#1439 闇のドラゴニックマウンテン報酬
俺たちがディサピアードラゴンの消滅を見届けると空から今回の報酬が落ちて来たので、鑑定していこう。
邪冥龍王の龍神石:レア度10 素材 品質S+
邪冥龍王ディサピアードラゴンの力が宿った神の気を放つ石。 邪冥龍王ディサピアードラゴンを討伐したものにしか扱えない特殊な石で暗黒属性の竜石の中で頂点に君臨しているアイテム。これを使った武器はあらゆるものを吸収する闇の力を得て、不死者の楽園を作ると言われている。
邪冥龍王の鱗:レア度10 素材 品質S+
大量の魔素と冥界の力を内包した邪冥龍王ディサピアードラゴンの鱗。あらゆる状態異常、属性攻撃を吸収する能力を持っており、状態異常の対策素材の鱗装備としては最高峰に位置している。
邪冥龍王の瞳:レア度10 素材 品質S+
アメジストの瞳に赤い瞳孔がある邪冥龍王ディサピアードラゴンの瞳。バロールの即死の魔眼に匹敵する即死能力を有しており、主に杖の素材として使用される。
死闘邪竜神の竜石:レア度10 素材 品質S+
死闘邪竜神クロウ・クルワッハの力が宿った神の気を放つ石。死闘邪竜神クロウ・クルワッハを討伐したものにしか扱えない特殊な石で太陽でありながら死の力を有しているかなり特殊な異質な竜石。
死闘邪竜神の爪:レア度10 素材 品質S+
戦えという意志が聞こえて来る死闘邪竜神クロウ・クルワッハの爪。硬さ、斬れ味共に爪の素材の中でもトップクラスに負けない性能を有している。ただし一般的には呪われたアイテムとされており、感情を制御しないと爪に宿る闘争本能に呑み込まれてしまう危険戦があるので、取り扱いには注意が必要。
クレッセントドラグーンセイバー:レア度9 曲剣 品質S
重さ:110 耐久値:1000 攻撃力:600
効果:万物切断、吸血、魔力吸収、魔力切断、武装射出、回転激突、帰還、念動力、星光刃、魔素刃、多乱刃、重力支配、引力支配、荷重支配、怪光、月光、魔竜の加護
三日月騎士竜クレッセントドラグーンが装備している三日月型の剣。腕に装備する武器で手が使えることが出来る。しかし武器自体が大きいので、手で剣を持って戦うのはかなり難しい武器が、刃を投げつけることが可能なので、その間に手で武器を持って戦う事は可能となっている。
暗黒星竜の竜石:レア度9 素材 品質S
暗黒星竜ダークマタードラゴンの力が宿った石。宇宙の闇の力を有していると言われている。
月光邪竜の鱗:レア度9 素材 品質S
邪竜の鱗の中で最も美しいと言われている鱗。その月の輝きを浴びた者は我を忘れてしまうと言われており、これまでに何人もの大富豪がこの鱗を買ってはその身を滅ぼしたと言われている。
暴走魔竜の核:レア度10 素材 品質S
暴走魔竜ジャガーノートドラゴンの力の源。ジャガーノートドラゴンの意識が宿っており、力を解放するといつもより遥かに高い戦闘能力を発揮することが出来るがその代わりに自分の操作はジャガーノートドラゴンに奪われてしまう呪いのアイテム。
死臭邪竜の胃袋:レア度9 素材 品質S
とんでもない悪臭を内包している胃袋。主に爆弾の素材として使われるが悪臭は周囲を巻き込むのでアイテムを作る際や使ったアイテムの使用時には細心の注意が必要とされている。
飛竜の毒血:レア度7 素材 品質A
風属性と出血毒の効果が宿っている血液。主に武器に塗って使用されたり、直接敵に飲ませるなど暗殺用に使われることが多い素材。
悪霊邪竜の核:レア度9 素材 品質S
悪霊邪竜イビルゴーストドラゴンの心臓。周囲に存在している霊体を吸収して力に変換する能力を持っており、殺戮兵器の素材として十分な能力を持っているが霊体がたくさんいるフィールドじゃないと力を発揮出来ないところが難点。
死霊魔竜の腕:レア度9 素材 品質S
死霊魔竜デモンリッパードラゴンの鎌になっている腕。その鎌は死神の鎌に匹敵する力を有しており、生者に対して等しく死を与える。死神の鎌と決定的に違うところはこの腕には死んでいったドラゴンの無念が蓄積されており、魔竜解放が使用することが出来る鎌を作製可能の素材となっている。
屍邪竜の腕:レア度9 素材 品質S-
無数のドラゴンゾンビの顔がある屍邪竜イビルドラゴンゾンビの腕。その腕に掴まれるだけで呪い殺されるほどの強烈な呪いが宿っている。武器の素材としては杖や棍棒などに使用される。
骸骨邪竜の骨:レア度9 素材 品質S-
骸骨邪竜スカルイビルドラゴンの体を構成している骨。通常の骨より圧倒的に硬く、加工次第では骨自体が鋼鉄の刃に匹敵する斬れ味にすることが可能と言われている。大量の魔素と悪意を宿しており、骨の素材の中でも上位に入る素材に入る。冒険者の間ではからくりの武器の素材として知られている。
不死魔竜の核:レア度9 素材 品質S-
不死魔竜イモータルデモンドラゴンの心臓。その心臓には不死の力が宿ると共に魔竜の力が宿っている。主に杖や魔導書、盾などに使用される素材。
老屍竜の爪:レア度8 素材 品質A
エルダードラゴンゾンビの爪。腐っているので耐久値は低いが腐蝕の効果が宿っている貴重な爪素材として知られている。
老屍竜の肉:レア度8 食材 品質D-
死臭と発酵臭が合わさった強烈な臭いを放つドラゴンの肉。普通の生物が食べれるような食材ではないがごく一部のモンスターには極上の食材として知られている。
屍竜人の剣:レア度8 剣 品質D-
重さ:50 耐久値:30 攻撃力:30
効果:竜攻撃アップ(極)、腐蝕、強化復活
錆びて刃こぼれしているボロボロの剣。攻撃しても大したダメージにはならないが斬った敵に腐蝕を付与し、剣が折れれば折れる程強くなる性質を持っている。
屍竜人の盾:レア度8 盾 品質D-
重さ:50 耐久値:30 防御力:10
効果:竜防御アップ(極)、闇属性耐性、強化復活
錆びついてボロボロの盾。攻撃を一度受けたら、壊れるほど弱い盾だが、闇属性には強く壊れる度に強くなる性質を持っている。
飛竜の骨:レア度8 素材 品質A
ワイバーンの骨。骨素材の中では分厚さがあるわりには非常に軽いところが特徴的な素材として知られている。冒険者の間では主に鈍器使いや杖装備でスピード重視の人に人気がある。
厄災竜の竜石:レア度9 素材 品質S-
厄災竜ディザスタードラゴンが力が宿った竜石。力を解放すると攻撃能力がない代わりに世界中に伝染病の病原菌をまき散らすと言われている。
天災竜の竜石:レア度9 素材 品質S-
天災竜カタストロフィードラゴンが力が宿った竜石。力を解放するとフィールド全体を破壊するほどの天災を発生させると言われている。
悪魔飛竜の翼:レア度8 素材 品質A
デビルワイバーンの翼。暗黒の翼で非常に軽いのが特徴的な翼として知られている。夜での飛行が見にくいことから夜空から夜襲をしたい冒険者が人気がある。
暗黒竜の爪:レア度8 素材 品質A
ダークネスドラゴンの爪。引っ掻いた敵を魔素や毒に侵す能力を持っている。爪の素材としては耐久値が低い代わりに攻撃力が高い素材となっており、光属性のドラゴンに対して非常に有効な素材として知られている。
暗黒竜の鱗:レア度8 素材 品質A
ダークネスドラゴンの鱗。暗黒の力がある鱗で防御に使うというより、相手に触れさせる武器や防具と非常に相性がいい素材として知られている。また光属性のドラゴンに対して非常に有効な素材として知られている。
暗黒竜の翼:レア度8 素材 品質A
ダークネスドラゴンの翼。暗黒の翼で主にマントの素材として使用される。光を吸収する性質を持っていることから光属性のドラゴンに対して非常に有効な素材として知られている。
暗黒竜の肉:レア度8 食材 品質A
世にも珍しい真っ黒なドラゴンの肉。焼けているのか焦げているのか非常に分かりにくいことから料理人泣かせの食材として知られている。その一方で逆に上手く焼いてやるとやる気を出す料理人もいることから料理人の適正を試すのに使われることが多い食材。
この他には遮蔽邪竜ヴリトラの素材一式やデビルドラゴンなどの素材を山ほどゲットした。報酬としてはかなり満足が行く結果となったな。
ただその一方で困った素材と言うか食材がある。俺は老屍竜の肉を持つと異様な臭いがして、顔を背けてノワたちを見るとノワと叢雲は手をクロスさせて断じて食べないという意志を見せて来た。
まぁ、これはベルゼブブとの戦いに登場した虫モンスターとかに有効な食材なのだろう。ベルゼブブの領域も解放されているから欲しい人は欲しいのかな?うーん…微妙なところだな。虫のモンスターって人気ないんだよね。一応欲しい人がいないかギルドで売るとしよう。
ここでノワたちが物色している間に俺はステータスの操作を行うことにした。ステータスポイントは俊敏性に振って、残りのスキルポイントは681ptとなった。
それが終わるとディサピアードラゴンに勧められた通りに創星龍神の祭壇に向かった。そこの祭壇の周囲には龍王たちの像があり、中央には創星龍神の像と祭壇があった。ここで創星龍神に挑むクエストの詳細が表示された。
すると創星龍神のパーティー制限は七人に変更されていた。六属性のドラゴンを選んで挑めと言っているようなものだね。後は通常の試練と変わらないらしい。これ以上進めると挑戦が開始されるので、俺たちはここで一度ホームに帰る事にした。
「おめでとう! タクト! ノワちゃん!」
俺たちが帰ると完全に待ち伏せしていたリリーが抱き着いて来た。するとイオンが説明してくれる。
「私たちに強化の光が発生して強くなったので、みんなが勝ったことが丸わかりだったんですよ」
「なるほどな」
確かにリリーたちにも強化が発生しているので、攻略成功は丸わかりだろうな。するとリリーが聞いて来る。
「これで創星龍神様に挑むことになるんだよね? すぐ行くの? タクト?」
「流石にすぐは無理だな。俺もノワも疲れているからさ」
「…にぃ、連戦行ける。ノワは切り札使えないけど、みんなが使えるから問題ない」
確かにリリーたちは切り札を残しているので、創星龍神との戦いで全力戦闘をすることに問題はない。ただ俺が連戦辛いことを伝えると流石にリリーたちは引く。焦る気持ちは理解出来るがここでミスをしたら全てが台無しだ。
なのでここで一服することを選ぶとセチアとルーナが声を掛けて来た。
「でしたら、この後私たちにお時間をいただけませんか? タクト様」
「いいけど、どうしたんだ?」
「連れて行って欲しいんです。アールヴヘイムに」
俺はアールヴヘイムの情報をセチアたちに話してる。それでも声を掛けて来たということはみんな、覚悟は決まったということだ。一応確認だけはしておくことにした。
「いいのか? あそこの連中は相当態度が悪いらしいが」
「パパ! 覚悟は出来ています!」
「私たちだけ逃げ出すわけには行きません」
みんな覚悟を決めた顔をしている。それなら俺の答えは決まっているな。
「わかった。ギルドに顔出してから向かおうか」
「「ありがとうございます!」」
そんなわけで一旦骨休みとして急遽アールヴヘイムに行くことが決まるのだった。




