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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
魔導船と魔王バエル
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#358 進化したイクスの武器とグレイ無双

夕飯を食べ終えた俺はログインした。最初に一応リリーたちの様子を確認する。やはり変化なしだった。というわけで七輪同様、まだしていなかった紙を作ることにした。


紙製造機を取り出し、サトウキビから作ったバガスパルプを中に入れる。これで準備完了。後はスイッチオン。すると紙が出てきた。鑑定する。


バガス紙:レア度4 紙 品質D

バガスパルプから作った紙。メモや地図、本などに使われる紙。


紙完成!これで魔導書の作製に王手だと思う。後は魔法の国ウィザードオーブで作り方を教えて貰えばいいだろう。


そのまま、大量にバガス紙を作っていく。バガスパルプはたくさんあるのだよ。


するとブランが部屋に入ってくる。


「失礼します。我が主…今日は戦闘に行く予定はありませんか?」


「戦力がダウンしているからな。ブランは戦闘したいのか?」


「…はい。皆さん、戦闘で活躍して私だけ参加出来ませんでしたから」


確かにそれは焦るかもな。グレイの強さも気になる。


「なら行くか。星霜の盾の具合も試したいんだろ? 場所は…ホークバレーでいいか?」


「はい! ありがとうございます!」


「ただし星光の使用は禁止な。後イクスの解放された武器だけ先に確認させてくれ」


「わかりました」


というわけで紙の生産を終え、バトルシップに向かい武器の確認をする。


武器

エネルギーキャノン 素材:チタン鉱石300、エーテル大結晶1

エネルギーマシンガン 素材:チタン鉱石150、エーテル結晶50

3連装ミサイルポッド 素材:魔導核6、魔結晶300、鋼鉱石600

クローアーム:鋼鉱石200、マナタイト50

エネルギーハルバート:鋼鉱石300、マナタイト100

エネルギーサイス:鋼鉱石250、マナタイト100

インパクトハンマー:鋼鉱石300、荷重石50


ガードフライヤー 素材:疾性石10、マナタイト50

ソードフライヤー 素材:疾性石10、マナタイト50


背中

イオンブースター:鋼鉱石100、イオン結晶100


弾薬

追尾ミサイル:素材:燃料50、火薬100、火魔石10、鉛鉱石250、磁鉱石50


身体

エネルギーコアB 素材:中魔石50

アモール装甲 素材:鋼鉱石80

エネルギーバッテリーB 素材:中魔石50


シュミレーションルームで確認する。


エネルギーキャノン…エネルギーを集束させ、威力を向上させた銃。エネルギーブラスターの上位武装だな。当然消費魔力は高い。

エネルギーマシンガン…エネルギーガンを連射する武器。一回のトリガーで10発撃つみたいだ。当然連射するんだから消費魔力はでかい。

ガードフライヤー…空を飛び、自動で攻撃を防御する盾。格好いいが、壊されると終わりみたいだ。

ソードフライヤー…ガードフライヤーのエネルギーの刃で攻撃する武装。こちらも壊れたら、終わりだが、攻撃ならありだな。

3連装ミサイルポッド…ミサイルを三連発発射する武装。これは欲しいがミサイルすらつくってないんだよな。

クローアーム…手にあるクローで相手を捕まえ、エネルギーの刃で相手を切断する武器。強そうだが、隙も多そうな武器だな。

エネルギーハルバート…エネルギーの刃がある斧槍。近距離武器としては抜群の破壊力を持つ武器。これはやばい武器だが、イクスに合うか謎だな。

エネルギーサイス…エネルギーの刃がある鎌。相手を斬り裂くことに特化している武器。鎌は剣より斬る威力がある武器だからありではあるが、ハルバートと同じく、大きい武器だからイクスに合うか謎だ。

インパクトハンマー…巨大ハンマー。相手に当たると衝撃波を放ち、追加ダメージを与えるようだ。イクスには合わないな。

イオンブースター…スラスターの上位武装。スラスターより加速能力があるみたいだ。

追尾ミサイル…敵を追尾するミサイル。ミサイルを作るならこっちのほうがいいんだろうが、問題は素材だよな。


これで確認は終了。作りたいのはエネルギーキャノン、ソードフライヤー、3連装ミサイルポッド、イオンブースター、追尾ミサイルだな。優先度ではエネルギーキャノンだと思う。やはり敵が強くなっていくると火力が欲しくなる。


イクスの武器の確認も終わったので、ブランと約束したようにホークバレーに向かった。メンバーはブラン、グレイ、ロコモコ、ダーレー、エアリーだ。進化したグレイの初陣だ。


以前夜に来たがやはり敵はアンデッドだらけのようだ。一応グレイにアンデッドは倒せるか訊いたが問題ないらしい。


サンドウォールで見たウィルオウィスプに混じって、初見の敵もいた。識別する。


スリーピーホロウLv15

共通モンスター 討伐対象 アクティブ


レイスLv15

共通モンスター 討伐対象 アクティブ


スリーピーホロウは白い幽霊だ。レイスは黒い幽霊で武器は短刀を持っていた。


そこまで強い敵ではないが、ウィルオウィスプを倒したら、ジャックオランタンが出てきた。他の二体でも同じかも知れない。


「前衛はブランとグレイに任せる。ただ追加で敵が来るかも知れないから気をつけてくれ」


「はい!」

「ガウ!」


「俺はロコモコたちの守りで遠距離攻撃に回る。ロコモコとエアリーは二人をサポートしてくれ」


二匹が返事をする。俺は念のためにスカーレットリングを構える。じゃあ、行きますか!


俺のシャイニングを合図にブランとグレイが動く。


まずはグレイ。走っているとグレイが突然六匹に増え、幽霊たちの蹂躙が始まった。ロコモコの支援いらないんだ。


どうやら幻狼スキルみたいだな。幻狼で現れたグレイは次々ウィルオウィスプとレイスを倒していく。能力は噛みつきや爪で攻撃するなど限定的なようだ。幻なので敵からの攻撃で消えてしまうが、グレイは消える度に幻狼を作り出している。


これは酷い…幻だからグレイにダメージは発生していない。事実上グレイは幻狼を維持しているだけだ。そして敵を一箇所に集めたグレイは満を持して幻とグレイとの間で連携を使用する。六方向から次々敵を斬り裂き、最後は六匹同時咆哮で集まった幽霊たちは消し飛んだ。咆哮は幻でも可能なのか?それとも連携中だったからか?謎だ。ただ言えることは滅茶苦茶強いということだ。


だが、敵もバカじゃない。ジャックオランタンが4体現れ、グレイにファイヤーブラストで攻撃する。するとグレイは息を吸い込み、白銀のブレスを放つ。


ファイヤーブラストを消し飛ばし、そのままジャックオランタンを消し飛ばした。今のがミスリルブレスだな。


するとスリーピーホロウが隙をついて、グレイの中に入った。ヤバいと思ったら、グレイが白銀に輝くとグレイの中にいたスリーピーホロウが消え去った。恐らく月の加護。アンデッドを倒しているのも同じ効果だろうな。


すると新たな敵が突如現れ、グレイを鎌で攻撃した。しかしその鎌の刃をグレイは毛をミスリルにして、防御していた。敵を識別する。


グリムリーパーLv26

共通モンスター 討伐対象 アクティブ


死神さんだ。グレイは来ることわかっていたな…グレイは鎌に噛みつくとそのままぶん回し、投げ飛ばすと毛針を使う。


グリムリーパーも鎌を回し防御するが、毛は羽と違い細い。鎌の回転の隙間を通り、次々グリムリーパーにミスリルの毛が刺さり、グリムリーパーは毛針の餌食になった。


するとスリーピーホロウを倒していたブランがたまらず叫ぶ。


「グレイさん! 倒しすぎです!」


まぁ、そうだよな。だが、メインがまだいるようだ。スリーピーホロウを全滅させると地面に魔方陣が現れ、首なしの騎士が現れた。ゾンビ戦前に出てきたデュラハンだな。


「ブラン、一対一で戦ってみるか?」


「いいんですか! やります! やらせてください」


元々ブランの提案でここに来たからな。グレイはもしもの時のために俺の隣で待機だ。するとグレイから視線攻撃。戦いたい視線だ。


「俺も戦いたいんだから、一緒に我慢してくれ」


そういうとグレイはブランを見る。いい子だ。


ブランが星霜の盾を構え、槍を回し構える。それに対し、デュラハンも大剣を構える。


「いきます! はぁああ!」


ブランが槍で飛び込み、デュラハンより先に攻撃を当てる。


それに対し、デュラハンは大剣を振りかぶっていたが、ブランは星霜の盾で防御する。デュラハンの大剣の攻撃をあっさり防御するか…やはり星霜の盾は強いな。


「はぁ!」


ブランは星霜の盾でデュラハンの大剣を弾く。


「ペネトレイター!」


デュラハンにペネトレイターが命中し、後ろに下がるデュラハン。だが再び大剣を振りかぶってきた。誘いだな。


「効きません!」


ブランが再び星霜の盾で弾こうとした瞬間、デュラハンが放電を使い、ブランが電撃を浴びてしまった。電撃を食らったブランにデュラハンはグランドスラッシュを使ってくる。


「く…守護!」


光の壁がブランを守る。仕留めるつもりで放った一撃を防御されたデュラハンの隙をブランは見逃さなかった。


「天擊!」


天擊がデュラハンに命中する。だが、仕留めるには至らなかった。ブランは星霜の盾を握りしめて、構える。その様子を見て、俺は止めに入る。


「そこまでだ」


「我が主!?」


「ブラン…星光を使おうとしたな?」


ブランは視線を反らす。隠してもダメだ。


「ここからは俺たちがやる。グレイ、ブランを監視しててくれ。ロコモコ、天の加護を頼む。エアリー、ダーレー。やるぞ」


「そ、そんな!? 待ってください! 星光を使おうとしたことは謝罪しますから、戦わせてください!」


…はぁ~。どうしても女性のお願いには弱いんだよな。


「今回は大目に見るけど、次は無いからな?」


「は、はい!」


というわけで全員参加する。まずグレイが幻狼でデュラハンの手足に噛みつく。すると鎧ごと食い千切ってしまった。あれでは武器は持てまい。


「グレイさん…やりすぎです」


「だな…ブラン、エアリー、ダーレー。後は任せる」


「流石に私もあの状態のデュラハンと戦うのは抵抗があります。エアリーさん、ダーレーさん、お願いします」


というわけでロコモコの天の加護を使い、ダーレーが焼き、最後はエアリーが角でぶっ飛ばし、終わった。インフォが来る。


『ブランのレベルが10に到達しました。光弾スキルを取得しました』


では、解体しよう。まずジャックオランタンからは炭をゲット。グリムリーパーとデュラハンからはこれ。


死神の布切れ:レア度7 素材 品質D

グリムリーパーが着ているローブの布切れ。合わせると死神の布を作ることが出来る。


死霊騎士甲冑のかけら:レア度7 素材 品質D

デュラハンが装備している甲冑のかけら。集めると死霊騎士の甲冑を作ることが出来る。


これは酷い結果だ。まるでグレイがやり過ぎたようだな。


とにかく今回、わかったことはグレイはとんでもなく強くなったということは判明したな。


せっかく敵を倒したし、ホークバレーの探索をしてみるか。


ホークバレーの谷底を見ると何かいた。


ドラゴンゾンビ?

? ? ?


あ、目があった。そして羽ばたく。そんなボロボロの羽で飛べるんだね。はは。


「引くぞ!」


迷わず逃げました。今のグレイならいい線いくと思うがもしあいつに挑むならリリーたちも連れて、万全で挑みたい。


ゆっくり休んでいるとチロルからメールが来る。


『わたしとコゼットがドルフィン。ララがシーホースを召喚したので、土曜日に他の召喚師や猛獣使いと一緒にラグーン海に行くことになりました。よろしければ、タクトさんも来て頂けませんか?』


これは次のイベントに対して、本格的にみんな動き出したんだろうな。シーホースは初見だし、行ってみるか。俺は返事を返し、ログアウトした。


名前 ブラン プリンシパリティLv8→Lv10


生命力 77→80

魔力  112→116

筋力  92→94

防御力 84→86

俊敏性 86→88

器用値 82→84


スキル


飛行Lv21→Lv22 盾Lv10→Lv12 槍Lv23→Lv25 挑発Lv9→Lv10 光魔法Lv10 

光輪Lv18 光弾Lv1 守護Lv2→Lv3 天撃Lv8 天使の加護Lv16 天昇Lv2


名前 グレイ アセナLv1


生命力 94

魔力  86

筋力  128

防御力 82

俊敏性 140

器用値 100


スキル


噛み砕くLv26 ミスリルの爪Lv18 堅牢Lv17 気配察知Lv27 危険予知Lv31 

毛針Lv1→Lv2 暗視Lv28 先制Lv1→Lv2 ミスリルの牙Lv25 疾走Lv21 神気Lv10 

霊力Lv10 神聖魔法Lv10 幻狼Lv1→Lv2 見切りLv10 潜伏Lv10 即死Lv1→Lv2 

咆哮Lv18 ミスリルブレスLv1→Lv2 覚醒Lv1 連携Lv1→Lv2 月の加護Lv1→Lv3


名前 ロコモコ ハピネスシーフLv16→Lv18


生命力 116→122

魔力  88→92

筋力  14

防御力 108→110

俊敏性 54→56

器用値 50→52


スキル


飛行Lv10→Lv11 体当たりLv3 危険察知Lv13 逃げ足Lv3 育毛Lv17 

採乳Lv17 耐寒Lv1 幸福Lv9 祝福Lv9 守護Lv6 

光魔法Lv3 天の加護Lv11→Lv12


名前 ダーレー 赤兎馬Lv16→Lv18


生命力 48→50

魔力  60→62

筋力  52→54

防御力 32

俊敏性 138→144

器用値 80→82


スキル


蹴り技Lv6 突進Lv12 猛火Lv7 火炎操作Lv17→Lv18 乗馬Lv28 

疾走Lv20 騎手強化Lv24 連撃Lv7 英気Lv7 闘気Lv10 

譲渡Lv5 赤馬の加護Lv9


名前 エアリー ズラトロクLv13→Lv15


生命力 90

魔力  58→60

筋力  58→60

防御力 34→36

俊敏性 71→75

器用値 47→50


スキル


角擊Lv20→Lv21 登攀Lv4 危険察知Lv14 跳躍Lv10 

疾風Lv17 木魔法Lv3 光魔法Lv14 採乳Lv14 

守護Lv7 祝福Lv7 蘇生Lv1 狂戦士化Lv2


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最新作『動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います』を連載開始しました。
以下のリンク先で連載中です。


動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
― 新着の感想 ―
[一言] なんの狼からフェンリルにいくのかな(笑)
2020/01/08 19:03 退会済み
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