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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
創星龍神とルシファー大戦
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#1422 ヴァンパイアの変身無双

俺が月輝夜の回復に向かうとそれを見たデモンリッパードラゴンが襲い掛かって来ると手の鎌を優牙が爪で止めると超覚醒で増えた腕からドラゴンクローで優牙に襲い掛かる。


「ヴァンパイアの真の力を見せてやる! 変身! サマエル!」


デモンリッパードラゴンは予期せぬ巨大な尻尾の一撃で吹っ飛ばされると天から神撃が落ちた。そしてデモンリッパードラゴンはアンデッドにも関わらず血反吐を吐く。恐らく彼にとっては生前にあったかも知れない光景だろうが、とにかく異常事態である認識をして、デモンリッパードラゴンは優牙の隣には堕天使イベントでラスボスとして登場したサマエルを認識する。


これがヴァンパイアの変身マントの効果だ。一度戦った相手に変身できるという事はラスボスクラスの敵にも変身可能であることを意味していた。そしてサマエルは天使にも強いがドラゴンに対しても強い敵でしかも光と闇双方の力を待つ敵だった。つまりデモンリッパードラゴンにとってはかなり相性が悪い存在と言えた。その証拠にサマエルの毒でデモンリッパードラゴンは血反吐を吐く状況になっていた。


だが、それを認識してもビビるような存在ではない。デモンリッパードラゴンは身体を回転されると翼の鎌が回転しながらセフォネたちに向かっていくと二人の目の前で鎌が消える。それを見たセフォネは拳を構える。


「次元震!」


次元の震動を受けた二つの鎌は弾かれ、射線上にしたデモンリッパードラゴンも攻撃を受けたがこれは流石に耐えた。そしてデモンリッパードラゴンは目の前を見るとサマエルの姿が消えていることに気が付く。


デモンリッパードラゴンは探すがその前に目の前の優牙から冥ブレスが放たれた。これは多重障壁で受けたが優牙に注意が向かないほどにサマエルを危険視しているということだ。ただサマエルだけ警戒していればいいというものでもない。


「変身! スルト! どりゃあああああ!」


デモンリッパードラゴンの頭上に突然スルトが現れると炎の拳がデモンリッパードラゴンに炸裂し、地面に叩きつけて大爆発する。本当に何でも変身出来るというのはとんでもないいかさまだよ。そう思っているとスルトになったセフォネは更にデモンリッパードラゴンを蹴り上げて大爆発されるとここでデモンリッパードラゴンの手の鎌がセフォネに迫る。


「変身! 妾!」


セフォネは元に戻って鎌を躱す。見た所スルトの身体のどこかで元の姿に戻れるらしい。逆に言うとスルトの身体全てに攻撃されたら避けようがないと言う事だが、それはかなりきつい。ただ無暗に攻撃して当たる大きさでもないんだよな。


攻略法としてはセフォネが元に戻ったタイミングを狙うしかないように思える。ただなんにでも変身出来ると言う事はセフォネより小さい妖精などにも変身可能という事になる。現時点では攻略法は見つからないが流石にノーリスクでこんなスキルを使わせて貰えるとは思えないんだよな。


「変身! ティアマト! 神波動!」


俺がそう思っていると次にティアマトに変身したセフォネはティアマトの蛇がデモンリッパードラゴンに噛みつき、鎌と体の動きを封じると両手の神波動がデモンリッパードラゴンが直撃してデモンリッパードラゴンは吹っ飛ぶ。


「ワオーン!」


地面に倒れているデモンリッパードラゴンが優牙が発動した氷獄の効果で凍り付く。勝負ありだと思っているとデモンリッパードラゴンの翼と思われる弾かれた鎌がセフォネに迫る。しかしセフォネは元の姿に戻ると鎌は空を切り、セフォネは再びサマエルになる。


優牙が鎌を押さえる為に動いたので、もうどうしょうもなさそうだ。サマエルが両手を合わせるとセフォネがサマエルの魔神技を発動される。


「魔神技。ジェネシスフィールド」


デモンリッパードラゴンはサマエルの消滅フィールドに呑み込まれて完全消滅する。道連れスキルなどの発動もなし。恐らくスキルを持っていただろうがサマエルのジェネシスフィールドは呪滅などの死後に発動するスキルを許してくれるほど、甘い技では無かった。


「どんなもの…じゃ?」


ドヤ顔をしていたセフォネは倒れ込む。魔力の使い過ぎだ。流石にボス級の敵に変身するには相当な魔力を消費するらしい。この魔力消費は変身している間継続で減ることが確認出来た。つまりセフォネはこの魔力消費に加えて、技まで使用したから魔力が一気に無くなってしまったのだ。


意図していたのか分からないが何度も元の姿に戻っていたからそれである程度魔力消費を抑えることが出来るだろう。セフォネが最初にしたように不意打ちのスキルの印象が強いな。


「ゆ、優牙…タクトの元に連れて行ってくれ…血を貰わねば」


帰って来たセフォネには魔力の回復ポーションを挙げました。何度も血を吸われたら、俺が山頂まで持たなくなるので、拒否させていただきました。


一方、ノワと叢雲のほうでは叢雲がイビルゴーストドラゴンの魂抜きスキルでダメージを受けていた。イビルゴーストドラゴンは霊体なので叢雲が得意としている空間攻撃が悉く外されているのが痛そうだ。それでも叢雲は獄炎で攻撃するなど一歩も引く感じではない。


どうやらイビルゴーストドラゴンは遠距離攻撃タイプっぽい。ただそれで接近すると魂抜きや怨念、厄災スキルが使用されるので、中々接近戦をしづらい敵だ。


お互いにスキルを撃ち合いをしているとここでノワが合流して一気に均衡が崩れた。単純に手数が増えたことでイビルゴーストドラゴンが押されていく。しかしまだイビルゴーストドラゴンからは余裕が感じられた。死んでからがアンデッドモンスターの腕の見せ所ではあるからな。だが、ノワは甘くなかった。


「…ベルセルク」


ノワはベルセルクをイビルゴーストドラゴンに使用する。これでイビルゴーストドラゴンは狂戦士化状態となり、攻撃以外が封じられた。


「…冥府鎖」


攻撃しか出来ない状態のイビルゴーストドラゴンが冥府鎖に拘束される。このまま倒されると何も出来ないイビルゴーストドラゴンだが、まだ余裕を見せていた。致命傷となるスキルがノワと叢雲にはないと思っているらしい。


「ギー!」


「…惑星魔法。【プルート】」


叢雲の刑罰とノワのプルートが炸裂してイビルゴーストドラゴンは蓄積していたダメージも相まって、倒されるのだった。説明した通り、死んで発動するスキルも発動することはなく、ノワと叢雲は完勝するのだった。

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