天使の奇襲
あなたは障害者の性事情について知っていますか? それはとても危険で、時には制御しきれないものであり、当人にとっても解消されなければ、理解できないことでもあります。 軟弱な理性、不安定な精神、活発な幼児性。 これらは当人にとって予想だにしない結果をもたらすこともある。 果たして、以下の物語があなたにとって、どのように変化していくのだろうか。
天使の奇襲
とあるところに純白の天使がいた。 男の子(43)だ。 赤の短パン、グレーの横縞の半袖、ミントグリーンのスニーカー。 そして、丸刈りにされた剛毛に、豊満な体型、凹凸のない童顔。 今日は電車に夢中になっているようだ。 いかにもと言った感じの彼だが、”アルもの”は持っている。 物理的にも本能的にも、心で感じているかはともかく、彼には確かにある。
ここはとある駅であり、いつも人で賑わっている。 少し古びているが、白いタイルの壁が陽光を反射し輝いている。 夕日になる前のささやかな自由タイム。 閉鎖的な環境に置かれて好奇心旺盛な彼には、とても素晴らしい遊び場に見えているのだろう。 背中にはヘルプマークをぶら下げた、黄色いバカデカリュックを背負っている。 あたりを見渡しているぞ。 くたびれたスーツ姿の初老男性、アデノイドが醜悪なライトブラウンの髪が特徴のイキり大学生、白い謎クリーチャーのデカいキーホルダーをバッグにつけた女子高生の二人組、肥満体系で老後が心配なワンピース姿のおばさま。 駅に行けば大体見るようなメンツばかりである。 その中でも彼の下半身が指したのは、若い女の子である。 ぎこちのない薄笑いが輝いている。
間もなく電車が発進する。 続いて彼も発進する。 首を左右にひねりながら、たどたどしい足取りで電車に乗り込んだ。
辺りは人でいっぱいだ。 廊下部分に人はいないようだが、車内のシートは満席となっており、ワインレッドの席にはカラフルな個性が輝いている。 輝かしくも尊く、犯されることも搾取されることも禁じられた者たちがそこにはいる。
目覚めの音がする。 巨体を迸る血液が下半身に注がれる。 ますます大きく太く強くなっていく。 パンツとズボンが擦れ合う。 体をしきりに捩り、むかむかさせる。 純粋な原始の鼓動が、殺伐とした金属箱に響き渡る。
「ヴァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
すると、肥えて背の高い巨体が、いきなり先ほどの女子高生二人組に襲い掛かる。 二人は長椅子に座り立ち上がる余裕はあったものの、雑談の余波で気が緩んでいたようだ。 うち一人が、大きく太い丸太に挟まれた。 限界を超えた猛威が、本能のままに襲い掛かる。 地面に倒され、圧倒的な物量で倒される。 少女は抵抗したが、成す術なく抑え込まれた。 野次馬も黙り込み唖然としている。 勇士はいなかったようだ。
「ヴォォォっつ!! ・・・っつ!」
彼は少女を両手で押さえつけ、犯そうと姿勢に入る。 まずはスカートだ。 思いっきりひっぱり、ホックごと破壊する。 しきりに下半身に手を伸ばそうとしたが諦めた。 今度は、上半身に襲い掛かる。 ブレザーの下のシャツを引きちぎり、ブラジャーをむき出しにする。 育ちかけの果実を引き出し、しきりに揉みしだく。 桃色のつぼみが姿を見せた。 少女は恐怖と恥辱で気を失いかけたが、不幸なことにその目は冴えている。 そして、彼は下のあれを取り出し、ひたすらしごく。 そして、露わとなった少女のパンツをずらし、入れていく。
純白の欲求が注がれた。
責任者はどこだ、何故このようなことが起こったのか。 どうして福祉と社会はこのような者を見限ったのだろうか。 命への保障と自由はみな平等ではなかったのか。 前提知識があれば、それを学ぶ能力が無くても対策の一つ二つはできたはず。 命の価値を見極められる社会はいつになったら実現するのだろうか。
しかし彼も「人間」である。ゆえに裁きを下し非難するのは難しい。 なぜ不完全と災害は不意に襲い掛かってくるのだろうか。 神はいたずら好きの畜生だったのだろうか。 その答えは誰にも分からない。
あなたには何に見えたのだろうか。 単なる夜のオカズか、それとも恐怖を煽る胸糞話か? 今一度問いかける。




