#1408 リース対銀河星竜
リースと銀河星竜ギャラクシードラゴンの勝負はリースが武器を構えてからリースが動いて始まる。
『ドラゴンクロー!」』
「ん! エアリアルスラッシュ!」
『甘い! ドラゴンテイル!』
「エインシールド!」
リースがギャラクシードラゴンのドラゴンクローを躱してギャラクシードラゴンの腕を狙って神剣グラムを振るうがギャラクシードラゴンは翼を羽ばたかせて後ろに下がて回避するとドラゴンテイルがリースに飛んで来る。これをエインシールドでガードするがリースはぶっ飛ばされる。
そしてギャラクシードラゴンの追撃が来る。次々振るわれる爪と尻尾を使った攻撃に対してリースは防御しながらも一瞬の隙を狙って、神剣グラムを狙っている。しかしギャラクシードラゴンの攻撃はかなり速く、パワーもあって、中々攻撃出来ない。
「く…シールドドライブ!」
『それで我の爪を止めれると思っているのか!』
「きゃ!? っ!?」
シールドドライブで爪に飛び込み、横に流して距離を詰めようとしたリースだったが、ギャラクシードラゴンはそれを読み、盾に爪を真正面からぶつけて横に流すことを許さず、リースをぶっ飛ばすと更に距離を詰めて爪を振るってきたがリースはなんとか攻撃を身体捌きで体勢を整える事に成功する。
しかしリースが距離を取ろうしても許してくれる相手では無かった。神剣グラムの攻撃も一応通って入るのだが、そんなことは一切気にせず、ガンガン爪で攻撃して来る。攻撃が最大の防御だと言わんばかりの苛烈な攻撃だ。
『星光刃!』
「くぅ~!」
攻撃一辺倒かと思ったら、急に爪に星光刃を宿して攻撃して来たり、足にドラゴンクローを発動させて蹴って来たり、尻尾に星光刃を宿して攻撃してきたりと接近戦でかなりの戦闘能力を見せる。それに対応しているリースも相当なレベルだが、更にギャラクシードラゴンが仕掛けて来た。
『残像! 透過!』
残像で攻撃をフェイントさせて、その上透過スキルでリースも防御を抜けて来るようになった。流石に急にこの動きをされるとリースも対処出来ずに攻撃を受けてしまう。
『なんとかして隙を作って神格解放を使わないと…このままじゃあ、押し切らて負けてしまう』
ここでリースは深呼吸して集中力が増していく。
『落ち着いて。ここで焦ると余計に相手に隙を見せるだけ。相手の動きをよく見て、戦いに集中する。そして隙を作る為の作戦を考える』
リースはしっかり俺たちの戦い方を学んで吸収していた。そんなリースを見たギャラクシードラゴンは攻め手を緩めない。この状況をなんとか出来る物ならして見せろと言わんばかりだな。




