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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
始めてのVRMMO
32/1716

#31 事後処理と情報公開

事後処理ならぬ中ボス処理のお時間です。俺が仕留めたので代表してウルフマンを解体する。絶対したくなかっただけよね?


とりあえず解体したらドロップしたのがこちら。


ウルフマンの爪:レア度2 素材アイテム 品質E-

ウルフマンの爪。切れ味より、硬さが特徴。


ウルフマンの皮:レア度2 素材アイテム 品質E-

ウルフマンの皮。ウルフの皮より硬いのが特徴。


土性石:レア度2 素材アイテム 品質E-

土属性を宿した石。地中深くで取れる。


ここで解体もレベルアップです。


名前  タクト 召喚師Lv15


生命力 24

魔力  54

筋力  17

防御力 10

俊敏性 15

器用値 32


スキル


素手Lv5 蹴り技Lv6 杖Lv6 召喚魔術Lv10 錬金Lv4 採掘Lv6 解体Lv6→Lv7 鑑定Lv7 

識別Lv4 風魔法Lv5 火魔法Lv6 土魔法Lv5 水魔法Lv5 闇魔法Lv5 光魔法Lv5 雷魔法Lv2 

爆魔法Lv2 木魔法Lv2 氷魔法Lv2 時空魔法Lv2 読書Lv4 料理Lv7 餌付けLv3 


一体どれだけの経験値があるんだ?ウルフマン。

そして水性石の土バージョンをゲットしました。早速ルインさん達が見る。


「見るからに土性石が初撃破ボーナスかしら?」


「だな。明らかにここら辺じゃあ取れない素材だろ…これ」


ん?初撃破ボーナス?


「初撃破ボーナスなんてあるんですか?」


「私たちも今回が初だからなんとも言えないけど。明らかにこのアイテムだけこいつからドロップしそうにないアイテムだからね」


確かに地中深く取れる石をなんでこいつが持っているんだって話だよな。


「こいつの撃破素材はタクト君の物ね」


え?


「いいんですか?」


「いいもわるいもこいつはお前だけで仕留めたからな。取り巻きのウルフしか相手にしてない俺たちがもらうわけにはいかないわな」


「私たちも称号貰っちゃったし、スキルポイントを貰って、レベルも凄い上がったから文句ないよ。というか死に戻りしなかっただけで奇跡だし!」


「ですね。それにこの素材で依頼出しますよね?」


「まぁ、そうなるかな」


だって、この爪でかいし。リリーの武器に使えそうだ。リリーの戦い振りからして、普通の片手剣の戦い方じゃないからな。


皮は俺の防具?…あのウルフの皮か…嫌だな…


「それじゃあ、配分については決まりね。消耗したし、帰りましょうか」


「待って!」


とユグが止める。何事かと思っていたら、倒れた大樹を見ている。もしかして――


「これ素材に使えそう!でも、インベントリにもアイテムボックスにも入らない⋯⋯」


「サイズが大きすぎるからじゃないかしら?」


確かにこんな大きなの普通入らない。ん?ユグが俺を見ている。あー…はいはい。


「リリー、あの大樹を切って貰っていいか?切る場所はユグさんに聞いてくれ」


「わかった!」


「ごめんね。お礼にこの木でタクト君の杖作ってあげるよ」


「期待してます」


大樹を無事にゲットし、それじゃあリターンで…待てよ。この場合、俺たちだけ帰ることになるのだろうか?それはまずいな。ここで置き去りはないだろう。これでも護衛の依頼を受けてるしね…はぁ、徒歩で帰りますか、


道中、色々聞かれました。主にウルフマン戦についてだ。殴ったり、蹴ったり召喚師の戦いぶりじゃなかったからね。でもあの場面で詠唱出来なかったから仕方ないじゃん。寧ろこういうときのために蹴り技スキルを取っているので、今回は見事にはまってくれた形だ。


次にルインさんたちが気にしたのは、コノハが使った氷魔法だ。だけど取得条件とかわからないらしい。はい、図書館で見つけましたね。というわけでルインさん達に教えました。ついでに称号についても教える。情報公開についてはルインさん達に任せた。図書館の情報に中ボスの情報と、かなり荒れる事になる情報みたいだ。


そして無事に町に帰ってきました。


「それじゃあ、これで依頼達成ね」


「はい。早速自分たちの武器頼んでいいですか」


「任せろ!腕が鳴るぜ!」


「だね!期待して待っててね!」


さて、これからどうするかね。今回の戦いで強くはなったがあのボスには勝てる気がしないんだよな⋯⋯。

ま、とりあえず。魔石を作って一旦ログアウト。夜からはまたデスニア狩りをしますか。水属性の武器欲しい。何かかっこよさそうなんだよな。


夜、デスニアを狩りに来ました。ここで問題が発生した。いや、良いことなんだけどね。イオンに水中戦をやらせてみたんだが、デスニアを一人でフルボッコにしたのだ。原因は当然スキルの水中行動だ。どうやらこのスキル、早く泳げるだけのスキルじゃないみたいだ。水中で呼吸することが出来、更に水流の影響も受けないようになるスキルのようだ。結果水中で高速戦闘をするイオンはデスニアを圧倒した。攻撃手段が体当たりと噛みつきのみだからな。当然の結果と言えた。


一応水刃スキルも試して貰った。ウインドカッターの水版という感じ。遠距離技を覚えたのは頼もしい。更にイオンは二刀流のせいか水刃を1度で2回発動出来た。強くなったな。


名前 イオン ドラゴニュートLv10


生命力 21

魔力  25

筋力  15

防御力 10

俊敏性 38

器用値 32


スキル


二刀流Lv6 水中行動Lv1→Lv3 水刃Lv1→Lv3


因みに服が水で透けることは無かった。相変わらずの鉄壁だが、水が滴るイオンの姿は色っぽかった。

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