#1402 国母竜マザードラゴン戦、後編
俺たちがマリッジバーストを発動すると周囲にいたドラゴンたちが一斉にドラゴンブレスを放ってきた。その結果、俺たちがいた場所で大爆発が発生する。
『光閃!』
「時空切断! はぁあああああ!」
「「「「「ギャオオオオオ!?」」」」」
俺たちはドラゴンブレスを放たれるよりも早く光閃で距離を詰めて、一匹のドラゴンの首を跳ねるとドラゴンの群れの中でドラゴンを踏み台にすることで自由自在に動き回り、次々ドラゴンをバラバラにしていく。そしてある程度、減らすとドラゴンを蹴り、マザードラゴンに襲い掛かる。
『『ドラゴンクロー!』』
お互いのドラゴンクローが激突するとお互いに弾け飛ぶ。しかし俺たちは素早くマザードラゴンの懐に放るとレガメファミリアと星天の神剣アルカディオンの二刀流でマザードラゴンに連続の斬撃を叩き込む。
『堅城! 金属装甲! 内気功! 後光! 光閃! ドラゴンテイル! 衝撃放射! 天雨!』
俺たちの攻撃はろくに通じず、内気功や瞬間再生で俺たちが与えたダメージが回復していく。更に後光を使って俺たちに目潰しを仕掛けて来ると竜爪を光速で振うことで俺たちをどかすとそこにドラゴンテイルが飛んできた。
これを躱して俺たちは再び接近戦をしようとしたが衝撃放射で吹っ飛ばされるとマザードラゴンが翼を羽ばたかせると無数の光の球が俺たちに飛んで来る。
『天障壁! 神速!』
俺たちは天障壁を前に展開して天雨を強引な突撃で突破する。これに対してマザードラゴンの構えを取った。
『ドラゴンテイル!』
「残像!」
『ドラゴンクロー!』
『ドラゴンダイブ!』
マザードラゴンのドラゴンテイルを残像で躱して、懐に入ろうとしたところにドラゴンテイルを使う先に後ろに向いたことでマザードラゴンは一回転する形でドラゴンクローを振り抜いて来た。これに対して俺たちはドラゴンテイルが当たる直前にドラゴンダイブを使用してマザードラゴンの顔目掛けて突撃する。
急に動く方向が変化したことでマザードラゴンのドラゴンクローは空振りに終わり、マザードラゴンの顎下にドラゴンダイブが炸裂した。
『グランド』
『樹海支配!』
俺たちがグランドサザンクロスをお見舞いしようしたがここでマザードラゴンの身体からドラゴンフルーツの木が生えて来てそのまま俺たちを拘束しようと動いたことで俺たちは攻撃を断念して、距離を取る。斬り裂くことは可能だったけど、あのまま攻撃していたら拘束されていただろう。流石にマザードラゴンの渾身の一撃の直撃は避けたい。
『惑星! 雷轟! 黒雨! 大瀑布! 雪崩!』
『天涯両断!』
「マグネットサークル! メイルストロム! ラージキャタラクト! アバランチ」
惑星はリリーが天涯両断で切断すると雷轟はマグネットサークルで発生した電磁力で止めると次に降って来た放射能の雨は真上に展開した渦潮で防ぐと渦潮の真上から落下して来た大瀑布をラージキャタラクトで相殺し、その後に使われた雪崩とアバランチで相殺した。
『素晴らしい連携に魔術の腕前ね! そんなあなたたちに私も答えましょう! 天変地異!』
空から無数の火山弾が俺たちに向かって降って来ると巨大竜巻に向かって来る上に空がとんでもない輝きを放つと俺たちの身体が焼かれる。まるでオゾン層が無くなり、太陽から降り注ぐ紫外線が直接肌に直撃している感じだ。
『リリー! ぶった斬るぞ!』
『うん! 行くよ! お母さん! 聖剣解放!』
「超集束!」
「『いけぇえええええ!』」
レガメファミリアと星天の神剣アルカディオンから聖剣の輝きが放たれると二つ聖剣解放の斬撃が集束して放たれると巨大竜巻をぶつ抜き、斬撃はマザードラゴンの迫る。
『神バリア! 粒子分解! 堅城!』
マザードラゴンが展開した神バリアを聖剣解放は破壊して、大爆発が発生したがダメージは軽微だ。
『タクト、今のって何?』
『粒子分解で聖剣解放の聖なる光を分解したんだろう…それでも全てを粒子分解出来ない上に斬撃の性質までは粒子分解では止めらないからダメージは通ったって形だな』
『なるほど~。つまりどういうこと?』
『俺たちの光属性の攻撃はほぼ通用しないと見ていいな。聖剣解放レベルであそこまでダメージを軽減されたら並みの光属性攻撃はまず通らないはずだ』
リリーだけで戦闘していたら相当厳しい戦闘になっていたな。まぁ、リリーに任せた場合は恐らく竜化を使ったうえで殴り合いを挑むはずだからそこまで影響は無さそう。その上でマザードラゴンがどう動くは謎だけどね
『光牢! 神撃!』
「あっぶね…ッ!?」
『光速激突!』
『カラミティカリバー! きゃあ!? なんの!』
俺が分析していると光の牢屋に閉じ込められそうになったが回避すると空から特大の神撃が落ちてきて、これも回避したが目の前に落ちた神撃のせいでマザードラゴンの姿が隠されたことでマザードラゴンの光速激突への対処が遅れた。
リリーがカラミティカリバーを突撃にあらせたがぶっ飛ばされるとマザードラゴンの追撃が来る。
『『覇撃!』』
お互いに覇撃がぶつかり合い、大剣と爪が激しくぶつかり合う。力では決着が付かないので、接近戦を俺は選択したがマザードラゴンは巨体を接近した俺たちにぶつける事で対処して来た。確かに斬るよりも早くに体当たりされたら、こっちは斬ることが出来ない。武器を触れないんだから当然だ。
これに対して距離を取って斬るがまた体当たりを喰らう。今まで巨体の敵に対応出来たのはスピードで優位性が取れていたからこそだ。それがマザードラゴンが相手だと優位性がそこまで取れない。
これが巨体を持つ敵が小さい敵を倒す一つの答えであることは間違いない。小さき敵は巨体を持って潰すのが一番手っ取り早い。武器を持っていようが巨体に押しつぶされて、放たして対応出来るのか?という問題だね。
満月さんたちならこの問いに受け止めれるし、押し返せますと答えることが出来るだろうが俺たちだとそうはいかない。
「『大気震! 星震! 星核!』」
ダメだ。全然通用しない。というかダメージが通っていてもえぐい自動回復能力を持っているおり、俺たちは光の天変地異の効果でダメージを受け続けている。しかも状態異常で回復無効まで発生していた。
「ルーンスキル!」
『ふふ。私に封印は通用しませんよ』
ルーンスキルを発動させたが弾かれてしまう。これはもうダメだ。スキルの強さも圧倒的だが、その上戦闘まで上手となると打つ手がない。このままだとこちらが一方的に消耗させられて負けるだけだ。
『タクト…』
『そんな悲しい声をするなよ。俺たちにはとっておきの切り札があるだろ?』
『え…あれをもう使うの!? だって、まだアルビオンドラゴンも聖輝龍王様もいるんだよ!?』
『そうだな…かなり厳しい戦闘にはなるだろうけど、無限属性の剣はもう一本あるから何とかなるだろう。一つだけ言えることはマザードラゴンに勝たないとアルビオンドラゴンにも聖輝龍王様にも戦うことが出来ないってことだ。それならここで使うべきだろう?』
『それは…うん。そうだね。後の事を考えるより今はお母さんに勝つことが重要だとリリーも思う!』
決まりだ。星天の神剣アルカディオンを変えて、ウロボロスリープリングを俺たちは取り出した。するとやはりマザードラゴンは反応する。
『この気配は…ふふ。まさかあなたがこの子たちに力を貸しているとは思いませんでしたよ』
『あぁん? 誰が力を貸しているって? 何寝ぼけたことを言ってるだよ。ばばあ』
ウロボロスドラゴンが完全に地雷を踏んだ音が聞こえた気がする。マザードラゴンの空気が殺気から怒気に変化して空気が一気に凍り付いた。
『あわわわわわ…何言っているの!? お母さんを怒らせたらダメだよ~』
リリーの情けない声が聞こえて来る。こうなるのはしょうがないだろう。しかしリリーを無視して二匹のドラゴンの会話は続く。
『あらあら。そんなことを言ってしまうなんて母は悲しいです。小さい蛇だったあなたを育てたのは誰だと思っているんですか? 謝りなさい』
『育てただけで母面してんじゃねーよ! 封印された俺様を放置した時点でお前は育児放棄してんだよ! そんな奴がマザードラゴンなんて名前名乗るなんてとんだ笑い話だぜ!』
『あなた自身が自分の力を過信した結果まで母は面倒見切れません。あなたが弱く、神が強かった。そこに母が首を突っ込んでどうなりますか? どうにもならないでしょう』
『俺様が弱いだと? いいぜ! ならここではっきりさせてやろうじゃねーか。おい! お前ら! 力を貸してやるからあの婆をぶち殺せ。俺様が許可してやる』
なんというかウロボロスドラゴンはヤンキーというか良い様に上位のドラゴンたちに転がされてる感じがするな。俺たちは知る由もないが話の感じだと関わりは結構あったみたいだし、ウロボロスドラゴンの扱いは俺たちより上手なのは間違いない。本来ならこれは敵に塩を送る行為だが、マザードラゴンを見ると受けて立つ気気満々だ。
『やれるものならやってごらんなさいな。母の偉大さをあなたにも教えてあげるわ!』
俺たちは置いてきぼりだが、ここは話の流れに乗るしかないだろう。
「リリー!」
『うん! 魔竜解放!』
ウロボロスリープリング(魔素解放、魔剣解放、魔竜解放):レア度10 大剣 品質S+
重さ:100 耐久値:なし 攻撃力:16000
効果:竜技【ウロボロスストリーム】、魔剣技【ウロボロスカリバー】、神殺し、英雄殺し、不死殺し、無詠唱、竜気、英気、重圧、無限魔力、無限詠唱、無波動、時空切断、魔力切断、万物切断、虚無壁、次元震、無限乱刃、無限連撃、無限のルーン、奪取、斥力場、重力場、荷重支配、魔素支配、重力支配、精神誘導、無限復活、不死身、魔素化、天候無効、支配無効、耐性無効、物理無効、無限竜の加護
制限時間:5分
アダマントとダマスカス鋼の合金にウロボロス結晶を加えて作られた大剣。無限属性の大剣でウロボロスドラゴンの力が宿っていることで斬った相手の力を奪い取る特殊な能力がある。ただし無限の力は人間には強すぎるために5分経過すると持ち主は死んでしまい、持ち主の精神にも影響を与える可能性があるので、扱いにはかなり慎重にならないといけない。
ウロボロスリープリングから黒い霧状の蛇が発生するとマザードラゴンを威嚇するとここでウロボロスドラゴンから助言を貰う事になった。
『いいか? お前ら。あの婆は回復能力に関して言えば全ドラゴンの中でもトップクラスと言っていい。流石の俺様でも元気な婆を一撃で倒すのは無理だ。だからまずこの剣の力を全解放してあいつの生命力を命懸けで半分まで減らせ。この剣にはそれが出来る力がある。それが出来たなら俺様がなんとかしてやるよ』
『タクト?』
「魔素解放! 魔剣解放!」
俺は言われるがままにウロボロスリープリングの力を全解放した。
ウロボロスリープリング(魔素解放、魔剣解放、魔竜解放):レア度10 大剣 品質S+
重さ:100 耐久値:なし 攻撃力:16000
効果:竜技【ウロボロスストリーム】、魔剣技【ウロボロスブレーザー】、神殺し、英雄殺し、不死殺し、無詠唱、竜気、英気、魔素刃、重圧、無限生命、無限魔力、無限強化、無限詠唱、無波動、時空切断、魔力切断、万物切断、生気吸収、魔力吸収、気力吸収、虚無壁、次元震、無限乱刃、無限連撃、無限のルーン、奪取、斥力場、重力場、荷重支配、魔素支配、重力支配、精神誘導、無限復活、不死身、魔素化、天候無効、支配無効、耐性無効、物理無効、無限竜の加護
制限時間:5分
アダマントとダマスカス鋼の合金にウロボロス結晶を加えて作られた大剣。無限属性の大剣でウロボロスドラゴンの力が宿っていることで斬った相手の力を奪い取る特殊な能力がある。ただし無限の力は人間には強すぎるために5分経過すると持ち主は死んでしまい、持ち主の精神にも影響を与える可能性があるので、扱いにはかなり慎重にならないといけない。
『そうだ。それでいい。後はお前たち次第だ。お前たちが創星龍神に本気で挑むというならこいつを倒して見せろ!』
ウロボロスドラゴンにそう言われ、接近戦を挑む。これを見たマザードラゴンは両手から天波動を放ってきた。
『逃げる必要なんてねーぞ! お前らの体は今、無限なんだからな!』
そう言われて、攻撃が直撃すると消し飛んだ俺たちの体は魔素が集まり、身体が復活する。
『く…拡散光線! 日光! ドラゴンブレス! この程度では止まりませんか! ならば烈日!』
俺たちの体に無数の光線が貫かれても体は瞬時に復活し、ドラゴンブレスが直撃しても復活すると最後は日光の輝きに包まれたが魔素が集まると俺たちの体は復活する。そしてマザードラゴンに一撃を与えるととんでもない生命力と魔力の回復に加えて、俺たちに凄まじい気が流れて来た。
逆にマザードラゴンに宿っていた気が斬られた箇所周辺の気が無くなっている。これが全解放で獲得した生気吸収と魔力吸収、気力吸収の力だった。
『私の力を!? はぁあああああ!』
『無駄だ! 無駄だ! ばばあなら知っているはずだぞ? 俺様に攻撃は通用しねーってな! そして俺様はあらゆるものを喰らいつくす無限のドラゴン! 限界なんてありはしねー! てめぇの何もかも喰らい尽くしてやるよ!』
改めてウロボロスドラゴンの力に戦慄する。本来なら吸収の効果は使う本人がマックス状態や強化の限界を迎えるとスキルが発動しない仕組みになっている。だが、ウロボロスドラゴンの無限生命と無限魔力の効果でスキルの制限が解除されている状況だ。
しかもこれに加えて魔剣解放の効果と魔素刃と魔素支配による魔素の侵食がマザードラゴンを追い詰めていく。あれだけ苦しめられていたのに無限乱刃の効果も加わり、ごりごり生命力と魔力、マザードラゴンの強化が失われていく。
これがウロボロスドラゴンの力の一端か。無限に何もかもを喰らい尽くすドラゴン…確かに最強クラスのドラゴンだろう。でも、俺は知っている。何もかも無くなった先にあるものは孤独だ。暴れるだけ暴れて、最後には暴れることすら出来なくなる。そのことを考えると俺にはウロボロスドラゴンはとても悲しいドラゴンだと思えてしまった。
『余計なこと考えている暇があるなら斬れよ! 人間!』
「分かっている…よ!」
『ドラゴンフォース! はぁあああああ!』
『負けないよ! お母さん! やぁあああああ!』
マザードラゴンも追い込まれて、ドラゴンフォースを発動すると俺たちに爪を連続で振るって来る。これにリリーが答えて、激しくぶつかると最初は互角だったが俺たちが押し勝つ。ドラゴンフォースのバフまで気力吸収の効果対象らしい。
『よし! これで終わりだ! ばばあ! やれ! 人間!』
「『竜技! ウロボロスストリーム!』」
『絶対防御! ふふ! 詰めが甘いのは変わりませんね!』
ウロボロスドラゴンの指示で放ったウロボロスストリームは見事に絶対防御でガードされた。至近距離でのウロボロスストリームだったんだけどな。完全に攻撃を読まれていた。
『終わりにしましょう! ドラゴンクロー!』
『そんなもん通用しねーとまだわからな』
いいや。この攻撃は通用すると俺の直観が確信する。そうじゃなければここでマザードラゴンが仕掛けて来るはずがないのだ。
「魔素化!」
俺はドラゴンクローが当たるよりも早く魔素になって、ドラゴンクローを回避した。
『おい!? てめぇ! 何逃げてやがる!?』
「黙ってろ! リリー!」
『うん! お母さん! 覚悟! 魔剣技! ウロボロスブレーザー!』
無限の光の斬撃がマザードラゴンを顔を捉えた。そしてマザードラゴンは大爆発に包まれる。
『まだまだ戦いは終わってませんよ!』
『っ!? しつけーぞ! ばばあ!』
『しつこくて当然よ? 私は邪竜の母でもあるのですから!』
不屈スキルで耐えられたな。でも、大丈夫だ。俺たちに油断はない。襲い掛かって来たマザードラゴンの爪を俺たちは大剣で受け止めると弾き飛ばした。
『これで終わりだよ。お母さん』
「『ミーティアエッジ!』」
俺たちのミーティアエッジがマザードラゴンを斬り裂くとここでマザードラゴンは言う。
『よく母を相手に戦い抜きました。しかもウロボロスドラゴンに頼り切ることなく、利用し、自分たちの判断で動くことが出来た…ふふ。私の完敗です。あなたをリリーの夫だと認めましょう。そしてリリー…よく…頑張り…ました…ね』
マザードラゴンは微笑みを浮かべてそういうと倒れ込み、身体は光なって、天に消えて行った。
『勝ったよ! タクト!』
『け! 気に入らねーな。おい! てめぇ! なんで逃げやがった!』
「逃げていなかったら、俺たちは物質化を使われたドラゴンクローの直撃を受けていたと思うぞ?」
マザードラゴンが俺の判断を褒めたということはあそこが一つ勝負の分かれ道になっていたと思う。それでも無限属性となった俺たちがあそこから負けると考えるのは難しいが逆転の一手としてはルーンウェポンのような武器封印がある。
マザードラゴンがそれを狙っていたかは分からないが俺はあの攻撃は避けないといけない攻撃だと判断した。
「悪いが戦っているのは俺たちだ。俺たちの戦いに口を挟むのはお前の自由だが、どんな戦いをするかは俺たちが決めさせて貰う。それで勝つことが出来たんだ。文句は無いだろ?」
『は! 大ありだな! だが、今回はばばあに勝つことが出来たんだ。大目に見てやるよ』
そういうと解放の効果が解けて、俺たちのマリッジバーストも解除されるとブランたちがやって来た。流石にブランたちのほうが片付けるのが早かったか。するとリリーがマザードラゴンが消えた天を見上げていた。
「タクト…リリーはなんて言えばいいのかな?」
「お礼を言えばいいと思うよ。子供のために本気でぶつかってくれるお母さんは少ないだろうからな」
「そっか。お母さん。ありがとう! リリーはタクトと一緒に先に進むね!」
そういうリリーは実に晴れやかな顔でそう言うのだった。俺もリリーと同じように母と戦った最後に晴れやかな気持ちになれるだろうか?なれるならこうなりたいと思う俺であった。




