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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
堕天使イベント告知と最後の召喚
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#1075 最後の召喚メンバー決定

今日は魔法のスキル上げから始めようと思う。メンバーはセチア、ノワ、リビナ、アリナ、リオーネだ。相手は魔法スキル上げのご意見番である無敵のクマムシ君を呼び出す。


「ブロッサムストーム!」


「…シューティングムーンライト」


ここでノワの新竜魔法を実際に見ることが出来た。空から紫色の光の柱が降り注ぐとその光の柱に入ったクマムシから光が発生し、天に上がっていく。何とも静かで美しい竜魔法だったが確定ダメージだから無敵だと思われたクマムシにダメージが入り、見事にクマムシを倒した。


「…ノワが一番。みんな、もっと頑張る」


「「「「む!」」」」


「はーい。そこまで。時間が限られているんだ。スキル上げに集中してくれ」


新しいクマムシを出す。


「エイシェト・ゼヌニム!」


「ドラゴントルネードなの!」


一瞬で魔法の嵐を浴びるクマムシ君には同情するがその嵐の中、普通に歩いているのは流石だと思う。全員がダウンしたところで戦闘を終了されて、インフォが来る。


『炎魔法のレベルが20に到達しました。炎魔法【アークフレア】、【プロミネンス】を取得しました』

『遅延魔法のレベルが30に到達しました。遅延魔法のストック数が一つ増えました』

『セチアの樹魔法のレベルが50に到達しました。樹魔法【フォレストジャイアント】、【ヘイフィーバー】を取得しました』

『リビナの暗黒魔法のレベルが10に到達しました。暗黒魔法【ライフドレイン】、【マジックドレイン】を取得しました』

『リビナの魔王魔法のレベルが10に到達しました。魔王魔法【ハロムリル】を取得しました』

『リオーネの風魔法のレベルが30に到達しました。風魔法【ダストデビル】、【フライ】を取得しました』

『リオーネの風魔法が疾魔法に進化しました。疾魔法【ソニックブーム】、【スーパーセル】を取得しました』


フォレストジャイアントは木の巨人を召喚する魔法。木の巨人というウィッカーマンを思い出すがこのフォレストジャイアントは檻などはない正真正銘の木の巨人だ。攻撃もさることながら身代わりの効果も持っているらしく、生命力も高いためかなり有能な魔法となっている。


ヘイフィーバーは俺も春に苦しんでいる花粉症。ミールが覚えている花粉スキルの強化版だ。花粉スキルでは状態異常になるのはランダムだったが、花粉症スキルになると確定になり、効果範囲はフィールド全体となった。更に状態異常も神魔毒、弱化毒、麻痺、魅了、病気、回復無効、スキル封印、暗闇にグレードアップしている。時間経過で治るがこれらを一度に全部受けるのは相当きついな。花粉スキルと同じで弱点はゴーレムやイクスなどには通用せず、病気無効で防がれるそうだ。


リビナが覚えた魔王魔法ハロムリルのフィールド全体を対象に幻を見せる魔法。それだけだと大したこと無さそうなのだが、この魔法の恐ろしい所が同士討ちをさせる点だ。それがフィールドで起きる。しかも聞こえて来る声が本当にそうなのかもわからなくさせるらしい。つまり嘘の声が聞こえて来るって事だ。軍師からすると悪夢の魔法と言える。ただ攻略法がすぐに思いつく。


「何もしなかったら、どうなるんだ?」


「そのまま魔法の効果が切れちゃうね。ただ魔法に囚われていてもこっちが攻撃してもいいし、じっと動かないならそれはそれで回復も罠設置も出来るから結構便利な魔法だと思うよ」


「なるほどな」


部隊が壊滅状態でもこの魔法で時間稼ぎをしてくれるなら蘇生や回復、バフのかけ直しなどが出来る。使いどころは難しそうに思えるけど、有能な魔法だと思った。ここでメンバーチェンジ。次はイオン、ユウェル、燎刃、コノハ、ルーナだ。


「ドラゴンコールドフロント!」


「チクシュルーブメテオ!」


「プロミネンスノート!」


第二派攻撃が直撃しても普通に歩いているクマムシ君は本当に何なんだろうな。俺がそう思うくらいなのだから実際にボコボコにしているイオンたちは俺以上に思っている事だろう。ここでレヴィアタングリモワールの力を見ることにした。


「嫉妬門!」


フィールドが暗闇に包まれると呪いの手がクマムシの身体を掴むと呪いが広がり、クマムシが消滅した。


『氷魔法のレベルが50に到達しました。氷魔法【アバランチ】、【ヒドゥンクレバス】を取得しました』

『ユウェルの竜魔法のレベルが20に到達しました。竜魔法【ドラゴニックダスト】を取得しました』

『ユウェルの土魔法のレベルが30に到達しました。土魔法【アースクェイク】、【レジストストーン】を取得しました』

『ユウェルの土魔法が地魔法に進化しました。地魔法【メテオ】、【シンクホール】を取得しました』

『燎刃の竜魔法のレベルが10に到達しました。竜魔法【プリズンプロミネンス】を取得しました』


順調にレベルアップしているね。ユウェルが覚えたドラゴニックダストは魔方陣から灰が直線上に放たれ、これを浴びると石化と死の宣告を受ける魔法。躱されやすさはあるが決まれば即死の魔法は明らかに強い。


「灰燼スキルの攻撃魔法ってイメージだぞ!」


「恐ろしい例えだな」


次は燎刃が覚えたプリズンプロミネンス。プロミネンスの牢屋を作り出す魔法で拘束している間、炎のダメージを与え続ける魔法らしい。


「逃げたらどうなるんだ?」


「プロミネンスの炎が追って来て、拘束いたします。ただ魔法の効果範囲が狭くて、そこを出られると逃げられると言う事になるでございます」


「プロミネンスに拘束と追尾が付いた感じかな?」


「その認識でいいかと」


どちらも強いスキルだな。ここで嫉妬門に戻る。


「クマムシでも倒すのか…このスキル」


俺たちが味わった効果からすると加護や耐性無効、復活や蘇生を封じる呪いってところかな。時間経過で部位破損か即死に変化しているように見える。捕まった呪いの手の数で呪いの進行具合が変化するんだろうな。俺たちの手足とクマムシの全体に呪いの手が捕まった時と比べて即死速度が圧倒的に速かった。あの時、スキルは使えていたからスキル封じは無いと思われる。


他の能力も優秀だし、流石魔王の四強とされるレヴィアタンの魔導書って感じだな。そう思っているとコノハが飛んできた。


「ホー…」


「どうした? コノハ?」


やばい…みんなを交代される時に魔力を回復させて、スキルのレベル上げをしていることがバレそうだ。みんな魔力は尽きたし、新しいクマムシ君を呼び出して、メンバーチェンジで逃げることにした。復活した和狐とブラン、ファリーダ、ミール、ルミに変える。


「アークフレア!」


「セイント・スタウロス!」


「カティーア・インフィジャール!」


普通に魔法を受けながら歩いている。ここで魔力が尽きて、戦闘終了。全員の頭に怒りのマークが見える気がする。


『和狐の神聖魔法のレベルが20に到達しました。神聖魔法【レインボーサークル】、【サンクチュアリ】を取得しました』

『ブランの神聖魔法のレベルが10に到達しました。神聖魔法【ヒールオール】、【シャイニング】を取得しました』

『ファリーダの魔王魔法のレベルが10に到達しました。魔王魔法【アフマル・シムーン】を取得しました』


ファリーダが覚えた魔王魔法アフマル・シムーンのアフマルはアラビア語の赤色でシムーンはサハラ砂漠などで発生する高熱の砂嵐。熱風で熱射病や外いると塵の砂嵐で窒息する可能性が高い極めて危険な砂嵐だ。


このゲームでは真っ赤な砂嵐で風、火、土の三種類のダメージを与える魔法で火傷をされる魔法らしい。避けようと思えば避けられる魔法のようだが、その分威力が高い。魔王の魔法らしい魔法だな。


次が最後でリアン、セフォネ、アラネア、狐子、夕凪だ。


「ブルーホール!」


「これならどうじゃ! ブラッティサークル!」


これでスキル上げは終了。残念ながらクマムシを倒せたのは俺とノワだけという結果に終わった。


『リアンの人魚魔法のレベルが10に到達しました。人魚魔法【スクールフィッシュ・トーピード】を取得しました』

『アラネアの暗黒魔法のレベルが20に到達しました。暗黒魔法【ダークネス】、【エクリプス】を取得しました』

『夕凪の海魔法のレベルが10に到達しました。海魔法【ハイドリックプレス】、【マリンスロウ】を取得しました』


リアンが覚えた人魚魔法スクールフィッシュ・トーピードはスクールフィッシュは魚群って意味でトーピードは魚雷だ。魔法自体はたくさんの魚が現れる魔法で命中すると水属性の爆発が発生するらしい。魚には追尾性があり、チェーンエクスプロ―ジョンが追尾するイメージ感じだ。


「魚自体の速度がネックだな」


「はい…遅くは無いんですけど」


「俺たちの速度と比べるとって感じなわけだな。自在に動かせるなら囲い込むことが出来そうだが」


「その場合は連続詠唱を使う事になりますね。覚えておきます」


次はレベル上げにシフトする。メンバーはリリー、グレイ、ゲイル、白夜、黒鉄を選んだ。相手に選んだのはゲイボルグの素材となるクリード。アザトースとの戦いを前に有効手段を増やしたいので、選んだ。


グリードを出した瞬間、リリーがグリードの目の前に現れる。厄介な棘を飛ばされる前に仕留める作戦だ。


「カラミティカリバー!」


ぶっ飛とんだグリードが起き上げると黒鉄のレールガンロケットパンチが飛んで来て、命中するとグレイ、ゲイルが神罰と雷轟を浴びせて地面に倒れ込ませると白夜が大地操作でグリードの身体を隆起した岩が貫き、地面に固定する。そして次は俺が仕掛ける。


「「「「ナパーム!」」」」


『『『『レッドスプライト』』』』


赤雷が降り注ぐとナパームが落ちて、爆発する。更にグレイたちが追撃をして、リリーの為の時間を稼ぐ。


「レインボードラゴンバースト!」


ここで最後の意地なのかグリードは死針を飛ばして来た。


「「(チェーンエクスプロージョン)」」


遅延魔法でストックしておいたチェーンエクスプロージョンで破壊を試みたが、残ってしまう。するとグレイたちがブレスで消し飛ばしてくれた。お礼を言って、みんなを撫でた後に解体をするとグリードの頭蓋が手に入った。流石にアザトースのかけらは手に入りそうにないな。


それじゃあ、今日最後の大物を仕留めるとしよう。恋火、イクス、虎徹、チェス、優牙、ロコモコ、エアリー、ダーレー、ぷよ助、伊雪、ヒクス、ディアン、ストラ、月輝夜、クリュス、サフィ、ハーベラス、蒼穹、コーラル、千影を加えて、パイアに挑む。


俺が出現させるとみんなが攻撃を加えるがそれを浴びながらパイアは鼻をひくひくされると森の方向を見る。


「やばい! 森の食べ物を狙ってやがる!」


今日の分はもう収穫したのに走り出しやがった。このままだと頑張って作った森が壊れる!


「止めろ!」


ヒクスが空間転移で先回りにして突撃するが弾かれる。次に空間跳躍で現れたリリー、恋火、グレイ、虎徹、白夜、エアリーが止めようとするが弾き飛ばされてしまった。まず動きを遅くしたほうがいいな。


「「「「ディセラレーション!」」」」


これで走る速度が遅くなり、黒鉄と月輝夜が伸ばした手がパイアを掴んだ。それでも押されると空からストラがパイアを踏みつけ、噛みつくとハーベラスが正面から噛みついた。


その結果、ハーベラスは何度も吹っ飛ばされて、死んでしまうが復活し、呪滅撃と呪滅封陣でダメージとスキルを封じてはまた噛みつき、神魔毒と致死毒、毒域でパイアは追い込んでいくがここでパイアは煉獄を発動させる。


この結果、毒域は消滅するがハーベラスは正面への攻撃を止めない。このしつこさがプルートケルベロスの厄介さとも言えた。しつこく相手を追い回して確実に弱らせて、敵を追い込んでいく。倒してもダメージとスキル封じ。倒さなくても噛み付かれては敵としてはたまらないだろう。


そしてハーベラスの相手をして足を止まっていたパイアに次々、みんなが追いついて、側面に噛みつく。更にリリーたちは武器を突き刺す。この状態でもまだハーベラスを押して前に進もうとするパイアは凄い。


「絶対に行かせない! あそこにはドラゴンフルーツがあるんだよ!」


「それどころじゃないですよ! リリーお姉ちゃん! もし森が壊されたら、セチアお姉ちゃんやミールさんがどんな顔をするか…考えただけでも怖すぎます!」


恋火の言う通りだな。蹂躙された森を見たセチアとミールの姿は想像したくない。そしてその被害を受けるのは止めることが出来なかった俺たちになるだろう。というか一番責任を追及されるのは俺だな。パイアを選んだのは間違いなく俺だから。


『ストラ、竜魔法の準備だ。全員、パイアの背には近づかないでくれ。こっちに来てくれ。スピカ』


俺はスピカに乗るとパラス・アテナの槍を構えて、空に上がると急降下する。すると空を飛んでいたコーラルの背中には分裂で増えたぷよ助がおり、次々飛び降りる。すると空中でぷよ助は光出すとパイアに自爆した。完全に爆弾化したな。ぷよ助。


「超連携! 巨大化!」


『『『『グラビティ』』』』


水と炎の巨大な槍となった所に重力も加えての垂直落下攻撃が決まる。貫通までは行かないが貫くことは出来た。


『イクス! ここを狙え!』


『イエス、マスター! 放射熱線砲! 狙い撃ちます!』


空からずっと狙っていたイクスの砲撃が炸裂するがまだ生きている。


「畳みかけろ!」


全員の攻撃が入るとここでストラの竜魔法ドラコが発動する。魔方陣から現れたのは黄色、赤、緑、青、白、黒色の巨大なドラゴンの頭だった。そして六体のドラゴンの口からブレスが放たれると融合し、全属性のドラゴンブレスとなって、パイアに炸裂する。だが、まだ生きている。


「これで止めだ! 決めろ! スピカ!」


「ヒヒーン!」


射手座の魔方陣が描かれると魔方陣から巨大な星の矢が光速でパイアを貫く、大爆発を起こす。ここでパイアは力尽きた。


『職業召喚師のレベルが上がりました。ステータスポイント4ptを獲得しました』

『職業召喚師のレベルが上がりました。スキルポイント4ptを獲得しました』

『ダーレーの槍のレベルが10に到達しました。槍【パイルバンカー】を取得しました』

『ヒクスの空間歪曲が10に到達しました。空間歪曲の数が二つに増加しました』


俺たちも緊張から解放される。


「「「「はぁ~…危なかった」」」」


セチアたちに怒られることが回避出来たことに全員でホッとすることになった。するとリリーが声を上げる。


「タクトにレベルがやっと並んだ!」


「俺もレベルが上がったぞ」


リリーが残酷な事実を前にして倒れた。ずっと俺にレベルが追い付きたかったんだな。だけどたぶん俺の方が経験値が多くいるみたいだから近い内にリリーは俺とレベルが並ぶだろう。ステータスポイントは俊敏性に回して、残りのスキルポイントは219ptとなった。


早く禁呪を覚えたいが時空魔法のカンストが遠い…レッカの話によるとレベル80でカンストらしい。因みに炎魔法などは40でカンストするそうだ。こちらの方が早く禁呪を覚えられるんだけど、やはり爆魔法などと比べると威力が落ちる。だから地道に行くしかない。


解体するとお肉が手に入る。最後に恋火、虎徹、千影が菅原道真に挑む。最初に戦ったのは恋火でまだ慣れていない恋輪で挑み、太刀を菅原道真から学んでいる。


千影は真剣勝負で技と技のぶつかり合いとなった。菅原道真も多彩な武器を変えては使いこなす千影に手を焼く。特に糸がきつそうだ。武器に絡めたり、首を狙って来たりと厄介だが、菅原道真は斬れているので、辛うじて対処している。これが斬れなくなると相当やばいだろうな。


そして技を出し尽くした千影に菅原道真が迫ると隠していた最後の技を繰り出す。


「点穴!」


「心眼! 惜しかったな…」


「無念であります」


千影が負けて、虎徹に変わると虎徹の尻尾が近衛に巻き付く。


「ん? 使いたいのか?」


「ガウ!」


「まぁ、近衛ならいいか」


虎徹に貸すとまだ虎徹はこちらを見て来る。


「まさか神息もか?」


頷く虎徹に二本貸すと近衛を咥えた。あーあー…涎が付いているよ。俺が近衛の惨状に絶望感を感じていたが戦闘が始まると絶望感が消える。虎徹が見事な剣舞を披露したのだ。


虎徹は咥えた近衛を体を回転されることで振るっていたのだが、回転と同時に尻尾の刀たちの連撃が来た後に雷光刃を使った近衛の斬撃が飛んで来る形になっており、下手に剣戟を受けると流石の強烈な一撃に対処出来ないようになっていた。


それを見切った菅原道真は流石だが、二本の刀の効果が追加されたことで流石の菅原道真も終始押されて続けて、反撃すら許さないまま虎徹が勝利した。


「見事」


菅原道真はただ一言そう言った。勝負が終わると虎徹は近衛の柄を舐めて返してくれた。それは良いんだけど、結局べたべたなので、川で洗うことにした。それを狙っている物がいた。


「どーん!」


「うわ!? 何するんだよ。リリー」


「一人だけこっそりスキルを上げた罰だよ! タクト」


川に落とされた俺の視線にイクスの姿が映る。


「マスターの全てはわたしが管理します」


「ドヤ顔で言うなよ…怖いから。は、くしゅん! さむ…温泉、温泉」


洞窟温泉から出てからホームに帰ると俺は叡智で調べものをしていると興味を持ったみんながやって来る。


「何やっているの? タクト?」


「仲間が後、三人増やせるから今のうちに候補を決めておこうと思ってね」


現在判明している称号と追わせて、考える。基本的に召喚の称号は二種類ある。一つ目はリリーたちのようにドラゴニュートから全種類をコンプリートするタイプ。リリーたちの場合は予め属性が決まっていたがグレイのようにウルフ系のコンプの場合は分岐されたところで称号を獲得出来る。


もう一つは妖精の称号であった全く違う召喚獣から獲得するタイプの称号だ。因みに妖精系のコンプリートは現時点で俺は不可能になっている。妖精の数が多すぎるのだ。ドワーフやゴブリンまで妖精だからな。とてもじゃないが足りない。


因みに召喚獣の中には系統が複数持つ者がいる。例えばストラは星獣とドラゴンに属している。そして称号はコンプリートのみと妖精系のように途中でサモナーの称号が貰えるものがある。それをよく考えて選ばないといけない。


ここで俺の問題として立ちはだかるのがレヴィアタンを倒したことで海での召喚獣の利点が少なくなったことだ。例えば星獣のコンプリート称号を獲得するためにはドルフィンのもう一つの進化先は避けては通れない。しかしその為だけに召喚していいのか判断しないといけない。それを加味するとある結論に行きつく。


「ここまで来ると結局好きな召喚獣を選ぶのが正解って事か」


それならまだしていない結合召喚にチャレンジしたいな。後はスネークのタイプを育てた方がいいんだろう。どうせいつかウロボロスと対戦することになるなら進化させるための用意させないと損をする。すぐに進化させる方法があるのはリヴァイアサンだが、さっきの海の話があるから別のを狙ってみるか。ファリーダの悲願であるピラミッドの攻略とみんなに頼まれた阿修羅が出るフィールドを考えて候補が決まった。


後気になっているのが狐のもう一つの進化先と八岐大蛇になる双頭竜、不死鳥フェニックス、シルフィ姫様が使っていた夜叉。天狗のもう一つの進化先、バハムート、キメラ、ドラゴンと言ったところだな。みんなに相談してみる。


「狐が良いと思います!」


「私は反対よ。どうせ私が面倒を見ることになるんでしょ? そんなの絶対に嫌」


恋火と和狐が狐子を説得しようとするが難しそうだな。個人的に気になっていた夜叉もシルフィ姫様と戦うなら真似するのも変な話だと気が付く。フェニックスも一度諦めたしね。そう言えばギルドの交換チケットを貰ったんだったな。


「…よし。闇のドラゴンにするか」


光のドラゴンを育てたら、闇のドラゴンを育てたくなるものだ。戦ったタンニーンには悪いがタンニーンの宝珠は海竜ルートを選んだ誰かと交換しよう。


「…おぉ~。流石にぃ。邪竜の良さが分かっている」


「ノワとジークが面倒を見るんですか? 不安になるんですけど」


「…イオン、凄く失礼。一緒に寝ることぐらい出来る」


それも世話の一つだろうけど、イオンが心配しているのはそこじゃないと思う。


「まぁ、大丈夫だろう。ジークも立派になったしな。召喚は明日にしよう」


ブランと一緒に寝るとブランが聞いて来る。


「また賑やかになるんですね」


「あぁ。そういえば結合召喚の話だけど、ブランの後輩が出来るから面倒を見てやってくれ」


「え!?」


「あぁ…天使じゃないぞ。ほら、この前の戦いで羽飾りをした召喚獣がいただろ?」


「彼らですか」


俺が結合召喚で狙うのはエインフェリアだ。その為には四つのクエストをクリアしないといけないが、今の皆ならすぐに集められるだろう。するとブランがもじもじし出した。


「どうした?」


「いえ、その…結婚した後にそんなことを言われるとま、まるでその…」


あぁ…子供が出来たように見えるか。ブランと目が合うと俺まで何故か恥ずかしくなってきた。


「ね、寝るか!」


「そ、そうですね!」


なんとも恥ずかしい新婚での夜になってしまったがしっかりブランを胸で抱いてログアウトした。

花粉スキルはだいぶ初期に説明しましたので、改めて効果を説明しておきます。花粉スキルは広範囲にランダムで状態異常を付与するスキルです。ランダムの効果は毒、猛毒、麻痺、睡眠、魅了、病気でどれに掛かるかは運次第となっております。

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最新作『動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います』を連載開始しました。
以下のリンク先で連載中です。


動物保護をしている少年は異世界で虐げられている亜人を救います
― 新着の感想 ―
[気になる点] 確かあと枠って3つでしたよね。 最後の召還というタイトルでしたが、 「闇のドラゴン」「エインフェリア」は確定で、 後1体は保留という認識で大丈夫ですか?
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