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Skills Cross  作者: 敷儀式四季
第三章
34/130

<1>~二人は対立し、五人は囃し立て、篠崎は紅のために動く。~ (4)

「赤井、今度は俺の最速のストレートを見せてやるぜ!」

 スポ根みたい。

 いつからこの小説の趣旨は変わったんだろうか。

 もしここから読んだ人がいたら勘違いするだろ。


「いっくぜー!」

 よしこい!

 なんて答えるわけは無いけどさ。


 そして、バシュ!とボールが放たれた。

 そのボールは綺麗にキャッチャーミットに、



 入らなかった。



 カキンといい音を立て、ボールは綺麗に向こうへ。


「んな馬鹿な!」

 嵐山はボールの飛んでいったライトを見て唖然となっていた。


 これはホームランコース来たんじゃないか!?

 赤井はテンションマックスで塁に出る。



 実は赤井が打てたのには理由があった。

 あの時会話で感じた嵐山の性格から、確実にストレートが来ると予想は出来ていた。


 “どんなに速い攻撃でも、来る場所が分かっていれば対応できる。”

 崩野の教えだった。

 崩野は“予想されている攻撃(テレフォンアタック)”と言っていた。


 ストレートを予想した赤井は、キャッチャーが構えているミットの高さにバットの芯を合わせ、そして嵐山が投げるフォームの終盤の頃には振っていた。

 なんせ速さは2球で分かった。

 これくらいのタイミングだろう。


 とはいえ、とても難しい技ではある。少しでもタイミングがずれたり、バットを振り間違えれば三振。

 そもそも嵐山がストレートを投げるかどうかは分かっていない。これはプチミラクルというやつなのだろう。


 そして赤井が悠々と塁を走っていると唐突にその声は響いた。

「スリーアウト、チェンジ!」


 へ?

 その声に驚いてライトを見ると、ボールがきっちりと握られていた。

 明らかにホームランボールだったのに…。


 そこではっと気がついた。


 さっき見てたとき、ホームランのはずのボールがいきなり急角度で落ちてきてたような…。

 ちゃんと少し前に書いてある。


 重力を操る才能者か!


 きっと重力を増やしてボールを落としたのだろう。


 ベンチからあぁ…という声。


 ごめんなさい。

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