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Skills Cross  作者: 敷儀式四季
第五章
92/130

<2>~俺達と黒服との戦い。~ (父親VS超念)

ふっかーーーーつーーーー!!!


大変な仕事に追われてまして。

それがようやく山場を越えましたーー!!


更新遅れてごめんなさい。

「みんな手負いなんだろ? ったく、つまんねー仕事任されたもんだ」

 “ペイン”と呼ばれていた男が気だるそうに呟く。


「おい、焔はどうしたんだ」

 太陽はこの桜島が何故ここにいるのか分からなかった。

 こいつは俺と一緒に間之崎に来た焔と戦っていたはずだ。

 

「あぁ、焔先生ですか? さっくりざっくり倒したけど?」

「……やっぱりか」

 叶と祈が敗れた相手だ。

 相当の強さを持っているのだろう。


「とはいえ、あの人は流石だったな。本当ならもっと早くここに来たかったし、服を着替えさせられるとは」

 どうやら“痛”は自分が負けるとは微塵も考えていないらしい。

 その態度に太陽は非常に腹が立った。


 バンと銃声が響く。


「男なら容赦する気は無い。ったく、油断するとこうなる――――――、何?」

 太陽は手に銃を持っていた。

 そのまま“痛”の心臓へ目掛けて撃ったのだ。


 だが、その銃弾は“痛”の身体に当たるか当たらないか位のところで止められていた。


「危ねぇ危ねぇ。傭兵ってのは油断も隙もあったもんじゃないな」

 “痛”は手を横にしてやれやれというようなジェスチャーをとる。

「それが、才能か?」

「そう。念能力(サイコキネシス)ってのはよく応用がされやすい。そこの叶先生の衝撃だってそれに入る。だが、元を辿れば一つの力しかない。『触れることなく物体を運動させる』だ。叶先生は衝撃として空間レベルで才能を使ってたんだろうな」

「それで、銃弾を止めたってのか?」

「話が早い。こうすればもっと分かりやすいか?」

 “痛”が太陽を一瞥する。

 その瞬間、太陽が壁に吹っ飛ばされ叩きつけられた。


「な、手品みたいだろ? 俺はまったく触れてない。種も仕掛けもありゃしない。才能はあるけどな」

「ガッ……!」

 不意に結構な勢いで叩きつけられた太陽はかなりのダメージを受けているようだ。


「どうす」

 どうするよ、と“痛”が言おうとしていたその時だった。

 “痛”が急に停止した。

 固まったかと思うくらい。


「やっぱりお前らが来てたのか。裏切るとでも思ったのかねぇうちの大将は。それにしてもよぉ、お前らしくねぇなぁ。足にナイフぶっ刺して、壁際まで追いやられてるなんてよぉ」

 その声は通路の方から聞こえてきた。 

 嫌味の入った言葉。

 これは、まさか。


!?」

 通路の方を見ると、旧友の姿があった。


「月影は、やっぱりそっちの仲間だったんだね……」

「の割には、太陽のピンチを救ってくれたように見えるけど?」

 叶と祈もその顔を見て思い思いの反応をする。


「お前ら、貸しは高くつくと思っとけよぉ? 今お前達のピンチを止めたばかりじゃなく、他にも(・ ・ ・)俺はお前達のために適当に尽力してやったんだからなぁ」

「他にも?」

 白道の言っている意味がまだ分からなかった。


「ほら、出てみろって」

 白道が後ろを振り向き、後ろに話しかける。

 まだ通路には白道以外にいるのか?

 みると5.6人の人影が見える。


「白道、俺はまだお前を信じた訳じゃ――――――って、父さん!?」


 そこから出てきたのは捕まっていたはずの、だった。

はちみつトースト、おいしい。


焼いた食パンに蜂蜜をぬっただけですが。

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