#505 桜花の竹林と神の使い
先に進むと今度は竹林に入った。当然手に入るのはこちら。
桜花竹:レア度8 素材 品質B
水に強い木材で他の木材にはないバネ性を持っている。主に弓や釣竿に使われる。また竹の近くには筍が取れることで知られている。
やった竹ゲットだ!竹は是非欲しかった木材だ。説明にある通り弓や釣竿は一段強い物が作れるだろう。
他にも竹槍や吹き矢などが武器では知られている。そして説明にある通りこれも見付けた。
筍:レア度9 食材 品質B
竹林で見つけることが出来る竹の若芽。生で食べると毒になるので、アク抜きが必須の食材。更に時間と共に品質が失われていくので、注意が必要。
すぐにインベントリに入れる。これで鮮度は大丈夫のはず。
筍、美味しいよね…しかしどうやら簡単には採らせて貰えないみたいだ。中々見付からない。すると恋火と白夜、ハーベラスが警告する。
「タクトお兄ちゃん!」
「「「ガァアア!」」」
俺に目掛けて、包丁や鎌が飛んできた。俺は竹を盾にした。あっぶね~な。
俺が、飛んできた方を見ると仮面をつけた藁の衣装を来た集団がいた。
なまはげ?
? ? ?
秋田県の年中行事で登場する奴だ。確か家を巡って、厄除けをする行事だったはず。テレビでは子供に泣かれるのをよく見るな。泣ぐ子は居ねがーや悪い子は居ねがーと奇声を発することでも有名だな。
現代では鬼の仮面をして、怖い見た目ななまはげだが、元々は神の使いだったはず。こいつらの仮面は鬼の仮面じゃないから恐らくモデルは神の使いか?
「ここより先は神域なり」
「人に獣よ。早々に立ち去れ。さもなければ実力で追い返す」
話すのか…そして神の使いで確定したな。しかし話せるならワンチャンある。何せこちらはダイダラボッチの依頼でここに来ているからな。
「俺たちはダイダラボッチの依頼でこの先の荒神を止めるようにお願いされてきた。お前たちに襲われる理由はないはずだが?」
「不要」
は?
『不要不要不要不要不要不要不要不要不要』
こ…こいつら…壊れてやがる。魔塩の影響か?そしてなまはげたちは武器を構えた。悪いが死ぬつもりはない!
「やるぞ!」
「「はい!」」
俺たちが接近しようとすると雷が落ちてきた。見るとなまはげの何体かお祓いの時に使う御幣と呼ぶ棒を振るっていた。
また振ると雷が落ちてくる。厄介な武器だな…魔方陣が発生しないし、詠唱をしているようにも見えない。
俺たちが竹に隠れると恋火から警告が来る。
『タクトお兄ちゃん! 爆弾が来ます』
『何!? 全員、離れろ!』
俺たちが逃げ出すと俺たちがいた所に爆弾が飛んできて爆弾する。
神の使いが爆弾を投げてくるなよ…可笑しいだろう。
すると今度は包丁や矢がたくさん飛んでくる。竹に隠れると刺さった包丁や矢から怪しい煙が上がる。毒かよ…最早神の使い要素ないな。
『どうしますか? タクトお兄ちゃん』
『このままやと離れてばかりになってしまいます』
確かにな。しかし向こうが爆弾を使ってくるならこちらも手を抜く必要はない。
『こちらも爆弾で対抗する!』
俺がダイナマイトを取り出し、投げると投擲操作で操る。
『?』
幸いなまはげたちはダイナマイトが爆弾とはわからないみたいだ。貰った!
「(火のルーン!)」
ダイナマイトが爆発する。ざまーみろ。木っ端微塵だ。
『タクトお兄ちゃん!』
「ッ!?」
俺は背後から殺気を感じ、回って回避すると鎌が飛んできた。更に飛び退くと飛んだ所に何かが通り抜ける。
霊化したなまはげだ…あぶな…憑依されそうだった。
『タクトはん! 躱して!』
『ガウ!』
俺の下に魔方陣が描かれ、地面から岩が突き出てくる。ちょっと待って!?
縮地でなんとか逃げれた。今のはヤバかった…和狐と白夜が操られたのか…これは相当ピンチだな。
すると地面からなまはげが現れた。そんなの有りか!?
俺が憑依されそうになった時だ。俺のローブが輝き、なまはげを弾き飛ばした。ロコモコのお陰だ。俺は白夜を戻そうとすると受け付けない。仕方無いので、ミールを戻し、ブランを呼ぶ。更に無銘を抜く。
「ブラン、霊化している奴等がたくさんいる。地面からも来るから気をつけてくれ」
「は、はい!」
俺は無銘を構える。どこから来る?
すると雷が来る。俺が躱すと、竹をすり抜けなまはげが現れ口から火を吐いてきた。そんなもんに怯むわけないだろう!
無銘で火炎を斬り裂き、そのまま霊化したなまはげを斬り裂いた。よし、行ける!
すると包丁や矢が飛んでくる。
「ブラン!」
「はい! 防風壁!」
ブランが包丁と矢を吹き飛ばし、俺は縮地で移動し、なまはげたちの間合いに入った。
俺が居合い斬りをするとなまはげは鎌でガードする。こいつら、強いな…しかしその舐めきった様子がムカつく。
『『『『アクセラレーション!』』』』
徹底的に斬り裂いた。すると地面からなまはげが現れたので踏みつけまくった。同じ手にかかるか!
そこに雷が来るが俺は斬り裂く。そこか…踏んで伸びてる奴はブランに任せて、俺は縮地で移動すると術攻撃をしていたなまはげをぶった斬る。
そこに他の術攻撃をしてくるなまはげが御幣を振るうが魔法が発動しない。俺は何もしていない。見るとブランが地面に伸びているなまはげを槍で刺しながら、手を術攻撃のなまはげに向けていた。
「魔法妨害」
ブランはそれが出来るんだったな。すると恋火が突如現れ、俺に刀を構える。
「見付けました! 居合いーーあう」
俺を斬ろうとした恋火にデコピンをした。
「あ、あれ? タクトお兄ちゃん?」
どうやら夢幻か何かに引っ掛かったみたいだな。俺は恋火の耳を引っ張り、頬を伸ばーす。
「も、もひょってまふ。たふぃとおにいふぇん(戻ってます。タクトお兄ちゃん)」
「そうか?」
頬を元に戻す。すると術攻撃のなまはげを倒してくれたブランが来た。
「何しているんですか? 主」
「ちょっと悪ノリしただけだ。全部片付けたか?」
「い、いえ…それが」
ハーベラスが現れるとハーベラスが狐の尻尾に襲われていた。あぁ、和狐と白夜が操られたままか。ハーベラスはこの二人と戦っていたのか…凄いな。
「クリア!」
「結界!」
ガードされた…はぁ。
「お姉ちゃん…タクトお兄ちゃん、どうしたら」
「俺が和狐をなんとかするから白夜を頼めるか?」
「は、はい! わかりました!」
俺は杖を取り出す。
「最終警告だ…和狐から出てけ。じゃないと無理矢理追い出す」
当然聞くはずなく、攻撃してくる。
「ブラン、こっちに来てくれ」
「? は、はい」
「シフトチェンジ!」
ブランと和狐が入れ替わると俺は和狐に足払いし、こかすと足を掴む。
『きゃ!? タ、タクトはん? 何をする気』
『…仕方無いことなんだ。かなり痛いだろうが我慢してくれ』
『え? 痛い?』
俺の師である御劔刀侍にはただ一つ弱点があった。俺はそれを御劔のお祖母ちゃんから教わった。
行くぜ。御劔刀侍をのたうち回した御劔のお祖母ちゃん秘伝奥義!刀侍の急所!
俺は和狐の足ツボを押した。
『「い、痛ぁあああい!?」』
刀侍の急所という足ツボマッサージにはあの化物爺さんでも勝てなかった。
『痛いぃぃ! そこはアカン!? タクトはん! あぁあああ!』
なまはげが耐えきれず和狐から出てきた所を恋火が斬り裂いた。その間にブランも白夜から出てきたなまはげを槍で貫いていた。
「お姉ちゃん、大丈夫ですか?」
「…うぅ~…酷いどす~…」
和狐が地面で倒れ伏している。因みにダメージは発生していない。
「主の本気の恐ろしさを再認識しましたね…」
「は、はい! お姉ちゃんのあんな声聞いたことないです」
「二人もやってみるか?」
全員が首を振った。
しかしかなりてこずった…分断されたのが不味かったな…反省だ。
解体する。
御幣の杖:レア度8 杖 品質B+
重さ:25 耐久値:100 攻撃力:30
効果:結界効果アップ(極)、神道魔術効果アップ(極)、無詠唱
厄除けや神事で使用される杖。他の杖と違い、杖を振るうことで魔法を使用する。神巫などには必須の杖。
神火松明:レア度8 便利アイテム 品質B+
効果:モンスターの出現率低下(極)、灯り
消えることなく燃え続ける松明。夜の灯りには便利なアイテムで厄除けの効果もある。ただし火を移すことが出来ない。
珍しい物を落とすな…御幣の杖は和狐や恋火が使えるのかな?確認すると使えないみたいだ。それでもいつ使うことになるかわからないからとっておこう。
神火松明は便利アイテムだな。ただ結構落ちたんだよね。どうするかな。後、しくしく泣いている和狐も…仕方無い。
「帰ったら、お詫びに本当のマッサージをしてやるから」
「い、嫌どす」
マッサージは痛いと思われているみたいだな。こう見えて御劔のお婆ちゃんには結構高評価だったんだよな。
「せいちゃんの親指は悪魔の親指だねぇ。えぇ、気持ちやわ~」
悪魔の親指がどういう意味か知らない。
「さっきのはわざと痛さを与えただけで本来のマッサージは体をほぐして、気持ちがいいものなんだぞ? 和狐は裁縫とかしているから結構こってたぞ?」
「…ほんまどすか?」
「本当だ…ただ荒神と戦うことになるからちょっと、先送りになるかも知れないけどな」
「…ほんならお願いします」
その後は何もなく天候が悪い山に到着する。恐らく山に入るとボス戦だな…キャンプセットを使い、ログアウトした。
名前 タクト 寵愛の召喚師Lv8
生命力 134
魔力 304
筋力 122
防御力 70
俊敏性 90
器用値 196
スキル
格闘Lv35 蹴り技Lv32 杖Lv38→Lv39 片手剣Lv41 槍Lv30
刀Lv34 投擲操作Lv4 詠唱破棄Lv26 魔力操作Lv14 魔力切断Lv13
召喚魔術Lv40 封印魔術Lv35 ルーン魔術Lv18 騎手Lv40 錬金Lv27
採掘36 伐採Lv39 解体Lv50 鑑定Lv43 識別Lv47
疾魔法Lv13 炎魔法Lv8 地魔法Lv10 海魔法Lv11 暗黒魔法Lv9
神聖魔法Lv16 雷魔法Lv43 爆魔法Lv45 木魔法Lv31 氷魔法Lv35
時空魔法Lv51 獣魔魔法Lv6 遅延魔法Lv14 連続詠唱Lv32 水中行動Lv25
縮地Lv19 読書Lv16 料理Lv44 釣りLv20 シンクロLv28
エンゲージLv9 連携Lv17
名前 ブラン ドミニオンLv3
生命力 144
魔力 214
筋力 168
防御力 177
俊敏性 160
器用値 154
スキル
飛翔Lv29 光盾Lv31 槍Lv33 強制Lv23 光魔法Lv17
浄化Lv2 聖櫃Lv2 障壁Lv4 魔法妨害Lv1→Lv2 防風壁Lv2→Lv3
羽投擲Lv2 神気Lv8→Lv9 封印魔術Lv10 聖波動Lv3 光輝Lv2
集束Lv2 光雨Lv2 光輪Lv27 聖弾LLv19 聖療Lv1
聖域Lv2 守護結界Lv11 神罰Lv12 魔力操作Lv14 多連撃Lv17
中天使の加護Lv24→Lv25 天昇Lv3
名前 ハーベラス オルトロスLv7→Lv10
生命力 76→78
魔力 95→104
筋力 143→152
防御力 56
俊敏性 104→108
器用値 72→74
スキル
噛みつきLv3 気配察知Lv1→Lv3 夜目Lv1 危険察知Lv1→Lv5 炎の牙Lv3
火炎爪Lv1 恐怖Lv1 灼熱Lv3 火炎弾Lv1 連撃Lv3
火ブレスLv1




