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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
リープリングトーナメントとドラゴンの試練
464/1718

#443 風車依頼と生産上級クエストの情報

改めて明日の更新は7時と23時に二話更新いたします。

遅くなった夕飯を食べ終わってからログインする。ギルドに向かう前に獣魔ギルドに向かう。


レベルアップが落ち着いて来たからそろそろ戦力を増やそうと思ったのだ。ぶっちゃけ、前のイベントで欲しい召喚獣が出来ただけとも言う。


久々の召喚で狙うのは…シースネーク!イベント見たがシーサーペントになるみたいなのだ。なぜこれを選んだのか?俺の予想では第四進化に青龍が来る可能性が高いと思ったのだ。


白夜がいるし、封印石で黄龍がいるならやはり四神コンプをしたくなる。というわけで中魔石を使って、いざ召喚!


一回目は失敗。これがあるんだった…二回目で成功する。


召喚されたシースネークは俺の首に巻き付く。久々だ…この感じ。名前は夕飯の時に決めた。


名前 蒼穹 シースネークLv1


生命力 35

魔力  12

筋力  23

防御力 12

俊敏性 18

器用値 18


スキル


噛みつきLv1 巻き付きLv1 毒Lv1 熱探知Lv1 水中行動Lv1


これで俺が召喚出来る数は9となった。


蒼穹(そうきゅう)には青空の意味がある。俺は雲外蒼天(うんがいそうてん)という言葉が好きで青龍に名前をつけるならこれに関係する言葉を選んだ。


因みに雲外蒼天は雲の上には青空が広がっているという意味。雲は困難や障害を意味し、それを乗り越えたら、青空つまり希望が広がっているということ。


俺がダメになったとき爺さんと戦った後に見た光景は青空のような気がしたから俺はこの言葉が好きなんだよね。


俺は蒼穹を首に巻いたまま、ギルドに顔を出す。


「あ、ギルマス!」


「ギルマス! 小麦ゲットおめでとうございます!」


「あぁ、ありがとう。みんなもクエスト終わったところかな?」


「はい。明日ミノタウロスの試練に挑戦することになったので、その為にレベルを上げてきたところです」


いよいよ、みんなもミノタウロスに挑戦か…頑張って貰いたいものだ。


そして小麦について、相談があるのでルインさんたちと話し合う。


「小麦については、アイテムを使えば攻略出来るわけね」


「まぁ、私たちでもクリアできるようにしないと変だもんね」


「それで相談って何かしら?」


「実は小麦をゲットしたら、機械アイテムをゲット出来たんですが、その中に小麦粉にする機械がなかったんですよ」


小麦をワラと粒に分かる機械と小麦粉から他の薄力粉などの粉に変換するアイテムはあったんだけど、小麦から小麦粉を作る手段が無かったんだよね。粉末化で解決出来そうではあるが、出来ない可能性もある。


「つまりそれはこちらで作らないとダメってことね」


「…ちょっと待って。それってかなり大変なんじゃない? 確か石臼とかあったけど」


そう…人力ではかなりきついだろう。しかし俺は既に解決策を知っている。


「ユグさん、風車って作れませんか?」


「風車?」


「なるほどね…風車はポンプの他に穀物の製粉にも使われているのよ。粉末化を使うより品質は良くなりそうだし、ユグ、作製を頼める?」


他にも風車は向日葵の種から油を採取するのにも使われる。作っておいて損はないだろう。


「任せて! 素材はアカシアを使うことになるけど、大丈夫?」


「はい。ただあまり数は無理そうなので、そこはミールと相談して決めてください」


「了解!」


その後、みんなの様子やクエストの状況を聞く。


メルたちは砂漠を攻略しつつ、ミノタウロス討伐を目指しているみたいだ。休みの日の間に攻略するだろう。


生産職のみんなも島に余裕が出始めたので、少しずつ生産を開始したとのことだ。


「他の生産クエストは私たちが最初に調べて見るわ。タクト君はその間、ギルドのクエストとかしてみたら、どうかしら?」


「うーん…それも気になりますが、明日から休みならチャレンジしたいクエストがあります」


「何かしら?」


「獣魔ギルドの上級クエストである龍の谷に行ってみようと思います」


全員からおぉ~と言われる。


「遂にタクトさんがドラゴン召喚を狙うんですね!」


「まだクエスト見てないからわからないさ。これから確認しに行ってみます」


「了解よ。ハルが回復アイテムの研究をしているからクエストを受ける前に貰うといいわ。じゃあ、私たちもとりあえず大豆クエストから確認して行きましょうか」


『おぉ~!』


というわけで俺は獣魔ギルドにやってきた。ネフィさんに要件を伝えるとクエストを紹介される。


召喚師限定クエスト『ドラゴンの試練』:難易度S

報酬:ドラゴンの召喚石

龍の谷を攻略せよ。


単純明快なクエストだな…するとネフィさんから忠告を受ける。


「このクエストを受けると龍の谷から抜けることは出来ません。色々準備して挑んだほうがいいですよ?」


ミノタウロスの試練と同じようなクエストなわけだな。上等だ。


明日に備えて食材の調理をみんなですることにした。この機会にリープリッヒでノワとリアンに料理を教えることにした。


ノワにはお肉料理、リアンには魚料理を教える。


「…大変」


「俺たちの苦労がわかるだろう?」


ノワが俺の影に逃げ込もうとしたところを捕まえる。リリーたちがおぉ~と声を上げる。


「料理スキルを覚えた以上、しっかり覚えるまで逃がさないぞ」


「…うぅ~…失敗した」


今頃後悔しても遅い。


「魚を捌くのって大変な作業だったんですね…」


「タクトさんは簡単にこなしていますから大丈夫だと思いますが大変なんですよ…しかも何気にタクトさんは料理になると厳しくなりますね」


「料理に妥協は厳禁どす。お魚食べる時に骨があったら、嫌どすやろ?」


「そういうことがあるんですね…タクトさんの料理だとそんなこと殆ど無いです」


ちゃんと食べやすいように気を使っているからな。リアンにはそれをマスターして貰いたい。料理の訓練をしているとメールが来た。ミュウさんからだ。なんだろう?


『カメムシの大群に襲われた~』


どんまいとしか言えないな。他の人からも酷い臭い!とかトラウマ映像のメールが来る。マスク必須のクエストだな。


その後も他のクエストの情報が届いた。米クエストではジャンボタニシが大量に出現したらしい。


コーヒー豆のクエストで死の森に入った瞬間、全員死に戻ったようだ。何が起きたか全くの不明らしい。


他にもバニラのクエストの氷姫の森は氷の木がある森で、寒さ対策しないとダメみたいだ。


チャノキは大量のケムシが発生。恐らくはチャドクガの幼虫だろう。そいつらから毛針を一斉攻撃されて死に戻ったらしい。


俺は訓練を終わらせ、帰ってきたみんなを労い、愚痴を聞く。


「どんだけ殺虫剤が必要なんだろうね…」


「少なくとも野菜が食べれなくなるレベルの殺虫剤は必要だと思う…」


まぁ、俺も小麦クエストの時はそう思ったもんな。


「死の森は完全に情報無しですか?」


「えぇ…本当に入ったら、全員即死だったわ」


「エルフのセチアちゃんなら何か知っているかも知れないよ?」


「聞いてみますか」


セチアを呼び出し、ルインさんたちから話を聞くとセチアから驚きの発言が来た。


「断言はできませんがマンチニールが生息している可能性が高いと思います」


『マンチニール?』


ありゃ。皆さん知らないようだ。


「世界で最も危険な樹としてギネス登録されている樹ですよ。確か木の実がリンゴそっくりで食べると地獄を見るとか…」


「さすがタクト様です。マンチニールは樹液や葉液には毒を持っていて触れたり、雫が落ちたりすると即死してしまうほど危険な樹です」


「そういえば雫が落ちた気が…」


「この分だと死の森は危険植物の宝庫みたいね…かなり丈夫な装備をしないと攻略は難しそうね」


なんてこった…俺のコーヒーが…ちくしょう。運営め。


俺からも情報を提供し、ハルさんから回復アイテムを受けとる。水樹の水とリンゴを使い、味はだいぶ改善出来てきたらしい。試しに飲んでみる。


リンゴの甘さと葉っぱの苦さが絶妙に混ざりあった味がした。確かに改善がされているが…これはちょっと…失礼します。


数分後…帰ってきた俺はある案を提案する。以前した苦味取りは成果はあった。これをすればリンゴの味が勝つかも知れないと思ったのだ。


完成したのを飲んでみる…僅かにまだ苦味があるがこれなら…


「「許容範囲?」」


二人で首を傾げる。間違いなく言えることはこれまでで一番飲めるポーションだと言うこと。


「今から生産にかかりますね! ギルドには届けておきますから明日受け取って下さい」


「わかりました」


ヘーパイストスに武器の修復を頼み、明日に備えて寝ることにした。


名前 タクト 寵愛の召喚師Lv4


生命力 126

魔力  285

筋力  120

防御力 70

俊敏性 90

器用値 184


スキル


格闘Lv31 蹴り技Lv27 杖Lv38 片手剣Lv39 槍Lv25 

刀Lv28 投擲Lv16 詠唱破棄Lv14 魔力操作Lv9 魔力切断Lv1 

召喚魔術Lv40 封印魔術Lv30 ルーン魔術Lv13 騎手Lv36 錬金Lv25 

採掘Lv28 伐採Lv36 解体Lv43 鑑定Lv33 識別Lv42 

疾魔法Lv9 炎魔法Lv7 地魔法Lv7 海魔法Lv8 暗黒魔法Lv8 

神聖魔法Lv14 雷魔法Lv38 爆魔法Lv41 木魔法Lv30 氷魔法Lv32 

時空魔法Lv47 獣魔魔法Lv4 遅延魔法Lv11 連続詠唱Lv22 水中行動Lv20 

縮地Lv7 読書Lv16 料理Lv41→Lv42 釣りLv20 シンクロLv27 

エンゲージLv8 連携Lv11


名前 イオン ドラゴニュート・スワローLv3


生命力 135

魔力  216

筋力  142

防御力 92

俊敏性 268

器用値 182


スキル


二刀流Lv45 槍Lv7 投擲操作Lv27 飛翔Lv28 超感覚Lv20 

魔力操作Lv8 魔力切断Lv16 高速遊泳Lv29 竜眼Lv15 水分身Lv6

氷刃Lv30 蒼雷Lv17 多連撃Lv24 水魔法Lv24 時空魔法Lv19 

水流操作Lv4 蒼海波動Lv14 水圧結界Lv10 雹Lv8 星氷装甲Lv8 

氷牢Lv3 逆鱗Lv1 竜技Lv20 竜化Lv8 竜魔法Lv5 

起死回生Lv3 ドラゴンブレスLv6 星海竜の加護Lv14 料理Lv22→Lv24


名前 セチア ホーリーエルフLv3


生命力 140

魔力  288

筋力  122

防御力 93

俊敏性 116

器用値 266


スキル


杖Lv22 魔法弓Lv36 鷹の目Lv28 射撃Lv27 木工Lv24 

採取Lv36 調薬Lv20 刻印Lv12 宝石魔術Lv5 宝石細工Lv5 

封印魔術Lv10 連続詠唱Lv15 同時詠唱Lv15 魔力操作Lv12 風魔法Lv18 

火魔法Lv27 水魔法Lv28 土魔法Lv22 闇魔法Lv15 神聖魔法Lv10 

雷魔法Lv19 爆魔法Lv19 木魔法Lv24 氷魔法Lv15 樹魔法Lv24 

罠設置Lv5 森林操作Lv7 ホーリーエルフの知識Lv26 精霊召喚Lv8 

精霊結界Lv7 精霊魔法Lv2 列石結界Lv4 使役Lv9 料理Lv20→Lv22


名前 恋火 ハーミットビーストLv2


生命力 155

魔力  200

筋力  218

防御力 100

俊敏性 254

器用値 150


刀Lv31 二刀流Lv14 鎌鼬Lv15 炎魔法Lv12 時空魔法Lv6 

黒炎Lv20 聖火Lv29 火炎操作Lv3 天耳通Lv31 他心通Lv8 

危険予知Lv31 気配遮断Lv1 魔力切断Lv10 物理切断Lv7 

霊力Lv12 仙気Lv9 仙術Lv8 幻影Lv5 神道魔術Lv9  

見切りLv15 縮地Lv23 神足通Lv11 妖術Lv5 血醒Lv9 

料理Lv22→Lv24 ハーミットブレスLv6 狐技Lv7 神降ろしLv2 獣化Lv5


名前 ノワ ドラゴニュート・ディペンデンスLv2


生命力 140

魔力  252

筋力  122

防御力 97

俊敏性 140

器用値 207


スキル


影操作Lv20 飛翔Lv18 呪滅擊Lv16 影探知Lv20 影移動Lv12 

影針Lv7 影潜伏Lv25 影呪縛Lv21 影召喚Lv13 気配遮断Lv17 

擬態Lv9 暗視Lv25 魔眼Lv15 冥波動Lv11 暗黒魔法Lv2 

超再生Lv3 黒炎Lv3 集束Lv3 邪気Lv6 蘇生Lv3 

黒霧Lv11 霊化Lv5 身代わりLv6 超感覚Lv8 逆鱗Lv1 

竜技Lv8 ドラゴンブレスLv8 竜魔法Lv5 竜化Lv6 料理Lv1→Lv6 

邪竜の加護Lv15


名前 リアン メロウLv28


生命力 98

魔力  210

筋力  97

防御力 65

俊敏性 181

器用値 146


スキル


槍Lv25 杖Lv1 聖歌Lv30 呪歌Lv10 舞踊Lv6 遊泳行動Lv24 

水弾Lv14 水魔法Lv14 連撃Lv10 潜水Lv12 魅了Lv10 

音響探知Lv15 洪水Lv2 水流操作Lv2 水波動Lv6 波起こしLv3

料理Lv1→Lv6 人化Lv30


名前 和狐 ハーミットビーストLv2


生命力 164

魔力  264

筋力  131

防御力 106

俊敏性 210

器用値 209


スキル


扇Lv14 神楽Lv14 投擲操作Lv10 黒炎Lv19 聖火Lv21 

火炎操作Lv5 天耳通Lv20 他心通Lv7 神足通Lv7 危険察知Lv21 

封印魔術Lv17 幻影Lv14 炎魔法Lv8 神聖魔法Lv11 神道魔術Lv29 

妖術Lv12 霊符Lv3 式神Lv1 護符Lv4 仙気Lv7 

仙術Lv6 飯綱Lv8 裁縫Lv23 革細工Lv12 料理Lv23→Lv25 

血醒Lv7 ハーミットブレスLv8 狐技Lv10 神降ろしLv2 獣化Lv5

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最新作『動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います』を連載開始しました。
以下のリンク先で連載中です。


動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
― 新着の感想 ―
[一言] 不老不死はキツイやろね。何百何千何万と親しき者が死んでいく場面を経験するわけだし孤独やろな。
2020/01/08 21:58 退会済み
管理
[気になる点] “小麦を稲と粒に分ける”とありますが、稲はお米が成る植物のことを指すので、小麦と稲は別の作物です。恐らくとんし様が仰りたいのはワラじゃないかなと思います。稲や小麦において、実の成ってい…
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