#1407 爆発竜と溶岩ワーム
予定通り正月休みで一週間頂きます。次回更新は1月10日です。
全員が新たな強大な力を持つ敵の気配を感知する。
「来るぞ」
俺たちが空を見つめていると敵が現れた。
爆発竜エクスプロージョンドラゴンLv80
通常モンスター 討伐対象 アクティブ
双頭の火竜だ。
『『爆発だ! 爆発だ! 焼尽!』』
どうやら爆発狂らしい。声は子供の様に聞こえる。そんなドラゴンが奇襲で焼尽が俺たちに降り注いでくる。俺たちが回避すると恋火たちはそれぞれ戦いを挑むと恋火たちとエクスプロージョンドラゴンが爆発する。両者共に爆発の魔眼を発動させた結果だ。
ここでジークはそのまま上に上がり、恋火たちはそのまま接近戦を挑む。空中で爪と武器がぶつかり合うと派手な爆発が発生した。爆心の効果だね。そして恋火たちが知らない爆発系のスキルがここで発動する。
エクスプロージョンドラゴンは火属性のドラゴンなのに距離を取る。これを見た恋火たちは追撃に出ると突然爆発に襲われる。
「今のは魔眼ではないですね…」
「はい…ちゃんと目を合わせていませんでした」
「私もよ」
『空間地雷だな。空間に設置する爆弾でその場所を通ると爆弾が爆発するスキルだ』
火影さんが覚えているスキルだ。対処法としては空間感知系のスキルや罠感知で空間に設置された地雷を見つける事が出来る。恋火たちは覚えていないので、結構きつい。しかしどんなスキルにも攻略法があるものだ。
『『あはははは! 爆発した! 爆発した! 拡散光線! 追尾光線!』』
ホーミングレーザーが恋火たちに炸裂し、爆発する。すると三人は飛び出す。その結果、空間地雷に触れて爆発するが三人は止まらない。
「わからないなら考えても意味は無し! ただ強引に押し通すのみ!」
『この人たち、脳が無い!』
『でも、そこがいい!』
『『それでこそ火属性!』』
嬉々として空で両者が激突する。楽しそうで何よりだ。
「うちも火属性なんやけど…」
「和狐には和狐が求める火属性の形がある。それを貫けばいいんだよ。他人に言われて戦闘スタイルを変えていたら、強くなれないぞ」
強い人から学ぶことはいい。それは強くなるための近道になるからね。ただアドバイスの通りに動いてばかりいて強くなれるかは別問題だ。俺的にはアドバイスを聞いてそこから自分なりの強さを追い求める人が一番強いと思っている。俺が爺さんに剣術で勝てず、そこからどうすれば勝てるのか自分なりの方法を考えたように和狐を初めみんなにもそこを教えて来たつもりだ。
「タクトはん…はい! っ! タクトはん!」
地面が揺れると溶岩からマグマの蛇が大きな口を開けて俺たちに向かって来た。それを二人で躱して、識別する。
ラーヴァワームLv74
通常モンスター 討伐対象 アクティブ
修正。蛇ではなくミミズでした。俺がそんなことを思っていると地面の溶岩から次々ラーヴァワームが現れて俺を狙って来た。しかしこんなミミズに食べられる俺ではない。
「タクトお兄ちゃん!」
『ラーヴァワームに目を付けられた!』
『あいつ、随分強いみたい!』
「どういうことよ。強いなら普通避けるでしょうが」
ファリーダの疑問は普通のことだと思う。しかしワームたちはそもそも普通では無かった。
『ワームに知性があると思う? 彼らにあるのは食欲だけ!』
『彼らは美味しい食料に集まる。魂探知でより強い魂を狙う。だからあいつはこの中で一番強い! ラーヴァワームたちがそれを証明している』
恐ろしく単純明快。確かに魂で美味しいかどうかを判断しているなら強い人ほど魂の強さもある。実際には魂の輝きの強さで相手の強さなどが分かるようになっている。残念ながら属性までは分からない。分かってもいいような気がするがこのゲームではそういう設定になっている。
『一人だけ強くなるからそういうことになるのよ。タクト』
『みんなも一緒に強くなっているだろ? それに俺を強くしたのはみんなでもあるからな?』
『『『それはそれ。これはこれ』』』
『ならこの話は終わりだ。さっさと仕留めるぞ。ジーク、流星群だ』
俺がそういうとみんなにスイッチが入った。ジークが流星群を発動して流星群の後ろからエクスプロージョンドラゴンに仕掛けた。すると流星群が空間地雷に触れて爆発する。
これが空間地雷の攻略法。どんな地雷でも爆発させればそれで除去が完了する。そして空間地雷の弱点にスキルの再発動が遅いというところがある。どれだけ設置していたかは分からないがもう一度発動したら、次に空間地雷を設置するまで時間がかかる。流星群のせいで空間地雷の大半は除去された。
『『ドラゴンブレス!』』
「キュー!」
ドラゴンブレスを受けながらジークは突撃し、ンエクスプロージョンドラゴに体当たりを決めた。ジークに猛爆が発動するされたが相手には半減が発動する。流石に勝負ありだ。
ジークに噛みついて爆心の効果を発動させるエクスプロージョンドラゴだが、エクスプロージョンドラゴンの首を恋火と燎刃が切断するとジークが離れると入れ替わりでファリーダが覇撃でぶっ飛ばすと最後はジークのドラゴンブレスで消し飛んだ。
残すは大量のラーヴァワームのみ。このラーヴァワームは火山弾と溶ブレスを多様してきており、暴食でなんとか俺を食べようと必死だ。しかし追いかけてくれるならありがたい。こいつらに追いつかれる気がしないし、暴食の吸引力も気にならないから食べられる気が全くしない。
それに知性がない敵はやりやすくていい。簡単にこちらの作戦にハマってくれるからね。俺はみんなに通信を送る。
『準備はいいか?』
『『『いいです(わ)』』』
『じゃあ、いくぞ。今だ! 和狐!』
『はいな。千本鳥居!』
俺を追いかけて来たラーヴァワームたちが俺が空に上がると追いかけて来る。これでラーヴァワームは俺が空に上がった場所に集まる。このタイミングで空から落ちて来た千本鳥居で拘束させる。すると鳥居が炎上する。流石に雑魚ではないな。早く決めないと拘束から抜かれてしまう。
「ゴッドブレス!」
「ドラゴンブレス!」
「黒星!」
「キュー!」
恋火たちの一斉攻撃が炸裂すると俺は和狐と合流すると杖を合わせる。俺がメイルストロム、和狐がジャッジメント。
「「融合魔法! アビスフォール!」」
巨大な渦潮が発生して、ラーヴァワームたちを巻き込んで奈落に落とすと渦潮の中心から蒼い光が発生すると爆発して渦潮が弾け飛ぶ。そして残ったのはラーヴァワームたちの死骸だった。
俺たちはまたサラマンドラたちの襲撃を真っ向から蹴散らしながら進んでいくとようやく本格的な山登りが始まるタイミングで敵が群れで現れた。
フレアドラゴンLv73
召喚モンスター 討伐対象 アクティブ
ラーヴァワイバーンLv73
通常モンスター 討伐対象 アクティブ
フレアドラゴンは火属性ドラゴンの第四進化だね。ラーヴァワイバーンは溶岩の体になっているワイバーン。さぁ、ここからがしんどくなってくるだろう。気合い入れて行こう。




