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Skills Cross  作者: 敷儀式四季
第五章
96/130

<3>~救出者達、その裏側。~ (染山&十島編、3)

最近晩御飯を食べた後にすぐ寝ちゃうことが多くて。


と、更新が遅れた言い訳をしてみます。

牢屋? みたいな所。


「紅さんまでここにいらっしゃいましたか」

「ちょ、紅!! 大丈夫なの!?」

 相馬と篠崎がいた部屋に新たに紅が連れ込まれた。

 両手には二人と同じように手錠が掛かっていた。


「紅!! 起きて!!」

 篠崎は身体をすり寄せた。

「ん……、ここは? って、“ペイン”は!? 赤井は!?」

 紅はブンブンと首がおかしくなるほど振った。


「よくわかんないけど、ここは牢屋……? みたいなところよ。もちろん赤井君も、そのペインとか言う人もいないわ」

 篠崎が慌てている紅をゆっくりとなだめる。

「そう、なの……」

 紅ががっくりと気を落とす。


「では、紅さんまでいらっしゃったようですし、出陣しますか」

「「は?」」

 相馬のいきなりの不思議な発言に篠崎と紅が聞き返した。


「いえいえ、篠崎さんが捕まったのは私の失敗からですし。紅さんもここに来て、赤井君もここに居るようなので」

「そこじゃなくて!!」

「どうやって出陣するんですか!!」

 篠崎と紅は未だに発言の真意が掴めない。


 その時、コキリと音がした。

「こうやって、ですよ」

 するりと相馬の片手から手錠が外れた。


「え!? いまどうやって外したの!?」

「縄抜けの一種なんですが。親指の間接を外して抜いただけのことです。ただ、これやるとしばらくの間間接が外れやすくなるし、相当に痛いから、したくなかったんですよ。ですが、状況がそれを許さないものとなってしまいましたから」

 相馬は間接を戻し、もう片方の手も同じようにして手錠を外す。


「女子の皆さんにこんなことをさせるわけにはいきません。ですから、今から鍵か何かこの手錠を外す何かを取ってきます」

 相馬はそう言って牢屋の壁際まで歩いた。


「何かを取ってくるのはともかく、どうやってここから出るのよ」

「そうよ。流石にドアが開いているってことは無いでしょ」

 篠崎と紅が聞く。


「そういえば皆さんには私の才能を話していませんでしたね。私の才能は“通行許可証(オールパス)”と言うのですが。簡単に紹介するなら、このような才能です」

 そのまま相馬は壁に手を当てる。


 すると、その手が壁に入っていった。


「「えっ!?」」

「この才能は簡単に言うなら火の中水の中壁の中、どこでも入ることが出来ます。この才能を使っている間は温度も毒ガスも全く効かない、という才能です。では、行って来ます」

 気さくに相馬は手を挙げると、壁へ飛び出していった。


「というわけなのよ」

 篠崎は染山と十島に事情を説明した。


「ったくあのフェミニストが。何であんなに女に甘いじゃん……」 

「カッコつけたかったのかなー」

「ちょっとは心配しよう!!」

 染山と十島は思い思いにここにいない男に呟いていた。


「じゃあ、ここで待ってみるか。相馬が帰ってくるかもしれないし」

 染山と十島はその牢屋で待つことにした。


 そしてしばらくの間待ったその時、カツン、カツンとゆっくりこっちに歩いてくる音が聞こえてきた。


「なんか、来たじゃん」

 染山はその音を聞いて、牢屋に溶かして空けた穴のすぐ横に隠れた。

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