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Elysion Online ~ドラゴニュートと召喚師~  作者: とんし
自由の国フリーティア
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#104 ブルーメンの港町と砂浜の戦い

パッピーバレンタインです。昨日告知忘れていましたが、下記の記念小説に200万アクセス記念の小説とバレンタインの小説を書いてみました。ただ書いただけなので、恐らく誤字脱字が酷いとは思いますがよろしければ読んでみてください。


昨日の馬上戦闘について、説明不足ですみません。馬上戦闘について詳しい説明を入れるます。リアルが忙しいので修正まで少しお時間をください。



リリーたちがグロッキーなのでイオンとひよりにチェンジした。事情をイオンに伝えておくとイオンはほっとした様子だ。


「あ、危なかった…リリーとは乗らないようにします」


イオンよ。それは恐らく叶わないと思うぞ?なぜなら俺の中で既にイオンはリリーの世話係のポジションになりつつあるからだ。せめて馬を操作するのをイオンがしてくれ。


では、気を取り直して、俺達は海沿いを移動する。すると港町を発見した。フリーティアの図書館で調べたがあれがブルーメンの港町という名前らしい。この名前を聞いてブレーメンじゃないか?と思ったが、わざと変えているみたいだな。


このブルーメンに入ると、まず目に付くのがリザードマンだ。圧倒的に多い。次に目に付くのが海の男たち。むさいです。海パンやふんどしの軍団がいる。全年齢、大丈夫か?俺は精神的にダメージを受けているぞ?


「「…」」


あまりの光景にイオンと恋火は無言、抱きついて来てます。年頃の女の子としては許せる光景ではないだろうな。


だが悲しいな…イオン。港町はここしかないみたいなのだから、海での狩りはここが中心となることを意味している。イオンは避けては通れないだろう。


まずは情報収集からだ。魚屋さんは普通のおっちゃんみたいなので色々聞いてみよう。


「すみませーん」


「らっしゃい! これは珍しいお客様が来たもんだ!」


皆、最初のリアクション一緒だな。慣れてきた。


「この町に初めて来たもので、お魚買うので、色々聞かせていただいていいですか?」


「お! 兄ちゃん、若いのに話せるね。いいぜ。何でも聞いてくれ」


交渉成立だ。では、色々聞いてみよう。まずは気になっている港の木造船からだな。


「この辺りの漁は船が主流ですか?」


「おうとも。腕の立つ奴なら素潜りや釣りもするが危険が多くてな。それなら船で網を使って漁をしたほうがまだ安全ってわけさ」


「釣りは危険なんですか?」


「兄ちゃんの目的は釣りかい? 残念だがやめておいたほうがいい。銛魚に串刺しにされるのがオチさ」


「銛魚ですか?」


聞いたことないな。通常モンスターかな?


「あぁ。頭が銛になってる魚でな。海から飛び出して襲ってくるせいでここらでは満足に釣りが出来ないんだよ」


なるほど。情報収集してよかった。知らずに釣りしてたら、この魚に襲われていたな。


「他に気をつけないといけないモンスターっていますか?」


「危険なのは砂浜に出るビッグハーミットクラブだな。後はシーフクドが迷惑だな。こいつは人が取った魚を奪っていきやがるんだ」


あ~。それはイラッとするな。海から銛、空には盗人ってことか。ハーミットクラブはヤドカリだな。固そうだが…こちらには頼れる黒鉄がいる。釣り狙いで来たが、ビッグハーミットクラブを倒した後に釣りをするか。


「ありがとうございます。では、アジとイワシと釣り餌を下さい」


アジ:レア度3 食材アイテム 品質D-

尾のつけ根から稜鱗ぜんごという硬い鱗が特徴の海水魚。


イワシ:レア度3 食材アイテム 品質D-

海水魚で沿岸性の回遊魚。赤身の青魚として知られせている。


「毎度あり! 兄ちゃん、釣りするつもりかい?」


「はい。やれないことはないと思ったので」


「はは! 頼もしい兄ちゃんだ! 気に入った! オキアミはサービスしとくよ。今の時期ならアジが堤防で釣れるよ」


このおっちゃん、いい人だ。覚えておこう。


砂場に向かっていると、イオンが心配そうに聞いてくる。


「タクトさん、大丈夫ですか? 釣りはかなり危なそうですが」


「まぁな。でも手がないわけじゃない」


「何をするつもりですか? 盾とかでは防御が厳しそうでしたが」


「だな。多分だが耐久値が持たないんだろう。もしくは盾を貫通か」


いずれにしても防御はしないほうがいいと判断しよう。


「では、何を?」


「相手がただ突っ込んでくるだけならそこに罠をはるまでだ」


「あ! なるほど!」


イオンは俺がしようとしていることを理解出来たようだ。


とはいえ最初はヤドカリ狙いだ。メンバーはイオン、恋火、ゲイル、ひより、黒鉄だ。本来ならセチアを入れたかったがダウン中だから仕方ない。


さて、砂浜に到着したが誰もいない。静かな砂浜だが、これがトラップな訳だな。


「…砂の中に何か隠れてます。あの辺りです」


恋火が指でヤドカリの場所を教えてくれる。では逆に先制攻撃と行きますか。


「フレイムサークル!」


恋火の炎が燃え上がると砂場にでかい貝を背負ったヤドカリが登場する。識別してみよう。


ビッグハーミットクラブ?

テイムモンスター 討伐対象 アクティブ


テイムモンスターか…こいつ。残念。ヤドカリ飼ってみたかった。飼うのは難しいサイズだけどな。


とりあえず倒さないとね。


「アトモスフィア!」

「ガアァ!」


俺のアトモスフィアとひよりの風の刃、ゲイルの雷撃が決まった。大ダメージだ。


え?弱くない?こいつ?


この時、俺はそう思ったのだが、こいつは別の意味で厄介だった。ダメージを食らった後、こいつは貝殻にひっこんだ。


するとこちらの攻撃が全然効果がなかった。しかも近付くと鏃だけ出して攻撃してくる。黒鉄に鏃を捕まえさせて、強引に引きずり出そうとするがびくともしなかった…さて、どうするかな。この状態でもデバフは効果あるんだよな…何かいい魔法は…あるね。


「ポイズン!」


ビッグハーミットクラブが毒になる。勝ったな。ついでにバーストでやけども狙うがやけどはどうやらならないみたいだな。ま、ポイズンで地道に削っていくさ。


このまま毒で倒れるか。それとも玉砕覚悟で挑んでくるか。ビッグハーミットクラブは貝殻から顔を出しこちらに突っ込んでくる。


俺はこいつのことを見直した。やはりそうこないとな。イオンと恋火がビッグハーミットクラブを斬り刻む。


だが、それでも突っ込んでくる。ガッツあるな。仲間に出来ないのが残念な奴だ。最後は黒鉄のパンチで吹っ飛ばされ、俺、恋火、ゲイルの魔法。イオンの水刃で終わり。


俺が解体の為にビッグハーミットクラブに近付くと空から何かが来る。魚屋さんが言っていたね。


「ひより!」


俺の合図でひよりがそいつに襲い掛かる。俺たちがいる砂浜に鉤爪で押さえつける。こいつがシーフクドか…識別してみる。


シーフクドLv7

通常モンスター 討伐対象 アクティブ


通常モンスターでレベルは落ちるな。ただの嫌がらせモンスターって感じか。俺たちが苦労して倒した獲物を奪おうとしたシーフクドに近付く。


「俺たちが頑張って仕留めたやつを奪えると思ったか?」


シーフクドは青ざめる。自分の運命を知ったようだ。


「焼き鳥になる覚悟は出来たか? じゃあ、死ね。バースト!」


シーフクドは火に包まれ、絶命した。そこで俺、イオン、恋火以外がレベルアップだ。


名前 タクト 中級召喚師Lv4


生命力 38

魔力  76

筋力  28

防御力 18

俊敏性 24

器用値 55


スキル


格闘Lv3 蹴り技Lv12 杖Lv15 片手剣Lv8 投擲Lv1 召喚魔術Lv19 

錬金Lv9 採掘Lv12 伐採Lv10 解体Lv19 鑑定Lv9 識別Lv15 風魔法Lv19 

火魔法Lv19 土魔法Lv18 水魔法Lv19 闇魔法Lv18 光魔法Lv22 雷魔法Lv15 

爆魔法Lv15 木魔法Lv15→Lv16 氷魔法Lv15 時空魔法Lv13 読書Lv5 

料理Lv20 餌付けLv6 釣りLv5 シンクロLv2


名前 ゲイル ライガーLv5→Lv6


生命力 26→27

魔力  32→34

筋力  34→35

防御力 20

俊敏性 38→40

器用値 20


スキル


噛みつきLv7 爪撃Lv7 威嚇Lv5 夜目Lv7 挑発Lv5 雷魔法Lv8


名前 ひより ホークLv7→Lv8


生命力 28

魔力  26→27

筋力  34→36

防御力 20

俊敏性 32→34

器用値 21


スキル


飛行LLv8 強襲Lv6 鉤爪Lv8 風魔法Lv8


名前 黒鉄 ロックゴーレムLv1→Lv3


生命力 45→47

魔力  0

筋力  45→49

防御力 45→49

俊敏性 10

器用値 10


スキル

素手Lv4→Lv5 防御Lv8→Lv9 挑発Lv5→Lv6 物理耐性Lv8→Lv9 採掘Lv1 投擲Lv1


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