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Skills Cross  作者: 敷儀式四季
第三章
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<4>~今度は正義の男が仲間になり、磐石な態勢を整える。~ (1)

「確かに赤井君。俺は紅嬢にはよろしくとは言ったし、出来ればここに来て欲しいとも言ったけどさぁ……」

 はぁ……、と呆れたように溜息をつく廻家。


「だからってちょいと多すぎやしないか!?」

 周りを見て当然のツッコミをする。



 ここは廻家の居る(というか秘密基地?)廃ビル。

 そこには赤井と紅の他に八人。しかも事情なんてさっぱり知らない部外者だ(正確には桜さんは知っているが)。


「俺は大切な話があったんだよ……。とりあえず彼らには何とか言っといて、俺達だけで話をしようか」

 そうして廻家は廃ビルの階段のほうへ向かう。


「すまないけど俺達は話があるから、お前らはそこにいてくれ」

「なんだよ赤井、水臭いじゃん」

「うーん、それは聞いちゃいけないのー?」

「無理だな」

「ならば聞かないであげましょう。元々いきなり押しかけたのは我々ですし」

「しょうがない……、ね……」

「しゃーないってやつやな」

 赤井は染山、十島、相馬、天音、藤崎に説明。


「ねぇ篠崎、私たちはちょっと話があるから、ここに居てくれない?」

「ん、分かったわ」

 紅は篠崎に。


「ま、よく分からんけど、大事な話があるようやからここに居てくれるか?」

「生徒の管轄も出来るしな。お前も黒峰だからって怠けずちゃんと俺の生徒を守れよ」

「当たり前だろ。俺の妹と面白い男だからな。護るさ。ていうかお前の生徒ではないだろ」

 桜さんは桜島先生に。


 そして俺、紅、桜さんで階段を使って三階へ。

 手すりとかがぎしぎし言って怖いし、回りには亀裂も走っている。

 ここは本当に壊されかけの廃ビルなんだと思い知らされました。


「さて、話なんだが」

 三階に上がると、廻家さんがもう回転する椅子でぐるぐる回りながら遊んでいた。そして来たとわかるとこちらを向いて話しかけてきた。


「その前にちょっといいか?」

 話を遮ったのは桜さん。

「アンタが廻家さんってのは分かった。じゃあ、そこの男は誰だ?聞いてないぞ」

 そう。

 そこにはもう一人男の人がいた。

 髪は赤みがかかった茶色で、髪型はところどころがつんつんしている今どきの髪型。

 服はホストのようなスーツ。黒服の仲間と言われても納得する黒色だ。

 身長は180くらいだろうか。


「まずは彼の紹介が先かな。じゃ、自己紹介して」

 そうして手で自己紹介を促す。


 その男の人が前に出てくる。


「俺はほむら炎作えんさく。廻家に誘われてここに来た。悪は殲滅せねばならん! 焼き尽くしてやろうぞ!」

 その人は堂々とそう言い放った。


「まあ、正義感の強いやつではあるから、仲良くな」


 最近変な人ばっかり知り合うようになってきた気がするが俺はもう気にしないことにしよう。

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