~“統一された幸福な世界”、大体集結。~ (1)
ではでは。
2章が終わりましたので、余章を。
4月24日月曜日、とある場所。
「赤井夢斗、紅鍵音、そしてイレギュラーの都市への移動、完了しました。なお、白道、継夜は非常に大変な急用が入ったため来れなくなったそうです」
「えー、ゲツエイ来ないのー?」
ホールに響く声。
一人は渋い男の声、もう一人は幼女のような幼い声だった。
というかもう一人は幼女だった。
「了解。“風”、任務お疲れ様です。“花”、仕方ありません。白道はあの太陽に呼び出されているそうです。それと“花”、そちらの任務は?」
ホールの中央にいる男がそれに答える。
「分かったよ“創造主”。任務のほうは万事解決してるよ!!」
「そうですか、それは良かった。まだ、皆来ていないようですね」
そういった直後、ホールの扉が開き、男女合わせて8人が顔を出した。
「わりぃ! 遅くなっちまってよォ! 仕事片してたところでなァ。全部終わったでェ!」
「“鳥”、声がでかい。この“tomorrow”、“DBY”と共に任務完了しました」
「ってめ、よう花鳥風月の一員である“鳥”様に『声がでかい』とか突っかかれたなァ」
「おいおい、喧嘩はやめろって。一応“創造主”の前なんだからよ」
「一応とは何ですか一応とは!“痛”!もっと敬意を払いなさい!」
「そういうなよ“恋”。“創造主”を神か何かと勘違いしてんじゃないのか?」
「あなたのそういうところが((ry」
バラバラな年齢、バラバラな服装の6人が騒いでいる。
「“創造主”ーー!!」
その6人の後ろから名前を叫んで飛び出してくるゴスロリの格好をした少女が。
「あのねあのね、“月”も、ちゃんと仕事できたの!! “DBY”が色々と面倒見てくれたの!!」
自分を“月”と名乗った少女は飛び出してきて、その勢いで“創造主”に抱きついた。
「それは良かった。“月”。後でご褒美をあげましょう」
「やったやった! ご褒美だ!」
“月”はその場でピョンピョンと飛び跳ねた。
「“DBY”、大変だったでしょう。“月”は」
喜んでいる“月”を片目に扉を見た。
そこには飛び出した“月”を急いで追いかけてきたのであろう一人の男が。
「“月”様、お待ちください! あ、“創造主”!」
“創造主”に気づき、慌てて佇まいを直す一人の男。
「これはお恥ずかしいところを見せてしまいました……、申し訳ありません……」
そういうと腰を90度曲げての礼。こちらにも罪悪感が目覚めるほどの礼だった。
「もう頭を上げなさい、“月”のお守りごくろう。“DBY”」
「はい……」
“DBY”と呼ばれた男は非常に疲れているようだった。
「ガッハッハッハ! “創造主”、久しぶりじゃのう!」
扉からこちらに手を振る筋骨隆々でゴリラの男。
「久しぶりですね。“yesterday”。お元気そうで何より」
「まったくじゃわい!!」
ガッハッハとその男はまた笑った。
「それでは、始めるぞ」
“創造主”は高らかに手を掲げ、
「“統一された幸福な世界”、開戦に向かっての最後の集会を!!」




