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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
空天狐戦と創星龍神の試練
1561/1718

#1392 虹竜と白竜

俺たちが進んでいくと空から新たな敵の一団を補足した。


スターワイバーンLv74

テイムモンスター 討伐対象 アクティブ


夜空のような身体を持つワイバーンだ。そのワイバーンたちが一斉に翼を広げると星雨が俺たちに降り注いで来た。


「遮断結界!」


これに対してブランが遮断結界でガードした。しかし結界などお構いなしに星雨を降らせ続ける。


「あいつらに奇襲をかけるぞ。リース、グレイ、スピカ」


「ガウ!」


「はい! 行きますよ。スピカさん!」


「ヒヒーン!」


グレイが空間跳躍、スピカが次元転移でスターワイバーンたちの背後に転移すると俺たちが突撃する。これに対して回避行動をスターワイバーンたちは取った数体巻き込み、空に空振で吹っ飛ばした。


このタイミングでリリーとブランが前に出て、吹っ飛んで態勢を元に戻そうとしたスターワイバーンに襲い掛かった。俺たちは旋回して、リリーたちの戦闘に介入しようとしたが空に虹が発生したのを目撃する。


「全員! 逃げろ!」


俺の叫びに反応してリリーたちは攻撃を止めて回避行動を取る。そして空から属性がそれぞれ異なる光線が降り注いで来た。しかもその光線が俺たちを追尾して来たので、俺たちは魔力切断で対処する。そして空から蛇タイプの七色の鱗を持つドラゴンが現れた。


レインボーアーチサーペントLv78

通常モンスター 討伐対象 アクティブ


虹のドラゴンって感じだな。大きさは蒼穹と同じくらいだ。


「クー!」


レインボーアーチサーペントが叫ぶと全身から属性が異なる光線が再び放たれる。おれたちが斬り裂こうとすると光線が手前で向きを連続で変えて俺たちに襲い掛かって来た。俺とグレイ、リースとスピカはこれに反応したがリリーとブランが喰らってしまう。


「これだけの光線全てをそれぞれ別の敵を狙いながら変光と屈折で操って来るのか!」


空にレインボーアーチサーペントの口に光が集まるとガンマレイバーストを使って来た。これを俺たちは回避したが態勢を整えたスターワイバーンたちがドラゴンウイングで襲い掛かって来る。ここで受けると集まられるので、逃げを選択する。


当然追跡してきた。更に無数の光線まで追って来る。


「スピカさん、行けますか?」


「ヒヒーン!」


「行けますか。では、行きましょう!」


「ヒヒーン!」


スピカが反転するとまず無数の光を空を蹴り、更に羽ばたきと前に出ながら回転した結果、綺麗に全ての光線を回避して見せた。空を蹴ることをフェイントにして、上にコースを変えた光線を高軌道で抜き去ったな。


流石にこんな芸当は俺たちの中でもヒクスとスピカにしか出来ないだろう。


「超連携!」


「「「「ギャオオオーーー!」」」」


スピカたちの反転にスターワイバーンたちがドラゴンウイングで迎え撃つが問答無用で消し飛ばすとそのままレインボーアーチサーペントに襲い掛かるが流石に丸見えの突撃を許してくれる相手ではなく、ドラゴンテイルで二人はぶっ飛ばされた。


しかしリースたちのおかげで俺たちは反転すると光線の不規則な動きはなく、スターワイバーンたちを撃退することに成功した。そしてぶっ飛ばされたリースたちもスピカが必死に耐えて、戦線に復帰すると空から俺たちに向かって天雷が降って来た。


俺はスサノオの加護があるので、わざと受けると敵の追加が現れた。


白竜Lv77

テイムモンスター 討伐対象 アクティブ


東洋タイプの白いドラゴンが現れた。手には白い宝玉を持っており、東洋タイプのドラゴン独特の角も白く、更にお髭もあり、かなり貫禄がある神秘的なドラゴンが登場した。


白竜は中国由来のドラゴンで日本でも神社に登場しているドラゴンだ。中国では五竜の中の一匹で西を守護する神聖なドラゴンとされている。光のドラゴニックマウンテンには登場して当然と言えるな。


「フー!」


その白竜は息を大きく吸い込むと俺たちを霧で包み込んだ。雲海スキルだな。ここで俺たちの視界を潰して来る利点は一つしかない。


「ガウ!」


グレイはすぐに気が付いて、動き出すと俺たちがいた場所に光線が通り抜け、俺たちの後を追って来る。霧の中でも俺たちを完全補足出来るならこの霧はレインボーアーチサーペントにとっては完全に味方となる。


「スピカさん!」


「ヒヒーン!」


スピカが暴風壁を発動させて霧を吹き飛ばすとリリーが天雷に撃ち抜かれ、ブランが白竜に噛みつかれそうになるが盾と槍で噛まれるのを防いだが、そのまま白竜が動き回るとスピカたちに日輪が発動し、俺たちにはレインボーアーチサーペントのドラゴンブレスが放たれた。


「エインシールド! くぅううーーー!」


リースはエインシールドを展開して耐えたが日輪スキルに押されてしまう。一方俺とグレイは霧が晴れたことでドラゴンブレスの回避には成功した。そして天雷の直撃から復帰したリリーはブランの救出に向かう。


「ブランちゃんを食べたらダメ!」


リリーの強烈な一撃で白竜が口を開けたことでブランは脱出に成功し、神盾アイギスを構える。


「石化の魔眼!」


本来なら石化するはずだが、白竜の宝玉が輝くと石化が解除されて、二人に雷轟が襲い掛かり、二人は回避すると光線まで飛んで来て、回避しきれず防御スキルを使いながらも被弾する。


本来なら俺たちが白竜と戦ったほうが相性的にいいんだろうがそれを理解しているのか俺たちが白竜に行かないように光線を上手く操作している。


「そっちがその気ならこっちにも考えがあります! 拡散光線! 変光!」


「ヒヒーン!」


リースとスピカが光線の撃ち合いをしてくれる。この瞬間、俺はグレイは突撃を指示する。俺たちの突撃に対して光線が襲い掛かるがリースとスピカの光線が俺たちを守るように激突して俺たちを守ってくれる。


そしてレインボーアーチドラゴンとの接近戦だ。俺たちの接近に対してドラゴンテイルが使用される。これはもうリースとスピカの突撃の時に見たから俺たちは超連携を発動させていないことからグレイが空を蹴って、回避に成功する。そしてロンギヌスの突撃が決まったと思った瞬間にレインボーアーチドラゴンの姿が光となって切れる。


「超連携!」


「クー!」


「魔力切断! 貫け! ロンギヌス!」


光化で現れたレインボーアーチドラゴンはすぐさま息を吸い込むとドラゴンブレスを使って来た。そして光化で逃げた先を読んでいた俺たちはドラゴンブレスと激突し、ドラゴンブレスを貫いて、レインボーアーチドラゴンの顔に超連携を決めた。


「超連携!」


俺たちの攻撃成功を確信していたリースとスピカが胴体に超連携を決めた。


「畳みかけるぞ! グレイ!」


「ワオーン!」


「スピカさん! 主様たちの動きに合わせますよ!」


「ヒヒーン!」


グレイが魔狼神王の鉤爪で連続で引っ掻くとリースは雷光刃を発生させたブリューナクでレインボーアーチドラゴンの身体に攻撃を与え続けると最後はグレイのゴッドブレスとスピカの大雷霆で倒した。


一方リリーたちは光線の邪魔が無くなったタイミングでリリーが突撃して行った。


「やぁあああー! え!? この! この! きゃ!?」


「夢幻スキル!?」


リリーが攻撃しても大剣が白竜を捉えず、空を切るとドラゴンテイルでリリーはぶっ飛ばされた。リリーはしっかり狙っていたがそれは白竜が作り出した幻だった。結果、隙だらけとなったリリーは攻撃を受けてしまった。しかしこの程度で止まるリリーではない。


「まだまだー!」


「止まって下さい! リリーお姉様! そんな突撃が通用するような相手じゃありません!」


それで止まってくれたら、イオンは苦労していない。リリーが襲い掛かると白竜の姿が霧となって消える。霊化スキルだ。そして白竜はリリーを縛ろうとしたがそれをリリーは読んでいた。現れた白竜の身体にまだ振っていない大剣を振り降ろした。しかし今度は白竜の身体が光となって消える。


「え?」


「光化まで使った!? きゃ!?」


「きゃあああー!?」


白竜はリリーを爪で掴むと更に助けに向かっていたブランを尻尾で拘束するとドラゴンダイブを使用してリリーを地面に叩きつけると更に拘束していたブランも地面に叩きつけた。ドラゴンダイブを敵に対しての突撃ではなく、地面に叩きつけるために使用するとは面白い使い方をして来たな。そしてリリーは完全に読み負けた。まぁ、無策な突撃でなかったところは評価してあげたい。


「リリーお姉様…」


「ごめ~ん…ブランちゃん。光化まで使ってくるなんて思わなかった」


「それは私も一緒です…ッ!?」


ここで白竜は逆鱗を使用して来た。そして二人に向かって突撃してきた。正直かなり意外な行動だ。ここまで冷静な戦い方をしてきたのにリリーとブランに対して自ら攻撃以外を捨てるとは思えなかった。


「ブランちゃん!」


「向かって来ると言うなら相手をするほかありません!」


「だよね! いっくよー! ドラゴンダイブ!」


「エンジェルダイブ!」


二人のダイブと白竜のドラゴンダイブが激突すると白竜が押し負ける。こうなるともうリリーとブランのペースだ。そのまま接近戦を挑みリリーがボコボコにしている中、ブランは不安に襲われる。やはりこの白竜がこんな無謀な行動をするとはブランには思えなかった。


「これで決まり!」


「ちょっと待ってください! リリーお姉様!」


「え?」


ここはちゃんとリリーも攻撃を止めたがリリーが攻撃を止めたのを見て、白竜が目から光線を放ってきた。これをリリーは回避して、つい止めの一撃を放ってしまった。


「あ、あれ? 倒せた?」


「倒せたよ? ブランちゃん? う!?」


「ッ!? これは呪滅封印!? いえ、その広域スキル!?」


俺たちに白い竜が巻き付くと封印の状態異常にさせられてしまった。そして空から圧倒的な気配を感じ取る。ちょっと待て。序盤から出てくるような気配じゃないですけど!?

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動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
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