#424 リープリングトーナメント表
トーナメント表は自分で作ると公正では無くなる自身があったので、くじアプリで作成して見ました。
中々酷いトーナメント表になったなと思います。誰が優勝するのか予想しつつ、楽しんで貰えたらなと思います。
翌日、公正を期すために学校でクラスメイトにくじを引いて貰った。後はリリーたちにくじを引いて貰ったら完成だ。
すると海斗たちが来る。
「でこのくじはなんだったんだ?」
「昨日リリーからトーナメントをしたいと言われてな。これがトーナメント表だ」
海斗たちが見る。
「「「見たい!」」」
「気持ちはわかるが出遅れるぞ」
「「「う」」」
「それに来週から期末テストだぞ」
海斗は無言で去っていった。あいつ…補習確定だな。
まぁ、残りの時間で島の計画を考える俺もどうかと思うけどね。
学校が終わり、ゲームにログインするとリリーたちがいた。ナース服姿で…もう犯人はわかっている。
「…看病するならその格好と言われたのか?」
『うん!』
鼻血を出しているアウラさんの姿がよぎる。やれやれだ。
「トーナメント表とルールを決めたから今から先に説明するぞ」
全員が真剣に聞く。
「決闘ではリスクがあるスキルは禁止。制限時間は30分。勝利条件は相手の戦闘不能かタイムアップ時点で生命力が高いほうの勝利。生命力がタイムアップ時点で同じの場合は両者負けとする。時間は基本的には夜だが朝、昼もある。これは予定表に書いておくよ。場所は地下の決闘場だ」
俺の説明を聞いて喜ぶ者や考える者、何も考えない者と様々だ。こうして改めて見るとみんなの性格がよくわかるな。俺はバガス紙に学校で決めたトーナメントを書く。
「これがトーナメント表だ。後はリリーたちがくじを引けば完成だな」
イオンがバガス紙でくじを作り、ファリーダからくじを引いていく。最後にイオンがくじを引き完成。完成したトーナメント表がこちら!
Aグループ
シード枠
エアリー
第一試合
白夜VSファリーダ
第二試合
ルーナVS和狐
第三試合
ゲイルVSスピカ
第四試合
ダーレーVSサフィ
シードも今回は完全にくじで決めた。結構荒れるグループになったな。何せ騎乗役が三体いるからな。注目はゲイルとスピカの戦いだな。互いにうちを代表するスピードスターだ。ルーナと和狐の戦いは見るのが辛いな。
「和狐お姉ちゃんが相手でも負けませんから!」
「うちも負けるわけにはいけまへん。本気で戦わせて貰います」
うん。いいよね。こういうの。トーナメントはこうじゃないといけない。ではBグループ。
Bグループ
第一試合
恋火VSディアン
第二試合
優牙VSノワ
第三試合
黒鉄VSロコモコ
第四試合
ミールVSチェス
シード枠
セチア
このグループは熱いな!いきなり恋火とディアンが戦うのは熱い!
「いきなりディアンさんと戦うなんて…くじ運無いです…」
本人は落ち込んでいるが他の枠も予想が付かない楽しみだ。次はCグループだ。
Cグループ
シード枠虎徹
第一試合
セフォネVSイオン
第二試合
ブランVSリュクス
第三試合
イクスVSリビナ
第四試合
狐子VSリアン
運命って非情だな…そう感じるCグループだ。ブランが天昇の影響を受けているがCグループなら問題はないな。
「いきなりイオンとじゃと!? いや、決闘は夜、妾に分があるのじゃ」
「それはどうでしょうか? 悪いですが本気で潰します」
「の、望むところなのじゃ! 真の魔王の力見るがいい!」
イオンの奴はもうセフォネに勝つための戦略が出来ているな。そしてもう一組悲惨な子がいる。
「タクト、ボクはくじをやり直すべきだと」
「それだと公正じゃ無くなるからダメだ」
「うわーん! 一番戦いたくないイクスと当たるなんて最悪だ~!」
気持ちは痛いほどわかる。イクスは正確無比な攻撃が持ち味だ。進化したとはいえ基本的に止まることが多いリビナにとっては天敵だろう。次はDグループ。
第一試合
月輝夜VSコノハ
第二試合
ストラVSグレイ
第三試合
アラネアVSぷよ助
第四試合
ヒクスVS伊雪
シード枠
リリー
このグループは朝バトルになる。そしてこのグループも面白いな。
ただアラネアは天敵と当たってしまったな。ぷよ助相手では糸が通用しないのはバエルが証明している。どうぷよ助を攻略するかだな。
そしてくしくも俺を最初から支えてくれたリリー、グレイ、コノハが同じグループになったか。色々思うところはあるが全力バトルを期待しよう。
みんなが火花を散らしていると部屋のドアが開く。現れたのはシルフィ姫様だ。この人は凄いタイミングで現れるな。
「なんだか楽しそうですね。それはトーナメント表ですか?」
く…目敏い…シルフィ姫様はめっちゃ笑顔だし…逃げ場がない。観念しよう。俺はトーナメントについてとルールの説明をする。
「質問です。リスクがあるスキルはどこまで使っていいんでしょうか?」
「具体的には竜化などの数日影響が出るスキルは禁止。血醒や狂戦士化などのリスクがあるが翌日影響がでないものは禁止ではないです」
「なるほど! 楽しそうですね!」
もう目が輝いている。観戦する気満々だ。
「夜遊びはダメですよ? シルフィ姫様。お城の人が心配してしまいます」
「問題ありません。サラやアンリも話せば見学に来ると思います!」
「国王様たちが許可しないでしょう…」
シルフィ姫様は無言の笑顔だ。いや、話そうよ。
「父も見学に来れば」
「ダメです! 話がでかくなりすぎです!」
恋火あたりが絶対緊張してしまう!それじゃあ、フェアじゃない!
「はぁ…わかりました。説得してきます」
シルフィ姫様はいなくなった…諦めないんだ。いや、わかっていたけどね。大事にはならないことを祈りながらログアウトした。




