#1404 エデン最後の決戦とロンギヌス
今年最後の更新となります。
今年はよく体調を崩して、更新のペースが落ちた結果、色々支障が出る年でした。自分としては反省と課題が多くある一年でした。その一方で一つの作品を終わらせることが出来たことは良かったと思ってます。
来年こそ確実にEOはエンディングを迎えることになると思います。ドラゴニックマウンテンの攻略に何話も使っているので、正直大丈夫か心配ではありますけど、大丈夫でしょう。
それでは今年最後の更新をお楽しみください。
俺たちはインフィニットエクスカリバーと神剣エスカトンリープリングで襲い掛かろとしたがその瞬間にエヘイエーは後ろに下がり、日光の拡散光線で攻撃して来た。俺たちが攻撃を弾きながら距離を詰める。俊敏性では俺たちのほうが上だ。
「無波動!」
俺たちを引き付けて放たれた無波動だったが俺たちは残像で残して躱すとエヘイエーの背後に回り、インフィニットエクスカリバーが振るう。それをアスカロンで止められるが俺たちは弾き、蹴り飛ばすとエヘイエーは地面に落下する。
俺たちは踏みつけて抑え込もうとしたがこれは避けられ、神鎖が使用される。しかし拘束するために向かって来た神鎖を俺たちは全て切断する。
「ぬぅ! 神技! オスカル!」
俺たちの頭上に光の巨剣が落下してくるが俺たちは剣を上で交差させると光の巨剣を受け止めると弾き飛ばした。最早ステータスの差は決定的だ。これを確信した俺たちは再び襲い掛かる。流石にここでエヘイエーも切り札を使う。
「超覚醒!」
エヘイエーに天使の羽が出現する。そして俺たちと激突して激しい接近戦となる。そっちが強化するならこっちも行かせてもらう。
『DEMバースト、発動します』
俺たちも強化を発動させたことで接近戦を有利に動く。次々剣を作り出すエヘイエーに対して俺たちは次々破壊していく。エヘイエーが距離を取るとデウスエネルギーガンに武器を変えて、射撃する。
「神技! アイン・ソフ・オウル!」
無限の光線が俺たちに降り注ぐ。これに対して俺たちは自分たちの武器を周囲に展開する。
『『『『『「火力はこっちが上!」』』』』』
全ての武器から波動技が放たれ、無限の光を呑み込み、消し飛ばす。この攻撃はエヘイエーにも届くが時空断層で防がれてしまう。それでも時空断層は消し飛び、ホーミングレーザーがエヘイエーに炸裂する。
そして俺たちは武器を構えて、エヘイエーの上を取る。するとエヘイエーの手に謎の天秤が現れた。
「甘いわい。契約を受けてもらうぞい。伝説解放! 神技! ゴッドアグリーメント!」
謎の金の天秤が輝く。あれはまさかサタンが恐れた金の天秤か!?いや、ビビるな。悪いが今の俺たちにそんな小細工は通用しない。
『時間停止!』
『神盾アイギス! 伝説解放! 神威解放!』
神盾アイギス(伝説解放、神威解放):レア度10 盾 品質S+
重さ:10 耐久値:なし 防御力:15000
効果:神技【スプリームフィラフト】、神盾技【ゴルゴネイオン】、伝説技【アルゴル・ノヴァ】、堅固、破魔、神気、星気、星間行動、全滑走、全属性耐性、神障壁、帰還、多重障壁、大気壁、暴風壁、魔力超回復、慈雨、石化光線、石化の魔眼、拡散光線、後光、全反射、乱反射、絶対防御、超充電、天候支配、電磁支配、時空支配、回帰、自動防御、星震、大雷霆、神波動、物理無効、貫通無効、加護無効、神威解放、巨人の加護、ゼウスの加護
ゼウスがアテナの為にアマルテイアの革から作った盾。その後、アテナがメデューサの首を取り付けることでメデューサの能力まで得たことで最強クラスの盾となった。その輝きは邪悪を滅ぼし、あらゆる災厄を払うと言われている。
ブランが言う。
『今こそ真の力を示せ! 神盾アイギス! 神技! スプリームフィラフト!』
神盾アイギスが閃光を放つと時間が進む。そしてエヘイエーは結果に驚愕する。
「なぜマリッジバーストが解除されておらんのじゃ!? っ!? その盾はゼウスの盾か!?」
なるほど。察するにゴッドアグリーメントはクーフーリンたちが扱うゲッシュのような技なのだろう。自分が決めたルールを相手に強要する技。これでマリッジバーストを使用不能にしようとしたわけだ。他にどんな契約をさせられそうになったかは分からない。俺ならスキル禁止や武器禁止ぐらいはするな。
しかしその起死回生の一手も不発に終わった。
「最強の盾が守りの技がないわけないだろう?」
神盾アイギスのスプリームフィラフトはいかなる技、攻撃、状態異常を無効化する最強の守りの必殺技。絶対防御と異なり、状態異常やどんな技の効果も一切無かった事にしてしまう。流石に連発は出来ないけどね。連発出来たら、本当に無敵になってしまう正しく最強の盾の名に恥じない最強の守りの必殺技だ。
『それに切り札を封じるのはあなただけが持つ力ではありません。神盾技! ゴルゴネイオン!』
「ぬぅ!? これは!?」
アイギスから放たれた光の蛇がエヘイエーを縛ると超覚醒の効果を解除した。
「これだから蛇は嫌いなんじゃよ…」
『『『『超連携!』』』』
最後は神槍リープリングアテナで決める。
『『ドラゴンダイブ!』』
『エンジェルダイブ!』
「テンペストペネトレイター!」
俺たちの槍の突撃技がエヘイエーの心臓を捉えた。しかしこの状況でまだエヘイエーは諦めていなかった。
「神技。アイン! 油断大敵じゃわい!」
『光化』
暗黒に包まれそうになった俺たちの姿が光となって消えると光が集まり、俺たちは現れる。
『あなたの考えることなど手に取るように分かります。マスターとわたしが一緒に戦う限り油断は一切あり得ません』
イクスはエヘイエーの最後の一手を見切っており、俺たちの超連携の攻撃に敢えて参加せず、警戒していた。
『『『『ありがとうございます』』』』
勝利を前に調子に乗ってしまったお馬鹿四人はイクスに感謝するしかない。その間にエヘイエーはリオーネのネコパンチが炸裂している。本当に終わりにしよう。
「超電磁、荷重支配、重力支配! いけ! 巨大化!」
最後は巨大化した神槍リープリングアテナに潰されて、エヘイエーは倒れた。ここでインフォが来る。
『おめでとうございます。エデンのケテルの世界の攻略に初成功しました。称号『エデンの到達者』が称号『エデンの先駆者』に進化しました』
『リオーネのレベルが50に到達しました。成長が可能です』
称号『エデンの先駆者』
効果:エデンの園に行くことが出来る、熱無効、寒無効、楽園の加護、全ステータス+50、スキルポイント+50
天界エデンのケテルの世界を初めて攻略した者が獲得できる称号。
エデンの園に自由に出入りできるようになり、ロンギヌスを扱えるようになる。
また強くなってしまうぜ。これで俺の残りスキルポイントは686ptとなった。そろそろ全部の禁呪が覚えられるんじゃないかと思い始めてます。そしてロンギヌスを使う為に称号が必要なんだね。そしてここでエヘイエーが光出すと可愛い天使に姿が変わる。
「…とても痛かった」
「ご、ごめんなさい?」
「謝らなくていい。仕事を全うしただけ。たぶん知っていると思うけど、私の名前はメタトロン。あなたたちが呼び出しているメタトロンとは別の姿のもう一人の私」
あぁ…人化か何かを使っている感じっぽいね。俺たちの中のメタトロンは巨人の姿だからな。それにしてもこの子、ノワと似た波動を感じる。俺がそう思っていると俺の所までやって来る。
「はい。これ。この世界の私に勝った報酬」
俺が受け取ったのは王冠だった。鑑定する。
ケテルクラウン:レア度10 装飾品 品質S+
重さ:50 耐久値:200 防御力:100
効果:味方全ての全ステータス+30、鼓舞、王の加護、楽園の加護、神の加護
ケテルの世界で神から与えられた王冠。頭に装備するだけで味方全てのステータスを大幅に上げる効果を持っている。
ちょっと待て。これまでに戦って来た敵全てがこの王冠を装備していたとなるとステータスのブーストがとんでもないことにならないか?道理でみんなが苦戦するだけだよ。
「これは…ついにタクトが王冠を頭に乗せる時が来ましたね。フリーティアの王冠じゃないことは残念ですが慣れることは大切だと思います!」
どうしてシルフィは目を輝かせているのかな?
「いや、装備しないよ」
「「「「えぇー!?」」」」
シルフィだけじゃなく、リリーたちまで反応した。そりゃあ、ダイレクトに影響出るのはリリーたちだからしょうがない。
「なんで装備してくれないの! タクト!」
「だって、似合わせないし…そこまで言うならリリーにあげるよ」
「え…いや、リリーはいらないよ?」
あからさまに嫌な顔をしたな。みんなを見ると全員が嫌な顔をした。まぁ、俺たち全員が王冠が似合わせないことが証明されたな。この話は帰ってからするとしよう。永遠に押し付け合いになるのが分かっているからね。
ここで俺は金の天秤について聞いてみた。あれが本当に『失楽園』に登場する金の天秤ならサタンの対策になるはずなのだ。
「あれはあげれない。サタンに対する切り札だから」
報酬で貰えない時点で貰えないよね。ただ天使たちにサタンに対する切り札があることを知れたのはよかった。
それじゃあ、話はロンギヌスに向かうとしよう。俺がメタトロンに聞くと付いて来てと言われたので、付いていく。するとまた光の階段があり、昇っていくと目の前に巨大な教会が姿を見せた。その中に入ると天使たちのステンドグラスが描かれている。
そのステンドグラスが一斉に光ると全ての天使たちが現れた。
「お疲れ様~。メタトロン」
「…うん。本当に疲れた」
サンダルフォンが声を掛けるとメタトロンが答える。この二人は仲がいい設定っぽいな。
「ふふ。お疲れ様です。皆さんもお疲れ様でした。ここは我々上位の天使が住んでいる教会です。ここで私たちは主から神託を授かっているんですよ」
「そして今回も神託を授かっている。お前たちが持つロンギヌスの欠片を回収して、変わりに私たちが管理しているロンギヌスを渡すようにとな」
そういう流れになるんだね。そんなわけで俺が持つロンギヌスの欠片を渡して代わりにロンギヌスを俺は授けられる。
神槍ロンギヌス:レア度10 槍 品質S+
重さ:150 耐久値:5000 攻撃力:5000
効果:神殺し、魔神殺し、天使殺し、堕天使殺し、魔王殺し、悪魔殺し、神気、破邪、帰還、万物貫通、光速激突、粒子分解、浄化、後光、慈雨、神雨、封殺、神撃、奇跡、伝説解放、蘇生無効、復活無効、領域破壊、耐性無効、加護破壊、神の加護
特殊効果:称号『エデンの先駆者』、称号『エデンの制覇者』、称号『エデンの攻略者』を持つ者にしか扱えない。
神を殺すことに特化した神殺しの神槍。全知全能の神ですら貫けば殺すことが可能で神以外にも悪魔から堕天使、天使まで天敵となる最も嫌われている忌むべき槍と言われている。
以外に重いな。神剣グラムと同じと考えるとまぁ、納得が行くとしよう。十分強いがやはりスキルの少なさが目を引く。ここがルート次第で変化する要素だろう。少なくとも全ルート制覇したら、神威解放は付くだろうね。
このスキルの少なさを何とかするのが俺の仕事だ。使いこなして見せるさ。その為に手に入れたんだからね。ミカエルが言う。
「その槍ならサタンだろうとルシファーだろうと倒すことが可能です。私はここであなたに聞かなければなりません。その槍を彼らに使う覚悟がありますか?」
「あります」
「迷うことなく、答えてくれてありがとうございます。正直彼らに裁きを与えるのは私たちの仕事なのですが」
「あげませんよ。サタンとルシファーとは俺たちが戦います。口出すというなら俺はあなたたちの敵になることを覚悟しておいてください」
俺の姿に天使たちは息を飲む。これだけは絶対に譲る訳にはいかない。それが例え仲が良さそうなウリエル、天使長としての責任があるミカエルの願いだとしても邪魔はさせない。
「そこまで言うのでしたら、私たちは任せるとしましょう。もちろんあなたたちが負ければその時は戦わせて貰います。これでいいですか?」
「それで結構です。でも、出番はありませんよ? 俺たちが勝ちますから」
「逞しい限りです。さて、最後にエデンの制覇したあなたたちに報酬をお渡ししましょう」
一覧から選び形式でどうやら天使の装備からエデンのクエストで手に入るもの全てが報酬になっているらしい。さて、ブラン用の天使の専用装備だが、本当にない。取るとしたら装飾品しかない。指輪かネックレスか悩んでいると一番いい物を選ぶことにした。
ネツァクティアラ:レア度10 装飾品 品質S+
重さ:50 耐久値:200 防御力:100
効果:天使の全ステータス+30、鼓舞、楽園の加護、勝利の加護、神の加護
ネツァクの世界で神から与えられたティアラ。頭に装備するだけで天使の全てのステータスを大幅に上げ、女性に勝利をもたらす効果を持っている。
俺たちが避けた世界でこんないい物があるなんて知らなかったよ。報酬が貰ったことで俺たちはここで別れを告げて、フリーティアに帰還した。そして早速ティアラをブランに装備させてみた。
「可愛い可愛い」
「主―! なんで私だけ頭に装備をつけるんですか!」
「だけじゃないぞ。シルフィも装備してる」
「そういう意味じゃありません! こうなったら、主には何が何でも王冠を装備して貰います!」
「断る!」
今の俺に追いかけっこで勝てるとは思わない事だ。
「リリーお姉様たち! 手伝ってください!」
「任せて! ブランちゃん!」
「なんの! グレイたち! 夕飯にご馳走をあげるぞ! リリーたちを止めるんだ!」
「ガウ!」
「えぇー!? ずるい! というかリリーたちのご馳走はどうなるの! タクト!」
結局ハチャメチャになって、仲良く汚れて温泉に入ることになりました。因みに王冠装備は阻止した。その後、夕飯の準備をしてからログアウトした。




