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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
オリハルコン武器と嫉妬の魔王
1125/1718

#1068 嫉妬魔神レヴィアタン討伐戦、後半

本気状態になったレヴィアタンが言う。


「まさかこの姿をさらすことになるとはな…だが、もう終わりだ。念動力!」


ゲイ・ルーンが外されて、また海に戻る。更にレヴィアタンが羽ばたくと全域に無数の神鎌鼬が発生する。ガードや武器で斬り裂こうとした俺たちだったが神鎌鼬が透過ですり抜けて、斬られるとまた翼から無数の死滅光線が放たれ、俺たちに降り注ぐ。それぞれが弾いて、対処しているとレヴィアタンを中心に十六個の巨大な青い球体が空に現れる。


「水爆!」


全方位に水爆を落とすなよ!人間でもしたこと無いぞ!


「みんな! やるぞ!」


「「「「うん(はい)!」」」」


「行きますよ! みなさん!」


「「「「エンゲージバースト!」」」」


「マリッジバースト!」


俺とシルフィ姫様が遂に切り札を発動される。俺の手には神剣グラムと神剣エスカトンリープリング。更に鎧は神鎧グランサーペントメイル。腰には近衛、背には神剣アルカディオンがある。これがこのゲームのフル装備の原型になるだろう。


俺とシルフィ姫様や上位プレイヤー、英雄NPCがそれぞれ水爆を消し飛ばす。そして俺たちがレヴィアタンに襲い掛かるとドリルのように回転する海流が次々襲い掛かって来た。


それを回避して接近すると水牢に俺たちは捕まる。ここでレヴィアタンが拳を構えていた。


「海震!」


「きゃ!?」


シルフィ姫様がぶっ飛ばされるが俺たちは吹き飛ばず、水牢の水だけが消し飛んだ。神鎧グランサーペントメイルはレヴィアタンの海震を見事に耐えきった。その結果、距離を詰めるがリヴァイアサンがやって来る。


『ノワ!』


『…ん! 影召喚! ドッペルゲンガー!』


俺たちと同じ姿の存在がもう一人追加された。そしてドッペルゲンガーの操作をイオン、ノワ、アリナに任せて連携攻撃を仕掛けた。しかし二匹を相手にするので、ギリギリだった俺たちに援護が来る。


まだ浅い海から次々ドラゴンが現れ、リヴァイアサンに噛み付いたり、竜角で貫いた。ストラの超覚醒だ。


名前 ストラ ラードーン(超覚醒)Lv2


生命力 292→352

魔力  406→506

筋力  359→459

防御力 195→275

俊敏性 341→421

器用値 210→270


スキル


飛翔Lv47 嚙み砕くLv36 竜角Lv1 竜尾Lv35 竜爪Lv34 

毒竜鱗Lv40 強襲Lv37 先制Lv29 防風壁Lv21 黄金障壁Lv12 

金剛装甲Lv12 空間捕食Lv1 神魔毒Lv35 弱化毒Lv1 火山雷Lv1 

石雷Lv1 黒雷Lv5 雷轟Lv7 電弧放電Lv5 電磁操作Lv5 

大気ブレスLv5 炎ブレスLv31→溶炎ブレスLv31 石ブレスLv3 海ブレスLv3→大海ブレスLv3 冥ブレスLv12 

星ブレスLv5 雷ブレスLv29 氷結ブレスLv29 神魔毒ブレスLv26 腐蝕ブレスLv36 

ドラゴンブレスLv7 魔竜眼Lv35 強激突Lv1 無我Lv7 堅固Lv5 

噴火Lv1→大噴火Lv1 火山弾Lv41 火砕流Lv1 神速Lv27 天候支配Lv1 

炎熱操作Lv5→炎熱支配Lv5 樹海操作→樹海支配Lv1 重力支配Lv1 無限連撃Lv39 暴風刃Lv28 

大気壁Lv1 斥力場Lv6 疾魔法Lv12 爆魔法Lv35 雷魔法Lv43 

時空魔法Lv35 星座魔法Lv1 竜魔法Lv1 荷電光線Lv7 放射熱線Lv7 

石化光線Lv4 冷凍光線Lv7 日光Lv7 死滅光線Lv7 重圧Lv7 

騎乗Lv28 空振Lv20 星震Lv1 熱波Lv3 超連携Lv3 

超集束Lv3 焼尽Lv6 土潜伏Lv1 瞬間再生Lv8 魔力超回復Lv12 

戦闘高揚Lv12 肉体活性Lv11 不死身Lv8 強化復活Lv21 逆鱗Lv9 

流星群Lv3 彗星Lv1 竜技Lv1 破壊の加護Lv1 女神の加護Lv5


ディアン同様に相当やばいな。更にシルフィ姫様のラードーンとフェンリル、羅刹の第五進化である夜叉も俺たちの援護をしてくれた。いい奴らじゃないか。もしかしたら、俺たちも負けてないとアピールしているだけかも知れないけどね。


だが、ここで俺たちはストラに噛まれながらも強引に襲い掛かって来たリヴァイアサンに噛まれそうになると突如、月輝夜が空に現れて、リヴァイアサンを踏みつけると超覚醒を発動される。セチアが運んでくれたみたいだな。


名前 月輝夜 ゴッドオーガ(超覚醒)Lv2


生命力 333→413

魔力  291→391

筋力  550→650

防御力 234→314

俊敏性 134→194

器用値 145→205


スキル


鎚Lv28 戦斧Lv29 大剣Lv15 太刀Lv4 鎖Lv16 

魔拳Lv15 爆破の魔眼Lv3 神気Lv38 神感覚Lv4 万物破壊Lv40 

防御無効Lv33 荷重操作Lv34 天言Lv4 他心通Lv4 神足通Lv1 

強制Lv30 格納Lv2 堅牢Lv39→堅固Lv39 金剛装甲Lv2 空間断層Lv1 

神鎧Lv1 神障壁Lv2 指揮Lv1 鬼神の咆哮Lv25 強襲Lv36 

妖気Lv39 神気Lv1 妖術Lv50 重力支配Lv1 魔素支配Lv4 

天候支配Lv1 戦闘高揚Lv40 魔力回復Lv4→魔力超回復Lv4 強激突Lv4 念動力Lv18 

瞬間再生Lv40 強化復活Lv1 重圧Lv8 獄炎Lv15 煉獄Lv3 

焼尽Lv2 爆心Lv1 電弧放電Lv27 赤雷Lv1 雷霆Lv1 

雷轟Lv2 超集束Lv9 多連撃Lv5→無限連撃Lv5 肉体活性Lv35 炎ブレスLv25 

暗黒ブレスLv19 ゴッドブレスLv1 神魔毒ブレスLv1 物質化Lv4 空振Lv23 

呪殺撃Lv1 蘇生Lv1 冥波動Lv2 神波動Lv1 太極波動Lv1 

荷電光線Lv1 放射熱線Lv1 死滅光線Lv3 狂戦士化Lv9 魔霧Lv4 

瘴気Lv3 伸縮Lv4 魔素解放Lv18 魔素化Lv1 加護無効Lv4 

捨て身の一撃Lv10 覇撃Lv2 神撃Lv1 逆鱗Lv8 荒魂Lv1 

魔神技Lv2 黒星Lv1王の加護Lv27 破壊の加護Lv5 神の加護Lv5


超覚醒した月輝夜は腕が二本増えた。更にちゃっかり妖術がカンスト状態で追加されている。その月輝夜は神足通の効果で海面に立つと四つの腕と魔素の腕を伸ばしてリヴァイアサンの首を捕まえると締め上げて、強引に俺たちの道を開けてくれた。


その結果、レヴィアタンは魔神波動を放ってくる。


「タクトたちの邪魔はさせないよ! 擬似魔神化!」


名前 リビナ キスキル・リラ(擬似魔神化)Lv11


生命力 239→289

魔力  484→534

筋力  278→328

防御力 194→244

俊敏性 336→386

器用値 327→377


スキル


鞭Lv37 催淫爪Lv31 魔拳Lv22 飛翔Lv39 空虚Lv26 

神瞳Lv39 念動力Lv16 天耳通Lv22 他心通Lv22 魔眼Lv19→魅了の魔眼Lv19

空間跳躍Lv12 空間歪曲Lv6 空間支配Lv1 空間装甲Lv1 指揮Lv7 

自動防御Lv20 空振Lv6 第六感Lv22 神感覚Lv22 天言Lv22 

呪滅殺Lv12 神魔毒Lv22 弱体毒Lv1 暗転Lv7 色欲Lv47 

精神誘導Lv28 罠設置Lv5 魅了吸収Lv47 魔力支配Lv17 天候支配Lv1 

魔法破壊Lv17 阻害無効Lv1 吸収Lv23 多連撃Lv30 疾魔法Lv10 

暗黒魔法Lv7 雷魔法Lv37 爆魔法Lv37 時空魔法Lv35 影潜伏Lv17 

影移動Lv9 金縛Lv22 瘴気Lv17 復活Lv10 超集束Lv14 

全反射Lv5 魔王障壁Lv22 夢幻Lv22 魔素弾Lv31 消滅弾Lv16 

死風Lv7 黒雷Lv14 雷霆Lv1 黒雨Lv2 夢幻回廊Lv10 

夢幻泡影Lv22 黒霧Lv19 高速再生Lv18→瞬間再生Lv18 魔素解放Lv17 魔素化Lv15 

耐性無効Lv1 魔王技Lv12 魔王魔法Lv8 魔王覇気Lv22→魔神覇気Lv22 魔王波動Lv25 

冥波動Lv1 淫獄Lv39 刑罰Lv1 魔王の加護Lv17→魔神の加護Lv17 淫魔の加護Lv25


リビナの相棒である蛇が四匹に増えて、それぞれ手足にいる。


「魔王技! シャドーコブラ!」


魔神波動に海から次々現れたシャドーコブラが噛みついて、相殺した。その間に俺たちは距離を詰める。すると死滅光線が降り注いで来る。これを斬り裂いて接近戦に持ち込む。


この距離なら行ける!そう思った瞬間、レヴィアタンの目がピンク色に染まる。魅了の魔眼のようだが、リビナの加護の効果で俺たちには通用しない。安心しているとレヴィアタンの髪の毛が刃物に変化して飛んできた。


『炎化!』


貫かれた俺たちだったが炎になると逆に髪の毛を燃やして距離を詰める。


『危なかった。ありがとな。燎刃』


『い、いえ!』


燎刃の嬉しそうな声が聞こえた。役に立てて嬉しいんだろうな。俺とノワのドッペルゲンガーで連携しながら刃物となった髪の毛に対処しながら斬り刻んでいくと俺たちの対処に意識がいったレヴィアタンはシルフィ姫様やアーサー王、クーフーリン、メルやシフォンたちの接近を許す。


だが、海が元に戻るにつれて、レヴィアタンの生命力の回復速度が上がっている事にメルが気が付く。


『ヒクス! 頼む!』


「ピィ!」


ヒクスがもう一発ゲイ・ルーンを放つとレヴィアタンの尾に突き刺さり、レヴィアタンが燃え上がると巨大な尻尾の一撃がみんなを襲う。


「同じ手が何度も通用するはずなかろう? 弱化毒! 大津波!」


俺たちは一斉に下がる。すると空を飛んでいたノアズ・スクナから魔導砲が放たれた。さあ、レヴィアタンはどうする?


「小賢しい!」


レヴィアタンは上を見て、ノアズ・スクナの魔導砲を見ずに手で受けた。気付かれたか!


レヴィアタンの領域の上に位置する宇宙からエビデンス・ゼロが放たれる。これに対してレヴィアタンは魔方陣を展開する。俺たちは鎖スキルを使用するがリヴァイアサンに噛み砕かれる。


「魔神魔法! アブソリュートソフィア!」


絶対零度の冷気の球がレヴィアタンの手に現れるとそれをエビデンス・ゼロに向けて投げつけると空でぶつかり合い、爆散する。完全に止めれなかったとはいえエビデンス・ゼロを止めるのか。だが、次の瞬間、宇宙から攻撃が降り注ぐ。イクスにはマザーシップで宇宙に待機して貰っていた。


そのせいでここに来るまでの戦いには参加させれなかった。全てはこの時のためだ。ここを受けたレヴィアタンは宇宙にあるマザーシップに向けてドラゴンブレスを放つとマザーシップのシールドをすり抜けて、マザーシップが被弾する。


だが、ここでノアズ・スクナにいる雫ちゃんが力を溜め終わった。


「聖杖技! ドケッ・イシュア!」


アロンの杖の必殺技が発動するがレヴィアタンは鼻で笑う。


「この程度、ワタシにも出来るぞ? 海割(うみわ)れ!」


レヴィアタンが手刀を放つと紫の斬撃が放たれる。俺たちは回避し、雫ちゃんを乗せていたノアズ・スクナは緊急回避をするが斬撃が触れて、破損する。更に海が真っ二つに割れた。


「怯むな! 畳みかけないと回復されるぞ!」


俺たちが襲い掛かろうとするとレヴィアタンは不敵な笑みを見せた。やばい攻撃が来る。


「ここまでワタシを楽しませたことは称賛しよう。だが、絶望を知れ。魔神技! タイムストレームフリーズ!」


別次元にまで影響を与える時間停止の技だった。時間停止した世界でレヴィアタンは俺たちを見てからシルフィ姫様を見た。


「最初に殺すのはお前だ! フリーティアの姫!」


シルフィ姫様にレヴィアタンの爪が迫ると俺たちが攻撃を止めた。


「やらせるか!」


「馬鹿な!? 貴様、何故動け…その胸にあるものはなんだ!?」


クロノスクロックのクロノスの加護の効果で俺たちだけが動けたみたいだ。オリハルコンクエストに宝箱捜索をしたことは無駄じゃなかった。お陰でシルフィ姫様を助ける事が出来たんだからな。最もシルフィ姫様が狙われた原因が完全に俺のせいだったけどね。最初に俺たちを見たから間違いない。


俺たちが爪を弾くとレヴィアタンは後ろに下がる。


「あり得ない! どんな神の加護か知らぬが原初の加護があるワタシには神の加護は通用するはずが…まさか!?」


時空神クロノスもまた原初の神の一柱だった。原初の加護同士の能力がぶつかり合った結果、打ち消されることになったのだ。そして時空神としての能力だけが残り、俺たちは時間停止の効果を受けなかった。


「厄介な代物を!」


「思い出されてくれてありがとよ」


俺はクロノスクロックを取り出す。さて、この状況で俺たちが時間停止をさせるとどうなるんだろうね?俺たちはレヴィアタンの時間停止を上回った。これはつまりレヴィアタンより時空神クロノスの力が時間停止だけで見ると上回っている事を示唆している。


「っ!? 貴様、待て!?」


「『『『ポチ』』』」


待つわけがない。接近してスイッチを押した。リリーたちまでノリノリだ。これでレヴィアタンは時間停止の効果を受けた。しかし動こうとしている。とんでもない敵だな。


「神剣解放! 全宝玉解放!」


神剣エスカトンリープリング(全宝玉解放):レア度10 魔法剣 品質S+

重さ:10 耐久値:15000 攻撃力:8000

魔法剣効果:神殺し、魔神殺し、不死殺し、大物殺し、神気、英気、万物切断、魔力切断、時空切断、神速、光速激突、神障壁、神感覚、時間遅延、超加速、大雷霆、閃電、雷化、荷電光線、雷轟、電解、神火、大焦熱、紅炎、放射熱線、溶断、大噴火、流星群、彗星、星震、ガンマ線、星渦、光化、超集束、荷重支配、瞬間再生、炎波動、雷波動、神波動、帰還、起死回生、奇跡、神威解放、加護無効、巨人の加護、ヘーパイストスの加護

宝玉効果:全属性アップ(究)、魔法再時間短縮(究)、魔力超回復、天候支配、炎熱支配、物理支配、海流支配、粒子支配、魔素支配、時空支配、荷電球、核爆、惑星、水爆、光球、黒星、次元震

刻印効果:無限のルーン、スキル発動速度アップ(究)、未来予知

オリハルコンとアダマント、時空性石の合金と最高級の宝石で作られた究極の魔法剣。更にサイクロプス三兄弟と鍛冶の神ヘーパイストスの力が宿っており、圧倒的な炎と雷の力を誇っている。その力は主神クラスの武器に匹敵する。


宝玉効果に竜化のリリーたちの切り札が追加されたな。折角なので最後に使ってみるか。俺たちは分身スキルをフル活用してレヴィアタンを斬り刻みつつ、魔法やスキルを浴びせる。時間停止中はレヴィアタンでもスキルの使用が出来ないから本当にやり放題状態だ。そして先に時間が止まったみんなが動き出す。


『ここで決める! 全員ありったけの攻撃を集中してくれ』


俺の指示を聞いたみんなが攻撃している中、スピカが星座魔法サジッタを発動させる。射手座の魔方陣から巨大な星の矢が光速で放たれるとレヴィアタンに命中したと同時に大爆発する。更にロコモコが神格解放を使った。


名前 ロコモコ アリエス・ネペレーLv9→スプリーム・アリエスLv9


生命力 322→422

魔力  270→370

筋力  84→104

防御力 297→397

俊敏性 190→270

器用値 146→226


スキル


高飛翔Lv42 光速激突Lv14 第六感Lv33 天言Lv16 脱出Lv25 

衝撃吸収Lv11→衝撃無効Lv11 黄金障壁Lv8 多重結界Lv6 星鎧Lv8 神鎧Lv1 

大気壁Lv1 育毛Lv32 採乳Lv32 寒無効Lv6 幸福操作Lv15 

天祝Lv19 神障壁Lv1 騎乗Lv3 守護結界Lv21 雷放電Lv18→電弧放電Lv18 

電磁支配Lv1 天候支配Lv2 魔力回復Lv17→魔力超回復Lv17 雷魔法Lv39 神聖魔法Lv14 

時空魔法Lv38 星座魔法Lv2 惑星魔法Lv1 浄火Lv14 神罰Lv18→神撃Lv18 

雷霆Lv22→大雷霆Lv22 万雷Lv10→雷轟Lv10 黒雷Lv9 神雷Lv1 日光Lv13 

荷電光線Lv1 ガンマ線Lv8 極光Lv9 変光Lv10 烈日Lv3 

雷雨Lv8 星気Lv17 星雨Lv7 星虹Lv4 星間雲Lv5 

多連撃Lv13 後光Lv10 譲渡Lv5→全譲渡Lv5 聖療Lv7 暴風壁Lv2 

全反射Lv5 乱反射Lv6 超集束Lv7 空虚Lv4 無我Lv1 

全恩恵Lv1 神速Lv12 絶対防御Lv3 流星群Lv1 瞬間再生Lv5 

雷化Lv1 神域Lv1 神の加護Lv23→ゼウスの加護Lv23 黄金の加護Lv17 太陽の加護Lv13


スプリームは至上って意味だ。スキルを見て判断するとゼウスが遣わした羊になったわけだな。そしてロコモコは星座魔法クラウドイーオーを発動されるとロコモコの行動を理解したヘルメスがセチアに助言する。


『今すぐケーリュケイオンの神威解放を使って、神技を使うんだ! 急げ!』


「わ、わかりました! ケーリュケイオン! 神威解放!」


ケーリュケイオン(神威解放):レア度10 杖 品質S+

重さ:40 耐久値:6000 攻撃力:6000

効果:全属性アップ(究)、無詠唱、音伝達、未来予知、無限魔力、魔力吸収、魔力支配、金属支配、時空支配、石化光線、流星群、彗星、蘇生、復活、阻害無効、支配無効、神気、神波動、神障壁、神託、神撃、惑星魔法、全譲渡、神技【トリスメギストス・デュナミス】

神々との伝令を司る杖。杖の中でも最強の杖と言われており、ヘルメスの神託を授かることが出来る。無限の魔力と錬金術の奇跡を起こすと言われている。


セチアは助言の通りに必殺技を使用する。


「神技! トリスメギストス・デュナミス!」


戦闘不能になった船や限界状態の武器や壊れた武器が元の状態に戻り、死んでしまった人たちも全回復状態で蘇生する。まるで錬金術の奇跡を全て合わせたような技だった。


『さぁ! 準備は整えた! ゼウスの羊よ! その力をあの海の魔神に見せてあげるといい!』


「メ~!」


全員に黄金の光の雨が降り注ぐ。みんなが不思議に思ってスキル一覧を見るとそこには大雷霆の文字があった。


「「「「なんじゃこりゃ!?」」」」


『全恩恵の効果でこの場にいる全員に大雷霆のスキルを与えたのさ。さぁ、もう一仕事だ。エルフの少女よ。全譲渡でこの場にいる全員に魔力を与えてくれ。それで最強のコンボが完成する』


「わ、分かりました。全譲渡!」


全譲渡でセチアの魔力をこの場にいる全員に与えられる。だが、セチアはケーリュケイオンの無限魔力の効果で魔力が減ることはない。つまりそれは全譲渡側の全てのプレイヤーが無限の魔力を獲得することを意味していた。


つまり初心者のプレイヤーや騎士NPCに至るまで大雷霆の無限撃ちが可能となることを意味している。それを早くに理解した軍師たちとサバ缶さんたちは一斉に指示を出す。ここでレヴィアタンの時間停止が切れると俺が与えたダメージがレヴィアタンを襲う。


そして止まらない大雷霆が降り注ぐ。何気に一番えげつないのがロコモコ説が浮上したな。


その頃、俺たちは空に六つの球体を出現されていた。隣にはシルフィ姫様も俺と同じ事をしている。武器無しでこんなことが出来るんだね。更に他の英雄NPCや伝説の武器を持っているプレイヤーたちもとどめの準備態勢だ。


セチアの神威解放とロコモコの神格解放が切れると大雷霆ラッシュが終わる。


『『『『今だ!』』』』


全員の必殺技が炸裂し、レヴィアタンは倒れそうになった時だ。手を海面に付けて、倒れるのを阻止した。


「ふふふ…海がある限りワタシが死ぬことはない。貴様らには地獄を見せてやろう。権限せよ! 嫉妬門!」


俺たちは真っ暗な世界に包まれる。そして地面から暗黒の手が俺たちの身体を捕まえて来て、身体がボロボロになっていく。


「光である貴様らにはワタシの深海の世界は越えられぬ。朽ち果てるがいい」


「…俺たちが光なんて誰が言ったんだよ」


『タクトさん、ここは私に言わせてください』


イオンが何かレヴィアタンに言いたいようなので、任せる事にした。


『タクトさんから嫉妬について聞きました。だからあなたの嫉妬は理解できます。私も毎日、仲間やタクトさんに嫉妬していますから』


「ふん…何を言い出すかと思えば、小娘が何もわかっておらん」


『そうかも知れませんね。ですがこれだけははっきり言わせて貰います。この嫉妬の感情をこんな呪いに変えるのは間違っています! この嫉妬の感情は相手の事が好きってことなんですから!』


確かに好きじゃ無かったら、嫉妬なんて発生しないのかも知れないな。レヴィアタンもイオンの訴えに何か思う所があったようでレヴィアタンも感情を爆発させる。


「ワタシを否定するならワタシを倒して証明してみるがいい!」


『望むところです! タクトさん!』


「あぁ…ユウェル!」


『待っていたぞ! タク! 格納! こい! インフィニットエクスカリバー!』


俺はインフィニットエクスカリバーを口で咥えるとインフィニットエクスカリバーが輝き、暗黒の手を消し去る。俺のエクスカリバーもまたクロノスクロックの原初の加護の打ち消し効果で勝利の加護が有効になっていた。


「何!? その力はサタンと同じ」


「光である物にこれは使えないだろ?」


だが、手足が蘇生しない。何かしらの呪いの効果だな。そこでいいのがあるのを思い出した。


『ユウェル、解呪ポーションを出してくれ』


『わかった!』


『ちょ、ちょっと待って!? タクト!?』


『お兄様が飲むとアリナたちまで飲むことになるの!』


まぁ、そこは諦めて欲しい。俺の思いがみんなに伝わり、リリーたちの絶望が伝わって来る。というか飲みたくないと脳内で連呼されている。だが飲む。すぐそこまでレヴィアタンの拳が迫っているのだ。考えている余裕はない。俺の手足が復活するとインフィニットエクスカリバーを手で持ち、構える。


「次元震!」


次元震を発動されると俺たちを中心にして、暗黒の世界が木っ端微塵に砕け散り、レヴィアタンも別次元まで震わせる衝撃を浴びて、吹き飛ぶ。


みんなも元の世界に戻り、呪いの手から解放され、海で倒れているレヴィアタンにヘルメスが告げる。


『神と人を嫉妬せし魔神よ。僕たち神もまた一つの命だ。命である限り当然死はやって来る。そしてそれは君もまた同じなんだよ』


「黙れ! ワタシは死なぬ!」


『いいや。君も死ぬよ。彼らが君に教えてくれる。生と死の世界の理をね』


俺たちは神剣アルカディオンを構える。


『決めるぞ! リリー!』


『うん! 神威解放!』


星天の神剣アルカディオン(神威解放):レア度10 大剣 品質S+

重さ:300 耐久値:6500 攻撃力:7000

効果:大物殺し、悪魔殺し、不死殺し、星気、神気、星震、星雨、星虹、流星群、彗星、ガンマ線、乱反射、全反射、時空切断、光化、魔力回復、荷重操作、重力操作、引力操作、天候支配、神祝、神域、神波動、神撃、大雷霆、即死、耐性無効、加護無効、起死回生、神剣技【メメント・モリ】、破壊の加護、神の加護

星天の楽園アルカディアの玉座に刺さっている神剣。楽園に生きる人間、妖精、精霊、神全てに等しく死が訪れる事を教える神剣とされており、神剣でありながら魔剣に転じる可能性を秘めている。


これで本当の止めだ!


『神剣技! メメント・モリ!』


「無波動!」


『『『『超連携!』』』』


銀河の光の一撃と全てを無に帰す波動の一撃が融合し、放たれる。レヴィアタンが起き上がり、息を吸い込む。


「魔神技! ジェラシースクリーム!」


レヴィアタンの口から放たれたブレスと俺たちの攻撃がぶつかり合うとせめぎ合う。


『『『『「いけぇえええー!」』』』』


「アァアアアアアー!」


お互いに引かないでいるとルミたちが氷獄で海を凍られて、ボロボロ状態のブランが飛び込む。


「ヴィーザルサンダル! 神威解放!」


ヴィーザルサンダル(神威解放):レア度10 防具 品質S+

重さ:10 耐久値:なし 防御力:8000

効果:神技【アースヘリヤ】、蹴り技の威力二倍アップ、魔獣殺し、無我、破壊無効、防御無効、全耐性、神速、先制、神足通、空振、荷重操作、全滑走、全反射、神装甲、万物破壊、大地支配、巨人の加護、勝利の加護、神の加護

無口の神ヴィーザルが履いている靴。決して壊すことが出来ない鋼鉄の硬さを誇る靴でその硬さとは裏腹に軽く履きやすい。靴の中では最高峰の靴でこれで放たれる蹴り技は地を割るほどの威力を誇ると言われている。


懐に飛び込んだブランが必殺の一撃を放つ。


「神技! アースヘリヤ!」


「ごばぁ!?」


大地を一撃で破壊する蹴りが炸裂する。これでレヴィアタンの技が解除される。だがここでレヴィアタンは魔障壁を展開し、素手で止めようとした。なんて奴だ。だが、更にブランがブリューナクを構える。


「ブリューナク! 神威解放! 神槍技! ルー・シャナス!」


レヴィアタンの右目を貫く。そして虎徹が必殺の全ての刀の解放を同時に使い、レヴィアタンの右手に連撃を畳み込む。


「ここで決めますよ! 皆さん! 竜技! ドラゴンフォース! 来てください! 勝利の剣! 神剣解放! 行きますよ! サラ! 神剣技! フレイ・シグルン!」


「あぁ! 魔素解放! 光と闇の力を一つに! 英雄技! カオス・エクセリオンフリーティア!」


シルフィ姫様が契約したフレイの勝利の剣の必殺技とサラ姫様のエクセリオンフリーティアとベリアルの力が融合した一撃が炸裂し、左手を失う。


「「聖剣解放! スヴェールトアルフ!」」


ルーナとシルフィ姫様のティターニアによる聖剣解放からのスヴェールトアルフが右手に決まるがまだ落ちない。しかしボロボロなグレイたちは逆鱗や狂戦士を使って、生き残ったプレイヤーと共に右手に集中攻撃をした結果、右手も落ちる。


この結果、レヴィアタンは俺たちの必殺の一撃がレヴィアタンの身体を包み込んだ。


「…そうか。ワタシのこの感情の正体は愛だったのか…」


それだけ言ってレヴィアタンは倒れ込んだ。そして長かった戦いの終わりを知らせるインフォが来た。


『レヴィアタンの領地を解放しました』

『称号『四大魔王の討伐者』を獲得しました』

『称号『嫉妬の克服者』を獲得しました』


『職業召喚師のレベルが上がりました。ステータスポイント13ptを獲得しました』

『職業召喚師のレベルが上がりました。スキルポイント13ptを獲得しました』

『レベルが20に到達しました。全ステータスが10上昇しました』

『リリーのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『セチアの杖のレベルが30に到達しました。杖【マジックジャベリン】、【レジスト】を取得しました』

『ノワの竜魔法のレベルが20に到達しました。竜魔法【シューティングムーンライト】を取得しました』

『和狐の神道魔術のレベルが40に到達しました。神道魔術【祝詞(のりと)】を取得しました』

『ブランの天使魔法が10に到達しました。天使魔法【エンジェリックレイン】を取得しました』

『アリナの竜魔法が10に到達しました。竜魔法【ドラゴニックサンダーボルド】を取得しました』

『燎刃のレベルが10に到達しました。爆破の魔眼、陽炎、魔力回復を取得しました』

『グレイのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『虎徹のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『コノハのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『チェスのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『ゲイルのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『白夜のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『優牙のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『黒鉄のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『ロコモコのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『エアリーのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『ぷよ助のレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『ダーレーのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『サフィのレベルが20に到達しました。成長が可能です』

『月輝夜の戦斧のレベルが30に到達しました。戦斧【グランドスマッシュ】を取得しました』

『月輝夜の太刀のレベルが5に到達しました。太刀【逆強閃】を取得しました』

『ジークのレベルが32に到達しました。進化が可能です』


称号『四大魔王の討伐者』

効果:スキルポイント+30、全ステータス+30、魔神特攻(究)、霊特攻(究)、堕天使特攻(究)、神特攻(究)

魔王の中でも最強の四体を倒した者に贈られる称号。


称号『嫉妬の克服者』

効果:水泳速度アップ(究)、天候無効

レヴィアタン戦で貢献度上位100人に贈られる称号。


俺たちはノアズ・スクナに降りると元に戻り、俺からリリーの順番で倒れ込む。分かっていたことだが、過去最大のレベルアップラッシュとなった。


俺の召喚獣の中で最大9もレベルが上がっている。それだけやばい相手と戦ったってことだろう。ただアンラ・マンユと戦った時よりもレベルが上がるってどうなんだろうね?そう思った時にこのゲームでは元々魔神の存在と魔王としての悪魔を分けている考えに行きついた。


こうなるとこのゲームでは恐らく悪魔としての魔王の中でレヴィアタンは四番目に強い敵だと思われるからこれだけのレベルが上がったんだろうな。


四番目と予想した理由が普通ならサタン、ベルゼブブ、レヴィアタン、アスタロトの順に強いとされるのが一般的だが、このゲームではルシファーがいる。サタンと同一視もされているルシファーならサタンとベルゼブブの間に入るだろう。そうなると順番が下がって、レヴィアタンが四番目となる。


アスタロトの下は難しいな。他の七つの大罪メンバーが来るのかルキフグス、ベリアルもいるから順位付けが難しい。


リリーの成長が来たがそれよりもグレイたちに成長が来たのは初めてだな。特殊な進化をさせない限り、強くなれないから成長があるようにしたようだ。俺としてはありがたい。どうしてもグレイたちがヒクスたちに負けている感が出て来たからね。少しでも差が縮まって来る事を願う。


鏡餅状態の俺たちの所にアーサー王がやって来てくれた。


「よくやってくれたね」


「みんなのお陰ですよ」


「そうだね」


「あ、勝鬨をお願いします」


やはりずっとレヴィアタンと戦って来たパラディンロードの王がこの戦いの勝鬨を上げるのが相応しいだろう。半分以上はしたくないだけだったりする。


「そうか…では、言わせて貰おう。魔王レヴィアタンを打ち倒した! 我々の勝利だ!」


「「「「おぉ~!」」」」


海の上でみんなが喜びを爆発させているとシルフィ姫様のフェンリルがやって来た。ここでリリーたちをどかしてくれたんだけど、フェンリルは予想外の行動に出た。


「動けないんですけど…」


俺の頭の上に手を乗っけて撫でて来た。褒めてくれているんだろうけど、命の危険を感じるのは何故だ。ここでグレイが助けてくれた。お前は本当にいい奴だよ。そう思っているとシルフィ姫様がやって来た。


「助けてくれて、ありがとうございます。かっこよかったですよ。タクト様。これはそのお礼です」


「っ!?」


いきなり頭にキスされた。悪戯が成功したシルフィ姫様が元に戻ると倒れる。これをするためだけに維持していたのか。なんか色々台無しだな。そう思っているとリリーたちと視線が合う。いつものように頬を膨らませていた。


「リリーもする! タクト! こっちに来て!」


「無茶言うな。動けるはず無いだろう」


「ならグレイ! 運んで!」


グレイが向かっていく。


『パイアのステーキに特製のデミグラスソースでどうだ?』


これを聞いたグレイは俺の所に戻って来た。そしてお座りして、尻尾を振っている。


「あぁー! タクト! 今、絶対に何かグレイに言ったでしょ!」


俺とグレイはリリーから視線を逸らした。


「どうして同じタイミングで目を逸らすの!?」


「タクトさんとグレイさんは仲良しですからね」


「…にぃが寝ている時にやれば問題ない」


「それだとお兄様の反応が見れないの。やっぱり不意打ちが効果的だと思うの」


俺はシルフィ姫様を見ると舌を出していた。悪いと全く思っていないな。ここでルインさんたち、生産職がやって来て、くれて俺たち全員の治療をしてくれた。これから戦後処理をするとしよう。

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