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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
キングコングの砦
209/1718

#198 双頭の毒蛇と爆弾作り

リターンで戻ってきた俺たちだが、店の中はもの凄く混雑していた。理由はヘーパイストスへの依頼のようだ。みんな無事に鉄鉱石をゲット出来たみたいだな。


俺はイクスをカプセルで回復させ、和狐に防具の相談をする。


「炎狼の毛皮を使ったほうがいいローブが出来ると思います」


「やっぱりそうなるよな。となるとワイアームの皮と火蜥蜴の皮が使い道をどうするか…やはり靴かな」


「手袋という手もありますよ?」


和狐の手作り手袋か…凄い嬉しいが問題がある。


「嬉しいが素手じゃないと剣の感覚が鈍くなりそうでな…」


「使ってみたら、いかがどすか? ワイアームの皮で靴、火蜥蜴の皮で手袋がええと思います」


「うーん。じゃあ、お願いしようかな」


「はい」


後は謎のイカの墨袋だな。それと爆弾の材料一式か…これは図書館や錬金ギルドで聞かないとダメだな。


俺は秘密の相談を終えるとワープゲートでフリーティアの前に移動する。理由は下に降りるとまたお願いされる気がしたからだ。


最初に向かったのは獣魔ギルド。目的はドルフィンの召喚と合成召喚だ。もう三度目だが、やはり気が引けている。ただこれに慣れたら、ダメになってしまうからこの気持ちは大切にしよう。


先に合成召喚の間でセグロとヤスリを召喚する。そして俺たちは魂の回廊で向かい合う。


『ここがヒクスの旦那が言っていた魂の回廊か~』


『なんもね~タコいないのか?』


『あれ旨かったよな。ご主人、タコを倒すときは俺たちを連れていってくれ。絶対殺すからさ』


『だな! そんで絶品のタコ料理を所望するぜ』


二人はそんなキャラだったんだな。実際に話し合わないとわからないもんだよな。


「二人ともそんなキャラだったんだな…まぁ、タコの件は覚えておくよ。だけどヒクスから聞いているなら分かってるだろ?」


『もちろんさ。合成召喚するんだろ? けど俺たちの合成召喚は気にする必要はないぜ?』


「ん? どういうことだ?」


『俺たちがなるレッサーヒュドラは合成召喚しても、俺たちの意思はそれぞれの首にあるから魂が無くなることは無いんだな~これが』


な、何だと…俺が気にしていた意味ないってことか!?確かに首が増えたなら魂が継承されないのはおかしい気がする。


『ご主人は何でも気にしすぎなんだよ。もっと気楽に生きたほうがいいぜ?』


『そうそう。でもそこが主の良いところさ。もっと気楽に、でも大切な気持ちは忘れずにいて貰いたい。特に料理』


セグロとヤスリに生き方を諭された…ヤスリの最後の言葉は台無しだな。


「わかったよ」


『それじゃあ、やってくれ。タコもそうだけどあのでかい真似っこ野郎は倒さないといけないからよ』


あ~。セグロはウツボにやられているんだったな。


『え~…楽に生きようって言ったばかりじゃん』


「みんなには言ってなかったがウツボは旨いぞ」


『しゃー! ぶっ殺してやらぁああ!』


『ノリノリじゃねーか。とはいえそれを聞いたからには倒して食べないとな。そのためにも合成召喚を。ご主人』


「あぁ。いいな? 二人とも?」


『いつでも』


『いいよ』


じゃあ、やりますか。


「合成召喚!」


二人が召喚石になり、魔方陣に吸い込まれる。そして二つの魔方陣が重なりあい、一つの紫色の魔方陣が完成するとそこから巨大な双頭の蛇が誕生した。


『『我らに名を。我がご主人!』』


名前は既に決めてある。磨けば黒く輝く物。黒曜石から名前を貰おうことにした。


「お前の名前はディアンだ!」


『『良き名をありがとうございます。我ら、ディアン。ご主人の敵をことごとく滅ぼしましょう!』』


「頼もしいな…これからもよろしくな」


『『はっ!』』


魂の回廊が解除される。改めてディアンのステータスを確認する。


名前 ディアン レッサーヒュドラLv1


生命力 50

魔力  45

筋力  60

防御力 42

俊敏性 48

器用値 50


スキル

噛みつきLv1 巻き付きLv1 遊泳行動Lv1 毒装甲Lv1 連撃Lv1 

恐怖Lv1 猛毒Lv1 再生Lv1 毒ブレスLv1 熱探知Lv1 擬態Lv1


これで俺の召喚できる召喚獣の数は残り3体となった。


お~、強くなったな!初見は毒装甲。これは皮膚に毒の効果を与えるものだった。恐怖は暗黒召喚師がリリーに使ったものだな。再生はウッドゴーレムで見た回復するものだと思う。


遠距離戦は毒ブレスの連射。接近戦は恐怖状態にしてから巻きついて毒付与で噛みつき、猛毒を追加するわけだな。抵抗しても回復ありか…えげつない。


合成召喚を終えた俺はそのままの勢いでリスト召喚を行うと召喚できるものが増えていた。


シャーク

スクイッド

オクトパス

ドルフィン

リザード


優先度はドルフィンだな…いざ召喚!


魔法陣無反応…


俺は悲しみを抱えながら図書館で爆弾の作り方を調べる。完全にテロリストな気分だ。


すると材料は載っていたが作り方が無かった。どうやら危ないから書かれてないみたいだ。


最後の頼みの綱である錬金ギルドに到着する。ここも地下にあるみたいだ。受付の人に話をする。


「すみません。お尋ねしたいことがあるんですが」


「申し訳ありませんが、ほとんどお答えできません」


だよな…無念だ。俺が帰ろうとすると知らないお爺さんに声をかけられる。


「待ちなさい。帰る前にこの老いぼれと話をせんか?」


「え? いや、時間が」


するとお爺さんが近付き耳打ちしてきた。


「お前さんの用件は察しがついとる。じゃが、ここでは話せん」


このお爺さん、ただ者じゃないな。話が出来るなら願ったりだ。


「ありますので、大丈夫ですよ」


「ほほ。では行こうかの」


下に降りるとみんながせっせと錬金術を使っている。


俺は作業場をスルーするとお爺さんの部屋に到着する。


「ここじゃよ」


「お邪魔いたします」


部屋の中に入ると作業場と同じ道具や知らないものが置かれている。


「ここなら大丈夫じゃ。さて、お前さんの用件は爆弾の作り方じゃな?」


「はい。凄いですね」


「全然凄くないわい。お前さんから火薬や爆弾を作る素材の臭いがすれば普通は気付くわい。受付の奴らはまだまだひよっこじゃな」


いや、臭いって、そんな臭いするか?わからない。


「早速じゃが、わしらは秘密主義なのは知っておるな?」


「はい。ましてや爆弾は危険に直結してるので、やすやすと教えられないとは思います」


「その通りじゃ。そこで取引きじゃ」


お爺さんからクエストが発行される。


『依頼クエスト『爆弾素材を納付せよ』が発生しました』


依頼クエスト『爆弾素材を納付せよ』難易度D

クリア報酬:爆弾の作り方

爆石、火薬、火打石、着火草をそれぞれ10納品する。


おや?条件クリアしてるな。


「爆弾の素材をくれたら、爆弾の作り方をわしが教える。受けるかの?」


「お受けいたします。じゃあ、これですね」


俺がインベントリから素材を取り出すと、お爺さんは天を仰ぐ。


「あ~…予想を外してしまったわい…わしも年じゃな。どのくらい持っておる?」


「これぐらいですね」


素材を出すとお爺さんに呆れられる。


「よくもそんな貴重な素材を集められたもんじゃな…どこで手に入れてきたんじゃ?」


「秘密です」


俺がそういうとお爺さんが笑う。


「わしらへの意趣返しじゃな! 一本取られたわい」


「あの…爆弾の作り方は…」


「おぉ! そうじゃったな。では、実際に作って見せようかな」


お爺さんが爆石を手に取る。


「この爆石は衝撃に弱い性質を持っておる。爆弾には最適の素材じゃ。これをまず錬金スキルの素材変化で穴の空いた丸い玉に変化させる」


お爺さんが一瞬で爆弾の形に変化させる。


「この穴に火薬を入れ、導火草を巻き、穴の中に入れる。最後に錬金スキルを使うと完成じゃ。これがもっとも基本的な作り方じゃ」


「他の作り方は火打石を使う作り方ですね?」


「察しがいいの。その通りじゃ。火打石はお互い強くぶつかり合うと火花が出る性質がある。じゃからこの爆弾には導火草が必要ないのが特徴じゃ」


お!便利!


「作り方は火薬と一緒に砕いた火打石を入れるだけじゃ。大きくなるが衝撃を与えなければ爆発しない点に要注意じゃな」


あ、スライムには通用しないのか…俺はお爺さん指導のもと爆弾を作る。出来上がったのはこちら。


着火式爆弾:レア度4 爆弾 品質D

攻撃力:200 物理破壊 使用回数1回

追加效果:やけど

導火草に火をつけて、爆発させるタイプの爆弾。

火が消されると爆発しない点と爆発した際に味方にもダメージが発生する点に注意。


発火式爆弾:レア度4 爆弾 品質D

攻撃力:200 物理破壊 使用回数1回

追加效果:やけど

強い衝撃を与えて爆発させるタイプの爆弾。

衝撃が弱いと爆発しない点と爆発した際に味方にもダメージが発生する点に注意。


攻撃力たっか。でも使い捨てだし、武器の攻撃10回相当と考えると微妙なのかな?


「爆弾には色々なものがある。試してみるといいじゃろ」


「はい! ありがとうございました!」


帰ってから俺は素材が許す限り、爆弾を夢中で作り続けた。途中でイオンたちが作った料理を持ってきてくれたからつい夢中になってしまった。充実した時間を過ごした気分だが気付くともう深夜だ。イオンたちに感謝してからログアウトした。


名前 タクト 中級召喚師Lv17


生命力 48

魔力  99

筋力  35

防御力 24

俊敏性 36

器用値 73


スキル


格闘Lv9 蹴り技Lv16 杖Lv22 片手剣Lv18 槍Lv3 投擲Lv5 

高速詠唱Lv16 召喚魔術Lv28 封印魔術Lv3 騎手Lv8 錬金Lv14→Lv17 

採掘Lv18 伐採Lv17 解体Lv31 鑑定Lv19 識別Lv25 風魔法Lv21 

火魔法Lv21 土魔法Lv22 水魔法Lv24 闇魔法Lv20 神聖魔法Lv4 

雷魔法Lv22 爆魔法Lv21 木魔法Lv22 氷魔法Lv21 時空魔法Lv25 

水中行動Lv1 読書Lv8 料理Lv33 餌付けLv7 釣りLv14 シンクロLv9


名前 イオン ドラゴニュート・エンベロープLv4


生命力 62

魔力  88

筋力  56

防御力 32

俊敏性 111

器用値 91


スキル


二刀流Lv27 槍Lv3 投擲操作Lv8 飛行Lv7 遊泳行動Lv12 

氷刃Lv13 連撃Lv3 水魔法Lv2 蒼波動Lv2 竜技Lv5 

竜化Lv6 海竜の加護Lv3 料理Lv6→Lv8


名前 セチア ハイエルフLv3


生命力 50

魔力  116

筋力  41

防御力 36

俊敏性 37

器用値 116


スキル


杖Lv14 魔法弓Lv6 鷹の目Lv2 射撃Lv1 木工Lv12 採取Lv15 調薬Lv8 

刻印Lv3 宝石魔術Lv1 宝石細工Lv1 風魔法Lv7 火魔法Lv13 水魔法Lv15 

土魔法Lv13 闇魔法Lv1 神聖魔法Lv1 雷魔法Lv1 爆魔法Lv1 木魔法Lv16 

氷魔法Lv1 樹魔法Lv6 ハイエルフの知識Lv13 精霊召喚Lv6 料理Lv6→Lv8


名前 恋火 シュラインビーストLv2


生命力 75

魔力  82

筋力  81

防御力 47

俊敏性 90

器用値 70


スキル


刀Lv13 二刀流Lv1 風刃Lv1 炎魔法Lv7 邪炎Lv12 忌火Lv12 

気配察知Lv15 危険予知Lv14 霊力Lv2 幻術Lv1 神道魔術Lv5 

見切りLv1 俊足Lv1 妖術Lv2 血醒Lv5 料理Lv6→Lv8 神降ろしLv1 獣化Lv1


名前 イクス エクスマキナLv25


生命力 39

魔力  39

筋力  39

防御力 39

俊敏性 39

器用値 39


スキル


機人兵装Lv3 解析Lv4 探知Lv11 換装Lv2 リンクLv2→Lv3 魔力充電Lv2→Lv3


名前 和狐 シュラインビーストLv3


生命力 76

魔力  96

筋力  46

防御力 40

俊敏性 92

器用値 94


スキル


扇Lv10 舞踊Lv10 投擲操作Lv10 邪炎Lv10 忌火Lv10 気配察知Lv12 

危険察知Lv12 封印魔術Lv10 幻術Lv10 炎魔法Lv5 神道魔術Lv12 妖術Lv10 

裁縫Lv10 革細工Lv10 料理Lv10→Lv14 血醒Lv5 神降ろしLv1 獣化Lv1


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