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グレイル・フォース・アイズ  作者: 九六式
月夜の晩餐
85/108

音声記録







「作戦指揮から各班へ、状況を知らせ」

「A班から作戦指揮、これより潜入を……いや待て、うわぁぁぁぁぁ!?」

「何が起こった、返事をしろ!………チッ」


 向こう側で襲撃を受けたらしい。いまから助けに行っても無駄だろう。他の返答を待つがそれ以降誰からも応答が無い。


「クソッ」


 学園の防衛力がこれほどのものとは。たかが子供1人攫うだけに、ここまで上手くいかないのか。


 ふと気がつくと端末に一通のメッセージが。


『こちらD班、潜入成功』


 了解した。そう返信し拳を握りしめる。


「(お前たちだけが頼りだ。頼む、我らの悲願達成のために)」


 必ずや聖杯を!!! 






___________________________________________________








 定期試験を無事突破し、もうすぐ夏休み。なのだが……


「チッ」


 隣の席から舌打ちが聞こえる。深海だ。


 彼女は俺にとってボディーガードであり、剣の師匠なのだが基本的に無表情。キレた時も悲しい時も、表情に変化があまり無い。最近になってようやくその感情の変化がわかり始めたのだが、これほどあからさまに見て分かるほど感情が表に出るのは珍しい。


「何かあったのか……?」

「…………後で」

「わ、わかった」


 テレサの一件、そして定期試験を超えてから認めてくれたのか、少しは僕を仲間だと見てくれている様だ。


 今までほとんどの襲撃者は甲本、自立人形、テレサ……だけでは無いだろう。深海は夜寝ることは無いのだという。


「面倒なことになったわね……」











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