#1367 親のために子供が出来ること
挑む前にまずはイクスたちの成長を実行する。
『イクスの成長が完了しました。時間停止、時間加速、多乱刃、電子分解、空振、斥力場、雷光、雷光刃、炉心暴走、破壊無効、物理無効を取得しました』
『イクスの多照準スキルが無限照準スキルに進化しました』
『イクスの多連射スキルが無限連射スキルに進化しました』
『イクスの空間把握スキルが時空把握スキルに進化しました』
『アラネアの成長が完了しました。万物切断、腐蝕ブレス、溶解液、星気、冥気、蘇生を取得しました』
『使役【大蜘蛛】を取得しました』
『アラネアの魔力回復スキルが魔力超回復スキルに進化しました』
『アラネアの投擲操作スキルが投擲支配スキルに進化しました』
『アラネアの黒霧スキルが魔霧スキルに進化しました』
『ロコモコの成長が完了しました。拡散光線、気流支配、太陽風、磁気嵐、大気壁、雷光、荷電球、物理無効を取得しました』
『ロコモコの衝撃吸収スキルが衝撃無効スキルに進化しました』
『ロコモコの守護結界スキルが遮断結界スキルに進化しました』
『ぷよ助の成長が完了しました。灰燼、溶解液、海流支配、冷凍光線、津波、水爆、道連れを取得しました』
『ぷよ助の水飛沫スキルが鉄砲水スキルに進化しました』
『ぷよ助の引力操作スキルが引力支配スキルに進化しました』
『ぷよ助の復活スキルが強化復活スキルに進化しました』
『伊雪の成長が完了しました。神感覚、天鎖、神気、転瞬、神速、氷雷、氷爆、奇跡を取得しました』
『伊雪の重力操作スキルが重力支配スキルに進化しました』
『伊雪の引力操作スキルが引力支配スキルに進化しました』
『ミールの成長が完了しました。格納、帰還、自動攻撃、苗木、水爆、自然球、奇跡を取得しました』
『ミールの大地操作スキルが大地支配スキルに進化しました』
『ミールの水圧切断スキルが大海刃スキルに進化しました』
『ミールの復活スキルが強化復活スキルに進化しました』
『サフィの成長が完了しました。光速激突、反射装甲、彗星、重力支配、荷重支配、星核、奇跡を取得しました』
『サフィの堅固スキルが堅城スキルに進化しました』
『サフィの水圧操作スキルが水圧支配スキルに進化しました』
『サフィの気圧操作スキルが気圧支配スキルに進化しました』
『コーラルの成長が完了しました。火山雷、爆心、溶接、磁気嵐、強化復活、日輪、旱魃を取得しました』
『コーラルの気圧操作スキルが気圧支配スキルに進化しました』
『コーラルの魔力回復スキルが魔力超回復スキルに進化しました』
『コーラルの熱波スキルが太陽風スキルに進化しました』
『スキアーの成長が完了しました。灰燼、石化牙、石化雷、黒雷、加護無効、地核、破壊の加護を取得しました』
『スキアーの堅牢スキルが堅固スキルに進化しました』
『スキアーの魔力回復スキルが魔力超回復スキルに進化しました』
『スキアーの暗黒ブレススキルが冥ブレススキルに進化しました』
これでよし。それじゃあ、訓練でリリーたちと一緒に確認しようと思ったがここでユウェルは鍛冶をしたいということで戦線離脱した。これは寧ろありがたいし、ユウェルはドラゴニックマウンテンをクリアしたからね。本人の意思を尊重しよう。代わりに恋火と和狐が仙人修行の最終調整として参戦する。それじゃあ、戦闘を見て行こう。
まずはドラゴニックリザレクション。これは自分か味方に死をトリガーに自動で発動する蘇生効果を付与する魔法で蘇生すると更に味方に自分の全ステータス分の強化を付与する。リリーのステータスを考えるとやばいし、もっと言うと俺たちのマリッジバーストでこの効果が発動するととんでもないバフが発動することになる。
この効果を確かめる為にわざわざ死ぬことになった虎徹には本当に申し訳ない。本人は強化を受けて暴れているけどね。
次はドラゴニックスプラッシュ。無数の水竜を召喚して、噛みつくと爆心規模の水の爆発が発動する魔法。複数の敵を狙うことも敵一体に集中攻撃も出来る使い勝手がいい魔法だ。
最後の竜魔法はドラゴニックドライブ。これは味方全ての俊敏性と味方の攻撃速度や詠唱速度などスピードに関わる要素全ての速度が爆上げする魔法。実際に強化を受けるとその速度上昇はかなりのものだ。自分の反射速度も上がっていて、今までと見える世界が違って感じる。神感覚を初めて覚えた時のような感じだ。これはかなりいい魔法をアリナは覚えてくれた。ただ詠唱時間が長いので、結構大変だけどね。
これで前回の分は終わり。ここからは今回覚えたスキルとみんなの戦闘を見て行こう。スキルをみるにしても一つのみ。アラネアが覚えた使役スキルで召喚される大蜘蛛だ。これは巨大な蜘蛛を召喚する技で大蜘蛛は口から膨大な量の糸を口から吐いて大自然竜グレートネイチャードラゴンの動きをかなり制限している。ただ木の根に貫かれてあっさり倒されるところを見ると生命力も防御力もそこまで高くない。まぁ、使役で召喚するモンスターだから強くはないよね。
ここからみんなの戦闘を見ると一番の変化が見えたのはサフィだった。完全に突撃役となってしまった。光速で突撃するとサフィは反射装甲で攻撃を弾き返しながら突撃すると星渦を自分の周囲に発生させた上に自分の噴気孔から大噴火を使用して、自分の周囲に大被害を発生された。
後はぷよ助がスライムなのに津波や水爆を覚えたことについてはツッコミを入れたいが水属性のスライムである以上、どうしようもないところなんだろうな。これで確認は終わったので、魔法の訓練をしつつ倒して訓練終了。インフォが来る。
『海魔法のレベルが40に到達しました。海魔法【ダイダルウェーブ】を取得しました』
『海魔法のレベルが上限と到達しました』
『暗黒魔法のレベルが40に到達しました。暗黒魔法【エターナルペイン】を取得しました』
『暗黒魔法のレベルが上限と到達しました』
『雷魔法のレベルが80に到達しました。雷魔法【スーパーボルト】を取得しました』
『雷魔法のレベルが上限と到達しました』
『爆魔法のレベルが80に到達しました。爆魔法【スーパーノヴァ】を取得しました』
『爆魔法のレベルが上限と到達しました』
『イオンの雷魔法のレベルが65に到達しました。雷魔法【サンダーボルト】、【エレクトロニックレンジ】を取得しました』
『イオンの氷魔法のレベルが65に到達しました。氷魔法【オーロラベルト】、【パーマフロスト】を取得しました』
『イオンの時空魔法のレベルが65に到達しました。時空魔法【ハイパースペース】、【ディセラレーション】を取得しました』
『恋火の神道魔術のレベルが50に到達しました。神道魔術【鎮座祭】を取得しました』
『恋火の神道魔術のレベルが上限に到達しました』
『恋火の時空魔法のレベルが65に到達しました。時空魔法【ハイパースペース】、【ディセラレーション】を取得しました』
『ノワの竜魔法のレベルが40に到達しました。竜魔法【ドラゴニックカースミスト】を取得しました』
『リアンの神聖魔法のレベルが40に到達しました。神聖魔法【アルティメットブレス】を取得しました』
『神聖魔法のレベルが上限と到達しました』
『和狐の仙術のレベルが70に到達しました。仙術【太極覚醒】を取得しました』
『和狐の仙術のレベルが上限に到達しました』
『セフォネの氷魔法のレベルが65に到達しました。氷魔法【オーロラベルト】、【パーマフロスト】を取得しました』
『セフォネの時空魔法のレベルが65に到達しました。時空魔法【ハイパースペース】、【ディセラレーション】を取得しました』
『セフォネの連続詠唱のレベルが50に到達しました。連続詠唱の最大数が1増加しました』
『セフォネの連続詠唱のレベルが上限に到達しました』
『燎刃の竜魔法のレベルが40に到達しました。竜魔法【サイクロンサラマンドラ】を取得しました』
『コノハの疾魔法のレベルが40に到達しました。疾魔法【オキシゲンロスト】を取得しました』
『疾魔法のレベルが上限と到達しました』
『コノハの暗黒魔法のレベルが40に到達しました。暗黒魔法【エターナルペイン】を取得しました』
『暗黒魔法のレベルが上限と到達しました』
『コノハの氷魔法のレベルが80に到達しました。氷魔法【コキュートス】を取得しました』
『氷魔法のレベルが上限と到達しました』
『チェスの格闘のレベルが50に到達しました。格闘【コークスクリューブロー】を取得しました』
『格闘のレベルが上限と到達しました』
『ダーレーの片手剣のレベルが40に到達しました。片手剣【ミラージュスラッシュ】を取得しました』
『ダーレーの仙術のレベルが50に到達しました。仙術【自然採気】を取得しました』
『ルーナの精霊剣のレベルが50に到達しました。精霊剣【スピリットセイバー】を取得しました』
『精霊剣のレベルが上限と到達しました』
『ルーナの爆魔法のレベルが65に到達しました。爆魔法【ソーラーフレア】、【ニュークリアエクスプロージョン】を取得しました』
『ルーナの木魔法のレベルが65に到達しました。木魔法【インファクション】、【アシッドレイン】を取得しました』
『ルーナの妖精技のレベルが40に到達しました。妖精技【フェアリーノヴァ】を取得しました』
『伊雪の氷魔法のレベルが65に到達しました。氷魔法【オーロラベルト】、【パーマフロスト】を取得しました』
『伊雪の時空魔法のレベルが65に到達しました。時空魔法【ハイパースペース】、【ディセラレーション】を取得しました』
『ミールの妖精技のレベルが30に到達しました。妖精技【フェアリーサークル】を取得しました』
『ディアンのレベルが40に到達しました。成長が可能です』
『クリュスの氷魔法のレベルが65に到達しました。氷魔法【オーロラベルト】、【パーマフロスト】を取得しました』
『クリュスの竜技のレベルが40に到達しました。竜技【ドラゴンノヴァ】を取得しました』
『月輝夜の鎚のレベルが40に到達しました。鎚【オーバークラッシュ】を取得しました』
『蒼穹の疾魔法のレベルが40に到達しました。疾魔法【オキシゲンロスト】を取得しました』
『疾魔法のレベルが上限と到達しました』
『蒼穹の神聖魔法のレベルが40に到達しました。神聖魔法【アルティメットブレス】を取得しました』
『神聖魔法のレベルが上限と到達しました』
『蒼穹の神道魔術のレベルが50に到達しました。神道魔術【鎮座祭】を取得しました』
『蒼穹の神道魔術のレベルが上限に到達しました』
『千影のレベルが40に到達しました。成長が可能です』
『千影の太刀のレベルが50に到達しました。太刀【雲耀】を取得しました』
『千影の杖のレベルが40に到達しました。杖【マジックブラスト】、【マジックシールド】を取得しました』
『リースの疾魔法のレベルが20に到達しました。疾魔法【タービュレンス】、【フライト】を取得しました』
『リースの封印魔術のレベルが20に到達しました。封印魔術【ルーンスキル】を取得しました』
『リースの英雄技のレベルが40に到達しました。英雄技【エインノヴァ】を取得しました』
ここで俺はコノハに言う。
「氷魔法はコノハに先を越されたな」
「ホー!」
この魔法だけは譲れないね!とコノハが言っている気がする。氷魔法はコノハが先駆者だからな。誰よりも先にカンストしたかったんだと思う。氷魔法を集中的に使っていたからね。
その後、レベル上げと戦闘訓練に分かれる事にした。俺の最初の相手はイオンで槍の訓練をする。どうしてもイオンの槍で気になるところがあった。そして最初は何も言わず槍で戦闘する。
俺はイオンに飛び込んで槍を連続で突くとイオンが反撃をしようとしたタイミングで後ろに下がると槍を構えてイオンに飛び込むのを繰り返した。これが槍の攻撃の基本で一番強い。因みに俺はクーフーリンの戦闘の真似をしている。
クーフーリンはこの槍の戦法を徹底しているキャラクターだ。恐らく単純な技術ではスカアハ師匠のほうが分がある。しかし恐ろしい脚力と筋力を持つクーフーリンはこの槍の基本でスカアハ師匠を上回ることで槍使いとして優勢となる。それだけ基本は強いのだ。
「う…」
「勝負ありだな」
「はい…私の負けです」
「どうして自分が負けたかわかるか? イオン?」
イオンなら気付けるはずだ。
「先手を取られた後で反撃することも出来ましたし、何といいますかタクトさんのほうが突きの鋭さやパワーがありました」
「そうだな。それは単純にステータスの差から来るものじゃない。大切なのは飛び込む際の踏み込みだ。これにパワーも武器の鋭さが関わって来る。イオンは剣でそれは出来ているんだけど、槍だと何故か出来ていない。どうしてだと思う?」
「剣で使う時は止めを決める時に使っているからでしょうか?」
「そうだな。逆に言うとイオンは槍でそういう意識が持てていない。それだけ槍に自信がないってことだな」
イオンは何も言い返せない。ここから俺がやるべきことはイオンの槍がどれだけ強いか実感させることだ。
「これからイオンの槍がどれだけ強いか試してみようか」
「どうするつもりですか?」
「俺と全力で技をぶつけあうのさ」
「え!? それだけ私かタクトさんが大変なことになりますよ!?」
イオンならそこは気にするよな。
「気にする必要はないよ。というか手を抜いたらちゃんと出来るまで繰り返すからな? 本気で来いよ」
「う…わかりました」
俺はステータスの差を消す為にアタックダウンを重ね掛けして自分に付与して筋力を下がるとお互いに槍を構えて、突撃の態勢となる。
「テンペストペネトレイター!」
「海竜一突!」
うん。指摘した通りに踏み込みもちゃんと出来ていた。これならいい勝負になるだろう。
「「はぁあああああ!」」
両者が激突するとせめぎ合うとお互いに更に踏み込み、力を込める。そして技が弾けると両者が距離を取ると俺は槍の構えを解く。
「これで理解できたか? イオン。イオンは槍を使っても十分強いし、一撃必殺の威力を持っている。それを忘れないような」
「はぁ…はぁ…はい!」
今までのイオンの戦闘も悪くはないのだ。スピードに乗った状態で突撃するのもいいし、槍裁きで技量で勝負するのも悪くはない。しかし基本を忘れてはいけない。そして俺はもう一つやることがある。
「恋火、和狐。ちょっと話そうか」
「「…はい」」
俺はここで二人と話す時間を作ることにした。二人の不安が全然消えないのが気になったのだ。二人が話そうとしたので、俺から口を開くことにした。
「自分たちの神に挑むのが不安かな? それとも負けるのが怖い? それかみんなに置いて行かれるのが怖いとか? もしかしたら俺に嫌われるとか考えているのかな?」
「「う…全部です」」
そんなことだと思ったよ。すると恋火が話す。
「リリーお姉ちゃんたちは凄いです…タクトお兄ちゃんの強さを信じているからだと思いますけど…あ、あたしたちも信用していないわけじゃ、あう」
「それぐらい分かっているよ。それでも不安なものは不安なんだろう?」
「「はい…」」
これはもうどうしようもない事なんだよな。未知の強い敵に挑むというのはどうしても不安になるものだ。ましてや自分たちの王や神に挑むなんて不安のレベルが全然違う。
「うーん…一応言っておくけど、俺もリリーたちも恋火たちが今、抱えている不安と同じものを背負っていることは理解しているよな?」
二人は頷く。それを理解しているからどうして戦えるのか色々考えちゃっている感じだな。
「そうだな…リリーたちもそうだと思うんだけど、倒すという意識より成長した自分を見せたい意識のほうが強いと思う」
「成長した自分ですか?」
「うん。恋火たちもこれまで空天狐様に力を貸して貰ったり、進化させて貰ったりしてきただろ?」
「「はい」」
「最後の試練は今までの冒険の集大成を自分の神に見せる場なんだと俺は思っている」
龍王たちの場合は自分たちの眷属と自分たちに挑んで来る冒険者を試している感じがする。そしてこの最後の試練は俺にも当てはまっている。これからルシファーとサタンと戦うことになる俺は二人に成長した自分を見せないといけない。
「どうして空天狐様や他の神や王はそういう試練を用意してはるんでしょうか?」
「たぶん親は子供の成長を確かめたいんだろうな。そして自分と肩を並べたり、超えて欲しいと思っているんだと思う」
いつまでも子供が子供のままだといつまでたっても親は安心することが出来ないだろう。子供にいつまでも頼って欲しい大人もいるかも知れないけど、大人になって独り立ちすることで初めて親は子供を育てると言う役目から解放されることになる。これがこのゲームでの最後の試練なんじゃないかな?一種の成人の儀式的なものなんじゃないかなと俺は考えている。
「これまでの冒険の全てをぶつけて」
「うちらの成長を空天狐様に見せる」
恋火と和狐から不安は消えていないが目にやる気は感じられるようになった。これならもう大丈夫だろう。一応確認すると元気に返事が返って来たので、もう行けると判断する。すると和狐が聞いて来る。
「タクトはんはうちらの成長を見たい思いますか?」
「一緒に成長して来たんだぞ? もう十分に知っているよ。寧ろ俺はみんなと一緒で成長した自分を親に見せないといけない側だよ。みんなの成長は俺の成長の一部だからさ。一緒に頑張ろうぜ」
「「はい!」」
二人は顔を見合わせると笑顔で返事を返してくれた。するとリリーが抱き着いて来た。
「うん! 一緒に頑張ろう! タクト!」
「聞いていたのか?」
「アリナちゃんが聞き耳を立ててんだよ」
「教えた途端に飛びつきに行ったの」
それだけリリーにとっては嬉しい言葉だったんだろうな。その後、俺は新しい技を見せて貰った。新しいノヴァの技はみんな同じ系統の技だった。そして新しい竜魔法から見ていく。最初はノワのドラゴニックカースミスト。黒い霧を広範囲に展開して敵の視界を奪い、呪いの状態異常を付与し、敵の回復効果を全て自分に還元する魔法だ。
相手の回復能力を奪う形になるので、ノワの回復能力がとんでもないことになる。その上で呪いの状態異常まで与えるんだから非常に厄介な魔法だ。ただドラゴンの状態じゃないとノワは接近戦が得意じゃないからな。そこは考えないといけないところかもしれない。
最後はサイクロンサラマンドラ。地面に設置するタイプの魔法で魔方陣から炎のドラゴンが螺旋を描くように動くと火炎旋風と共に範囲内の敵に炎属性の連続攻撃を与える魔法だ。逃げやすい魔法だが、威力がかなりあるので、使いどころを考えないといけないね。
ここで向こうのレベル上げを見て訓練を終わりするとインフォが来る。
『セフォネのレベルが50に到達しました。成長が可能です』
『スピカのレベルが20に到達しました。成長が可能です』
『ハーベラスのレベルが40に到達しました。成長が可能です』
『ルミのレベルが50に到達しました。成長が可能です』
『叢雲のレベルが20に到達しました。成長が可能です』
アリエス・ネペレーの経験値は偉大だ。リリーたちもレベル上げに参加してレベル差を縮められたので、ご満悦である。それじゃあ、纏めて成長を実行しよう。
『セフォネの成長が完了しました。帰還、氷雷、爆心、氷爆、永遠毒、冥ブレス、氷山、流星群、物理無効を取得しました』
『セフォネの引力操作スキルが引力支配スキルに進化しました』
『セフォネの重力操作スキルが重力支配スキルに進化しました』
『セフォネの斥力操作スキルが斥力支配スキルに進化しました』
『セフォネの空間支配スキルが時空支配スキルに進化しました』
『ディアンの成長が完了しました。時空断層、次元転移、冷凍光線、氷山、瀑布、水爆を取得しました』
『ディアンの氷ブレススキルが極寒ブレススキルに進化しました』
『ディアンの重力操作スキルが重力支配スキルに進化しました』
『ディアンの水圧操作スキルが水圧支配スキルに進化しました』
『スピカの成長が完了しました。空間装甲、溶断、溶接、炎波動、太陽風、核爆、不屈、物理無効を取得しました』
『スピカの空圧操作スキルが空圧支配スキルに進化しました』
『千影の成長が完了しました。冥気、雷光刃、獄炎、雷霆、気流操作、電磁支配、炎波動、雷波動、破壊の加護を取得しました』
『千影の重力操作スキルが重力支配スキルに進化しました』
『千影が刀【流水斬り】を取得しました』
『千影が棒【流星突き】を取得しました』
『ハーベラスの成長が完了しました。星気、溶接、弱化毒、永遠毒、炎熱支配、魔素支配、荷重支配、彗星、魔素化、核撃を取得しました』
『ハーベラスの炎ブレススキルが溶ブレススキルに進化しました』
『叢雲の成長が完了しました。冥気、瀑布、重力場、王撃、魔素化、黒星を取得しました』
『叢雲の荷重操作スキルが荷重支配スキルに進化しました』
『ルミの成長が完了しました。星気、冥気、即死の魔眼、空間装甲、消滅弾、流動、精霊波動、黒星を取得しました』
『ルミの魔力回復スキルが魔力超回復スキルに進化しました』
『ルミの守護結界スキルが遮断結界スキルに進化しました』
最後に千影の技の体験させて貰った。まず流水斬り。これは攻撃を受け流して相手を斬り裂く技だ。この受け流しから攻撃までが確定なので結構強い。ただ攻撃してからどう動くかは自分の力量次第なので使いどころだね。
次は流星突き。これは千影が覚えている三突星の強化版とも言えるスキルだ。無数の連続突きをするスキルで普通に強いが怖いところは攻撃を行っている最中は回避行動取れないので、防御力が高い敵には向かない技だな。三突星のほうが圧倒的に隙が少ないので、使い分けが必要だと思う。
それじゃあ、ちょっと休憩してから空天狐の最後の試練に挑むとしよう。




