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泣いた僕

作者: 脱兎

感動物を書こうとしました パート2


淋しかった

誰も見てくれなくて



悲しかった

誰も触れてくれなくて



死にたかった

ずっと一人で生きていくなら


死んだほうが

マシだと思った







              でも・・・

                      あの人に会えて変わったんだ





淋しくなくなった

あの人が見てくれるようになったから



悲しくなくなった

あの人が触れてくれるようになったから



死にたくないと思えた

ずっと・・・ずっとあの人と一緒にいたいと思えたから


ずっとあの人を

ずっと愛していたかったから

ずっとあの人を

ずっと守りたいと思ったから

ずっと・・・ずっと・・・・





だけど・・・・

              あの人は死んでしまった








花柄の綺麗なドレスを着て

左手に真っ赤なバラの華を持って

首には僕のあげた十字のネックレスをつけて


あの人は

いつも座っていた

華麗な椅子に座って

首から血を出して…

真っ紅な血を出して…

爽やかな笑顔で

あの人は   死んでいた








僕は泣いた

右手に紅く染まったナイフを持って



僕は泣いた

あの人はもうここにはいないことを感じて



僕は泣いた

自分があの人を手にかけてしまったことを感じて



僕は・・・泣いた







****











いつも頭に浮ぶのは

あの人の・・・・あの時の笑顔

いつも頭に浮ぶのは

あの人の・・・・最後に言った言葉




           「ごめんね---もう一緒に居られないや----

ごめん・・・ね・・・・」
















                      僕

                      は

                      ・

                      ・

                      ・

                      泣

                      い

                      た












                                 <end>


ありがとうございましたぁ

             脱兎

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