#447 ドラゴンの試練 火山竜戦
火山竜ヴォルケーノドラゴンが俺たちを見て、獰猛に笑う。
『いい面している奴らが来たじぇねーか! 俺様は火山竜ヴォルケーノドラゴン! さぁ、俺様と最高の殺し合いをしようぜ! その為なら待ってやる!』
あぁ…こいつは典型的なバトル好きだな。
さて、メンバーはどうするかだな…俺はヴォルケーノドラゴンを観察する。
『ふふん』
不敵な笑みで返された…余程の自信家だな。羽はあるが体と同じで溶岩で出来ているようだ。大きさもあまりないから飛ぶのが苦手そうだな。俺が一番危惧していることをイオンに聞いてみる。
「水が通用すると思うか?」
「わかりません…ただ通用すると思って挑むのは危険だと思います」
だよな…ファイヤードラゴンたちは水を蒸発させていたし、スプライトドラゴンは雷化の切り札があった。こいつにも何かあるだろう。
サフィには厳しい相手だろうな…よし。スピカにしよう。俺の手には黄龍の杖。
こいつに接近戦は出来ないと判断した。それと作戦を指示する。俺がスピカに乗り、全員が武器を構えるとヴォルケーノドラゴンが降りてくる。
『準備は出来たか?』
「あぁ…」
『ふ…なら祭りの始まりだ!』
ヴォルケーノドラゴンが叫ぶ。先手は貰うぞ!
「リアン!」
「洪水!」
大量の水がヴォルケーノドラゴンに迫る。さぁ、相手はどう来るよ。
『くだらん!』
ヴォルケーノドラゴンが叫ぶとマグマが吹き出し、こちらに向けて波となって、流れてきた。洪水とぶつかるが位置が悪い。ヴォルケーノドラゴンは山頂にいる。これでは勝ち目がない!
「イオン!」
「は、はい! 竜技ドラゴンウェーブ!」
イオンのドラゴンウェーブとマグマがぶつかるが蒸気を上げて、マグマはこちらに迫る。
「く…止められない」
「全員フル攻撃! マグマを止めろ! カーレントラピッツ!」
「はい! 波起こし!」
『シャー!』
ディアンの水ブレス五連射、スピカは俺と同じカーレントラピッツを使うが、ビクともしてない。これはダメだ。
「「「アースウォール!」」」
自分たちの足場を上げて、回避する。あっぶね~。
『ほう…面白い回避をするな! だが、逃げ場がないその状況で何が出来る?』
ヴォルケーノドラゴンの両手に火山弾が生まれ、投げて来る。こいつ、滅茶苦茶だ!
「ディアン、ぷよ助! 迎え撃て! イオン! リアン!」
『シャー!』
「はい! 蒼海波動!」
「水波動!」
ディアンの水ブレスで火山弾に水をかけ、ぷよ助が分解する。そしてイオンとリアンの波動技がヴォルケーノドラゴンに当たる時だった。
『ふん!』
ヴォルケーノドラゴンの地面からマグマが吹き出し、二人の波動技がかき消された…予想はしていたがこいつは水対策が完璧過ぎるな。
『どうした? この程度の攻撃は俺様には通用しねーぞ!』
そうだな…どうするか。
『来ないなら俺から行くぜ!』
青い熱線が放たれる。俺はアースウォールでガードした。四枚破壊されたからギリギリだ。
『イオンはあいつの上から攻撃をしてくれ。守りは俺たちがする』
『はい!』
イオンが雹で攻撃するがマグマの壁に阻まれる。ディアンの水ブレスも同時に防御している。ディメンジョンボムを使うが魔方陣をヴォルケーノドラゴンに破壊されて不発する。
さて、こうなるとマグマの壁の死角、真上から攻撃するしかないが誘われているよな。
遅延魔法でテレポートをストックし、ぷよ助を持つ。そしてスピカに乗り、空に上がる。イオンとディアンに攻撃を指示する。
イオンとディアンの攻撃にマグマの壁でガードし、俺は真上からヴォルケーノドラゴンに迫る。
『あめぇ』
ヴォルケーノドラゴンの背中から噴煙が吹き出す。やはり罠か!
「ぷよ助!」
ぷよ助が噴煙をガードする。噴煙は俺たちを呑み込むがぷよ助は俺たちを包み込み防御してくれた。
ぷよ助を見ると同時に石まで当たっている。ぷよ助がいなかったら、防御は不可能だったな…なんてスキルだ。しかし噴煙を抜けた。完全に無防備だ!
「ウォーターワールド!」
ヴォルケーノドラゴンの周囲の空間が青色に染まる。これで水属性が強化されて、火属性が弱くなったはずだ。
「「「カーレントラピッツ!」」」
『『『カーレントラピッツ』』』
スピカもカーレントラピッツを使い、一気にいく!
『何!? ッ~! こんな水、効かねーな!』
そうか?ならこれを食らってみろ!お前を守る壁は出させないぜ!
「蒼海波動!」
「水波動!」
『シャー!』
『ぐぅぅ! うぜぇ!』
イオン、リアンの波動技、ディアンの水ブレス五連射を食らってもダメか。そしてヴォルケーノドラゴンがドラゴンブレスで反撃する。
「あ…」
『シャー!』
リアンに直撃コースだったが、ディアンが首を中央以外を盾にして、更に身体でもドラゴンブレスを止めた。しかしディアンは倒れる。
「ディアンさん!」
ディアンは辛うじて無事だ。ゾッとしたがディアンに注意を向けたのはミスだ!
スピカの回転角がヴォルケーノドラゴンの首に命中する。しかし硬い。更にスピカと俺が燃える。
俺は効かないがこのまま攻撃していたらスピカが持たないので、俺は遅延魔法でストックしたテレポートで離れる。
『ふん。そう簡単に俺様のドラゴンスケイルが!?』
ぷよ助が水圧切断で右手を切り落とす。痛みで叫びヴォルケーノドラゴンにイオンが迫る。
「海錬刃!」
ヴォルケーノドラゴンの脳天をツイングレイシャーで貫く。そして倒れた。
ヴォルケーノドラゴンが倒れたことでフィールドは一旦元に戻る。俺たちは距離を取り、回復させる。本番はここからだ。
ヴォルケーノドラゴンが目覚め、雄叫びをあげる。世にも珍しいマグマの竜巻が発生し、ヴォルケーノドラゴンの姿が変化する。
身体から青い炎を滾らせ、切断した腕も直っている。背鰭のようなものが生えた。
『まだまだ祭りは終わらねーぞ! もっとだ! もっと俺様を熱く滾らせろ!』
はぁ…こちらはもう切り札を切るしかないな。
「イオン、頼めるか?」
「はい! 私が倒して見せます! 竜化!」
蒼い光の柱が天を貫き、竜化したイオンが現れる。
名前 イオン ドラゴニュート・スワローLv3→スターオーシャンドラゴンLv3
生命力 135→215
魔力 216→296
筋力 142→222
防御力 92→172
俊敏性 268→345
器用値 182→262
スキル
二刀流Lv45 槍Lv7 投擲操作Lv27 飛翔Lv28 超感覚Lv23
魔力操作Lv8 魔力切断Lv16 高速遊泳Lv30 竜鱗Lv3 竜爪Lv3
竜眼Lv17 水分身Lv8 氷刃Lv31 蒼雷Lv18 氷雷Lv1
多連撃Lv25 水魔法Lv24 時空魔法Lv20 集束Lv1 天候操作Lv1
水流操作Lv4 蒼海波動Lv14 水圧結界Lv10 雹Lv10 星氷装甲Lv8
氷牢Lv3 氷獄Lv1 津波Lv1 冷凍光線Lv1 過冷却水Lv1
逆鱗Lv1 竜技Lv20 竜化Lv8 竜魔法Lv5 惑星魔法Lv1
起死回生Lv3 ドラゴンブレスLv6 星海竜の加護Lv16 料理Lv24
それを見て、ヴォルケーノドラゴンは狂喜する。
『はーっはっはっは! そうだ…それでいい! 最高だ! ドラゴン同士の最高の喧嘩をしようぜ!』
『悪いですが、そういう勝負がしたいならリリーに言ってください。私はそういうのが向きませんから!』
イオンが息を吸い込むとヴォルケーノドラゴンも息を吸い込む。
『『ドラゴンブレス!』』
互いのドラゴンブレスがぶつかり合うとまだウォーターワールドは発動していることもあり、イオンが押し勝つ。
しかしドラゴンブレスを浴びてもヴォルケーノドラゴンがすぐに放射熱線で反撃する。対するイオンは星氷装甲でガードする。
『竜魔法! クワトロシースパウド!』
四つの水の竜巻がヴォルケーノドラゴンを襲うがヴォルケーノドラゴンはクワトロシースパウドを手で押さえる。
『おぉぉらあぁぁ!』
クワトロシースパウドを押し返してしまった。しかしイオンも攻め手を緩めない。
巨大な氷の塊が次々ヴォルケーノドラゴンに飛来する。それをヴォルケーノドラゴンは爪で破壊する。
しかし捌き切れず複数命中するがヴォルケーノドラゴンはお返しに火山弾をイオンに投げつける。
『氷雷!』
イオンの白い雷を放つと火山弾に当たり、火山弾が凍り付いてしまう。そして巨大な津波をイオンが発生させると、ヴォルケーノドラゴンはマグマの津波で対抗する。
この勝負は互角に終わった。なんて戦いだ。
『ははは! 楽しいな! おい!』
『皆さん、すみません。ちょっとの間辛抱してください…天候操作!』
イオンはここで戦術を変えた。いきなり天候が悪化し、猛吹雪が発生する。俺はリアンにローブを渡し、シンクホールで地中に避難する。吹雪の時には穴に逃げ込むべきだ。
『この程度の寒さが俺様に通用すると思っているのか!』
ヴォルケーノドラゴンが炎を滾らせる。しかし寒さがイオンの狙いでは無かった。
『雹! 氷雷!』
『何!? く!』
視界が最悪なところに寸分違わず、巨大な雹と氷雷がヴォルケーノドラゴンに襲いかかった。ヴォルケーノドラゴンは雹を破壊し、氷雷は自分の炎でガードしている。
そしてヴォルケーノドラゴンも攻撃する。
『灼熱! 放射熱線!』
視界がゼロの中、イオンの姿を捉えたヴォルケーノドラゴンが息を吸う。
『火砕ブレス!』
煙のようなブレスがイオンに迫り、当たるとイオンが石化してしまう。
『ざまーみやがれ。さて、次は』
『過冷却水!』
イオンは水分身で躱していた。そして不意打ちの過冷却水をヴォルケーノドラゴンに浴びさせた。過冷却水は氷点下でも凍らない水のことだ。
『この程度の水がなんだって言うんだよ!』
『この程度の水の恐ろしさを教えてあげます。氷獄!』
凍らない水が氷結していく。
『何!? 俺様が凍るだと!? く! グォオオ!!』
『無駄です…叫んだところであなたはもう火を使うことは出来ません。火種が無ければ火は発生しない。これが道理です』
これが氷獄の効果…極低温の地獄を作り出し、氷獄発動範囲の全てのマナを氷のマナのみにするスキル。火は疎か氷以外の魔法全てを封殺するイオンの切り札だった。
『ま、まだだ! ここは俺様の領域だぞ』
『氷牢!』
ヴォルケーノドラゴンがスキルを使用しようとするが氷牢でスキルを封じる。
『これで終わりです!』
上空に巨大な魔方陣が描かれる。ここ大丈夫かな…イオンを信じるしかないな。
『まだだ! まだ終わらせねぇ!』
ヴォルケーノドラゴンが暴れる。
『勝つのは俺だ~!』
しかしヴォルケーノドラゴンはそう叫ぶことしか出来なかった。
『惑星魔法! ジュピター!』
魔方陣から青い光がヴォルケーノドラゴンに落ちる。
『ちっ…えげつない戦闘をしやがって…まぁ、悪くねぇ戦いだったか』
ヴォルケーノドラゴンに青い光が当たると世界は青色に染まる。
光が収まるとヴォルケーノドラゴンは倒れていた。そしてインフォが来る。
『リアンのレベルが30に到達しました。『人魚の選定』が発生しました』
倒したか…イオンが竜化から戻る。
「凄く…強かったです」
「だな…よくやった。イオン」
「ふふ」
流石にリアンは何も言わなかった。イオンが頑張ったのはこの場にいる全員が認めているからな。一応みんなの頭も撫でて、労った。
そしてリアンの選定だ。俺は水に包まれ、転移した。
名前 タクト 寵愛の召喚師Lv4
生命力 126
魔力 285
筋力 120
防御力 70
俊敏性 90
器用値 184
スキル
格闘Lv32 蹴り技Lv29 杖Lv38 片手剣Lv40 槍Lv28
刀Lv30 投擲Lv18 詠唱破棄Lv16→Lv18 魔力操作Lv9 魔力切断Lv5
召喚魔術Lv40 封印魔術Lv32 ルーン魔術Lv13 騎手Lv36→Lv37 錬金Lv25
採掘Lv31 伐採Lv36 解体Lv46 鑑定Lv37 識別Lv44
疾魔法Lv10 炎魔法Lv7 地魔法Lv7→Lv8 海魔法Lv10→Lv11 暗黒魔法Lv8
神聖魔法Lv14 雷魔法Lv38 爆魔法Lv42 木魔法Lv30 氷魔法Lv35
時空魔法Lv48 獣魔魔法Lv4 遅延魔法Lv11→Lv12 連続詠唱Lv23→Lv24 水中行動Lv20
縮地Lv8 読書Lv16 料理Lv42 釣りLv20 シンクロLv27
エンゲージLv8 連携Lv14
名前 イオン ドラゴニュート・スワローLv3
生命力 135
魔力 216
筋力 142
防御力 92
俊敏性 268
器用値 182
スキル
二刀流Lv45 槍Lv7 投擲操作Lv27 飛翔Lv28→Lv29 超感覚Lv23→Lv24
魔力操作Lv8→Lv10 魔力切断Lv16 高速遊泳Lv30 竜眼Lv17→Lv19 水分身Lv8→Lv9
氷刃Lv31 蒼雷Lv18→Lv19 多連撃Lv25→Lv27 水魔法Lv24 時空魔法Lv20
水流操作Lv4 蒼海波動Lv14→Lv15 水圧結界Lv10 雹Lv10→Lv12 星氷装甲Lv8→Lv10
氷牢Lv3→Lv4 逆鱗Lv1 竜技Lv20 竜化Lv8→Lv9 竜魔法Lv5→Lv6
起死回生Lv3 ドラゴンブレスLv6 星海竜の加護Lv16 料理Lv24
名前 リアン メロウLv29→Lv30
生命力 100
魔力 212→215
筋力 97→100
防御力 65
俊敏性 183→185
器用値 148→150
スキル
槍Lv25 杖Lv1 聖歌Lv30 呪歌Lv10 舞踊Lv6 遊泳行動Lv26
水弾Lv14 水魔法Lv14 連撃Lv10 潜水Lv12 魅了Lv10
音響探知Lv15 洪水Lv3→Lv4 水流操作Lv4 水波動Lv8→Lv9 波起こしLv4→Lv5
料理Lv6 人化Lv30
名前 ぷよ助 クリアスライムLv2→Lv3
生命力 160→163
魔力 52→54
筋力 0
防御力 186→190
俊敏性 84
器用値 112
スキル
捕食Lv37→Lv38 防御Lv24→Lv25 物理無効Lv37→Lv38 変形Lv39 捕縛Lv10
粘着Lv14 衝撃吸収Lv27→Lv29 擬態Lv2 分裂Lv23 超再生Lv27→Lv28
挑発Lv20 腐蝕Lv22 水中行動Lv24 極寒ボディLv32 浄化Lv21
分解Lv16→Lv18 吸収Lv15→Lv17 水圧切断Lv2→Lv3 冷凍砲Lv1 投擲Lv5
風属性無効Lv1 水属性無効Lv12 火属性無効Lv19→Lv21 光属性無効Lv17
名前 ディアン ヒュドラLv20→Lv22
生命力 120→122
魔力 158→164
筋力 156→162
防御力 80
俊敏性 100
器用値 100→102
スキル
噛みつきLv32 巻き付きLv19 遊泳行動Lv25 毒竜鱗Lv25→Lv26
多連撃Lv33→Lv34 恐怖Lv9 致死毒Lv29 超再生Lv23→Lv24 呪滅Lv16
猛毒ブレスLv27 水ブレスLv18→Lv20 熱探知Lv21 擬態Lv5 復活Lv18→Lv20
名前 スピカ ユニコーンLv8→Lv10
生命力 95→98
魔力 135→138
筋力 150→156
防御力 52
俊敏性 188→194
器用値 86→88
スキル
回転角Lv28→Lv29 激突Lv26→Lv27 物理破壊Lv26 集中Lv18 騎馬Lv22→Lv23
水上走行Lv17 危険予知Lv21 気配遮断Lv11 旋風Lv22 疾駆Lv26→Lv27
騎手強化Lv21→Lv22 浄化Lv12 幻影Lv26 木魔法Lv12 海魔法Lv3→Lv4
神聖魔法Lv8 狂戦士化Lv3 蘇生Lv2 譲渡Lv3 聖獣の加護Lv10




