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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
堕天使イベント告知と最後の召喚
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#1081 ジークの進化クエスト

獣魔ギルドに向かい、受けるクエストはこちら。


ギルドクエスト『白亜竜の試練』:難易度SSSSS

報酬:白亜竜の宝珠

特殊条件:レギオン召喚可能

白亜天竜アルビオンドラゴンに勝利せよ。


最大難易度!そりゃあ、通常の召喚獣では一番ドラゴンが強いからこうなるのは当たり前だ。それにしてもレギオン召喚可能とは相当やばい相手みたいだな。


しかし俺はタンニーンに勝っている。それなら怖気づく必要は無い。というわけでクエストの実行ボタンを倒して転移する。


そこは真っ白な地面が広がる世界だった。空を見ると快晴で青い空と白い地面というのが何とも美しい絶景を作っていた。


ここで地面が揺れて、地割れが発生するとそこから白いドラゴンが姿を見せた。


白亜天竜アルビオンドラゴン?

? ? ?


この姿を見た俺の感想がこちら。


「でけー」


どのくらいの大きさは分からないが体感ではスカイツリーくらいの大きさはある気がする。


「儂が名は白亜天竜アルビオンドラゴン。この白き大地に眠りしドラゴンだ。我らが眷属の最終試練のため、姿を見せた」


「眠っている所、わざわざすみません。召喚師のタクトです。こっちが試練を受けるジークです」


「きゅ…きゅー!」


「ほぅ…儂に叫ぶとは威勢がいいな」


そう言われるとジークは俺の後ろで縮こまる。そこは堂々として欲しいところだ。


「試練の内容は簡単だ。お主たちの全力を持ってして、儂を倒せばいい」


「編成は自由でいいんですね?」


「構わん」


そういう事なら、リリー、イオン、セチア、恋火、イクス、ノワ、リビナ、リアン、和狐、ブラン、セフォネ、ファリーダ、ユウェル、アリナ、燎刃、グレイ、虎徹、チェス、黒鉄、ルーナ、ヒクス、ディアン、ストラ、スピカ、クリュス、月輝夜、ジーク、コーラル、ハーベラスを選んだ。


ドラゴンだから空を飛ぶだろうし、巨大な敵に対応出来るメンバーを選んだつもりだ。アルビオンドラゴンが感想を言う。


「ほぅ…ドラゴニュートを全種類持っておるのか。それに随分なメンバーを揃えておる。良かろう。お前たちを儂が戦うに相応しい相手と認めよう。来るがいい」


俺はスピカに騎乗して、パラス・アテナの槍を構える。さぁ、巨大ドラゴン狩りを初めよう。最初にいつも通りリリーが飛び込む。するとアルビオンドラゴンの鱗が発光した。


「カラミティカリバー!」


「いい攻撃じゃ」


「あ、あれ? うわ!? な、何何!? きゃ!?」


カラミティカリバーは命中し、アルビオンドラゴンの鱗が崩れ落ちる。まるで崖崩れみたいだな。リリーの違和感の正体はカラミティカリバーの火力の無さだった。そしてリリーは何故か墜落した。


「みんなちょっと待った。攻撃中止だ」


「儂の力に気が付いたようじゃな」


リリーのステータスを見ると筋力と俊敏性、器用値のステータスが半分に減少していた。そのせいで武器と鎧の重さの影響を諸に受けて、墜落したらしい。これがアルビオンドラゴンの能力か。発動したのは最初に体が光ったところだな。


恐らく武技での攻撃だったからこの三つのステータスが半減したんだろう。これが魔力を使えば恐らく魔力が半減対象になる。相手のダメージを確認すると通っていない。あの鱗が原因だろう。つまりアルビオンドラゴンにダメージを与える為には武器と魔力を使った全力攻撃回数二回を使って、あの鱗を削って、ダメージを与えないといけないってことだ。


厄介なところはステータスが直接半減している所だ。これでは回復で元通りにならない。それにこのデバフはリフレッシュで回復させることが出来なかった。更に削った鱗が宙に浮き、アルビオンドラゴンにくっついていく。


「さて、どのように儂を倒す?」


「…全員、アルビオンドラゴンに魔力を使ったありったけの最大の大技を叩き込んでくれ。その後、リリーが最初に食らわした顔に最大の武技を畳み込むぞ」


どうせダメージもステータスも半減するなら一番の攻撃をしないと損になる。逆にこれで倒せないとなると大変だな。最終手段を使うつもりでいないとダメか。


俺を除くみんなの全力攻撃がアルビオンドラゴンに炸裂し、アルビオンドラゴンの身体がみるみる小さくなっていく。顔まで崩れたのは驚いた。そして俺たちの最初の攻撃が終わるとアルビオンドラゴンの鱗は完全に無くなり、本体が姿を見せた。実際はグウィバードラゴンより少し大きいぐらいだった。


この攻撃でイクスがエネルギー切れでダウンしたので、俺はイクスに魔力を与える。


「見事な攻撃と判断じゃ。じゃが、そんな状態でこの儂に勝てるかの?」


アルビオンドラゴンの姿が消えると俺の前に現れる。速い!?


「ドラゴンクロー!」


「タクはやさせないぞ!」


ユウェルはデルピュネーの盾でガードした。


「主人を守る。それでこそ土のドラゴンだな。だが、触れたぞ? 半減!」


「うぐ!?」


更にアルビオンドラゴンが爪を振りかぶろうとするとディアンが噛みついた。だが、これでディアンは八回、半減の効果を受けた。しかしディアンの毒の効果は受けて貰うと思ったがアルビオンドラゴンは毒を受けると逆に強くなった。そしてディアンが弱化毒などになってしまう。


「残念じゃったな。この見た目でいつも誤解されてしまうが儂は毒竜なのじゃよ。ドラゴンテイル!」


ディアンがぶっ飛ぶ。ここで燎刃が斬りかかる。


「千磨百煉!」


するとアルビオンの姿が光となって消える。


「そこなの! フラガラッハ!」


「ふん! ほぅ…いい物を持っておるな。風のドラゴニュートよ!」


アルビオンドラゴンがアリナの前に現れるとアリナは攻撃を全て躱して、距離を取る。一連の攻防を見た俺はアリナのステータスを確認する。するとアリナの筋力や魔力は減っていなかった。そして他のみんなのステータスを確認すると半減スキルの効果を受けている者といない者がいた。その結果、俺は半減スキルの正体を完全に看破した。


半減スキルは攻撃時に直接か間接的に触れ合っていないと発動しないのだ。ブレスの場合は口から放たれているからブレスを通じて間接的に接触していることになっているんだと思う。


逆に流星群や魔法などは本人と攻撃手段が全く触れあっていないから半減スキルの対象から外れたのだ。


俺は皆にそれを伝える。


『つまり武器は念動力で操るか斬撃や衝撃とかを飛ばす攻撃は半減されないってことね!』


『弓矢や魔法を試してみます!』


セチアが試した結果、やはり半減スキルは発動しない。そして俺たちの動きを見たアルビオンドラゴンも気が付く。


「儂の半減スキルを見破ったか…ならば光分身!」


アルビオンドラゴンが増えた。更にアルビオンドラゴンはとんでもない手を繰り出す。


「ゆくぞ! 光化!」


アルビオンドラゴンとその分身体が消えると光の速度で俺たちを襲い始めた。みんなが防御スキルを使うとするが早すぎだった。


「絶対防御!」


「タク! 絶対防御! 竜化! ドラゴンアーマー! うぎぎ~!」


「ユウェル…」


竜化したユウェルは俺を守るように体を丸くした。だが、触れただけで防御力と生命力を半減されてくるアルビオンドラゴンの攻撃に耐えられるはずが無かった。しかしユウェルが倒れると次はクリュスが竜化を使い、俺たちを守ってくれた。


結果、残ったのは俺とスピカと何度倒されても蘇生するからか完全無視されたセフォネとディアンとストラのハーベラスのみだった。


「まぁ、こんなところじゃな…いい土のドラゴンニュートとデルピュネーに恵まれたのう」


「俺もそう思うよ。お陰でお前に勝てるんだからな」


俺はスピカから降りる。


「ほぅ…どうするつもりじゃ?」


「こうするのさ」


『リヴァイブ』


セチアは復活されるとセチアはケーリュケイオンを構える。


「神威解放!」


「む! やらせん!」


「ヒヒーン!」


「「「ガァ!」」」


「「「「シャー!」」」」


アルビオンドラゴンがセチアの邪魔をしようとしたのをスピカとハーベラス、ディアン、ストラが阻止した。


「神技! トリスメギストス・デュナミス!」


全員が元の状態で復活する。半減効果からも解放されているようだ。


「ほぅ…神の杖を使った技か。じゃがこれで儂を倒せるかの?」


「ジークのために倒してみせるよ! 逆鱗!」


みんなが逆鱗や狂戦士化などを使う。


「面白い…儂を見事、倒して見るがいい!」


みんなが相打ち覚悟でアルビオンドラゴンにダメージを与えて行く。するとやはりアルビオンドラゴンの方が勝ち、次々召喚石に戻る。するとソーマ酒を使ったクッキーで回復されたセチアがまたみんなを復活させる。


ここで当然セチアを狙ってくるがセチアが倒されても俺が蘇生させる。結果、アルビオンドラゴンは俺を倒さない限り、どうしようもない状況に追い込まれた。俺の周囲にはブラン、ユウェル、グレイ、虎徹、チェス、クリュス、ハーベラスが守りを固めていた。


「まさか儂が守りに手を焼くとはな。いいじゃろう。本気を出してやるわい! 逆鱗!」


アルビオンドラゴンの白い体が銀色に変貌する。俺はその間にレヴィアタングリモワールを展開する。


「光分身! さぁ、儂の全力、守れるならば守ってみるがいい! 竜技! ドラゴンフォース!」


そう来るよな!悪いがドラゴンフォースは潰させて貰う!


「嫉妬門!」


「ぬ!?」


周囲が暗黒に包まれ、呪いの手が発生する。アルビオンドラゴンは逃げ回るが無数の呪いの手から逃げる事はアルビオンドラゴンでも不可能だった。それでも捕まる前に竜魔法を発動されて来た。


「竜魔法! クリティシャス・ピリオド!」


俺たちに光が降り注ぐと全員の全ステータスが半分になってしまった。だが、ここで呪いの手がアルビオンドラゴンの手足と翼を掴み、呪いに包まれ、死ぬ。だが、死んだアルビオンドラゴンは光となって消えるとその光は空に集まりアルビオンドラゴンは蘇生する。


「まさか一度倒されるとはな…だが、まだ勝負は終わっておらんぞ!」


「そうだな…お前が半減するなら俺はみんなを強くするまでだ。見せてやるよ! これが俺の切り札だ!」


俺はエターナルソウルラバーを構える。


「シンクロバースト!」


シンクロバーストがみんなに発動する。そして俺は倒れる。これを見たアルビオンドラゴンは俺に止めを刺そうと動くがブランが止めた。


「主の力を託された私たちに負けはありません」


「ほぅ…神の眷属風情がよく言いよる。む? 貴様何を笑って…騙し!? く!?」


ここで寝ている俺からクロノスクロックの時間停止空間が広がる。倒れる時に握ったのだ。アルビオンドラゴンには気付かれたが下がったアルビオンドラゴンはストラにぶつかり、ストラはディアンと月輝夜と共にそのまま時間停止空間にアルビオンドラゴンを押し込んだ。


後はみんなの全力攻撃が時間が止まっているアルビオンドラゴンに炸裂し、最後はジークが大きく息を吸い込む。


「きゅー--!」


ドラゴンブレスが決まると時間停止が解除され、ダメージが押し寄せたアルビオンドラゴンは俺と同じように倒れる。


「最後は貴様の作戦勝ちか…いつ考えた?」


「俺の土のドラゴニュートが命懸けで守ってくれた時にこの罠を思いつきました。切り札を使い、倒れた俺を見たら、誰でも飛び掛かりますからね」


「ふぅ…見事だ。タンニーンを倒すだけはある。お主たちの勝利を認めよう。受け取るがいい」


そういうとアルビオンドラゴンが石になり、朽ち果てると宝珠とアイテムが落ちる。そしてインフォが来た。


『イオンのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『恋火のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『恋火の太刀のレベルが15に到達しました。太刀【峰打ち】を取得しました』

『コーラルのレベルが20に到達しました。成長が可能です』


え?第五進化のドラゴンを倒しても俺とリリーのレベルアップが来ないだと?レギオン召喚のせいでもあるんだけど、ちょっとショック。他のみんなは順当にレベルアップしているから俺たちのレベルで20以上になるとまたレベルアップに必要な経験値がだいぶ増えたみたいだ。


白亜天竜石:レア度10 素材 品質S+

白亜天竜アルビオンドラゴンの魂が宿っている石。白亜天竜アルビオンドラゴンを討伐したものにしか扱えない特殊な石。


白亜天竜の遺骨:レア度10 素材 品質S+

死んだアルビオンドラゴンの骨。アルビオンドラゴンの力が残っており、伝説では島になったとされている。アクセサリーや骨を灰にして鍛冶の過程で使用することで武器に力を宿すことが出来る。


白亜竜の宝珠:レア度10 素材 品質S+

伝説の島の力が封じ込められている宝珠。セイントドラゴンが進化するために必要なアイテム。


また竜石ゲット!半減スキルが使えるようになると滅茶苦茶強そうだな。そう思っていると転移の光が発生し、ギルドに戻った。

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動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
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