#332 砂漠のサボテンとボクサー
ログインするとカツオの魚醤を作った。
カツオの魚醤:レア度7 料理 品質C+
カツオを発酵させて作った魚醤。
原液を薄め、ちょうどいい味に調整されている。
これは普通に売られている魚醤だ。魚醤の完成形と言ってもいいだろう。シャローさんたちに感謝したい。
次はスルメを作ろうと思う。
最初にスルメイカを胴体と足がくっついている姿になるように捌いていく。その後、軟骨を切り、口、目を取る。最後に腑に傷を付けない様に耳の方から剥がしていく。
後は吸盤を擦り取り、水洗いし、塩水に3~5分漬けて乾燥させれば完成だ。スルメイカは一夜干しするから明日には完成しているはずだ。
その後、みんなのご飯を作り、リリーには牛肉のステーキを作り、食べさせてあげる。
「あ~ん。美味しい~! うぐ!」
「美味しいことはわかったから暴れるな。痛いんだろう?」
「…うん」
リリーがじっと見てくる。
「どうかしたのか?」
「ふぇ? う、ううん! なんかこういうタクトもいいな~って思って」
「どんな俺だ…」
すると背後に視線を感じるとイオンたちがニヤニヤしていた。
「…なんだよ」
『別に~』
くそ!なんだこの仕打ちは!
「はぁ~…今度からはイオンがしてくれ」
「ダメ! タクトじゃないとやだ!」
リリーにそう言われたら、するしかないじゃん…リリーにご飯を食べさせ、眠らすとようやく砂漠に向かう。
メンバーはイクス、グレイ、白夜、ヒクス、ストラだ。イクスを炎属性にして、砂漠に向かう。砂鉄は集め終わったから、今回はたっぷり探索しよう。
岩場からヒクスに乗り出発した。しかし簡単には探索させてくれない。
「敵、正面から来ます! マスター!」
俺も目視で確認した。
レッサーグリフォンLv15
召喚モンスター 討伐対象 アクティブ
これは負けられない!レッサーグリフォンが雷ブレスを使ってくる。
白夜、ヒクスとストラは回避する。
「ルーンスキル!」
これで厄介なスキルは封じた。こうなるとガチバトルしかない。武器を槍に変える。
『こいつとは俺たちでやる!』
俺がそういうとグレイが乗るストラと白夜が距離を置く。
「やるぞ! ヒクス!」
「ピィ!」
レッサーグリフォンの鉤爪と俺の槍がぶつかりあう。弾かれ、ヒクスとレッサーグリフォンがぶつかる。振り落とされそうになるが、なんとか耐えた。やはり槍だときついな…だが、ここは引けないな!
ヒクスとの連携が発動し、旋風の槍で突っ込む。レッサーグリフォンは同じく突っ込んで来る。上等!
再びぶつかり合い、レッサーグリフォンの鉤爪を貫き、そのままレッサーグリフォンの首を貫いた。
だが、レッサーグリフォンは俺を睨んできた。翼を羽ばたかせ、槍を抜くと無事だった鉤爪で引っ掻いて来た…ヒクスが鉤爪で受け、距離が開く。
マジかよ…あれで無事なだけで驚きなのに反撃までしてくるとは…瀕死なのに未だにこちらを睨んでくるレッサーグリフォンを見る。
すごいな…瀕死なのに堂々した姿…まさに空の王者だ。ならば俺たちも本気を出さないと失礼だよな!再び連携を発動する。対するレッサーグリフォンは防風を発動する。構わない!そのまま、貫いてやる!
「パイルバンカー!」
防風と俺とヒクスの連携がぶつかり合い、防風を貫いて、今度はレッサーグリフォンの顔を貫き、レッサーグリフォンを倒した。
ふぅ…やはりレッサーグリフォンは強かったな…さて、解体する。
レッサーグリフォンの羽根:レア度5 素材 品質C
風の力があるレッサーグリフォンの羽根。防具やアイテムに使用される。
ふむ。防具の素材みたいだな。アイテムは筆だろうな。帰ったら、和狐に渡しておこう。
するとヒクスに相乗りしていたイクスがじと目を向けてくる。
「楽しそうでしたね。マスター」
「あ、いや」
やばい…イクスのことを忘れてた。レッサーグリフォンの姿につい熱くなってしまった。
「別にいいですよ…ですが次の敵は私たちで戦わせてもらいます」
「あ、あぁ。任せるよ」
というわけで探索を続行すると巨大サボテンを見つけた。
ユーフォルビア・インゲンス
そういえばサハラ砂漠でサボテンは育たないと聞いたことがあるな。砂漠でサボテンと間違われるのはこいつか…日陰が出来てるし、ちょっと休憩しようかと近付いた瞬間だった。
いきなり無数のトゲがユーフォルビアから放たれた。
「ヒクス!」
ヒクスが防風を使い、防ぐ。識別する
ユーフォルビア・インゲンスLv30
通常モンスター 討伐対象 アクティブ
この野郎…識別スキルを騙しやがった。こんな敵までいるのか…だが敵とわかったなら手加減無しだ!
「ルーンスキル!」
ユーフォルビアの針攻撃が止んだ。
「イクス!」
「イエス、マスター」
イクスがエネルギーソードを構え、炎のエネルギーの刃がユーフォルビアを斬り裂いて、バラバラになる。あれ?レベルのわりに弱いな。
「ガァアア!」
グレイの警告!?なんだ?
バラバラになったユーフォルビアが砂漠に落ちるとみどりの煙が発生する。俺は慌ててヒクスに指示を出し、距離を取る。すると煙から無数のトゲが飛び出したきた。
咄嗟に白夜の霊力とヒクスの防風で防ぐがトゲの数がさっきより多い…何が起きたかわからないでいるとイクスが状況を知らせてくれた。
「敵性反応増大。地面に小さい敵が多数います」
ぷよ助の分裂のようなスキルか…ルーンスキルも防風の風の中で地面の小さい敵を狙うのは無理だ…ならまとめて消し飛ばすか。
「イクス、エネルギーブラスターを頼む」
「イエス、マスター」
イクスがエネルギーブラスターを構える。
「チャージ完了」
「よし。ヒクス、防風を解くぞ。グレイ、ストラ、白夜。奴等の攻撃を止めてくれ」
ストラと白夜が防壁から抜けると針の狙いがバラける。グレイがストラに迫るトゲを咆哮で吹き飛ばし、白夜は霊力で針を全て敵に返し、一気に旋風と疾走で敵の懐に入り込み、風爪で切り裂いていく。白夜が離れるとストラの猛毒ブレスが敵に直撃する。
防風を解除したことで敵を識別できた。
ユーフォルビアマンLv20
通常モンスター 討伐対象 アクティブ
小さな人形のユーフォルビアがたくさんいた。いきなりで悪いが消えてくれ。
「目標捕捉。エネルギーブラスター、発射します!」
エネルギーブラスターがユーフォルビアマンが群がっている中心点に炸裂し、大多数は消し飛んだ。残りはグレイたちに任せよう。
戦闘が終わり、解体する。
痺れ針:レア度6 素材 品質C
猛毒と麻痺効果がある針。投擲武器として使用される。
危なかった…この針、やばいものだったんだな。それを大量ゲット。俺も投擲スキルがあるから重宝しそうだ。火影たちは欲しがるだろうな。
その後、休憩場所に使えそうな岩を見つけ、日陰でかき氷を食べる。かき氷の美味しさと効果は偉大だ。砂漠にいると実感する。
みんなで休んでいると変なのが来た。
ボクサーカンガルーLv33
テイムモンスター 討伐対象 アクティブ
まぁ、カンガルーがグローブ持っていることは目を瞑ろう。それよりもどうしてもツッコミを入れないといけないものがある。
なぜアフロ?いや、ボクサーだからなんだろうが…カンガルーのアフロって似合っていない。
するとボクサーカンガルーは俺にこっちこいよと手でアピールする。するとイクスが反応する。
「マスターが出るまでもないです」
イクスがエネルギーガンを放つとボクサーカンガルーがクロスアームブロックの構えを取る。するとエネルギーガンが弾かれる。
「な…く!」
イクスが連射するが全て弾かれる。更にグレイと白夜の咆哮、ヒクスの風刃もクロスアームブロックに通用していない。グレイたちが噛み付こうとするが見えない壁に弾かれる。
それを見て、納得した。こいつは格闘戦じゃないと倒せない敵みたいだ。しかもこいつ自身、格闘スキルを持っている俺を狙っているみたいだ。
変わっているモンスターが多いな…全員に攻撃をやめさせ、俺が素手で出る。あの様子なら挑発も持っているはずだ。逃げれないなら戦うしかない。それを見て、テンションが上がるボクサーカンガルー。
俺がパンチと蹴りのジェスチャーをすると頷く。どうやら格闘戦ならルール無用らしい。するとボクサーカンガルーが休んでいた岩にジャンプをして乗る。どうやら、この岩を戦う舞台にしたようだ。
ヒクスに乗り、俺も岩の上に立つ。互いにステップを踏む。来る!
ボクサーカンガルーの姿が消え、俺はバク転し、ボクサーカンガルーに蹴りがヒットする。スキルの強制解除!
「ストレート!」
俺のストレートがボクサーカンガルーの顔面を捕らえた。しかしダメージは弱くボクサーカンガルーは距離を置き、顔面を確認すると闘気を発動する。
本気モードみたいだな。互いにゆっくり距離を詰めていく…恐らく技術で俺はボクサーカンガルーに勝てないだろう。勝てる要素があるとすれば読みの深さと反射神経だろうか?
互いに左のパンチを出しあう。こいつ、フェイントまでしてくるんだな。更に自分の有利性を理解した上で焦らず攻めてくる。読みの深さと反射神経の有利性はないと判断しよう。めちゃくちゃ強い。
するとボクサーカンガルーは右ストレートを放ってくる。俺はそれにカウンターを合わせようとした瞬間、パンチのカウンターをフェイントに蹴りを放つ。ボクサーカンガルーは左手でガードする。
あぶねー。パンチのカウンターに合わせていたら、リバーを狙われてた。
距離を置く。このままじゃ、無理だな。俺は構えを変える。それを見て、ボクサーカンガルーは警戒する。やはりボクシング以外は知らないみたいだな。
しかし引くはずがない。ボクサーカンガルーは体を丸め突っ込んでくる。こちらの筋力も防御力も無いから強引に来るよな。しかし勢いがあればあるほど、こちらが有利だ。
右のブローが来る。俺は右手を掴み、勢いを利用して投げ飛ばす。
投げ飛ばされたボクサーカンガルーは何が起きたのか理解出来ないようだ。起き上がると首を振り、再び構える。
しかしボクサーカンガルーが手を出す度に投げる。するとボクサーカンガルーは武技で右手を溜める。あれは…コークスクリューブローか?しかし武技を使ったのは致命的だ。
俺の予想通りコークスクリューブローが放たれ、俺の右がカウンターでボクサーカンガルーに入る。更に連打で繋ぐ。そして格闘武技を使う。
「アッパー!」
アッパーがボクサーカンガルーの顎に命中し、棒立ちになる。倒れなかったのはミスだ!貰ったぜ!
「回し蹴り!」
ボクサーカンガルーの股間に回し蹴りが入り、ボクサーカンガルーは倒れる。ボクサーカンガルーがこちらを見ると一瞬笑って、倒れた。インフォが来る。
『蹴り技スキルのレベルが20に到達しました。蹴り技【連続蹴り】を取得しました』
『蹴り技スキルのレベルが20に到達しました。俊足スキルが解放されました』
俺はへたり込む…このカンガルーとは二度と戦いたくない…合気道を教えて貰っていなかったら、間違いなく負けていた。その合気道も一撃食らったら、終わりの攻撃に合わせていたんだ。精神的にきつい…
「大丈夫ですか? マスター」
「か…かなり…きつい…休憩させてくれ」
キャンプセットを使い、じっくり休むことにした。そして解放されたスキルを確認する。
俊足スキル…恋火も持っているスキルだな。恐らくこのスキルの先に縮地があるはずだ。ならば取得しなければなるまい。必要ポイントは8pt。やはり地味に高いな。縮地になる可能性が高いから納得ではあるけどね。では、取得しよう。
『俊足スキルを獲得しました』
これで俺の残りスキルポイントは5ptだ。だが、剣を使う上では欲しいスキルではあるから仕方が無い。もう少し休んでから出発するとしよう。
名前 タクト 情愛の召喚師Lv9
生命力 76
魔力 202
筋力 60
防御力 40
俊敏性 60
器用値 120
スキル
格闘Lv12→Lv15 蹴り技Lv18→Lv20 杖Lv27 片手剣Lv30 槍Lv18→Lv19 刀Lv14
投擲Lv8 高速詠唱Lv36→Lv37 召喚魔術Lv34 封印魔術Lv21→Lv22 騎手Lv31
錬金Lv20 採掘Lv28 伐採Lv33 解体Lv39 鑑定Lv30 識別Lv34→Lv35
疾魔法Lv2 炎魔法Lv3 地魔法Lv2 海魔法Lv4 暗黒魔法Lv2 神聖魔法Lv10
雷魔法Lv31 爆魔法Lv28 木魔法Lv26 氷魔法Lv29 時空魔法Lv40
獣魔魔法Lv2 遅延魔法Lv2 連続詠唱Lv3 水中行動Lv12 俊足Lv1
読書Lv14 料理Lv38 餌付けLv8 釣りLv20 シンクロLv16 連携Lv6→Lv7
名前 イクス エクスマキナLv44→Lv46
生命力 76→78
魔力 76→78
筋力 76→78
防御力 76→78
俊敏性 76→78
器用値 76→78
スキル
飛行Lv8 機人兵装Lv24→Lv25 暗視Lv4 鷹の目Lv6→Lv8 射撃Lv8→Lv9
解析Lv5 索敵Lv17→Lv18 投擲操作Lv6 連射Lv6→Lv7 反射Lv3 換装Lv5
リンクLv14 魔力充電Lv8→Lv9
名前 グレイ シルバーウルフLv18→Lv19
生命力 57
魔力 45→47
筋力 88
防御力 44→47
俊敏性 98→100
器用値 56→58
スキル
噛みつきLv25 銀の爪Lv17 鉄壁Lv17 気配察知Lv26→Lv27
夜目Lv27 危険察知Lv30→Lv31 銀の牙Lv24 疾風Lv20
咆哮Lv16→Lv17
名前 白夜 仙虎Lv14→Lv16
生命力 42→44
魔力 65→67
筋力 80
防御力 38→40
俊敏性 93→99
器用値 45→51
スキル
噛みつきLv22 風爪Lv10→Lv12 見切りLv6 飛行Lv14→Lv15 跳躍Lv14
暗視Lv18 威圧Lv11 風魔法Lv21 仙気Lv12→Lv14 霊力Lv10→Lv12
旋風Lv8→Lv9 咆哮Lv10→Lv12 疾走Lv21→Lv22
名前 ヒクス レッサーグリフォンLv16→Lv18
生命力 76
魔力 90→94
筋力 122→126
防御力 50
俊敏性 132→138
器用値 68
スキル
飛翔Lv29→Lv30 鉤爪Lv10 騎乗Lv20→Lv21 旋風Lv17→Lv18 防風Lv8→Lv10
風刃Lv8→Lv9 疾風Lv17 残像Lv13 風魔法Lv12 雷魔法Lv12
雷ブレスLv10 威光Lv4 騎手強化Lv17→Lv18
名前 ストラ ワイアームLv15→Lv17
生命力 98→102
魔力 94→98
筋力 105→108
防御力 62
俊敏性 88→90
器用値 72
スキル
飛翔Lv19→Lv20 噛みつきLv10 巻き付きLv9 毒装甲Lv10 強襲Lv10
猛毒Lv13 猛毒ブレスLv12→Lv13 腐蝕ブレスLv14 熱探知Lv5
風刃Lv9 風魔法Lv5→Lv7 威圧Lv5 騎乗Lv12




