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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
リープリングトーナメントとドラゴンの試練
472/1718

#451 ドラゴンの試練 地底湖エリア

リリー「イオンちゃ~ん。振袖着るの手伝って~」


イオン「それぐらい自分でしてください。うぅ…ちょっときつい気が…」


セチア「この時期は不思議とそうなるものですよ。イオンお姉様」


恋火「そ、そうなんですか! セチアお姉ちゃん! 良かったです」


ノワ「…ん」


和狐「…否定するわけにはいかんね」


セフォネ「間違いではないぞ。本来体格が妾まで変化したからの」


リビナ「こたつに潜り込んでタクトのお菓子や料理を食べていたら太って当然でしょ。自業自得だよ」


5人「っ!?」


ファリーダ「トドメをさしたわね…」


リアン「あはは…では私たちはちゃんとそうならないように努力してましたからね」


ブラン「特にリビナが太らないように一生懸命でしたからね」


イクス「服を自在に変えれるわたしはきつさを感じることはありません」


みんな「ずるい!」


イクス「リリーほどではありません」


タクト「着替えたか?」


リリー「タクト~。手伝って~」


タクト「リリーだけまだだったのか…お! ぴったりだな」


リリー「えへへ~」


みんな「…」


リリー「? みんなどうしたの? なんか怖いよ?」


みんな「納得いかない!」


リリー「わ~!?」


タクト「こらこら。新年そうそう暴れるなって…新年の挨拶はしたのか?」


みんな「まだ!」


タクト「じゃあ、みんなでするぞ」


全員「新年明けましておめでとうございます! 新年も『Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~』をよろしくお願いします!」

翌朝、夢の中までドラゴンと戦っていた俺は目覚める。これは仕方無いことだろう。それほどの戦いだった。


朝食を食べてログインする。今日は水中戦スタートだ。メンバーはイオン、リアン、チェス、ディアン、サフィにした。


地底湖に入る前に俺は敵について話す。これまでの敵がそれぞれの属性の眷属ならば水のドラゴンは比較的予想しやすい。


「恐らくリザードマン、シーサーペント、ヒュドラ辺りが出てくる感じか?」


「ですね。後は水竜…アクアドラゴンが来るのではないかと」


イオンが言うなら間違いないだろう。一応アクアドラゴンのことを聞くと四足歩行のドラゴンで泳ぎが上手く物理攻撃を軸に攻めてくるらしい。


意外に思っているとちゃんと理由があった。


「水中での狩りはブレスなどを使うより噛んだりしたほうが効率がいいですから」


俺たちも水の攻撃はあまりしないから納得した。


全員で朝食を食べ、いざ地底湖に入ると早速敵が来た。


フィッシャーリザードマンLv30

召喚モンスター 討伐対象 アクティブ


リザードマンの別系統の進化か…一丁前に武装してやがる。するとフィッシャーリザードマンが何かを構える。


あれはまさか…スピアガン!?


「チェス! 防御!」


「ガァアア!」


無数の銛を飛んでくるがチェスがガードしてくれた。しかし氷装甲は貫通され、星鎧でガードしている状態だ。俺たちやディアンが受けたら、やばそうだな。


一方でフィッシャーリザードマンたちは三叉槍と盾、サーベルと盾を持つ者がこちらに向かってきた。


「イオンとリアンは後方の奴等を叩いてくれ。せっかくだ。リアンはサフィに乗って戦ってみるか?」


「いいんですか? タクト先輩」


「俺なら問題ないさ。チェスとディアンもいるからな」


「じゃあ…よろしくお願いします。サフィさん」


という訳でサフィの乗り手を交代する。


「前は俺たちが相手をする。いけ!」


「「わかりました!」」


イオンとリアンが左右に散る。


まずは数を減らすか…


『『『サンダーヴォルティックス』』』


俺がサンダーヴォルティックスを使うとフィッシャーリザードマンたちは盾で防御する。ほぅ…生意気だな。ぷよ助がいればこいつらに無双しそうだが、今日は接近戦を挑もうか。


俺は無銘を構える。


するとフィッシャーリザードマンの後方で炎と水の竜巻が襲いかかった。恐らくリアンとサフィの連携技だろう。おかげで銛の攻撃が止んだが、凄く負けた気分だ。


銛の攻撃が止んだことでチェスが攻撃に出る。盾を氷斧で破壊し、フィッシャーリザードマンをぼこぼこにしている。


ディアンは締め付けて噛みつくことにしたようだ。


みんなが奮闘しているが俺の元にフィッシャーリザードマンが来る。


フィッシャーリザードマンが飛びかかって来るが、隙だらけだ。三叉槍の突きをあっさり躱し、斬る。


今の俺はイオンとリアンのお陰で水中戦でも普通に違和感なく戦闘出来る。水中戦なら分があると思い込んだこいつらに負ける気はしないな。


すると銛が飛んできたので、無銘で弾くと弾いた先にいたフィッシャーリザードマンの股間に命中。鎧でガードしているのに貫通している。残念だったな…自分たちのスピアガンの威力を恨め。


『ごめんなさい! 間に合いませんでした』


『数が多いし、逃げられているから仕方無いさ。確実に減らしていこう』


『はい!』


その後も戦闘は続いたが、無事に仕留めた。今回の戦闘で学んだこと。俺がサフィに乗るより、リアンが乗ったほうが強い。


「私はタクト先輩の真似をしていただけですから!」


真似して負けるって余計に凹むぞ。気を取り直して武器を期待して解体する。


スピアガン:レア度7 銃 品質B

重さ:50 耐久値:80 攻撃力:100

水中で銛を勢いよく発射する銃。より銛の威力をあげるために開発された銃で水中戦闘では無類の強さを誇る。しかし発射した銛が使い捨てになる欠点がある。


銛:レア度7 槍 品質B

重さ:30 耐久値:80 攻撃力:40

効果:水中特攻(中)

鉄で出来た銛。水中戦闘で非常に有効な武器。


耐電の盾:レア度7 盾 品質B

重さ:30 耐久値:75 防御力:30

効果:耐電

雷を防ぐことに特化した盾。


キター!スピアガンを使ってみる。すると撃てた!しかも結構数がある。与一さんたちやシャローさんたちが喜びそうな武器だな。


そして耐電の盾は完全に俺の動きが読まれたな…くそ。


解体が済み、地底湖の底に辿り着くと採掘ポイントと横穴を発見した。先に採掘をする。


ゼオライト:レア度8 素材 品質A-

水を綺麗にしてくれる石。水の中にある毒素を吸着する性質を持ち、触媒として使用される。


初めて知った。こんな環境に優しい石があるんだな。


こういう石を見るとゾンビイベントが過るんだよね。まぁ、今ゲット出来たことに感謝しよう。


「うちのプールに使いましょう! タクト先輩!」


「き、汚いのか…? うちのプール」


「ち、違います! 綺麗ですよ? 毎日キキさんが掃除してくれていますから。ただ今より綺麗な水の中で泳ぎたいなって…」


それは実質汚いと言っているようなものだが、水質がよくなるなら使用しようかな。


では、先に進もう。横穴を通って抜けるとまた広い空間に出る。そこはモンスターのパラダイスだった。


シーサーペントLv40

召喚モンスター 討伐対象 アクティブ


アクアドラゴン?

? ? ?


ヒュドラがいなくて助かったが一斉にこちらに向かってきた。


シーサーペントは立派なヘビタイプのドラゴンだ。ただ尾びれや水掻きがある爪を見ると魚のような一面がある。結果水中では速い。


アクアドラゴンは魚要素皆無の立派な青いドラゴンだ。スピードではシーサーペントに劣っているが筋力と防御力はこちらが上だろう。


「シーサーペントから片付けるぞ! イオンとチェスはアクアドラゴンを頼む」


「わかりました!」


まずは先制攻撃だ!


『『『サンダーヴォルティックス』』』


何匹か躱された。ヘビタイプはくねくね動いて当てづらいな。


最初はサフィと騎乗したリアンが突っ込むがシーサーペントたちはサフィに尻尾を当てるとあっさり回避する。リアンの攻撃も警戒しての対処…こいつら、賢いな。


対するアクアドラゴンはガチンコバトル大歓迎みたいだ。イオンとチェスも真っ向から戦っている。


イオンは蒼雷を駆使して攻めている。しかし武器が通じないため、苦戦しているな。それでもスピードでは圧倒的な差があるから問題無いだろう。


チェスは氷斧でアクアドラゴンの爪とバトルをしている。あの斧と対等に戦えることが驚異だな。しかし負けてはいないから問題ないだろう。


問題はこちらだな。かなり劣勢だ。リアンも槍で刺そうとするがくねくね動いて当たらない。しかも気付いたら、巻き付かれそうなるから危ない。まぁ、サフィに騎乗しているリアンなら連携もあるし、大丈夫だろう。


問題はディアンだ。完全に狙われて群がられている。必死に抵抗しているが数に押されている。


あのくねくねを回避をなんとかしないとな…よし!くねくね動くなら動けなくしよう。


『マグネットサークル』


ディアンにくっついたシーサーペントがマグネットサークルに集まりディアンのようになる。


「今だ!」


『『『サンダーヴォルティックス』』』


『シャー!』


「サフィさん!」


俺のサンダーヴォルティックスとディアンの猛毒ブレス五連射が命中し、リアンとサフィの連携が固まっている所を全て貫いて仕留めた。


後はこれを繰り返すだけと思ったがシーサーペントたちは狙いを俺に変更する。


ならば戦おうか。無銘を構える。


「三枚下ろしにされたい奴からかかってこい!」


シーサーペントたちが群がってくる。


『『『アクセラレーション』』』


宣言通り三枚下ろし…になってないが一気に斬った。しかし生き残りが三匹襲い掛かってくるので俺は爪を上げた瞬間に、シーサーペントの喉仏を狙う。


「竜穴!」


それぞれパンチで決める。倒せはしないが動きを止めるだけで十分だ。


シーサーペントの脳天をサフィが貫き、下からはサフィから離れたリアンがシーサーペントを貫いた。残りはディアンが噛んで捕まえ、そのまま倒した。


これでシーサーペントは倒した。残りはアクアドラゴンだが、どうやら倒しているようだ。


するとイオンがチェスに説教をしている。


「どうしたんだ?」


「あ! 聞いてください! タクトさん! チェスったら、ずっと同じアクアドラゴンと戦っていたんですよ! 私がどれだけ大変だったか」


あぁ…結局あのまま二人っきりの世界に突入したのか。


「それはダメだが…チェスも反省しているし、そこまでにしておいてやれって」


「もう! タクトさんは優し過ぎます!」


俺まで怒られた。まぁ、俺も今回の戦闘は反省している。シーサーペントをなめていたからな。


さて、イオンのお叱りタイムが終わり、解体する。


海蛇竜の尾びれ:レア度7 素材 品質B

主に足ひれとして使用される素材。水中戦がしたい冒険者には人気の素材。


海蛇竜の鱗:レア度7 素材 品質B

火に強く、防水性、耐寒性にも優れている素材。軽いため、水中戦防具素材として人気が高い素材。


水竜の爪:レア度7 素材 品質B

強い水の力が宿っている爪。主に水属性の武器素材として使われる。


水竜の鱗:レア度7 素材 品質B

火に非常に強く、耐熱性にも優れている素材。水圧にも強いため、深海探索や火山地帯などで活躍する素材。


うむ。水中防具や水属性の素材だな。みんな欲しがるだろうな。水中戦仕様の鎧の存在はでかい。


更に底に行くと採掘ポイントを発見する。早速採掘する。


海性石:レア度6 素材 品質C-

強い水属性の魔力を宿した石。武器の素材や魔石に使われる。


ここで海性石が来るか…思いっきり地底湖だと思うんだが…その証拠に出口は見当たらない。つまり上に上がれということだろう。


地底湖から出ると目の前にはまた洞窟があったが雪化粧となっている。先に進むと広い空間に出る。


すると吹雪が吹き荒れ、一匹の氷のドラゴンが現れた。


吹雪竜ブリザードドラゴン?

? ? ?


水ではなく氷のドラゴンがボスだったか…予想外だ。


名前 タクト 寵愛の召喚師Lv5


生命力 128

魔力  290

筋力  120

防御力 70

俊敏性 90

器用値 187


スキル


格闘Lv33 蹴り技Lv30 杖Lv38 片手剣Lv40 槍Lv28 

刀Lv31 投擲Lv18 詠唱破棄Lv19 魔力操作Lv11 魔力切断Lv7 

召喚魔術Lv40 封印魔術Lv32 ルーン魔術Lv13 騎手Lv37 錬金Lv25 

採掘Lv33 伐採Lv36 解体Lv48 鑑定Lv39 識別Lv45 

疾魔法Lv10 炎魔法Lv7 地魔法Lv8 海魔法Lv11 暗黒魔法Lv8 

神聖魔法Lv14 雷魔法Lv38→Lv40 爆魔法Lv43 木魔法Lv30 氷魔法Lv35 

時空魔法Lv48 獣魔魔法Lv4 遅延魔法Lv13 連続詠唱Lv25 水中行動Lv20→Lv23 

縮地Lv9 読書Lv16 料理Lv42 釣りLv20 シンクロLv27 

エンゲージLv8 連携Lv14


名前 イオン ドラゴニュート・スワローLv3


生命力 135

魔力  216

筋力  142

防御力 92

俊敏性 268

器用値 182


スキル


二刀流Lv45 槍Lv7 投擲操作Lv27 飛翔Lv29 超感覚Lv24 

魔力操作Lv10 魔力切断Lv16 高速遊泳Lv30→Lv31 竜眼Lv19→Lv20 水分身Lv9→Lv10

氷刃Lv31→Lv33 蒼雷Lv19→Lv22 多連撃Lv27→Lv28 水魔法Lv24 時空魔法Lv20 

水流操作Lv4 蒼海波動Lv15 水圧結界Lv10 雹Lv12 星氷装甲Lv10→Lv12 

氷牢Lv4 逆鱗Lv1 竜技Lv20 竜化Lv9 竜魔法Lv6 

起死回生Lv3 ドラゴンブレスLv6 星海竜の加護Lv16→Lv18 料理Lv24


名前 リアン ネーレーイスLv1


生命力 140

魔力  260

筋力  130

防御力 100

俊敏性 225

器用値 200


スキル


槍Lv25→Lv27 杖Lv1 聖歌Lv30 呪歌Lv10 舞踊Lv6 

高速遊泳Lv26 連続詠唱Lv1 詠唱破棄Lv1 同時詠唱Lv1 水圧弾Lv14 

疾魔法Lv10 水魔法Lv14 神聖魔法Lv10 雷魔法Lv10 連携Lv1→Lv3

騎乗Lv1→Lv3 未来予知Lv1→Lv3 多連撃Lv10→Lv12 潜水Lv12→Lv14 誘惑Lv10

音響探知Lv15 洪水Lv4 水流操作Lv4 海波動Lv9 津波Lv5 

擬似女神化Lv1 料理Lv6 人化Lv30 人魚の加護Lv1→Lv3


名前 チェス アルカスベアLv3


生命力 100

魔力  130

筋力  132

防御力 136

俊敏性 66

器用値 72


スキル


噛み砕くLv25→Lv27 格闘Lv27→Lv28 氷斧Lv20→Lv22 鉄壁Lv27→Lv28 強制Lv26→Lv27 

氷装甲Lv24→Lv25 星鎧Lv12→Lv14 物理破壊Lv18→Lv20 魔法耐性Lv12 強襲Lv28→Lv29 

遊泳行動Lv25→Lv27 氷爪Lv28→Lv29 氷の牙Lv12→Lv14 雪潜伏Lv5 氷結ブレスLv19 

神聖ブレスLv7→Lv8 氷投擲Lv26 連撃Lv12→Lv14 神聖魔法Lv10 耐寒Lv5 

星の加護Lv7


名前 ディアン ヒュドラLv22→Lv23


生命力 122→125

魔力  164→167

筋力  162

防御力 80

俊敏性 100→102

器用値 102


スキル


噛みつきLv32→Lv34 巻き付きLv19→Lv20 遊泳行動Lv25→Lv27 毒竜鱗Lv26→Lv28 

多連撃Lv34→Lv35 恐怖Lv9 致死毒Lv29→Lv30 超再生Lv24→Lv26 呪滅Lv16→Lv17

猛毒ブレスLv27→Lv28 水ブレスLv20 熱探知Lv21 擬態Lv5 復活Lv20→Lv21


名前 サフィ イッカクLv13→Lv15


生命力 78→80

魔力  84

筋力  106→110

防御力 56→58

俊敏性 92→95

器用値 64→68


スキル


回転角Lv9→Lv11 遊泳行動Lv28→Lv30 飛行Lv6 跳躍Lv8 水化の牙Lv9 

突進Lv20 強襲Lv16→Lv18 物理破壊Lv6→Lv9 堅牢Lv5→Lv7 音響探知Lv18 

妨害音波Lv6 水刃Lv9 疾走Lv18→Lv20 乗馬Lv18→Lv20 避雷針Lv2 

波起こしLv7 潮吹きLv6 体格変化Lv6→Lv9

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最新作『動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います』を連載開始しました。
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動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
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