#458 セフォネの鎌とイクスの新装備
目が覚めたのがなんと二一時。予想以上に疲労していたようだ。夕飯にうどんを食べ、お風呂に入ってからログインした。
まずはへーパイストスから武器の精査結果を聞く前に完成した武器を受け取る。
暗黒の鎌:レア度7 鎌 品質B
重さ:70 耐久値:80 攻撃力:50
効果:闇属性追加ダメージ(極)、呪い、物理切断
暗結晶を使用した鋼の大鎌。強い闇属性の力を宿しており、斬った者に呪いを与える力を持っている。刃の色は黒く、納刃可能な作りとなっている。口金にはクラン『リープリング』のエンブレムが焼入れされている。
星晶の疾風槍:レア度8 槍 品質B
重さ:50 耐久値:80 攻撃力:100
効果:星の加護、旋風、飛距離アップ(極)
星晶石とアカシアの木から作られた直槍。星と風の力を宿しており、突撃時には風を纏い、投擲時には長距離まで飛ばすことが出来る。槍の口金にはクラン『リープリング』のエンブレムが焼入れされている。
文句無しの出来栄えだな。早速イオンとセフォネを呼ぶ。イオンはやはり双剣に慣れているせいかしっくり来ていない。しかし槍には槍のいいところがある。イオンもクラーケンたちとの戦闘で弱点を正確に突き刺す槍の有用性を理解しているので、渡しておく。
セフォネは感動している。特に納刃が出来る機能はツボにはまったらしい。
「素晴らしい…素晴らしいのじゃ! へーパイストス!」
「そ、そうですか? ありがとうございます」
あまりの喜びように若干へーパイストスが引いている。
そして精査結果を聞く。
まずは謎の竜石シリーズだ。
「これはボクでは武器に出来ません。持っただけで怒りをぶつけられています。もしハンマーで叩いたら、どうなるか想像もしたくないほどの代物です」
ドラゴンの魂が宿っているらしいからな…しかしへーパイストスでお手上げだと詰みだ。武器素材ではあると思うんだけどな。とりあえず大切に保管しておこう。
他の素材にはへーパイストスはうっとりしている。
「見たことない素材がたくさんありますから…あぁ…どれから何を作ればいいのやらな感じです」
まぁ、たくさんあるからな…他のみんなも同じ感じだ。という訳で俺が決めることになった。
へーパイストスにはまず簡単なリリーのハンマーを作って貰うことにした。タングステンを使った超重量級ハンマーだ。ただタングステンを島で量産した後に作ることからちょっと時間はかかってしまうだろう。
その次がいよいよイオンの魔法剣となる。雷精石とアメジストを使ったものだ。
リビナの鞭の素材は雷竜の鱗。防具推奨だが、軽い素材で柔らかくしなる鞭が作りたいならこれがいいという話だ。
そして島で鉱石と結晶を捧げていると問題発生。コロナサイトを捧げると来たインフォがこちら。
『コロナサイトは島に捧げられるのは一つのみです。また一日一回しか採掘出来ません』
どうやらレア度が高すぎる素材は大量生産を禁止しているようだ。更にブラックダイヤモンドで来たインフォがこちら。
『ブラックダイヤモンドは捧げることが出来ません』
おのれ、運営め。島の説明でそんなこと書かれてなかったじゃん。
まぁ、これらは仕方無いだろうな。量産されるとぶっ壊れになってしまうからだろう。まぁ、地味に一日一個ずつ増やして行こう。
その後、草とドラゴンフルーツの苗木をミールが殖えて、エアリーが育てる。すると小さなドラゴンフルーツが実る。しかしあれでは取れないな。
「タクト~」
「タクトさ~ん」
「…にぃ~」
「きゅ~」
ドラゴン四人が狙う。
「ダメだ…まだ小さいんだから。明日まで我慢しなさい」
がっかりして、こちらをチラッと見る四人。その手には乗らない。
俺はその後、アインシュタインさんのところに行く。交渉のためだ。
「こんばんはー」
「いらっしゃいませ、博士、タクト様がいらっしゃいました」
「おぉ。久しいのぅ。今日はどうしたのじゃ」
「実は魔導核を売って貰えないかと」
それだけでアインシュタインさんは俺の目的を察した。
「エクスマキナの武器のためじゃな…しかしそう簡単には渡せんのぅ」
イクスの武器狙いは百も承知だ。だからこちらもジョーカーを切る。俺はインベントリからエーテル結晶を出した。
「む? な…エーテル結晶じゃと!?」
「俺はこれを大量生産しています。さて、売ってくれますよね?」
「ぐぬ…ワシ相手に取引をするか」
「あなただからです。あなたならエーテル結晶を独占出来る状況を逃す筈がない。そしてこの情報も流すことはありませんよね?」
国やギルドに話したら自分の分がなくなる。それは研究者として致命的だろう。
「はぁ…ワシの負けじゃ…エーテル結晶と魔導核で交換じゃな…釣り合いが取れとらんからワシが作った物をくれてやるわい。それで良いか?」
「もちろんです」
アインシュタインさんが作った物なら信用性抜群だろう。というわけで魔導核を大量に調達したので、バトルシップに向かう。イクスの武器を作るためだ。
今日はたくさん作るぞ!その前に解放された武器チェックだ。解放されたのはこちら。
武器
ツインエネルギーキャノン 素材:チタン鉱石250、フローライト50、エーテル結晶50
レールガン 素材:チタン鉱石300、マグネタイト300、エーテル大結晶100
高周波エネルギーブレード 素材:超振動石50 魔導核5、エーテル大結晶100
肩
シールドフライヤー 素材:浮遊石20、ミスリル100、マナクリスタル100
ヒールフライヤー 素材:浮遊石20、ミスリル100、ヒールクリスタル100
手
カウンターインパクト 素材:衝撃石20、アルミニウム200
スタンワイヤーハンド 素材:雷精石20、鋼線200、ミスリル50
背中
エネルギーウイング 素材:アルミニウム200、マナクリスタル200、フローライト50
腰
高周波エネルギーテイル 素材:超振動石50、ミスリル100、フローライト50
耳
マジックキャンセラー 素材:チタン鉱石100、魔素石50、マナクリスタル100
身体
コマンドハート 素材:コマンドコア1、コロナサイト1、メテオライト100、コスモメタル100
コマンドドライブ 素材:コマンドユニット1、コロナサイト1、メテオライト100、コスモクリスタル100
ジェノサイドユニット 素材:ミスリル300、高周波エネルギーブレード4、コロナサイト2、
エネルギーコアS 素材:中魔石100
エネルギーバッテリーS 素材:中魔石100
シミュレーションで確認する。
ツインエネルギーキャノン:エネルギーキャノンが二つある装備。ツインエネルギーソードと同じで接続するとエネルギーキャノン二つ分の威力を誇る砲撃が可能みたいだ。
レールガン:完全に超電磁砲。雷速で銃弾を飛ばす兵器だ。当然銃弾は使い捨てになるが凄まじい貫通力を誇る武器だ。
高周波エネルギーブレード:エネルギーブレードの強化版。高周波振動を加えることで物質や見えない障壁や魔法を簡単に切断してしまう剣みたいだ。
シールドフライヤー:エネルギーシールドを貼れるフライヤー。ガードフライヤーの強化版だろうな。
ヒールフライヤー:味方を回復させるフライヤー。これはかなり特殊なフライヤーだろうな。
カウンターインパクト:敵の攻撃の衝撃を集中し、相手に衝撃を返す武装。衝撃を返すから盾で防御出来ないみたいだな。まぁ、障壁などではガード出来るみたいだが、接近戦でそれはないだろう。
スタンワイヤーハンド:手を飛ばし、敵を捕まえると感電させるようだ。その後、敵を引き寄せている。拘束するための武装だな。
エネルギーウイング:エネルギーの翼で相手を切断する武器。有名ロボアニメで知っているな。
高周波エネルギーテイル:ワイヤーの尻尾に高周波エネルギーブレードがある武装。近中距離戦向きの武装だな。
マジックキャンセラー:魔法を無効化する電波を発生させる武装。ジャミングに近いかも知れない。弱点は範囲外の魔法は無効化出来ないことだな。
コマンドハート:コマンドエクスマキナの進化素材。コマンドエクスマキナの心臓部。
コマンドドライブ:コマンドエクスマキナの進化素材。コマンドエクスマキナの魔力生成機関
ジェノサイドユニット:近接戦専用ユニット。背中にアームが四つあり、そのアームには高周波エネルギーブレードが装備されており、腰からも高周波エネルギーテイル四つ、手にはツインエネルギーソード、肩にはソードフレイヤー2を装備したユニットだった。背中にはイオンブースターが装備されている。シミュレーションで見たら、正しくジェノサイド、集団殺戮をしているような有様だった。そりゃこれだけ装備したら、近付くこと自体危険極まりないだろう。
これで終わり。さて、問題はイクスの進化素材だな。知らない素材ばかりで暫く進化出来そうにないな。
この中で俺が欲しいのはツインエネルギーキャノン、レールガン、高周波エネルギーブレード、シールドフライヤー、高周波エネルギーテイルだろう。ちょっと遊ぶならエネルギーウイングかな。
ジェノサイドユニットを作ったら、俺は負けるしかないかも知れない。
さてと、では現実を見て、武器を作るとしよう。
作るのはツインエネルギーソード、ミサイルランチャー、エネルギーミサイル、エネルギーバリア、ソードフライヤー、イオンブースター、ミサイルだ。
他にも揃えたいがそれは島で素材を生産してからだな。というわけで持ち込んだ素材を使い、これらは作ってみた。装備して変わったイクスのステータスがこちら。
名前 イクス アモールエクスマキナLv30
生命力 133
魔力 133
筋力 133
防御力 133
俊敏性 133
器用値 133
スキル
飛行Lv14 機人兵装Lv32 暗視Lv15 鷹の目Lv23 射撃Lv25
詳細解析Lv10 演算処理Lv25 行動予測Lv22 索敵Lv27 投擲操作Lv12
反射Lv13 連射Lv20 加速Lv1 バリアLv1 空間把握Lv1
換装Lv6→Lv9 リンクLv19 魔力充電Lv18 リミッター解除Lv3
だいぶ変わったな。
「全装備登録完了しました。マスター」
「調子はどうだ?」
「絶好調です。新装備テストのため、マスターには決闘を」
「却下」
ここまでおっかなくなったイクスの相手なんて出来るはずがない。しかしテストは必要かもな。
というわけで外に出るとイクスに見つかってしまったかわいそうな始祖鳥でテスト。イクスがミサイルランチャーを構える。
「目標補足」
「撃て」
「ミサイルランチャー。狙い撃ちます!」
ミサイルが発射された。それに始祖鳥が反応する。しかしこのミサイルを撃ち落とそうとするが、破壊出来ない。案外丈夫だな。そして直撃すると始祖鳥は木っ端微塵になる。
凄い威力だが、他の装備の確認出来なかったな。というわけで更に索敵するとティラノサウルスを発見した。
「行ってきます。マスター」
「あぁ。エネルギー切れに気を付けろよ」
「イエス。マスター。イオンブースター、作動」
背中のイオンブースターが展開すると青い粒子を排出しながら、一気に加速する。凄い速いな…瞬間的なスピードならイオンを超えたな。
「ソードフライヤー、展開」
肩からソードフライヤーが外れると自由に空を浮かぶ。するとティラノサウルスに狙いを定めるとエネルギーソードを展開し、ティラノサウルスの側面から首を貫く。
そしてイクスはツインエネルギーソードを接続し、薙刀のようになったツインエネルギーソードを構えるとティラノサウルスの首を斬り落とした。
流石に強いな。イクスが帰ってくる。
「エネルギー危険域です、マスター」
「全力戦闘は現状ギリギリか…イオンブースターを使うときは気をつけてな」
「イエス、マスター」
イクスのエネルギーを回復させて帰るとメルたちがいた。どうやら無事にミノタウロスの試練を突破できたようだ。因みにボロボロだ。
「よくあれを初見でクリアしたね…タクト君」
「兄ちゃんの化物ぶりを再認識した…」
「…兄様の情報がなかったら、三回は間違いなくやり直してる」
牛鬼以降は強いからな…何はともあれクリアおめでとうだ。話を聞くとミノタウロスの斧などの武器は手に入ったらしい。これらが初回限定アイテムだという話だ。分解しちゃってごめんね。
こちらの方も報告すると内容に絶句する。俺も話していて、よくクリア出来たなと思ったほどだ。そして手に入った素材にみんなそれぞれ喜んでいる。恩恵があるものがたくさんあるからな。
そしてジークを紹介すると女性陣のハートの射抜いた。そしてパピードラゴンと初対面するとジークが乗っかる。どうやら仲良くやっていけそうだ。
するとパピードラゴンがなぜかじゃれついて来た。
「タクトからドラゴンフルーツの匂いがするからだよ」
なるほど。でもまだダメだ。
俺はネタバレになることを話し、俺が出会ったドラゴンの話を雷電さんにする。
「私たちのドラゴンは騎乗専用のドラゴンになるということですか…」
「恐らくですが、ウィンドドラゴンが空用、ドラゴンモノケーロスが陸用では無いかと思います。どちらも強かったですよ。邪竜と聖竜はちょっとわかりませんでした」
ウィンドドラゴンは明らかにワイバーンを超えているし、ドラゴンモノケーロスもユニコーンに引けを取らない筋力はあるだろう。
「情報ありがとうございます。装備が出来るのは有難いですね。今のうちに準備しておきます」
それがいいだろうな。素材ならたくさんあるし、俺が戦闘したものたちより強くなるはずだ。楽しみだな。その後、ギルドでお疲れ様パーティーをして、ログアウトした。
名前 セチア ホーリーエルフLv3
生命力 140
魔力 288
筋力 122
防御力 93
俊敏性 116
器用値 266
スキル
杖Lv22 魔法弓Lv36 鷹の目Lv28 射撃Lv27 木工Lv24
採取Lv36→Lv37 調薬Lv20 刻印Lv12 宝石魔術Lv5 宝石細工Lv5
封印魔術Lv10 連続詠唱Lv17 同時詠唱Lv17 魔力操作Lv12 風魔法Lv18
火魔法Lv27 水魔法Lv28 土魔法Lv22 闇魔法Lv15 神聖魔法Lv10
雷魔法Lv19 爆魔法Lv19 木魔法Lv24→Lv25 氷魔法Lv19 樹魔法Lv24
罠設置Lv5 森林操作Lv7 ホーリーエルフの知識Lv26 精霊召喚Lv9
精霊結界Lv8 精霊魔法Lv2 列石結界Lv4 使役Lv9→Lv10 料理Lv22
名前 イクス アモールエクスマキナLv30
生命力 133
魔力 133
筋力 133
防御力 133
俊敏性 133
器用値 133
スキル
飛行Lv14→Lv15 機人兵装Lv32 暗視Lv15 鷹の目Lv23 射撃Lv25
詳細解析Lv10 演算処理Lv25→Lv26 行動予測Lv22 索敵Lv27 投擲操作Lv12
反射Lv13 連射Lv20 加速Lv1→Lv3 バリアLv1 空間把握Lv1→Lv3
換装Lv9 リンクLv19→Lv20 魔力充電Lv18→Lv19 リミッター解除Lv3
名前 ロコモコ ゴールドシープLv3
生命力 167
魔力 138
筋力 40
防御力 160
俊敏性 102
器用値 95
スキル
飛翔Lv22 激突Lv5 危険予知Lv19 脱走Lv12 育毛Lv21→Lv22
採乳Lv21→Lv22 耐寒Lv1 幸福Lv11 祝福Lv11 守護Lv12
放電Lv5 雷魔法Lv12 光魔法Lv12 浄化Lv1 天罰Lv4
雷霆Lv4 光輝Lv1 天の加護Lv12 黄金の加護Lv4
名前 エアリー ヘイズルーンLv2
生命力 152
魔力 122
筋力 120
防御力 80
俊敏性 134
器用値 110
スキル
角擊Lv27 激突Lv5 登攀Lv4 危険察知Lv16 跳躍Lv13
疾走Lv19 木魔法Lv5 光魔法Lv20 植樹Lv5→Lv7 採乳Lv19→Lv20
守護Lv7 祝福Lv8 豊穣Lv10→Lv12 蘇生Lv3 狂戦士化Lv3
封印魔術Lv12 列石結界Lv14 森林操作Lv5 天撃Lv1 星の加護Lv2
名前 ミール ネロハマドリュアスLv3
生命力 126
魔力 161
筋力 78
防御力 84
俊敏性 100
器用値 132
スキル
土潜伏Lv29 森林操作Lv26 俊足Lv12 風魔法Lv9 土魔法Lv14
木魔法Lv13→Lv15 水魔法Lv9 光合成Lv20 譲渡Lv6 花蜜Lv12
花粉Lv9 採取Lv33→Lv34 植栽Lv19→Lv20 株分けLv9→Lv10 水流操作Lv6
聖水Lv8 雨乞いLv3→Lv4 洪水Lv3 超再生Lv3 状態異常無効Lv3
寄生木Lv19 罠設置Lv19 植物召喚Lv6 水樹の加護Lv8→Lv9




