないのかよ!」


ノワは焼く行為が苦手だからな。こうして楽しい宴は終了時間を迎えて、俺たちはログアウトした。

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異世界転生した鼠小僧は義賊になる
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[一言] タクトに女性関係で何かあるとリリーですら追求とかするのに、それが逆になるとみんな気にしないよね..笑
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