#1256 イシスとネフティス戦
俺たちはピラミッドの頂上付近に上がるとイシスとネフティスがいた。
イシス?
? ? ?
ネフティス?
? ? ?
まだ識別出来ないか。まぁ、エジプト神話の中でも有名な二組だからな。しょうがない。
「これで前回と同じね」
「そうね」
ファリーダが飛び出すとその横をハーベラスが通り過ぎると地面に擬態で隠れていた蛇がハーベラスの攻撃を躱すとイシスの元に戻る。それを見たファリーダとハーベラスは後ろに下がる。
「気が付きますか…優秀なわんちゃんですね。噛まれていたら、終わってましたよ」
ラーの唾液と泥から作られた毒蛇か。イシスはこの毒蛇を作って、ラーを襲わせると解毒する条件にホルスにラーの力などを与えるように要求している。逆に言うとラーでも苦しめる毒の持ち主ということになる。
これは使役か何かで呼び出したタイプだな。
「シャー!」
「「「ワン!」」」
「シャー!」
ハーベラスとイシスコブラがお互いに威嚇する。やり合う気満々だ。そしてハーベラスが最初に火砕流を発生させる。
「「「「ランパード」」」」
「大海壁!」
ネフティスがウアスでランパードを使うと同じくウアスでイシスがランパードの前に大海壁を展開することで火砕流が止められた。そしてイシスの反撃が来る。
「神技! エスケンデレイヤ・イル!」
物凄い急流の大量の水が流れて来た。俺たちは黒鉄の上に避難する。
「予想はしていたけど、どうしたもんかな…」
「イシスは譲れないわよ」
「分かっているよ…ミール、どうだ?」
「悔しいですが分が悪いです」
そりゃあ、そうだよな。ここでネフティスがスカラベを描かれた魔導書を取り出す。
「死せる怨霊たちよ。あの者たちを捧げます。神技。アペプ・パピルス!」
ネフティスの周囲に紙が舞うとそこから怨霊たちが現れて、こちらに向かってくる。
「ミール!」
「はい! 神水!」
怨霊たちがミールの神水で浄化されている。
「やりますね。因みに私も使えますよ? 神水!」
ファリーダを狙った攻撃だったが黒鉄の神バリアで防がれる。今の攻撃は完全に喧嘩を売られたな。毒蛇対策で狐子を毒蛇対策をお願いしたい所だが、ここはやる気になっているハーベラスに任せてみよう。
「ミールと黒鉄、狐子はネフティス。残りでイシスをやるぞ」
「ふふ。出来ますかね?」
「やれるさ…そうだよな? 黒鉄」
黒鉄がパイルバンカーを放つとネフティスは攻撃の回避を選択した。流石に自分の防御でも防げないと判断したらしい。逃げたところで狐子が殺生刀で腹を貫いた。狐子は違和感を感じて、すぐに離れる。
「砂化」
ネフティスの身体が砂になる。光化と同じ系統の能力か。狐子の背後にネフティスが現れる。
「狐技! 火焚祭!」
「神技! ムンミヤ!」
狐子の周囲から火の粉が発生し、現れたネフティスが燃えながら狐子に触れる。すると狐子の身体から水分が無くなり、全ステータスがどんどん減っていく。どうやら回復はしないみたいだな。
「はぁ!」
「この!」
「霊化」
狐子は殺生刀を放すと念動力で操り、ネフティスの顔を狙い、ゲイミストルティンが心臓を貫こうとすると霊化で躱される。
「ごほごほ…」
「もう少しでミイラにしてあげることが出来たのに残念です」
「そんなことは私がさせません! 黒鉄さん、守りをお願いします!」
「回復させない! く!」
黒鉄の斥力場で吹っ飛ばされて、ピラミッドの壁にぶつかる。そこにミサイルと機関砲が撃ち込まれる。これをガードするのは流石だが、これで時間は稼げた。
「植物召喚! 生命の木!」
生命の木の効果で狐子が回復される。
「く…! 植物なら枯らすだけ! 砂化! 神技! ムンミヤ!」
ネフティスが再び砂になると生命の木に手を触れて、生命の木を枯らそうとするが枯れない。
「え…どうして…」
「私は水樹のメリアス。水不足で木を枯らすなんてことは私の誇りに掛けてさせる訳にはいけません」
「尾撃!」
狐子の尻尾の一撃がネフティスに襲い掛かるが再びネフティスは砂になると砂が狐子の身体を包み込む。
「狐子さん!? 海波動!」
ミールで海波動で砂を流そうとするがびくともしなかった。
「あなたがそうであるように私も砂漠の女神として負けるわけにはいきません。そして終わりです。地圧支配!」
砂に覆われた狐子が強烈な地圧で押しつぶされる。何気にやることがえげつないな。しかしこれで終わる狐子じゃない。
「変化! 解除!」
狐子が人から獣状態の九尾に戻ったことで砂が弾け飛ぶと爪でネフティスをぶっ飛ばした。そこに黒鉄の放射熱線が放たれると狐子は狐稲爆、ミールはホウセンカを召喚して攻撃する。こうなるとネフティスは防御するしかない。その際に魔導書も破壊した。
最後は溶断の効果で真っ赤に燃える黄金のドリルレールガンロケットパンチが放たれると流石に防御しきれずに倒れる。
「私は…まだ…負けて…ない!」
アンクの効果で蘇生したようだが、もう黒鉄たちからは逃れないだろう。
一方で三人が激突するのと同時期に俺たちもイシスと戦闘を開始する。
「やるわよ。タクト」
「あぁ」
「いいんですか? 火属性の魔神とマリッジバーストを使えば相当不利になりますよ?」
「いいですよ。それぐらいの不利ぐらい俺たちは超えて見せますから」
「「マリッジバースト!」」
俺たちはマリッジバースト状態でイシスと相対する。
「敵との相性よりも召喚獣の気持ちを優先する…いい召喚師と出会えましたね」
『えぇ。そこだけはあなたたちに感謝してるわよ』
「感謝…」
『そこで意外そうな顔をすると私が感謝しない奴に思われるでしょ! さっさとこの神様を倒すわよ! タクト!』
そういうが最初に仕掛けたのはハーベラスとイシスの毒蛇だった。毒蛇を吐きかけるとハーベラスは熱波で吹き飛ばし、反撃で炎ブレスを放つが毒蛇に効果は無かった。やはりイシスの水の神としての力が宿っているな。
更にハーベラスの毒は脱皮が使用されて、効果がない。
「ま、相性が悪いならごり押しさせて貰おうか!」
俺たちは物理攻撃に活路を見出す。
「大海壁! そう簡単に得意な接近戦はさせませんよ?」
「ハーベラス!」
「「「ワン!」」」
ハーベラスが流星群を使用すると周囲に隕石が落下する。流石にこれは毒蛇にも効果があるだろう。
「大瀑布!」
イシスを覆うように滝のカーテンが貼られたことで流星群を叩き落とされる。やはり神レベルになるとスキルの使い方が全然違って来るな。勉強になる。こうなると俺たちも負けていられない。
「っ!?」
俺たちはエスケンデレイヤ・イルと大瀑布の効果で発生している水に潜ることでイシスへの奇襲に成功する。
『これで接近戦よ!』
「良かったですね。海錬刃!」
杖に水の刃が発生し、槍のようになると俺たちと接近戦をする。パワーではこちらが上だが、イシスは非常に身体が柔らかく、しっかり格闘戦を組み合わせた槍術を披露して来た。
「ぐ…強いな」
『前回はこんなに強くなかったわ…終始私のパワーに負けていたのに…本当にむかつく』
手加減されて嬉しい人は中々いないよな。しかしイシスの戦闘スタイルと動きは大体わかった。俺たちは再び、接近戦を挑む。
「寄生木!」
『溶岩壁!』
イシスの周囲から無数の寄生木がこちらに放たれ、ファリーダは咄嗟に溶岩壁を展開するが俺は危険を感じ取り、回避を選択すると溶岩壁を寄生木が貫通して来た。
「本当に感が鋭いですね」
イシスの加護は自分の木属性のスキルに水属性を付与する効果もありそうだな。それに上位であろう神クラスなら神障壁ぐらい貫通させて来ると考えて、回避を選択した。
それにしてもここに至るまでに木を破壊出来ていたのは、全部誘いだったな…えげつないこと考えるもんだ。俺も人の事は言えないけどさ。
「はぁ!」
寄生木が念動力で操られて、俺たちに飛来してくる。それを目から死滅光線を放って破壊しているとイシスがまた動く。
「神技! イシス・ハープーン!」
イシスの周囲に光の銛が出現すると光速で撃ち出されて、いくつか命中する。先に寄生木を破壊していなかったら、寄生木まで喰らっていたな。
「たまには思いっきり暴れてみるか」
『ふふ。付き合うわよ。タクト』
俺たちは炎化を使って、身体に刺さった銛を抜き、炎化が解除された時には身体の部位破損から回復する。そして手に持っていたイフリートバトルアックスを投げると俺たちは前に出る。
「樹海支配!」
無数の木の根が俺たちに向かって来る。
『デモングランドクラック! 魔拳! デモンクラッシャー! 』
デモングランドクラックで一本の木の根は全部破壊させ、他の木の根もパンチで破壊して強行突破する。
「水輪! イシス・ハープーン! はぁあああ! っ!?」
水輪を二連続で放ったイシスはイフリートバトルアックスを弾き、俺たちに向かって、イシス・ハープーンを放つが俺たちは魔素化で回避すると回避した先をイシスに読まれて、海錬刃が俺たちを貫こうとするがそれを回避した俺たちはイシスの杖を片手で掴むことに成功する。
そして杖を持ち上げるとがら空きのイシスの腹に空いている手を沿える。
『魔神波動!』
「きゃあああああ!? く…っ!?」
「デモングランドクラック!」
魔神波動でぶっ飛ばしたイシスはピラミッドの壁に激突し、前を見ると俺たちの踏みつけ攻撃が見えて、回避を選択するがピラミッドがこの一撃で大きく破損する。エジプトの皆さん、ごめんなさい。
そして俺たちは逃げたイシスを追撃し、バチバチの格闘戦になる。お互いにダメージを受けながらもパワーで勝る俺たちのほうが圧倒的に押していく。
「イシスコブラ!」
「シャー!」
ここでハーベラスと戦っていた毒蛇がご主人様を助けに来た。こいつに噛み付かれる訳にはいかないな。
「光化!」
『ブレッシングブレイク!』
跳びかかって来た毒蛇に対して光化で毒蛇の上に移動するとブレッシングブレイクの拳が炸裂する。そして俺たちはこの毒蛇をハーベラスのほうに蹴り飛ばすとハーベラスの炎ブレスで焼かれて死ぬ。ブレッシングブレイクの効果でイシスの加護が無くなった蛇に炎を防ぐ術はない。
「本当にその技は忌々しい技ですね…」
『私たち魔神や魔王は神との敵対者でしょ? この技は寧ろ当たり前と思って欲しいわね』
「そうね…ふぅ…ネフティスもやられちゃったみたいだし、状況は完全に詰んでいるけど、最後までオシリスお兄様の妻として戦わせて貰います」
「受けて立ちます」
最後になんかオシリスの妻は自分だアピールが入った気がするけど、そこには触れないでおこう。他所のドロドロ関係に口出す余裕は俺にはない。
『デストロイヤースマッシュ!』
最後は俺たちも手元に戻したイフリートバトルアックスで接近戦を制して倒れると二人の身体が光出す。
「負けちゃいました…」
「オシリスお兄様ならきっと褒めてくれますよ。オシリスお兄様は本当に素晴らしい神なので、次の試練は覚悟して挑んでください」
「オシリスお兄様…さいきょー」
そういうと二人は消えて、アイテムをそれぞれ一つずつ残して、インフォが来る。
『格闘のレベルが50に到達しました。格闘【コークスクリューブロー】を取得しました』
『蹴り技のレベルが50に到達しました。蹴り技【後ろ回し蹴り】を取得しました』
『ミールの妖精技のレベルが50に到達しました。妖精技【フェアリープランク】を取得しました』
俺はマリッジバーストを解除して、アイテムを鑑定する。
パピルス草:レア度9 素材 品質S
昔のサンドウォール砂漠で使われていた紙の素材。普通の紙のほうが丈夫で書きやすいため、現在ではほぼ使われなくなった。しかし魔導書の紙素材としては極めて優秀な素材でいくつもの有名な魔導書に使われている。
死者の書:レア度10 魔導書 品質S+
重さ:10 耐久値:300 魔力:50
効果:無詠唱、複合詠唱、闇属性魔法効果アップ(究)、強化復活、死者蘇生、不死身、道連れ、死霊召喚、冥界門
特殊効果:アンデッドモンスター、冥界にいるモンスターを呼び寄せる。
持つ者に不死を与え、死んだ者まで蘇生させる能力がある禁断の魔導書。他にも冥界の霊を召喚出来たり、ヘルズゲートまで開く事が出来る。ただしこの能力のせいで様々なモンスターから群がれてしまう力もあり、サンドウォール砂漠では手にした者は必ず死ぬ呪われた魔導書と恐れられている。
パピルス草から作られた紙をパピルスと呼ばれており、これが英語で紙を意味するペーパーの語源になったという説があるほど、歴史が古い。何せもう一つ落とした死者の書や聖書がこれで書かれているのだ。
残念ながら強度の問題や厳密には紙ではないため、歴史からは姿がだんだんと消えていってしまうがこのゲームでは滅茶苦茶な価値があるだろう。魔導書も作ろうとしていたところだし、折角ならこれを生産して作りたいな。というわけでミールに預けた。
そして遂に登場したのが死者の書。スキル自体は蘇生特化でかなり尖っており、スキルは少ないが能力は結構破格だ。注目は他者を蘇生させる死者蘇生スキルと精霊門の冥界バージョンである冥界門。
特殊効果はよくも悪くも使えそうだな。水曜日のアスタロト戦で結構使えそうかな?恐らくアスタロトは地獄の軍隊を召喚してくるからそいつらを死者の書で誘導することが出来るだろう。
「ファリーダ、使うか?」
「いいえ。私よりももっと相応しい子がいるんじゃないかしら?」
「…セフォネか」
不死身を付与する能力的にはノワでも十分ありだが、魔導書が破壊されたら、終わりで耐久値が低いことを考えるとセフォネのほうが俺を蘇生される点においては安定しそうだと思った。
ここで俺は二柱の女神についてファリーダに感想を言う。
「最後までオシリスお兄様だったな…」
「オシリスの為なら何でもする女神たちだからしょうがないわよ」
「ファリーダもタクトの為なら何でもしてあげるわ」
「…何をしているかしら? 狐子」
ファリーダに変化した狐子が逃げ出すとファリーダが追いかける。
「怒っているってことは何でもしてあげないのかしら?」
「してあげるけど、わざわざあなたが変化までして言う事じゃないでしょ!」
「じゃあ、この前の衣装でもう一度踊りを」
「ぜ、っ、た、い、に、い、や! どれだけ気に入っているのよ!」
どうやら頑張ったご褒美はないみたいです。しょんぼりしながらホームに帰った。その後、ミールは早速島でパピルス草を育て、セフォネには死者の書を渡す。
「有難く受け取るが…むぅ…」
「嬉しく無さそうだな?」
「いや、この魔導書からは不気味な気配がして…は!? べ、別に怖い訳じゃないんじゃぞ? ただこれを近くに置いたまま寝るのは…」
どうやら死者の書を部屋におくと怖くて寝れないらしい。みんながニヤニヤしているとセフォネが怒りだした。
「それならまぁ、俺が預かって、戦闘時に渡すでいいか?」
「う、うむ! そうしてくれ!」
「「「「やっぱり怖いんだ~」」」」」
「違う! えぇい! 全員待つのじゃ~!」
賑やかなマイホームだよ。俺はイクスを連れて、フリーティア城の自室に帰るとアーレイと遭遇してしまう。アーレイにも自室が与えられたんだな。
「よ、よう」
「何照れているんだよ。気持ち悪いぞ」
「召喚獣とお姫様と一緒に寝ているお前だけには言われなくねー」
「ごもっとも。まぁ、サラ姫様との二人っきりを楽しんでくれ」
「う…な、なぁ? どんな感じだった?」
アーレイはかなり緊張しているな…まぁ、俺も内心では相当緊張していたけどさ。
「教えてあげねーよ。お前が俺に言えるようになってから聞いてくれ」
「く…」
俺たちはそれぞれ分かれて、部屋に入る。隣の部屋とかじゃなくて本当に良かった。そしてシルフィがやって来るとウキウキしていた。どうやらいいことがあったらしい。
「レッカ君がアンリに告白したそうですよ。たくさんのバラの花束を用意してくれたらしいです」
「…」
やばい…想像したら、滅茶苦茶笑いそうになった。実はレッカは相当告白方法に悩んでいた。お姫様なんだし、普通の告白じゃいけないよな?とか色々聞いて来ていたのだ。その悩み抜いた告白方法の結果がこれだったみたいだ。
レッカは相当精神的ダメージを受けた上で告白したな。こんな告白するタイプじゃないもん。寧ろそれを聞いて笑うタイプ側だと思う。現実に戻ったら、聞かないとね。シルフィに笑う事を注意されたので、気持ちを切り替えるとイクスが言う。
「シルフィ姫やフリーティアの関係者の皆さんも今回の戦闘で色々助けて頂き、感謝します」
「いえいえ。イクスちゃんの星が平和になって良かったですね」
「はい…お礼にマスターの弱点を教えます」
「わー! 聞きたいです!」
教えんでいい!そう思っているとイクスは原爆規模の爆弾発言を投下した。
「マスターの弱点は下半身です」
「か、下半身? え? それって…」
「具体的な場所は」
「わー! わー! わー!」
「はーい! それ以上、言うのは禁止だ! イクス!」
完全に下ネタ言おうとしたよね?しかしイクスには全く悪気がないことが判明する。
「二人は何を慌てているんですか? マスターはそこにダメージを受けた際には必ずダウンし、戦闘時にはそこへのダメージを避けている統計データがあります」
そりゃ、そうですよ。男が戦闘する時はほとんどの人はそこへの攻撃だけは警戒するはずだ。
「え、えーっと…その情報だけでお礼はもう十分ですから! 一緒に寝ましょう!」
「そうですか?」
「シルフィがそう言っているんだから良いだろう? ほら、寝るぞ。イクス」
イクスとシルフィと寝る際にばっちりシルフィと目が合って、お互い赤面する。
「お二人の体温上昇を確認。大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫ですよ!」
「あ、あぁ! でも念のために今日は早めに寝た方がいいな!」
「そ、そうですね! 寝ましょう!」
俺たちはこれ以上のイクスの暴走を止める為に早めに寝る事にした。最後の最後に無恥の恐ろしさを思い知った一日だった。




