#1119 堕天使イベントの結果と報酬
サマエル戦で死んだアラネアが助けに入るシーンとダーレーの伝説解放で間違いがありました。両者共に修正済みでアラネアの方は先に死んだほうが正しく、ダーレーの伝説解放については以前のデータのほうが正しいです。誤解を招いてしまってすみませんでした。
木曜日の期末テストはゲームのせいで目が血走った状態で受けて、家に帰ると電池切れのように倒れた。無事に目覚めた後には普通にテスト勉強をして、本日最後の期末テストを終えた。
「「「「お疲れー!」」」」
現在、何故か俺の家で期末テストが終わった事を祝して、ミニパーティーをしている。言い出したのはもちろん海斗だ。自分の家に招待しろや。一人暮らしを利用しすぎだと思う。因みに期末テストは午前中に終わり、現在の時刻は昼である。
「それじゃあ、飯も食ったし、イベント結果を見に行こうぜ」
「まぁ、またMVPは誠吾なんでしょうけどね」
「ボスのポイントがどれだけあるかだな。たぶん天使の撃破数では一番じゃないだろう」
どうしてもイベントする時間が今回は少なかったからな。それでもリリーたちの暴れっぷりをネットの情報で知っている海斗たちは俺の言葉に疑問を持っていた。
それぞれ部屋に分かれて、ゲームにログインするとインフォが来た。
『おめでとうございます! 運営イベント『堕天使の魔神』をクリアしました』
『称号『天使の救済者』を獲得しました』
『暗黒大陸『グリゴリ山』が解放されました』
『職業召喚師のレベルが上がりました。ステータスポイント16ptを獲得しました』
『職業召喚師のレベルが上がりました。スキルポイント16ptを獲得しました』
『ブランの天盾のレベルが50に到達しました。天盾【キャッスルランパード】を取得しました』
『ブランの天盾のレベルが上限に到達しました』
『ファリーダの二刀流のレベルが20に到達しました。二刀流【デュアルスプラッシュ】を取得しました』
『アリナのレベルが20に到達しました。成長が可能です』
『グレイのレベルが30に到達しました。成長が可能です』
『月輝夜の鎚のレベルが30に到達しました。鎚【ローリングクラッシュ】を取得しました』
『月輝夜の魔神技のレベルが10に到達しました。魔神技【デモンクラッシャー】を取得しました』
『千影の魔王技のレベルが10に到達しました。魔王技【デモンクラッシャー】を取得しました』
称号『天使の救済者』
効果:スキルポイント+30、ステータスポイント+30、堕天使殺し
堕天使の島で最高難易度を制覇した者に贈られる称号。
どうやらちゃんとサマエルの経験値を貰えたらしい。あれだけ全力戦闘をしておいて、貰えなかったとしたら、リリーたちになんて説明していい物か本気で悩んだぞ。
そしてみんなの悲惨な状態が明らかになった。レベルが上がっていない者は全て死んでしまったと考えられる。つまり俺の仲間はほぼ全滅に近い。詳しい事は後で聞こう。さて、残すはイベント結果に死亡が入るかどうかだ。
ここで俺の部屋に水柱が発生するとラファエルが現れた。現実なら部屋水浸しできっと下まで濡れた大事件になっていただろうな。そう考えるとキキが怒りそうで怖くなった。
「ご機嫌よう。大丈夫ですか?」
「はい…体は動きませんが大丈夫です」
「それは良かったです。無限の力を最後の最後まで使うなんて相当な無茶をしましたからね。今、皆さんと同様に治療を致しましょう」
俺とリリーたちが完全復活し、武器も修復される。これはイベント後に天使たちからのお礼ということでみんなもデメリットとかが直されている。
「これでもう大丈夫です。それでは私はこれで失礼しますね。あなたたちとまた出会える日を楽しみに待っています」
そういうとラファエルは消えた。なんか含みがあるな。出会えることを確信している感じだった。ミカエルとウリエルの謝罪はイベント後にあったらしいけど、俺にはないのかな?取り敢えず動けるようになったし、ステータスを操作しよう。
これで俺の残りスキルポイントは269ptとなった。ステータスポイントは全て俊敏性に回した。さて、リリーたちを呼び出そう。
「「「「どうなったの!?」」」」
召喚した第一声がこれだった。俺が死んだ瞬間、みんなも召喚石に戻って、誰も結果すら分からない状態だったようだ。俺よりも遥かに悶々とした状態が続いていたリリーたちには同情する。
「大丈夫。あの最後の攻撃で倒したよ」
「「「「そっか…よかったー」」」」
いつもならやったーとか喜ぶところなのだが、時間が空くとホッとするほうが勝つんだな。新鮮でちょっと微笑ましい。
下に降りて、グレイたちを庭に召喚するとリリーたちと同じリアクションをして来た。同じように安心させて、キキに戦勝の料理を頼んでからみんなの愚痴を聞く。やはり最後のサマエルの棘攻撃でだいぶ被害が出たらしい。
「だって、全力攻撃中にあんな攻撃が来るんだよ? 防げるわけないじゃん」
「そうじゃそうじゃ! しかもとんでもなく痛かったぞ! しかもファリーダは守れておるし! 納得いかないのじゃ!」
「仕方ないじゃない。私のほうが火力があるんだもの」
ファリーダを守ってくれたのはルークの召喚獣たちだったようだ。夜にルークにお礼を言わないとね。そして俺としては一番意外なイクスも死んでいた。その原因は俺にある。
「ミアたちに守って貰っていたのですが現在の装備であれを全て撃ち落とすのは困難だったようです」
「そ、そうか…それは悪い事したな。イクスの装備の更新と一緒に装備を更新するよ」
「分かりました。今から伝えておきます」
別に伝えなくてもちゃんと今日中にするよ。他にもブランはラファエルに守ってもらい、夕凪たちはセチア、和狐、ぷよ助、ロコモコに守ってもらったらしい。
「守れてよかったです」
「タクトはんたちがもう少し倒すのが遅かったら、あかんかったみたいやね。最初はぷよ助はんが引力で棘を引き受けて貰てたんやけど、釘にやられてしまいました」
「そっか。あの攻撃は引力で誘導可能だったのか」
物質だから当然と言えば当然だ。
「けどさ、引き寄せても刺さるだけじゃない?」
「そうだな。でも引き寄せてから重力で…いや、真上からの攻撃は防がないか…こうなると斥力場とかで防ぐしかなかったのかな?」
何か攻略法が見つかりそうな感じはするんだけどな。夜にみんなで話し合うとしよう。今は凹んで平らに伸びているぷよ助の頑張りを褒めてあげた。
「その後、私たちが先に死んでしまって、最後はロコモコさんが頑張ってくれたみたいです」
「メ~!」
もっと褒めてと言っているな。アピールが凄い。頭を撫でて上げよう。一方千影たちは死んでしまっていた。
「あの棘を払っても飛んで来てたんでありますよ。恐らく自動追尾を持っていたんだと思います。それに対応出来ませんでした。しかもすぐにみんなの切り札が切れてしまいまして」
「盾になることしか出来ませんでした」
「そっか。ありがとな」
千影たちにお礼を言うと改めて全員を見る。
「みんなのお陰で俺たちは無事であいつを倒すことが出来た。本当によく頑張ってくれた。ありがとう」
「お礼をするのはいいことだけど、リリーたちのレベル差が問題よ。タクト」
生き残った者たちを除くみんながファリーダが意見に同意した。
「そうだな。その辺はしっかり考えされて貰うよ。リリーたちもそれでいいよな?」
「「「「うん!」」」」
我儘を言うかと思ったが流石に今回はしなかったな。それだけ今回開いたレベルアップ差は大きいってことだ。そして俺はリースを感想を聞く。
「なんというか皆さんが凄すぎて、圧倒されちゃいました」
「まぁ、そういう感想になるか…」
今までで最大の戦いだったことは間違いないからな。サマエルレベルの敵と戦うと毎回こうなると思うと気が滅入る。
「はい。でも、皆さん死ぬ一瞬まで笑っていて、その姿が私には眩しく見えました。私もああなりたいと思います」
「そっか」
どうやらリースにいい刺激になったらしい。するとリリーが余計なことを言う。
「リリーたちが笑っていたのはタクトの影響だよ!」
「間違いなくそうですね。責任取って下さい」
「そこは真似しなくてもいいところだと思いますよ」
「あ、あたしは真似したほうがいいと思います!」
俺の味方は恋火だけだ。俺が恋火を撫でているとアーレイたちがやって来た。ここでリリーたちと一緒にイベントの結果を見る。
通常報酬
フォールンエンジェル:6pt×131256
フォールンアークエンジェル:12pt×72827
フォールンプリンシパリティ:150pt×9782
フォールンドミニオン:2000pt×4732
フォールンエクスシーア:2000pt×4646
フォールンデュナミス:2000pt×4900
フォールンセラフィム:8000pt×5255
フォールンスローン:8000pt×5899
フォールンケルビム:8000pt×5331
グリゴリエンジェル:100pt×23773
ステルスグリゴリキューピット:1000pt×1108
グリゴリアークエンジェル:1500pt×18101
グリゴリプリンシパリティ:2500pt×12437
グリゴリドミニオン:5000pt×5469
グリゴリエクスシーア:5000pt×5925
グリゴリデュナミス:5000pt×5280
グリゴリセラフィム:10000pt×778
グリゴリスローン:10000pt×683
グリゴリケルビム:10000pt×642
グリゴリウリエル:78000pt×8
プリズムフォールンデュナミス:20pt×34987
グリゴリタンク:100pt×700
グリゴリドローン:25pt×23144
グリゴリソルジャー:50pt×19156
ウリエルドール:75000pt×80
グリゴリマンティス:3500pt×144
グリゴリアント:75pt×6022
グリゴリスーサイドフライ:35pt×8253
フォールンエンジェルライダー:250pt×338
フォールンペガサス:500pt×338
フォールンドミニオンライダー:3000pt×42
グリゴリガーディアンtypeA:20000pt×120
グリゴリガーディアンtypeB:20000pt×120
グリゴリガーディアンtypeS:20000pt×120
グリゴリデストロイガーディアン:50000pt×27
グリゴリイムプレグナブルガーディアン:50000pt×27
グリゴリソニックガーディアン:50000pt×27
アザゼルゴールド:1200000pt×17
アザゼルブルー:1200000pt×17
アザゼルブラック:1200000pt×17
アザゼルイエロー:1200000pt×17
アザゼルピンク:1200000pt×17
堕天使の島:3000pt×360
アルマロスの要塞島:6000pt×16
コカビエルの要塞島:7000pt×24
シャムシエルの要塞島:8000pt×8
シャムハザの要塞島:9000pt×16
アザゼルの要塞島:10000pt×17
ネフィリム:4000pt×335
アルマロス・ネフィリム:60000pt×16
コカビエル・ネフィリム:70000pt×16
シャムシエル・ネフィリム:80000pt×16
シャムハザ・ネフィリム:90000pt×16
アザゼル・ネフィリムtypeA:1000000pt×16
アザゼル・ネフィリムtypeG:1000000pt×16
アザゼル・ネフィリムtypeD:1000000pt×16
アザゼル・ネフィリムtypeC:1000000pt×16
アルマロス:6000000pt×1
コカビエル:7000000pt×1
シャムシエル:8000000pt×1
シャムハザ:9000000pt×1
アザゼル:10000000pt×1
サマエル:30000000pt×1
合計
595,389,195pt
ボーナス報酬
アルマロス、ラストアタック:12000000pt
シャムシエル、ラストアタック:16000000pt
サマエル、ラストアタック:60000000pt
堕天使の島、ベリーハードクリア:20000000pt
堕天使の島、完全クリア:25000000pt
イベントMVP:30000000pt
合計
150,000,000pt
総合計
748,389,195pt
島までポイントが入るんだな。そしてデスペナは無かった。みんなから大丈夫と言われてもやはり心配してしまう所だ。
こうデータで見ると俺たちが参加しなかった他のエリアの激闘が少しは分かるな。そしてネビロスの時のポイントより桁が一つ増えているよ。凄い量のポイントが入ったぜ。
「ボーナスが減って来たな」
「ラストアタックがボーナスだからな」
「ダメージのMVPボーナスがあったならほとんどタクト君が独占したのにね」
「まぁ、それがイベントのMVPに反映されているんでしょう」
そういう事になるのか。するとアーレイがぼやく。
「それにしても数字が多くてくらくらして来たんだが」
「あんたはどうせ合計しか見ないでしょ」
「そ、そんなことはねーよ」
図星だな。そしてリリーは頷かないで欲しい。アーレイは反面教師にしないとダメだ。ただこれにはちゃんとした理由がある。
「味方の天使たちに倒されたことが影響しているんだろうな」
「でも、島の攻略をしていたのって、私だけだったよね? 島にいた敵にもばらつきがあるのはどうしてだろう?」
「あぁ~…その原因は俺たちが戦闘せずに敵を残して島を脱出したからだと思うぞ」
空間索敵で確認していたから分かるが相手をしなかった敵が結構いた。そもそも背後から迫って来る敵を相手にする余裕なんてなかったからな。そして戦闘をしていない敵にはポイントは入らない。例え島と一緒に落下してもだ。
後は無限に敵が湧き出る設定だったことも考えられる。
「なるほど、納得したぜ…それにしてもポイント多いよな」
「色々制限を受けちゃったけど、やっぱり範囲魔法や高威力の技があると撃破数は増えるよね」
フォールンエンジェルがどれだけ巻き込まれたのかがデータに出ている。次に個人の撃破数も載っており、リリーたちがどれだけ暴れ回ったかよくわかる。
「随分たくさん倒したな」
「「「「まぁね!」」」」
いつもなら笑顔を見せるが今回は腰に手を当ててドヤ顔だ。またプレイヤーたちから変な影響を受けたな。さて、次は一番重要なポイント交換の報酬を見るとしよう。
報酬
聖杯:500,000,000pt
聖杯の欠片:100,000,000pt
ロンギヌスの欠片:300,000,000pt
サマエルの封印釘:300,000,000pt
聖典:50,000,000pt
聖骸布:50,000,000pt
聖十字架:50,000,000pt
聖釘:50,000,000pt
聖骨:50,000,000pt
聖書:25,000,000pt
聖なる水瓶:200,000,000pt
セフィロトの苗木:600,000,000pt
知恵の苗木:600,000,000pt
インフェルノの鍵:100,000,000pt
エデンの鍵:100,000,000pt
ゴフェルの木:5,000,000pt
アダマ:4,500,000pt
ヒソプ:4,000,000pt
バーベナ:3,000,000pt
アルマロスの魔導書:10,000,000pt
コカビエルの魔導書:10,000,000pt
シャムシエルのレイピア15,000,000pt
ミカエルの秤:250,000,000pt
グリゴリの研究資料集:20,000,000pt
サマエルの血液毒:300,000,000pt
ミカエルの聖軍旗:30,000,000pt
ラファエルの水瓶:30,000,000pt
ガブリエルのラッパ:30,000,000pt
ウリエルの聖双剣:30,000,000pt
サンダルフォンのマイク:20,000,000pt
メタトロンの光槍:20,000,000pt
サリエルの鎌:10,000,000pt
ラミエルの聖球:10,000,000pt
ソフィアグラディウス:20,000pt
熾天使の鎧:10,000pt
智天使の鎧:10,000pt
座天使の鎧:10,000pt
主天使の鎧:5,000pt
力天使の鎧:5,000pt
能天使の鎧:5,000pt
権天使の鎧:1,000pt
大天使の鎧:500pt
天使の鎧:100pt
ミカエルの羽:5,500,000pt
ラファエルの羽:5,500,000pt
ガブリエルの羽:5,500,000pt
ウリエルの羽:5,500,000pt
メタトロンの羽:5,000,000pt
サンダルフォンの羽:5,000,000pt
カマエルの羽:2,500,000pt
サリエルの羽:2,500,000pt
ラミエルの羽:2,500,000pt
アリエルの羽:2,000,000pt
アズラーイールの羽:2,000,000pt
ザドキエルの羽:2,000,000pt
堕天の天輪:100,000pt
天使の天輪:100,000pt
神性石:30,000,000pt
各最上級宝石:30,000,000pt
天性石:20,000,000pt
溶性石:20,000,000pt
各種精霊石:15,000,000pt
ピンクダイヤモンド:15,000,000pt
ウェルシュゴールド:30,000,000pt
聖域の島:55,000,000pt
聖なる泉:1,000,000pt
修練の塔:25,000,000pt
修練の塔チケット:1,000,000pt
お城:10,000,000pt
ギルド交換チケット:20,000,000pt
天使の召喚石:20,000,000pt
天使魔神の封印石:360,000,000pt
天使長の封印石:260,000,000pt
治癒天使の封印石:260,000,000pt
号令天使の封印石:260,000,000pt
神炎天使の封印石:260,000,000pt
太陽天使の封印石:2,400,000pt
幽閉天使の封印石:2,400,000pt
獅子天使の封印石:1,200,000pt
死天使の封印石:1,200,000pt
破壊天使の封印石:1,200,000pt
慈善天使の封印石:1,200,000pt
雷天使の封印石:1,200,000pt
ミカエル書:6,000,000pt
ラファエル書:5,000,000pt
ガブリエル書:5,000,000pt
ウリエル書:5,000,000pt
メタトロン書:4,000,000pt
サンダルフォン書:4,000,000pt
サリエル書:2,000,000pt
アリエル書:2,000,000pt
アズラーイール書:2,000,000pt
カマエル書:2,000,000pt
ザドキエル書:2,000,000pt
ラミエル書:2,000,000pt
ミカエルの紋章:50,000,000pt
ラファエルの紋章:50,000,000pt
ガブリエルの紋章:50,000,000pt
ウリエルの紋章:50,000,000pt
メタトロンの紋章:40,000,000pt
サンダルフォンの紋章:40,000,000pt
サリエルの紋章:20,000,000pt
アリエルの紋章:20,000,000pt
アズラーイールの紋章:20,000,000pt
カマエルの紋章:20,000,000pt
ザドキエルの紋章:20,000,000pt
ラミエルの紋章:20,000,000pt
ミカエルの契約書:5,000,000pt
ラファエルの契約書:5,000,000pt
ガブリエルの契約書:5,000,000pt
ウリエルの契約書:5,000,000pt
メタトロンの契約書:4,000,000pt
サンダルフォンの契約書:4,000,000pt
サリエルの契約書:2,000,000pt
アリエルの契約書:2,000,000pt
アズラーイールの契約書:2,000,000pt
カマエルの契約書:2,000,000pt
ザドキエルの契約書:2,000,000pt
ラミエルの契約書:2,000,000pt
ステータスオーブ:1,000pt
修練のオーブ(下):5,000pt
修練のオーブ(中):10,000pt
修練のオーブ(上):30,000pt
修練のオーブ(超):50,000pt
修練のオーブ(究):100,000pt
各スキルスクロール:750,000pt
各中位スキルスクロール:1,000,000pt
各上位スキルスクロール:10,000,000pt
うん。運営は個人でいい物を複数交換するのを捨てたな。ポイントが高い物はそれだけぶっ壊れってことなんだろうけど、一つずつ確認して行こう。最初はやはり気になるロンギヌスの欠片だ。
これはやはりエクスカリバーの欠片と同じ代物らしい。ラファエルが言っていた言葉はこれが理由だろう。エデンの鍵を交換して、ロンギヌスの槍を作る流れになるんだと思う。その間に地獄のような試練があることを俺は知っている。
「そんなに大変だったの?」
「例えるなら長いトンネル全体が燃えているトンネル火災の中を生身で出口まで走り抜ける感じかな? 途中でトンネルの崩壊もある」
炎の剣はそれぐらいの危険はあっただろう。
「お前はどうして生きているんだよ…」
アーレイが珍しく的確なツッコミをした。ただこれは本当によく考えないと行けない所だと思う。エデンの試練を越えれないならロンギヌスの欠片が無駄になる可能性があるからだ。更に言うとエデンの鍵も無駄になる可能性があるし、そもそもエデンに行ける門に到達していないと話になっていない。
因みにエクスカリバー同様で聖杯で交換可能らしい。なので俺は聖杯狙いをしたいところだが、エデンの試練の問題で交換する人がいるかが問題となる。
「…」
ブランの熱視線が凄いです。まぁ、これは今回ずっとこんな感じだと思う。気にせず、次に俺たちが苦しめられたサマエルの封印釘を確認する。
どうやら通常の聖釘と同様に素材扱いになるらしい。そして俺たちを苦しめたのが封殺というスキルだった。これは使用中の技、スキルを全て封印するスキルらしい。これで夕凪たちを守っていたぷよ助もやられたわけだ。暴食や物理無効、衝撃無効、身代わり、粒子分解などを封じられたら、ただの強いスライムになってしまう。これもやはり欲しい物だが、厳しいな。因みに聖杯では交換不可でサマエルに勝った人しか交換できないアイテムらしい。取り敢えずこのアイテムについては言いたいことがある。
「サマエルを封印していた釘という意味なら思いっきり悪用されていたよな?」
「そ、そうだね…」
「まぁ、神様の天敵のような敵だったから神様も利用されるとは思っていなかったんじゃないかしら?」
なんとも傍迷惑な神様だ。だからこそ謝罪の意味で報酬で出て来たのかのかも知れないな。
次は聖典と聖書を確認する。どうやら聖書は天系のスキルがある魔導書で聖典が神系のスキルがある魔導書らしい。これは他の宗教とか意識されている感じなのかな?取り敢えず俺はいらない。神話とかは好きだけど無宗教なんだよ。
そんな中、気になるのが聖なる水瓶。由来は恐らくキリストの最初の奇跡に登場する水瓶だと思われる。キリストはたくさんの奇跡を起こしているのだが、最初の奇跡は水瓶に入っている水をぶどう酒に変えるというものだった。
このゲームでは待望の水や酒を増やすことが出来るアイテムらしい。俺たちの様子を見て、実装したように見えるが有難い限りだ。これは交換候補だけどルインさんたちがきっと交換するから様子見だな。
次はインフェルノの鍵。インフェルノはキリスト教の地獄という意味だがこのゲームではルシファーの領域に入る為に必要な鍵らしい。恐らく別のところで手に入るんだろうが交換するか悩むところだ。可能性としてはシルファーと恐らく関係があるウリエル辺りが怪しい。きっとウリエルが言っていた親友はルシファーのことだからね。
後は現在攻略中のインド神話の領域だ。次がルシファーの領域だからここをクリアすると手に入る可能性が高いだろう。ただ確定じゃないのが怖い所ではある。ルシファーとの決戦は俺としては絶対に譲れない戦いの一つだ。残ったポイントと相談だな。
そして今回最大の爆弾がセフィロトの苗木と知恵の苗木だ。セフィロトの苗木は育てるとステータスポイントを上げることが出来るリンゴが手に入るそうだ。そして知恵の苗木は育てるとスキルポイントを手に入れることが出来るブドウが手に入る。誰がどう見てもぶっ壊れだ。するとリリーたちを意識してミランダが通信で言って来た。
『このアイテム、大丈夫かしら?』
『ん? 何か悪いところでもあったのか?』
『だって、これって戦闘しなくても木を育てるだけでステータスポイントとスキルポイントを手に入れることが出来るってことでしょ? こういうゲームのシステムを崩壊させるようなアイテムが登場していいのか疑問なのよね…』
『お前は知らないかも知れないがゲームの末期になるとこういうアイテムやシステムが登場することが結構あるんだよ…掲示板でも色々噂されているだけに心配になるのは当然だと思うぜ』
俺は社長からこのゲームは長くないと告げられている。それにゲームのクリアが近い事も分かっているつもりだ。だからこのアイテムは運営からの最後が近いと言うメッセージでもあるのかも知れないな。
まだまだ敵はいるからどこまで長くなるかは分からないが運営がゲームの終わりに向けて、プレイヤーたちの強化を推し進めようとしているんだろう。最もポイントが高すぎて俺たちでも一つがやっとだ。それでもボーナスポイントが無くても俺たちのところに参加したプレイヤーは交換することが出来る。生産職たちがどう動くかだな。間違いなく言えることはただでは売らないと言う事だ。
「手が止まっているよ? タクト。早く早く」
「あぁ。悪い」
リリーに言われて気持ちを切り替える。ここからは堕天使たちのアイテムシリーズとなる。まずはアルマロスの魔導書。魔術殺しの魔導書と同じ効果の魔導書。持っていない人は結構欲しがるはずだ。特に満月さんたちは欲しがるだろうな。動きが遅い重戦士にとって、魔法は天敵だからね。
後はチロルたちやレイジさんなどの突撃特化の人は欲しがるだろう。やはり魔法切断があるにしても魔法は脅威で無効化出来るならしたほうが安心できるからね。
次はコカビエルの魔導書。全ての惑星魔法が使えるようになります。魔法使いは欲しがりそうだけど、問題である魔力回復のサポートは一切なし。これをどう見るかだな。俺は現時点ではいらない。なぜならリリーたちが結構惑星魔法を覚えているからだ。
シャムシエルのレイピアは体験したがスピード特化の剣だ。これは女性に人気が出そうな剣なのだが、シャムシエルを知っているだけに手を出しにくい。
「う、うーん…どうしよう」
「あら? シフォンとは相性がいい武器なんじゃない? 色々な意味で」
「ミランダは何が言いたいのかな? 後、タクト君は引かないで!」
「これは条件反射だ」
あいつと戦ったからこそ引いてしまうことがあると思います。次はミカエルの秤。これはもう説明不要だろう。サタンやルシファーと戦う上で切り札になりそうではあるが具体的なイメージが掴めないだけに交換を非常に悩ませる武器だ。
「タクトがしたような使い方をすればボスを倒し放題になるよな」
「そんな簡単には行かないと思うぞ。生命力を削りすぎて、先に攻撃が当たって死んだら、無駄死にだからな」
俺の時は罠を掛ける側だったからよかったが、使う側になると難しそうだ。何故ならシャムハザはある程度、接近して使っていた。それを果たしてボスクラスの敵が簡単にさせてくれるかが問題だ。
リリーたちに助けて貰う事も考えたが恐らくリリーたちが戦っているとミカエルの秤は使えない。あくまで持ち主と敵が対戦する状況を作らないと行けないからリリーたちが戦うとリリーと敵が対戦している状態になるはずだ。
決まれば大逆転が可能だけど、決めるのが非常に難しい装備というのが俺の考えである。俺がボス側なら相手を回復させて、公正の効果を相手に与える戦略と取る。これをするとボスに掛けたデバフなどが自分に掛かることになるからな。それをされるのは非常にきつい。サマエルが受けていたジークの半減効果が自分に掛けられることになるなんてきっと全てのステータスが1になるに違いない。
考えれば考えるほど本当に難しい装備だと思うよ。そして聖杯では交換不可能らしい。やってくれたな。運営。
何やら男のロマンが詰まっていそうなのがグリゴリの研究資料集。今回のイベントに登場したロボや武器のことなどが載っている研究者用のアイテムだ。ただ暗黒大陸のグリゴリ山で見つかりそうな感じはする。きっとそこにはグリゴリの研究施設か何かがあるんだろうからね。
「サバ缶さんたちがサイボーグ化したりしてな」
「「「…」」」
「いや、否定してくれよ。冗談で言ったんだからな?」
サバ缶さんたちなら面白がってやりそうな気がする。
「マスターは交換なんてしませんよね?」
「お、おぅ…」
イクスから圧力を受けた。まぁ、これはサバ缶さんたちに任せよう。
「そういえばサバ缶さんたちの結果を知っているか? サマエルはダメだったのは聞いたんだが」
」
「結構追い詰めたらしいぜ。蘇生不可がだいぶ堪えたらしい」
「上位プレイヤーと召喚師、召喚獣の多さでは向こうのほうが上だったから単純に武器の差が出たって評価みたいよ。後はジーク君の存在が大きかったわね」
確かにジークの半減効果が無かったら、間違いなく俺たちはサマエルを倒す前に力尽きていた。それが無しで戦ったアロマたちが相当頑張ったみたいだな。まぁ、この話は夜に嫌と言う程、聞く事になるだろう。
堕天使アイテムの最後はサマエルの血液毒。こちらもサマエルを討伐した者しか手に入れることが出来ない限定アイテムで神殺し、魔神殺しに特化している最強クラスの毒らしい。ここで俺はシフォンたちに質問する。
「結局、あのイベントで生き残ったのは何人いたんだ?」
「生産職と魔法使いたちは夕凪さんたちが守っていた人たちは生き残って、他は全滅しちゃったみたいだね」
「俺たちも何人か生き残ったが最後の棘で犠牲者がかなり出たぞ。俺もそれで死んだ」
「私たちはヒクスちゃんとチロルちゃんたちに守って貰えて無事だったね」
「まぁ、たぶんスピカちゃんに乗っていたトリスタンさんの近くにいたからでしょうけどね」
スピカのことはトリスタンさんに任せていたし、ヒクスにこっそり気にしてあげるようにお願いしていたんだよね。見事に守り抜いてくれたヒクスは流石だ。
他にもメルはケーゴが守るなどして生き残った。助けて貰えなかったリサが怒ってました。ぶっちゃけあの攻撃は誰かに守って貰わないと防ぎようがない攻撃だった。そのため、生き残ったのはあの攻撃の最中に重戦士たちが守った人に限定される。
その中には鉄心さんたちも含まれているらしいのだが、召喚師で生き残ったのはチロルとルークのみ。他は対処出来ずに全滅した。つまり本当に限られた人しか手に入れることが出来ない物なわけだ。
そんなサマエルの血液毒には初めての効果で堕神というものがあるそうだ。これは神系のスキルと加護スキルの全てを消滅させることが出来る効果らしい。つまり神を人間レベルまで堕とすスキルと言いたいわけだね。
何より血液ということは魔導書などに利用可能であることを意味している。これも交換確定だな。
次はブランが大注目をしている天使の装備シリーズだ。最初はミカエルの聖軍旗。ジャンヌの聖軍旗と同じような装備らしい。ただ流石に性能ではミカエルのほうが上回っているようだ。強力な炎属性のスキルが追加されており、神威解放でミカエルの天使技も使うことが出来る。同じ武器を持っているだけにブランは欲しそうだけど、もじもじしている。
同じような武器をお願いすることを遠慮しているのかそれともミカエルの武器を持つことに抵抗があるのか後で聞いてみよう。
次はラファエルの水瓶。これは攻撃用の水瓶だ。生産能力は無いが大瀑布やラファエルの必殺技を使うことが出来るからかなり強力な武器と言えるだろう。誰でも使えるから最悪生産職でも使える事から人気が出そうだ。
次のガブリエルのラッパも誰でも使えるがこちらは支援特化のようだ。号令や天軍で味方を支援する感じの装備らしい。そんな中、爆轟と雷轟もあるのが怖いところだ。
ブランがお待ちかねのウリエルの聖双剣。炎と光の双剣で神威解放でウリエルの必殺技が使える。
「欲しい?」
「えーっと…剣ですし…」
「じれったいなぁ。リリーみたいに即答で欲しいって言えばいいのに」
「私は色々考えているんです!」
「えぇ!? リリーもいっぱい考えているよ! タクト!」
まさかのとばっちりを受けたリリーは涙目だ。頭を撫でて、次を確認する。サンダルフォンのマイクは歌効果を上昇させ、バフに悪魔、魔神殺し、サンダルフォンの加護を付与することが出来るらしい。全部隊にこれを付与するのはかなり強力だ。ただ使えるのは歌に自信がある人と人魚たちくらいという問題がある。
リアンを見ると顔が引きつっていた。
「あのマイクで歌うのはちょっと…」
「リアンお姉様! なんという事を言うんですか!」
「そこまで言うならあの天使の羽があるマイクでブランが歌ってくださいよ」
「う…それは…その…」
そこで詰まっちゃうんだ。リアンが言っているマイクというのが子供の玩具のようなマイクであれを使って歌うのは確かに難易度が高い。俺は絶対に無理だ。あれを使って気にせず歌えるのはリリーくらいだろう。その証拠にリアンが嫌がっているのを理解していない様子だ。
打って変わって強いのがメタトロンの光槍。元々輝いている槍でメタトロンの必殺技が使える槍らしい。この必殺技が空から無数の光の槍を降らせる技で非常に強い。他にも天罰などの攻撃スキルがあって、魔神殺しもある。これは候補に入れてもいい気がする。
サリエルの鎌は即死の効果があるのは当然として、珍しい天使殺しと堕天使殺しがあった。ルシファーを意識している気がするよね。更に自動追尾と帰還まであった。セフォネが完全に狙っている。
最後の武器であるラミエルの聖球は充電、雷光、電弧放電、雷轟がある。ラミエルのように使うには念動力が必要らしい。こういうのに向いているのは忍者だが、最近の剣士や槍兵も念動力を持っているから彼らも候補になる。ようは魔導書の代わりになるような武器だからね。俺にとっては蒼穹がいるからな。保留。
次はランクが落ちる天使の武器、防具シリーズだ。注目はソフィアグラディウス。これはケルビムの炎の剣を指しているらしい。回転する炎の剣で個人的にかっこいいと思っている。性能は武器破壊などがある人間特化。神様、どれだけ人間嫌いなんだ。
次の羽シリーズはそれぞれ属性や能力に分かれているらしい。使い道はやはり羽ペンに武器や防具にも使える。これはルインさんたちと相談だな。
次は堕天の天輪と天使の天輪。これは天使を堕天使にするアイテムと堕天使を天使にするアイテムだ。アロマが獣魔ギルドのクエストで確認している。これはスルーだな。ブランが堕天してしまったら、もちろん欲しいがその時はクエストをクリアすればいい。
次の属性石では遂に神性石が登場した。ただこれはこれから結構手に入る機会が多そうなんだよね。
「保留だな」
「なんだってー!?」
ユウェルの抗議の頭突きを手で止める。まぁ、ユウェルは欲しがるだろうな。でもこれから神様と関わる機会が増加していくはずだ。それにエデンを攻略する時に見つける可能性も高い。
次に大注目なのはやはり封印石だ。天使魔神の封印石がサマエル、天使長の封印石がミカエル、治癒天使の封印石がラファエル、号令天使の封印石がガブリエル、神炎天使の封印石がウリエルとなる。
サマエルは今回のイベントで勝利していないと使えないようだ。つまり最後まで生き残っていたみんなが対象となる。サタンやルシファーのことを考えると同レベルのサマエル、ミカエルとウリエルが俺の候補となる。
「サマエルについて、どう思う?」
「別にどうも思いません」
「同じくです」
「滅茶苦茶意識してるじゃん」
リビナの言う通りでブランと燎刃が不機嫌になっている。ここはルークかチロルたちに任せよう。優先すべきは召喚獣たちの気持ちだ。
魔導書シリーズも強力だが、これは取り敢えずスルーして、報酬としては初登場となる紋章について説明しよう。これは騎士などの普通の職種の人達が集めようとしている物で星座の試練などで手に入れることが可能らしい。
最も星座の試練だと二回目をクリアしないといけないらしく、ゲットするためには難易度が結構高い。使い道は紋章剣や紋章盾などというスキルがあり、手に入れた紋章によって、自分の武器に紋章の力を付与出来るそうだ。これによって、紋章の必殺技も追加されるらしいので、メルたちはみんな、これの獲得に動くと思う。
「シフォンはやっぱりウリエルか?」
「そうなるかな…でもアーレイ君のほうが相性が」
「俺はラファエル様を選ぶぜ」
「なんでそうなるのよ…」
アーレイは完全に炎特化になっているからミランダが言うように真逆のラファエルを選ぶのは理解不能だ。
「そんなの決まっているだろ? 滅茶苦茶好みだった!」
「あんたね…」
ここまで来ると清々しい。
「タクトも炎と水を使っているからきっと何とかなる!」
「あれはアテナだからだと思うぞ。説明でも書かれていた」
「…それでも何とかなる! いや、何とかして見せるぜ!」
これは引きそうにないな。まぁ、オリジナル技に意力を見せる事はいい事だと思う。成功するかは分からないけどね。既に失敗のフラグが立っている気がするがアーレイの頑張りが実ることを祈ろう。こうなると結果的に二刀流のシフォンがウリエル。クラウ・ヌアザがあるミランダがミカエルとなった。
次の契約書も初登場。恐らくメタトロン由来の物だと思われるがこれは通常の職種にも天使召喚を可能にするものらしい。俺たちには必要がない代物だね。さて、これで確認は終わりだ。するとキキがやって来た。
「ご飯が出来ましたよ」
「「「「えぇ!?」」」」
リリーたちが報酬を取るかご飯を取るかで右往左往する。するとキキが物凄い迫力で言って来た。
「まずはご飯を先に食べていただけますよね?」
余りの迫力に何もしていないのにリリーたちが俺の後ろに隠れてしまった。
「あ、あぁ…どうかしたのか?」
「実はヘーパイストスさんたちが鍛冶場からずっと帰ってこないです。ご飯を用意しているのに」
これはダメだね。神様になったから食事の必要がないのかも知れないが毎日苦労して料理を作っている人に対して、かなり失礼な行為だ。せめて食事がいらないならいらないで連絡するのが作ってもらう人に対する礼儀だと思う。出来れば料理を作る前に言うのがベスト。料理を作ってから言われても困るからね。
「困った奴だな。俺が呼んで来るから先に食べててくれ」
「「「「え…は、はーい」」」」
明らかに一緒に連れてってという空気を出したリリーたちだったが怒れるキキを前にして、我儘を言える状況ではないと察した。
「では、お二人の分も作っておきますね。ふふふふふ」
「タクトタクト! キキが物凄く怖いよ!」
何かするつもりだな。まぁ、これは明らかにヘーパイストスたちが悪い。罰を受ける二人を呼びに行くとしよう。




