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Skills Cross  作者: 敷儀式四季
第五章
102/130

<4>~最終決戦!!~ (2)

のどが痛い……


時期外れの風邪にかかりました……

「が、はぁ……!!」

 “創造主”のパンチは赤井を殴った後もその拳を止めることは無く、赤井の腹を押し込むようにして壁まで吹き飛ばした。


「さて、もうほとんど勝利は目前な訳だが油断はしないようにせんとな」

 “創造主”はそんな状況でも悪の組織に見られるような油断は無く、極めて冷静だった。


「そんな堅いこと言うなや。俺とアンタが組む=負けるわけ無いだろうがよぉ」

 だが、仲間は調子に乗っていた。


「くっそ……。白眼視(ホワイトアイズ)!!」

 その“痛”の隙を突いて、赤井ほど攻撃されなかった白道がもう一度挑戦する。


 また身体が自由になる。今度は“創造主”に全員が警戒した。


「まだ動けたのか。油断も隙もない男だな」

「お褒めに預かり、光栄だ……」

 “創造主”の問いかけに弱弱しく答える白道。

 見ると、ハァハァと息を切らし頭を抱えていた。

 目もよく見ると充血しかかっている。


「馬鹿野郎、才能の使いすぎだ。ここに来るまでに何発使ってきたんだよ」

「うる……、せぇ。黙っ……、てろ。集中が、途切れる」

 白道はもうこれ以上動けそうには無かった。


「白道は時間の問題、赤井は静めた。もう問題は――――――――、」

 ない、と“創造主”が言おうとした瞬間、その懐に飛び込んでくる影があった。


「はぁ!!」

 その影は懐に飛び込みながらしゃがみ、そのまま右回転にひねって飛び上がるようにして右膝を“創造主”の腹に直撃させた。


「ぐ……」

 流石の“創造主”もこれは驚きを隠せないようで、くぐもった声を出したまま屈み込む。


「私の怒りを受け止めなさい!!」

 その影は紅だった。

 そして叫ぶや否や屈み込んだ“創造主”の顔面を蹴り上げた。


「忘れて、ましたね。紅さん、貴女の才能“超跳躍(ホッパー)”は脚力の上昇、でしたか」

 “創造主”は蹴り上げられる瞬間後ろにステップを踏んで後退し、その蹴りを避ける。


「ですが」

 “創造主”がそのまま右手を前にかざすと、そこから稲妻が飛び出した。


「創造:雷」

 紅は避けることができずに直撃する。


「く、あぁぁ!!」

 紅はその場に屈み込んでしまう。


 紅が雷を浴びたその直後に、それは聞こえた。


「女性に手を出すのは、いただけませんね」

 その声は“創造主”の真下、地面から聞こえてきた。


 すると地面からヌルリと手が生えてきて、“創造主”の足を掴む。


「これは!?」

 “創造主”は必死に足を振りほどこうとするが、振りほどこうとしても当たる感触が無く、地面に足をつけた瞬間また足を掴まれてしまう。


「ありがとじゃん!! 相馬!!」

 “創造主”の隙を突き、前から染山が走る。


 相馬は“痛”が“超・念能力”を使った頃からすでに壁に潜んでおり、逆転の機を待っていたのだ。


 これは、まずい。


 “創造主”がそう考えるのとほぼ同時に、


「摂氏千度を喰らえ!!」

 染山が右手を突き出した。

好きな曲のあるワンフレーズだけ歌えない……


音が、出ないよー……

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